オーストラリアでパイロット(Aviation)

航空学とパイロットの需要

英語を使った職業の中で、航空業界の人気は高く同業種への就職をお考えの方も多いかと思います。

その航空業界では、各航空会社が深刻なパイロット不足に頭を悩ませていると言われています。世界では 「LCC」 という格安航空会社が増えていることや、そのような新興エアラインの航路が増えれば増えるほど、パイロットの数も必要であり、新たな人材の確保が急務となっています。
ボーイング社の発表では、今後20年間で世界の航空会社で 558,000人のパイロット が必要な時代になる指摘しています。
(出典:Pilot and Technician Outlook、Boeing、2015

オーストラリアの大学の中で、学士過程で航空学(操縦学/パイロット)を開講している大学は、ニューサウスウェールズ大学と南オーストラリア大学スウィンバーン工科大学グリフィス大学RMIT大学の5つになります。

航空学(操縦学/パイロット)


航空学部ですが、Bachelor of Aviation において、専攻が Management Stream と Pilot Stream と2つに分かれていることがほとんどで、学生の求める航空業界での活躍のフィールドによってどちらかを選びますが、こちらのページではPilot(パイロット)を目指す人について大学をご案内します。

University of South Australia
Bachelor of Aviation(Flight)
コマーシャルパイロットライセンス取得(商業パイロット)を目指すパイロット(フライト)の訓練のために構成されています。
飛行訓練は大学1年次から開始【注意1】出来るように授業が組まれており、フライトシミュレータでのトレーニング、業界最新鋭のソフトウェア、近代的なレクチャルームや飛行ブリーフィングルームへのアクセスの他、空気力学、航空機の発電やシステム、気象学、フライントナビゲーション、飛行計画の基礎をしっかりと理解するようコースが組まれています。
【入学】2月、7月
【学費】年間37,800ドル(2021年度)×3年間
(3年間を通じての「フライトトレーニング費」は、1年次に一部コース費用に含まれますが、実費となり学費には含まれません。【注意1】の別項目をご覧ください。)
【英語力】Academic IELTS Overall 6.0(Writing 6.0,Reading 6.0)以上
【大学サイト】http://study.unisa.edu.au/degrees/bachelor-of-aviation-flight/int
【注意1】本コースの1年次の1学期には、Flight Training (15〜20時間)とFlight training theory の教科が含まれておりますが、CPL(Commercial Pilot License)の取得するには、1年次2学期以降から別途FTA(Flight Training Adelaide)のCPL Diploma of Aviation (Flight Training:約2年間。)にて飛行訓練(飛行訓練/約143時間、シュミレーター/10時間)の必要があります。こちらの飛行訓練の費用は77,561ドル(2020年度:学費と別途)ほどとなります。

南オーストラリア大学の航空学について詳しくはこちら

Griffith University
Bachelor of Aviation
コマーシャルパイロットライセンス取得(商業パイロット)を目指すパイロット(フライト)の訓練のために構成されています。
フライトシミュレータでのトレーニング、業界最新鋭のソフトウェア、レクチャルームや飛行ブリーフィングルームへのアクセスの他、空気力学、航空機の発電やシステム、気象学、フライントナビゲーション、飛行計画の基礎をしっかりと理解するようコースが組まれています。
【入学】2月、7月
【学費】年間34,000ドル(2021年度)×3年間
(3年間を通じての「フライトトレーニング費」は、実費となり学費には含まれません。【注意1】の別項目をご覧ください。)
【英語力】Academic IELTS Overall 6.5(各セクション 6.0)以上
【大学サイト】https://degrees.griffith.edu.au/Program/1517/Overview/International
【注意1】本コースは Flight Training 費用は一切含まれません。別途グリフィス大学提携の PathFinder Aviation にて飛行訓練の必要があります。こちらの飛行訓練の費用は別途お問合せください。

RMIT University
Bachelor of Applied Science (Aviation)
Aviation Operations and Management stream と Pilot Stream に分かれており、パイロットを目指す場合は、Pilot Streamを選択します。 RMIT大学は ビクトリア州の大学では、航空教育・訓練に長らく携わってきた大学の一つです。デザインやエンジニアリングに強いイメージがありますが、航空教育にも強い歴史があり、Pilot Stream は、商業パイロットライセンス取得のためにカキュリラム編成されています。
【入学】2月、7月
【学費】年間39,360ドル(2021年度)×3年間
(3年間を通じての「フライトトレーニング費」は、実費となり学費には含まれません。【注意1】の別項目をご覧ください。)
【英語力】Academic IELTS Overall 6.5(各セクション 6.0)以上
【大学サイト】https://www.rmit.edu.au/study-with-us/levels-of-study/undergraduate-study/bachelor-degrees/bp070
【注意1】本コースは Flight Training 費用は含まれません。フライトトレーニングは、Point Cook またはBendigoにある RMIT フライトトレーニングと組み合わせて受講します。こちらの飛行訓練の費用は別途お問合せください。

Swinburne University of Technology
Bachelor of Aviation and Piloting
コマーシャルパイロットライセンス取得(商業パイロット)を目指すパイロット(フライト)の訓練のために構成されています。
フライトシミュレータでのトレーニング、業界最新鋭のソフトウェア、レクチャルームや飛行ブリーフィングルームへのアクセスの他、空気力学、航空機の発電やシステム、気象学、フライントナビゲーション、飛行計画の基礎をしっかりと理解するようコースが組まれています。
Swinburne University of Technologyのコースは、唯一、大学の授業料に最低限のフライントトレーニング費用が組み込まれています。
【入学】2月、7月
【学費】3年間で約 188,125〜202,215ドル(2021年)
(3年間を通じての「フライトトレーニング費」は、最低限の飛行訓練分は授業料に含まれますが、追加のフライトトレーニング費用は 実費となります。)
【英語力】Academic IELTS Overall 6.0(各セクション 6.0)以上
【大学サイト】https://www.swinburne.edu.au/study/course/international/bachelor-of-aviation-and-piloting/
【注意1】本コースは Flight Training 費用は最低限分は含まれており、スウィンバーン工科大学提携の CAE Oxford Aviation Academy Melbourne にてトレーニングを行いますが、学生のトレーニング進捗次第で追加トレーニングが必要な場合は、別途必要になります。

パイロット資格について


オーストラリア政府航空安全局(CASA)が資格を発行しています。オーストラリア国籍以外の対象資格は様々ありますが、各資格によって細かい条件が付き、受験に必要な書類や料金などが異なりますので注意してご確認ください。
オーストラリア政府航空安全局(CASA)は↓下記に記載されています。
Australian Government, Civil Aviation Safety Authority
取得できる資格についての案内、詳細情報は↓下記に記載されています。
Stages in becoming a pilot

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