これが実現するかどうかのキーはとなるには、自然エネルギーを最大元電力に変える設備と、蓄電池技術と言われています。その中で、クイーンズランド大学のSt Lucia Campus(セントルシア・キャンパス)だけでも約10,000枚のソーラーパネルを屋上に設置しており、30以上の建物にはクリーンエネルギーを利用するための、ソーラー設備が設置されています。 https://sustainability.uq.edu.au/projects/renewable-energy/uq-rooftop-solar-facilities
また、Gatton Campus(ガトン・キャンパス)では、以前滑走路だった場所に約37,000枚のソーラーパネルを設備しており、南半球で最大のソーラーパワー施設でもあります。
更にGatton Campustから南へ一時間ほどの場所にある、Warwick(ワーウィック)というエリアで、Solar Falmも運営しています。ここは大学のキャンパスではなく、完全にソーラーパワーの研究施設として借りている土地です。
An artist's impression of the Warwick solar farm after construction.(Supplied: UQ)
また、Master of Sustainable Energy (Management)では、よりビジネスに特化した視点で学ぶことができます。エネルギーの手頃な価格の判断、信頼性、環境の持続可能性など、トリレンマ問題(経済発展、エネルギー・資源の確保、環境保全という、相互に両立が困難とされている問題)に対処する準備ができている、エネルギー業界に特化したチェンジ・エージェント(Change Agent)を目指します。
なお、Master of Sustainable Energyと、Master of Sustainable Energy (Management)のいずれも入学条件として、「関連分野の学士号を取得していること」が求められますが、工学、科学、環境管理、経済学、商学、ビジネス、公共政策、国際開発、エネルギーなどが含まれますが、コース名等に限定されるわけではなく、学んだ内容が重視されます。また、必須ではありませんが、関連分野で3~5年の実務経験があることが望ましいです。