オーストラリアで保育士(チャイルドケア)
オーストラリアで保育士を目指す
保育士は、子供たちの生活全般(食事や睡眠、おトイレ、清潔さ、衣類の着脱など)の基本的な生活習慣を身につけさせる他、幼児教育を元に心身の発達を促し、社会性を養います。つまり、子供の成長にとって、特に重要な役割を担っている仕事です。
当社も日々多くの方から「オーストラリアで保育士になる為には?」という内容のお問い合わせを頂いておりますが、「子供が好き」「子供に関わる仕事がしたい」という方には、是非オススメしたい職業です。
また、こちらの、
オーストラリアのチャイルドケア事情 でも、書かせていただいてますが、オーストラリアはチャイルドケアセンターの費用が高額(利用者としてはこの点はなんとかしてほしい)のですが、言い換えれば、オーストラリアで保育士として働く場合は、しっかりとしたお給料がもらえるということでもあります。
もちろん、フルタイムやパートタイム、カジュアルなど、ポジションによっても給与額(最低賃金)は違いますが、やりがいのあるお仕事という点は間違いないと言えます。
更に近年は、共働き家庭の増加、女性の出産・育児休暇後の早期社会復帰という点に加え、オーストラリアの人口増加率と子供の出生率が高い数値を維持しており、チャイルドケアセンターの利用希望者も年々増加しています(チャイルドケアセンターの利用が数ヶ月待ちということもチラホラ)。
ただ、実際問題としては、チャイルドケアセンターはオーストラリアの利用者増加に、保育士の採用が追いついていないのが現状で、オーストラリア国内でも「チャイルドケアセンターの人手不足」が大きな問題とされています。オーストラリアも国の方針として積極的にチャイルドケアセンターを増やすことを推奨していますし、幼児教育のカリキュラム変更も推し進めています。
が、それでもまだまだ人で不足は解消されず、オーストラリア国内はもちろん、海外からも保育士を募集するため、海外留学生向けのコースが多くの専門学校で開講されています。ただ、ここで注意頂きたいのは、”保育士の資格保持者が足りない”のではなく、”保育士として働いてほしい人材”が少ない点が挙げられます。
オーストラリアの保育士資格を取得する
日本の保育士は「児童福祉法」で定められた国家資格になるため、保育士としての資格を得るためには、「厚生労働大臣の指定する保育士を養成する学校を卒業すること」または、「保育士試験に合格すること」が必要となります。
ですが、オーストラリアでは違います。日本であれば後者に相当する
「保育士試験に合格する」という方法がありません 。
厳密には、Certificate 3 in Early childhood Education and Care以上(または相当)のコースを終了することで、保育士として働くために最低限必要な資格で、このコースを終えれば保育の補助をすることができます。
このCertificate3以上のコースはTAFEなどで開講されており、通常、Certificate 3 in Early childhood Education and Careは、6−9ヶ月。Diploma of Early Childhood Education and Careは15ヶ月前後として、コースを合計1.5〜2年間程度で修了出来ます。
また、日本で取得した単位や、資格の切り替えも認められる場合はあります。ただ、この点は後述する「単位免除や、日本の保育士資格切り替え」の項目をご確認ください。
チルドレンサービスの専門コースに進むための入学資格
英語力
サティフィケートまたはディプロマ・レベルのコースはIELTSであれば、アカデミックモジュールで
6.0ポイント (5.5ポイント以下の項目がないこと)、相当が必要となります。目安となる各検定試験の入学英語力条件は、下記を参考にしてください。
IELTS 6.0(各スコア5.5以上)
TOEFL-IBT 64点以上(R13/L12/S18/W21以上)
PTE 50点以上
Cambridge CAEレベルで169点以上
保育士コースに限ったことではありませんが、挨拶程度の英語力からIELTS5.5〜6.5ポイントを目指す場合、10~12ヶ月程度は英語学校に通う必要があります。その他、付属や提携の語学学校経由で入学することもできますが、語学学校経由のダイレクトエントリーコースに参加するためにも英語力は必要になりますから、やはり、10~12ヶ月を一つの目安にして頂くのが一番です。
もちろん、英語力の向上は個人差がありますから、入学基準をギリギリクリアできる英語力で本科コースに入学しても、授業について行くのは大変ですから、余裕を持って英語コースをスタートしましょう。特に保育士として働く場合、お子さんの状況を親御さんに説明する機会も多々ありますので、しっかりとした英語力を身に着けた上で進学いただくことをオススメしています。
Working with Children Check
オーストラリアでは、18才未満の子供達に携わる仕事に携わる場合(ボランティア活動含む)、Working with Children Checkと呼ばれる資格を取得しなければなりません。いわゆる、対象者の過去の情報から「子供と接する仕事をするのにふさわしいかどうか」の判断がされ、登録書となりますが、通常は保育士コース開始前に申請を行い、1ヶ月以内に受け取る仕組みです。
保育士コースの授業内容
オーストラリアの保育士に関連するコースは、大きく分けて「Certificate3」「Diploma」「Bachelor」のコースに分かれ、それぞれカリキュラムが組まれています。
Certificate 3 in Early childhood Education and Careのコースでは、オーストラリアの幼児教育の枠組みとなる、Early Years Education Frameworkを使用し、子供の学習活動の発展を導く方法を学びます。また、様々な状況で幼児や未就学児のケアができるようになる、実習時間(120時間前後)が組み込まれているのも特徴です。また、創造的に学べる教育環境についても学ぶことができます。
このCertificate3のコースは、 チャイルドケアセンターで働くときに、最低限必要な資格になり、このコースを終えると、保育の補助的なお仕事ができます。
ただ、上記のCertificate 3 in Early childhood Education and Careは、まさに保育士としての”基礎”を学ぶことになり、リーダーなどの補助的な役割まで。実際働くとなりますと、知識や経験不足は否めません。
その為、多くの方は、Diploma of Early Childhood Education and Careに進学します。このDiplomaコースではCertificate3の知識をベースとし、スキルや知識を更に身につけることができます。また、実習時間も360時間以上が組まれており、教育的環境や、実践の理解をしっかりと学べます。また、オーストラリアで認可されたカリキュラムを計画、実行するための知識を身につけるのも、このDiplomaコースからとなります。
Diplomaコースを終えると、クラスを担当することができます(教師ではありません。あくまでクラスの担当)。カリキュラムの作成をふくめ、クラスのリーダーとして働くことができます。
そして、オーストラリアも日本と同じく、”保育士”と”幼稚園教諭”では明確な違いがあります。これが、Bachelor(学士課程)コースです。
幼稚園教諭を目指す場合は、大学などでBachelor of Education(Early Childhood-4年間)などの、学士課程を終了する必要があり、資格取得後は小学校入学前の子供達(Kindyクラス)を教えることができます。
残念ながら、専門学校ではこの幼稚園教諭資格を得ることはできません。その為、幼稚園教諭資格取得を目指している方は大学進学を視野に入れていただければと思います。
つまり、Certificate3のコースでは基礎となる最低限必要な実習と知識を身につけ、Diplomaコースでは、リーダーシップ力も含め、その知識を活かす方法を学ぶためのカリキュラムが組まれているとお考えください。
下記はブリスベンのTAFE QLDで開講されているDiploma of Early Childhood Education and Care)の授業内容です。いずれも、チャイルドケアで働くために必要な知識となりますが、必須科目と選択科目にわかれ、その中に実習が含まれます。
必須科目
CHCDIV002 Promote Aboriginal and/or Torres Strait Islander cultural safety
CHCECE001 Develop cultural competence
CHCECE002 Ensure the health and safety of children
CHCECE003 Provide care for children
CHCECE004 Promote and provide healthy food and drinks
CHCECE005 Provide care for babies and toddlers
CHCECE007 Develop positive and respectful relationships with children
CHCECE009 Use an approved learning framework to guide practice
CHCECE016 Establish and maintain a safe and healthy environment for children
CHCECE017 Foster the holistic development and wellbeing of the child in early childhood
CHCECE018 Nurture creativity in children
CHCECE019 Facilitate compliance in an education and care service
CHCECE020 Establish and implement plans for developing cooperative behaviour
CHCECE021 Implement strategies for the inclusion of all children
CHCECE022 Promote children’s agency
CHCECE023 Analyse information to inform learning
CHCECE024 Design and implement the curriculum to foster children’s learning and development
CHCECE025 Embed sustainable practices in service operations
CHCECE026 Work in partnership with families to provide appropriate education and care for children
CHCLEG001 Work legally and ethically
CHCPRT001 Identify and respond to children and young people at risk
HLTAID004 Provide an emergency first aid response in an education and care setting
HLTWHS003 Maintain work health and safety
選択科目
BSBINN502 Build and sustain an innovative work environment
CHCINM002 Meet community information needs
CHCPRP003 Reflect on and improve own professional practice
CHCPRP004 Promote and represent the service
CHCECE029 Respond to problems and complaints about the service
実習
M00VPC120 X 3 Vocational Placement Scheme(120時間の労働実習X3回=360時間)
保育士コース修了後の就職先
Certificate3以上のコースを修了した学生は、オーストラリアで保育士として働くための資格が与えられます。また、2年間(92週以上)の政府認定コースを終了し、英語力基準もクリアすると、卒業生ビザの申請条件の一つを満たす(2022年現在)ことができるため、その後、現地で働くチャンスも広がります。また、Diplomaコース終了後は、下記の職業につくことが認められています。
Child Care Centre Group Leader
Child Care Worker
Day-care Assistant
Child Care Centre Manager
Childhood Educator
Early Childhood Educator
単位免除や、日本の保育士資格切り替え
まず、過去の経験、学歴、職歴などにより、コースの単位免除(RPL)を受けられる場合があります。これには日本の専門学校、大学などの学歴に加え、ボランティア、ワークエクスペリエンス、アルバイトなども含まれますが、日本とオーストラリアでは必須科目が大きく違うということもあり、免除対象にならないことがほとんどです。
また、仮に単位免除の申請を希望する場合には、卒業された専門学校の在学証明や職場からの在職証明など、経験や資格を証明する書類が必要です。
加えて、日本で保育士としての資格を保持している場合ですが、”保育士資格”を”オーストラリアのCeritificate3卒業資格”に切り替えることはできません。重要なのは、保育士資格を取得するまでに取得した”単位”になるため、保育士資格自体は査定対象にならないためです。
ただ、仮に日本の大学などで取得した保育児童学科などの単位を元に、査定団体の判断を仰ぐことはできるのですが、実際問題として、日本とオーストラリアでは、保育士として必要なカリキュラムが違います。その為、日本の大学で取得した単位が、Certificaet3やDiplomaコース入学の単位免除の対象になることはあっても、資格としては認められないことがほとんどです。
また、現地のコースに通わずに、上記のような日本の学歴を元にした査定を希望する際は、特に高い英語力(IELTS7〜8相当の英語力)も合わせて求められます。チャイルドケアセンターで働くことを目指すクラスメイトのコネクション作りという点を考えても、保育士を目指す場合はオーストラリアでしっかりと専門コースに通うことをオススメしたいと思います。
2023年度オススメ保育士コース
保育士コースを開講している学校をいくつかご紹介しています。是非参考にしてください。
TAFE Queensland
同コースは2022初旬から政府認定コースの登録更新のため、出願が受け付けられていませんでしたが、2022年5月25日に出願受付が再開されました。
本日時点で、多くの方から出願手続きを頂いておりますので、最終的にオファーレターが発行されるまで、お時間が必要となる点、ご注意ください。また、2023年2月入学をご希望の方は、お早めにご連絡頂くようお願いいたします。
TAFE Queenslandでは、現在ブリスベン、ゴールドコースト、サンシャインコースト、タウンズビル、トゥーンバ地区のキャンパスでコースが開講されていますが、キャンパスにより取得する科目や条件がかわります。また、キャンパスによってコース期間や研修先も変わり、例えばゴールドコーストキャンパスなどは、日英バイリンガル園とも提携があります。
Certificate III in Early Childhood Education and Careは、比較的多くのキャンパスで行われていますが、Diplomaを含む場合、ブリスベン、ゴールドコースト、サンシャインコーストに限定され、ケアンズキャンパスでの開講は2021年までとなりました。
CertificateIIIとDiplomaコースをあえて、別々のキャンパスで就学頂くことも可能ですが、チャイルドケアセンターや就労先のネットワーク作りなどを含め、出来る限り同じキャンパスでDiplomaコースまで就学いただくことをおすすめしています。
コース名
Certificate III in Early Childhood Education and Care
キャンパス
ブリスベン、トゥーンバ、ゴールドコースト、サンシャインコースト
期間
1年間
授業料
8,000ドル
お支払い方法
ターム毎
英語力基準
Academic IELTS 6.0 (各バンド 5.5)以上
TOEFL iBT 46 以上(リーディング8点、リスニング7点、ライティング16点、スピーキング18点以上)
PTE Academic(Pearson TEST) 42点以上(各バンド36点以上)
Cambridge FCEまたはCAEで162点以上
英検 準一級
TAFE付属英語学校または、提携英語学校にて、Upper Intermediate Academic Level (EAP または IELTS 1) 相当
入学条件
最終学歴
入学時期
2023年1月23日、2023年7月10日
コース名
Diploma of Early Childhood Education and Care(Certificate III Package)
キャンパス
ブリスベン、ゴールドコースト、サンシャインコースト
期間
2年間
授業料
18,000ドル(Certificate3を含めた費用)
お支払い方法
ターム毎
英語力基準
Academic IELTS 6.0 (各バンド 5.5)以上
TOEFL iBT 46 以上(リーディング8点、リスニング7点、ライティング16点、スピーキング18点以上)
PTE Academic(Pearson TEST) 42点以上(各バンド36点以上)
Cambridge FCEまたはCAEで162点以上
英検 準一級
TAFE付属英語学校または、提携英語学校にて、Upper Intermediate Academic Level (EAP または IELTS 1) 相当
入学条件
最終学歴が高校卒業以上
入学時期
2023年1月23日、2023年7月10日
Swinburne University of Technology
多くの私立&州立専門学校でも幼児教育コースは開講されておりますが、実際にチャイルドケアセンターでの就労経験の長い教員から学ぶ事が出来、現在のチャイルドケアセンターの現状や思いがけないトラブルが起きた際の対応方法のアドバイスなど受ける事が出来ます。
またビクトリア州政府はチャイルドケアセンターの教育プログラム、安全衛生管理、環境、職員などを定期的に査定されております。「大幅な改善が必要」と判断されてしまった場合は運営停止になるなど、どのケアセンターでも技術の高い職員を求めています。スウィンバーン工科大学(スインバン大学)はチャイルドケアセンターからの教育内容や生徒の技術にも信用も厚く、在校生から卒業生まで沢山の生徒が幼児教育業界で活躍しています。
日本人留学カウンセラーが常駐しており留学生へのサポートもしっかりしています。コースの相談から学費の支払い確認などいざ困った時に気軽に相談する事が出来るのは安心です。
キャンパス
メルボルン
コース名 Certficate III in Early Childhood Education and Care
コース期間 6ヶ月
授業料 8,650ドル
英語力基準
Academic IELTS 5.5 (各バンド 5.0)以上
TOEFL IBTで65点以上(各バンド15点以上)
PTE Academic(Pearson TEST) 42点以上(各バンド36点以上)
入学条件
日本の高校卒業
入学時期 2022年3月、2022年8月
授業は週3〜4日のみではありますが、多くの課題やレポートの提出がありますので、しっかりと知識を身に着けないと単位は貰えません。また6ヶ月のコースの間に実務経験が求められますが、計2箇所のチャイルドケアセンターで各2週間ずつ(週4日勤務)実際に子供たちに触れ合いながら実習をします。この実務経験(ワークプレースメント)は大学にチャイルドケアセンターをアレンジするコーディネータが常駐しており、要望や生徒が住んでいるエリアから通学しやすいケアセンターを紹介してくれます。
キャンパス
メルボルン
コース名 Diploma of Early Childhood Education and Care
コース期間 18ヶ月
授業料 16,800ドル
英語力基準
Academic IELTS 5.5 (各バンド 5.0)以上
TOEFL IBTで65点以上(各バンド15点以上)
PTE Academic(Pearson TEST) 42点以上(各バンド36点以上)
高校卒業資格、オーストラリア基準の緊急応急処置資格保持
入学時期 2022年3月、2022年8月
Diplomaコースも授業は週3〜4日、4週間2箇所のチャイルドケアセンターにて実習が組み込まれております。子どもの学習と育成を促進するためのカリキュラムの設計や実施、補助が必要な幼児へ家族を含めた適切な教育なども勉強をしていきます。
キャンパス
メルボルン
コース名 >Bachelor of Education (Early Childhood and Primary)
入学日 2022年3月、2022年8月
コース期間 3〜4年間(*通常は4年間ですがDiplomaから進学される生徒さんは1年免除となり、3年間で卒業可能)
授業料 85,178ドル(3年間)/113,560ドル(4年間)
入学基準 IELTS56.5以上(各バンド6.0以上)、高校卒業資格
TAFE South Australia
アデレードにある TAFE SAでは、CertificateとDiplomaコースのそれぞれを1年コースで開講しています。Diploma コースを開始するためには、Certificate 3 修了が必須のため、双方あわせて2年間のコースとなります。
キャンパス
アデレード
コース名
Certificate III in Early Childhood Education and Care
期間
52週間(140時間以上の実習を含む)
授業料
2024年度:13,020ドル
英語力基準
Academic IELTS 5.5 (各バンド 5.0)以上
入学条件
最終学歴が高校卒業以上
入学時期
2024年1月、2024年7月
キャンパス
アデレード
コース名
Diploma of Early Childhood Education and Care
期間
52週間(280時間以上の実習を含む)
授業料
2024年度:13,045ドル
英語力基準
Academic IELTS 5.5 (各バンド 5.0)以上
入学条件
Certificate III in Early Childhood Education and Careを修了していること
入学時期
2024年1月、2024年7月
North Metropolitan TAFE(TAFE WA)
パースのLEEDERVILLEの地区に位置する。North Metropolitan TAFEでは、CertificateとDiplomaコースのそれぞれを開講していますが、他都市よりも若干英語力基準が高くなるため、しっかりと英語力を身に着けた上で進学ください。
また、日本の最終学歴が高校卒業以上の場合は、直接Diplomaコースへの進学が可能となり、その場合コース期間は1.5年(18ヶ月)となります。または、Certificate3経由でDiplomaコースを進学する場合は、それぞれが1年間のコースとなるため、合計2年間のカリキュラムが組まれることになります。
キャンパス
パース
コース名
Certificate III in Early Childhood Education and Care
期間
1年間
授業料
13,720ドル
英語力基準
Academic IELTS 6.0 (各バンド 6.0)以上
入学条件
日本の高校1年または2年を修了していること
入学時期
2022年2月、2022年7月
キャンパス
パース
コース名
Diploma of Early Childhood Education and Care(Certificate III Package
期間
1年〜1.5年
授業料
26,750ドル
英語力基準
Academic IELTS 6.0 (各バンドも6.0)以上
入学条件
最終学歴が高校卒業以上、またCertificate III in Early Childhood Education and Careを修了していること
入学時期
2022年2月、2022年7月
Canberra Institute of Technology
VIDEO
キャンベラに位置する州立専門学校で、海外留学生のサポートが手厚いことでも定評がある学校です。その理由としては「キャンベラ」にあるということも、一つの理由ですが、街自体が大きくなく、それと比例してコミュニティ自体も小さいので生徒と先生の距離はもちろん、実習先とのつながりも強いというのが特徴といえる専門学校です。
2022年現在、Certificate3のクラス人数は20−25人程、Diplomaコースは15-20人ほどで授業が行われています。
チャイルドケアコースには実習が含まれていますが、現在100件以上の実習先を確保しており、生徒の希望や適性を見て手配をしてくれます。実習はあくまで無給期間になりますが、そこでの働きぶりによって、実習後カジュアル契約を結びアルバイトを兼ねて働く生徒さんもいるとのことです(その際の時給は27ドル!)。
また、他校よりも入学月が多く設けられており、2月、4月、7月、10月と年4回の入学が可能ですが、パースと同じく、他都市よりも若干英語力基準が高くなるため(IELTS6.0)、しっかりと英語力を身に着けた上で進学ください。
ちなみに、同校ではオーストラリア・カソリック大学や、キャンベラ大学とPathway契約を結んでおり、Diplomaコース終了後は、1年分相当(24CP)の単位免除を受ける形で、大学進学も可能です
キャンパス
キャンベラ
コース名
Certificate III in Early Childhood Education and Care
期間
1年間
授業料
授業料14,500ドル/教材費35ドル/ユニフォーム34ドル
英語力基準
Academic IELTS 6.0 (各バンド 5.5)以上
入学条件
最終学歴が高校卒業以上
入学時期
2022年2月、2022年7月
キャンパス
キャンベラ
コース名
Diploma of Early Childhood Education and Care(Certificate III Package)
期間
2年間
授業料
授業料29,000ドル/教材費35ドル/ユニフォーム34ドル
英語力基準
Academic IELTS 6.0 (各バンド 5.5)以上
入学条件
最終学歴が高校卒業以上、またCertificate III in Early Childhood Education and Careを修了していること
入学時期
2022年2月、2022年7月
Charles Darwin University
チャールズ・ダーウィン大学では、Diploma of Early Childhood Education and Careの他、Bachelor of Education Early Childhood Teaching(Birth-12 Years)が開講されています。尚、Certificate III in Early Childhood Education and Careは海外留学生向けには開講されておりません。
キャンパス
ダーウィン
コース名
Diploma of Early Childhood Education and Care
期間
1年間
授業料
授業料16,667ドル
英語力基準
Academic IELTS 5.5 (各バンド 5.0)以上
Cambridge CAEで165点以上
TOEFL iBT 46点以上(ライティングスコアが21点以上)
PTE Academic(Pearson TEST) 42点以上(各バンド36点以上)
入学条件
最終学歴が高校卒業以上、及び規定の成績を修めていること
入学時期
2022年2月、2022年7月
キャンパス
ダーウィン
コース名
Bachelor of Education in Early Childhood Teaching(Birth-12 Years)
期間
4年間
授業料
108,048ドル
英語力基準
Academic IELTS 6.5 (各バンド 6.5)以上
Cambridge CAEの総合スコアと各科目のスコアが176点以上
TOEFL iBT 80点以上(各科目のスコアが22点以上)
PTE Academic(Pearson TEST) 58点以上(各科目も58点以上)
入学条件
最終学歴が高校卒業以上、かつ規定の成績を修めていること
入学時期
2022年2月、2022年7月