オーストラリアで学ぶ造船技士

手に職×海のある暮らし。クリエイティブな職人の世界へ!


CertificateⅢin Marine Craft Constructionは船やボートづくりの仕事に必要な知識とスキルを実践的に学べるコースです。

留学生向けのコースとしては全豪の教育機関の中で唯一TAFE Queenslandで開講されています。

「ボートを造る」と聞くとすごく壮大に聞こえますが、実際には木材やファイバーグラス、最新の複合素材を使って、ゼロから形を作り上げていく、とてもクリエイティブで精密な職人の世界です!


船のエキスパートを目指す


オーストラリアは造船技術は世界トップクラスです。

世界クラスのボート建造施設と、質の高いトレーニングを提供することにも定評があり、船舶製造業界でも高い評価を得ています。

その技術が高く評価されて需要が非常に高い反面、現場ではプロの職人が圧倒的に不足しているのが現状です。
「専門スキルを持つ人材」が求められている今、TAFEでしっかりとした技術を身につけることは、仕事を得る上でも武器になります。

未経験でも大丈夫?


海は好きでも船造りについては未経験の方がほとんどだと思いますが、その点は安心してください。

このコースはものづくりが好きな人や、海や船に関わる仕事がしたい人におすすめです。
最新設備が整った環境で実践的な授業とトレーニングを受け、認可されている実習先での420時間の必修インターンシップを行うことで、卒業後はボートビルダーや修理スタッフとして活躍ができます。


オーストラリアで造船を学ぶメリット


キャンパスのあるゴールドコーストは、南半球でもっとも造船業が盛んなエリアの一つ。
世界中の富豪がヨットを停泊させるような世界有数のマリンハブでもあります。



・最新・高い技術力
オーストラリアは、海に囲まれた大きな島国ということもあり船の需要が安定しており、その分技術も磨かれてきました。

趣味のボートから数億円規模のスーパーヨットまで、常に最新の製造技術やデザインが集まっています。オーストラリア産の船は世界で最も品質が高いことで有名なので、外国からの需要も高まっています。

・日常に船がある文化
日本ではボートは「特別な人のもの」というイメージが強いですが、オーストラリアではもっと身近な存在です。

特にゴールドコーストは一般家庭でもボートを持っていることは珍しくなく、生活の一部です。(ショッピングセンターに、駐車場のほかに駐”船”場もあるほど)そのため、新造だけでなくメンテナンスやリノベーションの市場が非常に大きく、常に仕事が動いています。

また業界では、技術を身につけたい人をしっかり育てる文化があり、現場でもステップアップを目指せるのが魅力です。

また授業は、現場経験が豊富な先生が担当し、最新のマリン技術がそろった工房で勉強します「実際の仕事に近い形」で学べるのも大きなポイントです!






授業内容

1学期目は週3日の授業、2学期目からは週2日キャンパスで学び、週1日は実習です。
2年間のコースで合計420時間の実習があります。

安全に働くための知識から、図面の読み方、材料の特性、木やグラスファイバー、複合素材を使ったボートづくりまで、基礎からしっかり学びます。

最近の船作りはコンピューターを用いて採寸からカットまで行うようですが、TAFEでは昔ながらの手法(定規とペンを使ってマニュアルで採寸・カット)も学びます。船の種類も小さなボートからスーパーヨットまで幅広く作ります。





また船は「修理・メインテナンス」も大きな需要があるので、その技術ももちろんカバーします。
授業でやっと完成した美しい船に先生がハンマーで穴をあけ(!)今度はそれを修理する方法を学んでいきます。また、船を長く使うためのメンテナンス方法も身につけられます。

【必修科目】プロの職人としての基礎スキル

まずは、現場でも通用する「エンジニア・職人の土台」をしっかり作ります。

  • テクニカル図面の読み解き
  • 複雑な設計図を正しく理解する力。

  • 精密測定と計算
  • 「なんとなく」ではなく、ミリ単位で正確に測り、計算する技術。

  • プロの道具箱
  • ハンドツールや電動工具の安全で正しい使い方。

  • スマートな働き方
  • 現場での安全管理、環境への配慮、PCを使った情報管理。

  • チームワーク
  • 仕事の計画の立て方や、現場でのコミュニケーション術。

    【選択科目】ボートビルディングの専門テクニック

    実際のボート造りに直結する、ワクワクするような専門技術です。

  • ウッドワーク(木工技術)
  • 船体や内装に使われる木材の加工マシンの操作。

  • 3Dデザイン
  • 船特有の「美しい曲線」を理解し、図面に起こす技術。

  • 最先端素材(FRP)マスター
  • 軽くて強い「繊維強化プラスチック」を成形し、船の形を作る魔法のような技術。

  • 骨組みと組み立て
  • 船の構造をセットアップし、パーツを組み上げる工程。

  • 表面仕上げ(フェアリング)
  • 船体を滑らかに削り、美しく塗装・コーティングする仕上げの美学。

  • リペア&メンテナンス
  • 傷ついた船体の修理や、古くなった表面のメンテナンス。

  • 内装と装備品の取り付け
  • 船内のキャビンを作り込み、計器やアクセサリーを取り付けて完成させる最終工程。

    必須科目
    • Perform engineering measurements
    • Perform computations
    • Apply principles of occupational health and safety in the work environment
    • Plan to undertake a routine task
    • Plan a complete activity
    • Apply quality systems
    • Apply quality procedures
    • Organise and communicate information
    • Work with others in a manufacturing, engineering or related environment
    • Interact with computing technology
    • Assist in the provision of on the job training
    • Participate in environmentally sustainable work practices
    選択科目
    • Perform general woodworking machine operations
    • Interpret technical drawing
    • Interpret and produce curved 3-dimensional shapes
    • Mark off/out structural fabrications and shapes
    • Work safely with industrial chemicals and materials
    • Use hand tools
    • Use power tools/hand held operations
    • Form and integrate fibre-reinforced structures
    • Set up marine vessel structures
    • Fair and shape surfaces
    • Construct and assemble marine vessel timber components
    • Maintain marine vessel surfaces
    • Repair marine vessel surfaces and structures
    • Perform fitout procedures
    • Install marine systems
    • Produce three-dimensional plugs/moulds
    • Assemble and install equipment and accessories/ancillaries
    ※上記は2026年のTAFE Queensland、Coomera Marineキャンパスの情報です。
    ※科目は産業界と協議の上で選定されており、内容が変わる場合があります。

    420時間の必修インターン


    このコースでは、認可された実習先にて合計420時間の職業実習を行う必要があります。未経験の学生でも、TAFE Queenslandが適切な実習先の手配をサポートします。実習に関する必要な情報は、コース開始時にすべて案内されます。

    目指せる職業



    コース修了後は、実寸図から型を作ったり、内装の仕上げ作業、木製・FRP・複合素材のボート修理ができるようになります。

    卒業後は、造船所やマリーナが主な活躍の場となります。

    シップライト(造船大工 / 船舶製造技術者)
    船の骨組みから建造、進水まで、船造りの全工程を統括するまさに「船のスペシャリスト」

    ボート・リペアラー(ボート修理専門職)
    エンジンの不調から船体の損傷まで、マリーナに持ち込まれるあらゆるボートを再び海へ送り出す「船のドクター」

    ボートビルダー(木造・アルミ船 専門職)
    伝統的な木の温もりを活かしたヨットや、軽くて丈夫なアルミニウム製のボートを専門に造り上げる職人

    ボートビルダー(成形・ファイバーグラス専門職)
    現代のボートの主流であるFRP(強化プラスチック)を使い、金型から滑らかな曲線を持つ船体を造り出す新素材のプロです。

    オーストラリアは島国で、船の需要がとても高いため、専門スキルを持っていると仕事の需要が非常に安定しているのが魅力です。

    ただ、この需要に対して造船にまつわる職業(ShipwrightやBoat Builder and Repairer )の人材は不足しています。

    TAFE QLDのスタッフがヒアリングのため地元の企業をたくさん訪問したそうですが「人が足りている」というところは1件もなかったとのこと。逆に企業から「卒業生を紹介してください」と言われるそうです。

    多くの海外留学生が卒業後に卒業生ビザを活用して、オーストラリアの現場で本格的なキャリアをスタートさせています。

    このビザを使って実戦経験を積む中で、その技術と信頼が認められ、企業からスポンサーを受けて、そのまま現地で長く活躍する道を切り拓く方も少なくないようです。実際日本人留学生で、同コースを卒業後にプロの職人として働いている方もいらっしゃるそうです。

    Coomera Marineキャンパス


    Coomera Marine Campusは、ゴールドコーストの中心地からは北へ車で30分ほどの場所にあり、川沿いに位置しています。

    TAFE QLDで開講している造船系のコースは、全てここで開講しています。近くには大きなマリーナがあり、周辺にはゴールドコーストの造船会社が多数あります。

    同じ敷地内で少し離れたところにCreative Industriesコースのキャンパスがあります。




    2026年の入学要項


    コースCertificate III in Marine Craft Construction-学校HP
    キャンパスCoomera Marine, ゴールドコースト
    入学月7月
    期間2年
    費用A$30,000
    必要英語力
    • IELTS 6.0(各技能5.5以上、アカデミックモジュール)
    ※付属語学学校、または提携語学学校からのダイレクトエントリーも可能。
    入学条件日本の高校卒業資格

    留学相談&お問い合わせ先


    Certificate III in Marine Craft Constructionは人気が高く、入学枠が埋まりやすいコースです。

    まずは必要書類を元に入学査定を受けていただくことをおすすめしますが、必要書類や出願までの流れについてもご相談を承っておりますので、進学をお考えの方は、お気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。

    当社オーストラリア留学センターはTAFE Queenslandの公式出願窓口です。ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

    「もっと詳しいキャンパスの様子を知りたい!」や「今の英語力で入れるか?」など気になることがあればいつでも聞いてください。一緒に留学に向けて準備をしていきましょう!
    豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
    (QEAC登録番号I008)
    こんにちは、ブリスベン現地オフィスで留学カウンセラーをしている林です。初めての海外生活や進学準備には不安がつきものですが、安心してご相談いただける存在でありたいと思っています。 オーストラリアで20年以上、これまで1500名以上の学生の進学・キャリアを支援してきました。大学や専門学校の選び方から現地での生活、そして卒業後の進路まで、一緒に考えてサポートしています。 制度の説明にとどまらず、現地生活のリアルな情報や大学関係者とのネットワークを活かして『ここでしか聞けない情報』をお届けしています。もしブリスベンでの留学や進学を真剣に考えているなら、私に相談せずに決めてしまうのは、少しもったいないかもしれません。 「相談してよかった」と思っていただけるよう、これからも価値あるサポートをお届けしていきます。 このカウンセラーに質問する

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