クイーンズランド工科大学(以下QUT)のBachelor of Communicationコース (Journalism専攻)では、日々一刻一刻沸き起こる世界中の出来事から報道すべきニュースを選定し、取材・リサーチ・分析を行い、ニュースレポートを構成し、社会的に意義のある記事を書いてそれを新聞や雑誌などの紙面はもちろん、ラジオ、SNS、ポッドキャスト、Youtubeなど様々なプラットフォームからニュースを伝える手法を学びます。
ジャーナリズムを含むMedia and Communicationの分野においてQUTは全豪NO.1 の評価を誇ります。第一線として働くプロのジャーナリストやジャーナリズム・メディアの学問において国際的に名高い教授が揃っており、現場からの生の声を大学の講義で直接聞くことが出来るもの大きな魅力の1つです。
世界的に活躍する著名なジャーナリスト達を輩出
BBC News Japan 公式Youtubeチャンネルより
同学では Ms. Leigh Sales(リー・セールス)、Ms. Leila McKinnon(レイラ・マッキノン)、Mr. Conor Duffy(コナー・ダフィー)、Mr. Karl Stefanovic(カール・ステファノヴィック)、Mr. Peter Greste(ピーター・グレステ)など、ジャーナリスト・記者・アンカーとして国内外で様々な賞を受賞する著名人を輩出しています。
中でも自身が国際的なニュースとして取り上げられたのが、Mr. Peter Greste(ピーター・グレステ)。当時は日本のメディアでも報道されたのでご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Peter Greste(ピーター・グレステ)
BBC、ロイター通信、アルジャジーラに25年勤め、アフガニスタン、南米、アフリカ、中東など戦火の最前線で海外通信記者として活躍。
彼を象徴する最も有名な出来事と言えば2013年エジプト・カイロでの取材中に起きた「テロ犯罪」容疑での逮捕。彼は刑務所から自身の逮捕が「An Attack on Media Freedom」(「メディア報道の自由」に対する圧力)であると主張する文書を書き、それが世界的なキャンペーン活動を起こし、400日後の解放に繋がる。
その後彼は「メディア報道の自由」を唱える活動家となり、その運動が称賛されイギリスの 「Britain’s Royal Television Societythe」「Walkley Foundation」「the RSL’s ANZAC Peace Prize」やオーストラリアの「the Australian Human Rights Commission’s Human Rights Medal」、プレスクラブの国際協会からは「Freedom of Speech Award」など、国内外から様々な賞を受賞。
更に、学部の垣根を超えてAdvertising(広告), Game design(ゲームデザイン), Entrepreneurship(起業), Marketing(マーケティング), Online environments(オンライン環境), Public relations(広報)・・・などCommunication以外の学部の科目をMinor(副専攻)やElective(自由選択科目)として選ぶことも可能です。