エネルギー転換を学ぶ ― クイーンズランド大学(UQ)持続可能エネルギー修士

クイーンズランド大学(UQ)のMaster of Sustainable Energy(持続可能エネルギー修士)は、再生可能エネルギー、省エネ、エネルギー市場・政策までを横断して学ぶ1.5年制の修士課程です。

再生可能エネルギーに力を入れるオーストラリアの動きと、UQの取り組み、2027年入学の学費・入学条件・進路の考え方までをまとめました。


エネルギーを「つくる国」から「選ぶ国」へ。その最前線で学べるのがUQです。

オーストラリアは、石炭、液化天然ガス(LNG)、ウランなど複数のエネルギー資源を輸出する世界有数の資源国ですが、いまオーストラリアがエネルギー産業で最も力を入れているのは、再生可能エネルギー(持続可能なエネルギー)の分野です。

まず、オーストラリアの目標としては、2032年に国内の全ての電力(!)を再生可能エネルギーにシフトすることを目標としています。

国内の電力をすべて再生エネルギーって、なんだか夢のような話ですが、2000年に再生可能エネルギー(再エネ)法が制定されてから、エネルギー産業に力を入れてきたオーストラリア。

実は、2000年から2015年までに、発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合は国全体で8%から15%に上昇し、石炭は83%から63%に低下することができました。

なお、この記事の前半(オーストラリアの取り組みとUQの設備に関する部分)は2020年ごろにまとめた内容です。数字は当時のものとしてお読みください。コースの学費・入学条件・入学日は、2027年入学向けに更新しています。

再生エネルギーに全力を注ぐオーストラリア

この15年間で、オーストラリア国内の研究や導入実績は年々進み、再生可能エネルギーの生産能力を向上させてきました。ポイントとなるのは、国土の広さを利用した設備投資と、各州の積極的な再生可能エネルギーの導入です。

2020年当時、オーストラリア国内では120超の水力発電、71の風力発電、150万戸の住宅の屋根に太陽光発電が設置され、139のバイオ燃料プラントが稼働し、豊富な自然エネルギーを利用していました。

たとえばシティーズ・パワー・パートナーシップ(Cities Power Partnership)では、オーストラリアの地方自治体が、再生エネルギー施設の稼働状況を含め、全国各地でどのように再生可能エネルギーを推進しているか確認することができます。

また、オーストラリアは蓄電池の分野にも力をいれてきました。

以前に、南オーストラリア州政府がTESLA社との協力のもと、世界最大の蓄電施設を建設したことをお伝えしましたが、この蓄電池施設は2019年にさらにパワーアップしました。

以前のバッテリー(Power pack)の出力も、当時の100メガワットから、150メガワットになり、アデレードで稼働していました。

また、ビクトリア州政府は、雇用を創出するために再生可能エネルギープロジェクトにA$15,300,000(日本円で約1,713,600,000円)の投入も発表しました。

メルボルン市内を走るトラムは、当時「100%」再生エネルギーを利用して運用されており、各州・各自治体が協力して再生エネルギーの分野に力を入れていくことが見込まれていました。

クイーンズランド大学の取り組み

当時、オーストラリアだけでなく、世界的に再生可能エネルギーの研究で注目を浴びていたのは、クイーンズランド大学です。

UQは2020年内に、大学で賄われる電力を「100%」再生エネルギーでまかなう計画を進めていました。実現すれば、100%再生エネルギーで運営される世界初の大学になるとされていた取り組みです。

鍵になるのは、自然エネルギーを最大限に電力へ変える設備と、蓄電池技術です。

その中で、セントルシア(St Lucia)キャンパスだけでも約10,000枚のソーラーパネルが屋上に設置され、30以上の建物にクリーンエネルギーを利用するためのソーラー設備が設置されました。

設備の詳細はUQのサステナビリティのページで確認できます。

また、ガトン(Gatton)キャンパスでは、以前滑走路だった場所に約37,000枚のソーラーパネルを設置しており、南半球で最大級のソーラーパワー施設でもあります。さらにガトンキャンパスから南へ1時間ほどのワーウィック(Warwick)では、ソーラーファームも運営しています。

ワーウィックは大学のキャンパスではなく、完全にソーラーパワーの研究施設として借りている土地です。(完成予想図:UQ提供)

こうして2020年当時、UQでは合計49,336枚のソーラーパネルが稼働し、約900万kWhのクリーンエネルギーを発電していました。これはクイーンズランド州の一般家庭1,500軒以上に電力を供給できる量です。

あわせて、UQはTeslaのPower packを導入し、2020年5月に正式稼働を開始しました。

蓄電池の容量は1.1メガワット分で、南オーストラリア州の施設の約1/150の電力量ではありますが、これだけでも3ヶ月間で約A$74,000(日本円で約8,288,000円)の電気代が節約できるとされていました。

これで、蓄電池に関する研究もさらに進むことになります。土地や街の協力、また大学全体の取り組みがなければ実現できないのが、この再生エネルギーの研究分野ですが、UQが長年力を入れていた分野だけあり、他の大学ではなかなか真似ができない規模になりました。

そんな再生エネルギーの分野を学べるのが、UQのMaster of Sustainable Energyです。

クイーンズランド大学のMaster of Sustainable Energy

UQのMaster of Sustainable Energyでは、クリーンエネルギーと分散型再生可能エネルギーへ移行するための方法を学びます。

コース期間は1.5年間で、コース内ではエネルギーの生成、流通、供給など、持続可能なエネルギーを導入していく上での課題や、エネルギープロジェクトの管理、開発における技術、政策、イノベーションの重要性などを学びます。

最終確認:2026年10月7日(当社にて各大学の最新情報を確認)

項目 Master of Sustainable Energy
学校名The University of Queensland(クイーンズランド大学/UQ)
コースMaster of Sustainable Energy(持続可能エネルギー修士)
キャンパスブリスベン セントルシアキャンパス
期間1.5年(フルタイム)
入学日2027年2月22日(第1学期)/2027年7月26日(第2学期)
学費年額A$60,952(日本円で約6,826,624円)×1.5年=約A$91,428(日本円で約10,239,936円)(2027年度・フルタイム履修の目安)
英語力基準IELTS 総合6.5(各技能6.0以上)/TOEFL iBT 総合87/PTE Academic 総合64(各技能60以上)
成績基準関連分野の学士号(またはそれに相当する学位)と、7段階評価でGPA 4.5以上
CRICOSコード094112C

学費は大学が公表している「フルタイム履修の年間目安額」に期間をかけた概算です。履修する科目数や履修量によって変わり、年度ごとに見直されます。

集中授業(Intensive study blocks)に参加するための交通費は、学生が負担します。生活費、留学生用の医療保険(OSHC/Overseas Student Health Cover)、教材費などは別途必要です。

また、Master of Sustainable Energy (Management)では、よりビジネスに特化した視点で学ぶことができます。

エネルギーの手頃な価格、信頼性、環境の持続可能性などの「トリレンマ問題」(経済発展、エネルギー・資源の確保、環境保全という、相互に両立が困難とされている問題)に対処する準備ができている、エネルギー業界に特化したチェンジ・エージェント(Change Agent/変革を担う人材)を目指します。

項目 Master of Sustainable Energy (Management)
学校名The University of Queensland(クイーンズランド大学/UQ)
コースMaster of Sustainable Energy (Management)
キャンパスブリスベン セントルシアキャンパス
期間2年(フルタイム)
入学日2027年2月22日(第1学期)/2027年7月26日(第2学期)
学費年額A$60,952(日本円で約6,826,624円)×2年=約A$121,904(日本円で約13,653,248円)(2027年度・フルタイム履修の目安)
英語力基準IELTS 総合6.5(各技能6.0以上)/TOEFL iBT 総合87/PTE Academic 総合64(各技能60以上)
成績基準関連分野の学士号(またはそれに相当する学位)と、7段階評価でGPA 4.5以上
CRICOSコード099125B

どちらのコースも、入学条件の「関連分野」には、工学、理学、環境マネジメント、経済、商学、ビジネス、公共政策、国際開発、IT、エネルギー、法学、建築・デザインなどが含まれます。学部名に限定されるわけではなく、学んだ内容が重視されます。

技術・お金・政策の3方向から、エネルギー転換を学ぶ

このコースの学びは、大きく3つの方向に分けて考えると分かりやすくなります。

1つ目は発電や省エネの仕組みを扱う技術の領域、2つ目は投資や事業としての成り立ちを扱うお金の領域、3つ目は市場の制度や法律・政策を扱う領域です。

たとえば、Sustainable Energy Technologies and Supply Systems(持続可能なエネルギー技術と供給システム)で技術の全体像をつかみ、Energy Investment and Finance(エネルギー投資とファイナンス)で事業性の見方を学ぶ、といった組み合わせが考えられます。

もう1つの特徴は、Net Zero Pathways for Business(企業のネットゼロへの道筋)やEnergy Strategy, Innovation, and Entrepreneurship(エネルギー戦略・イノベーション・起業)のように、企業や起業の視点を持つ科目があることです。

研究者養成というより、現場で動く人を育てる色合いの強い構成といえます。

学習環境はブリスベンのセントルシアキャンパスです。産業界の企業とつながるネットワーキングの機会も用意されており、在学中から業界の人と接点を作りやすい環境です。

履修できる主な科目

現時点で把握している代表的な科目は次の8つです。各科目の単位数や必修・選択の区分、履修順序は入学前の履修案内で確認でき、当社でも出願時にご案内します。

科目名 学ぶ領域
Sustainable Energy Technologies and Supply Systems(持続可能なエネルギー技術と供給システム)発電・供給の技術
Energy and Development(エネルギーと開発)開発・社会との関わり
Energy Transitions in Industrial Processes(産業プロセスのエネルギー転換)産業・製造現場の脱炭素
Energy Investment and Finance(エネルギー投資とファイナンス)投資・事業性評価
Net Zero Pathways for Business(企業のネットゼロへの道筋)企業の脱炭素戦略
Energy Strategy, Innovation, and Entrepreneurship(エネルギー戦略・イノベーション・起業)戦略・新規事業
Energy Efficiency and Transport(省エネルギーと交通)省エネ・輸送分野
Energy Markets, Law and Policy(エネルギー市場・法・政策)市場制度・政策

技術系の科目だけで固めるのか、投資や政策の科目を厚くするのかで、卒業時に身につく強みは大きく変わります。出身学部と将来像から逆算して選ぶことをおすすめします。

1.5年だから楽、とは限りません

1.5年という期間を見て「2年制より楽そうだ」と受け取る方がいますが、学習量が少ないという意味ではありません。短い期間に必要な内容を詰め込むため、1学期あたりの密度は高くなります。

長期休暇にアルバイトや旅行を詰め込みたい人は、学期中の課題量をあらかじめ想定しておいてください。具体的な履修スケジュールや課題の形式は、入学前の履修案内で確認できます。

英語面でも、IELTSの入学基準を満たすことと、授業を余裕を持ってこなせることは同じではありません。ディスカッション、レポート、プレゼンテーションが多い分野なので、基準ぎりぎりの方は、入学前に英語力を伸ばしておくことをおすすめします。

入学条件と、日本の学歴からの考え方

入学の基本条件は、関連分野の学士号と、7段階評価でGPA 4.5以上です。以前の記事では「4点満点中2.35以上」と案内していましたが、現在は7段階評価のGPA 4.5以上が基準になっています。

自分の学部名が対象分野に載っていないから対象外、と自己判断しないでください。実際には、成績証明書に並ぶ履修科目まで確認して判断する必要があります。逆に、学部名が近くても、必要な前提を満たしていなければ条件に届かない場合があります。

日本の成績評価(4段階GPA、5段階GPA、優良可など)をUQの7段階評価にどう当てはめるかは、大学が個別に判断します。「評定がいくつなら大丈夫」と一律にはお答えできませんので、成績証明書をお手元にご用意のうえ、お気軽にご相談ください。

最低条件を満たしたから合格すると決まるわけではありません。その他の審査内容もあわせて確認が必要です。

卒業後のキャリア

エネルギー会社を含め、同コース卒業後のキャリアとして大学が示している進路の例は次のとおりです。

ここに挙がる職種は「このコースの学びから考えられる進路」であり、卒業直後にその職に就けることを保証するものではありません。実際には、これまでの職歴、英語力、在学中の経験、人脈が結果を左右します。

職種 主な内容
Energy analyst(エネルギーアナリスト)市場・コスト・需給のデータを分析し、事業判断を支える
Energy project manager(エネルギープロジェクトマネージャー)発電・省エネ案件の計画から実行までを管理する
Renewable energy manager(再生可能エネルギーマネージャー)再生可能エネルギー事業の運営・事業開発を担う
Clean energy policy officer(クリーンエネルギー政策担当)制度設計や規制対応など、政策面から転換を進める
Wind energy solutions manager(風力エネルギーソリューションのマネージャー)風力関連の事業・技術ソリューションを統括する
Sustainable energy engineer(持続可能エネルギーのエンジニア)設備・システムの技術面を担当する(専門資格や学部での専攻が重視される場合があります)
Solar energy technician(太陽光技術者)太陽光設備の導入・保守などの技術面を担当する(専攻や資格が重視される場合があります)
Energy and sustainability professional(エネルギー・サステナビリティ専門職)エネルギー分野と持続可能性の両面から組織を支える
Sustainability officer(サステナビリティ担当)組織の持続可能性に関する取り組みを推進する
Sustainability engagement manager(サステナビリティ推進マネージャー)取り組みに関係者を巻き込み、定着させる役割を担う

在学中にできる準備もあります。インターンシップやボランティアへの応募、業界イベントへの参加、求人票に出てくるスキル(データ分析や表計算など)の習得を、卒業後ではなく入学直後から始めておくと差がつきます。

学位に加えて、経験とスキルを積み上げていく。この順序で考えるのが、結果的にいちばん現実的だと私は考えています。

以前の記事では、再生エネルギー分野に「400億ドルを超える投資と15,000以上の新たな雇用創出が期待されている」とご紹介しました。これは当時の見通しですので、最新の動向は個別にご案内します。

向いている人、別の選択肢も比べたほうがよい人

「エネルギー分野でリーダーシップを発揮するための知識を身につけたい」という方や、「クリーンなエネルギーで世界を変えていきたい」という方に、是非おすすめしたいコースです。

向いているのは、エネルギー転換を技術だけでなく「事業」や「政策」の側からも理解したい人です。エンジニア出身で経営や政策の視点を加えたい人、経済・商学・法学の出身でエネルギー分野に専門性を作りたい人にも、入口は開かれています。

また、「完璧に合う専攻を見つけてから進みたい」と悩む人もいるかもしれません。ただ、専門性は選んだ場所で積み上げるうちに育つことが多いものです。エネルギー分野に関心はあるが方向性は固まっていない、という段階でも、腰を据えて学ぶ意欲があれば検討する価値があります。

一方で、次のような希望がある場合は、別のコースも比べたほうがよいでしょう。発電設備の設計や電気工学の技術的な深さだけを求める人は、工学系の修士課程のほうが目的に合う可能性があります。研究者としてPhDを目指す人は、研究課程の有無や指導教員との相性を含めて、別途確認が必要です。

コース名の「Sustainable」というイメージだけで決めると、投資や政策、企業戦略の科目が多いことに戸惑うかもしれません。

UQ内には、Master of Sustainable Energy(1.5年)と、よりビジネス寄りのMaster of Sustainable Energy (Management)(2年)があります。

期間を短くしたい人、マネジメントの学びを厚くしたい人で選択が分かれますので、これまでの職歴や卒業後の方向性から一緒に整理します。

出願前によくいただく質問

このコースについて、日本からの留学を検討されている方からいただくご質問をまとめました。

理系出身でなくても入れるか、1.5年の負担はどうか、そして英語力はどの程度必要か——実際に多いのはこの3つです。

Q. 理系の学部を出ていなくても出願できますか?
A. 対象分野には経済、商学、法学、公共政策なども含まれています。ただし、学部名だけでなく履修科目まで見て判断されるため、成績証明書を確認したうえでご案内します。

Q. 1.5年で修了できますか?負担は重いですか?
A. 標準の期間は1.5年(フルタイム)です。短い期間に内容が詰まっているため、1学期あたりの密度は高めと考えておくのが安全です。

Q. 英語力が基準ぎりぎりでも大丈夫ですか?
A. 入学基準を満たすことと授業に余裕を持ってついていくことは別です。ディスカッションやレポートが中心になるため、できるだけ余裕を持ったスコアで臨むことをおすすめします。

Q. 入学時期はいつですか?
A. 2027年は2月22日開始の第1学期と、7月26日開始の第2学期があります。

カウンセラーから一言(オーストラリア留学センター ブリスベンオフィス 林 真生)

私なら、「エネルギー分野に興味があります」という理由だけでこのコースをおすすめすることはありません。まず確認するのは、技術職を目指すのか、事業や政策の側で動きたいのか、という方向性です。

次に、学部時代の専攻と履修科目、GPA、英語力を見ます。そのうえで、帰国後に日本で活かしたいのか、オーストラリアで経験を積みたいのかによって、このコースか、工学系の修士か、Managementコースかが変わってきます。

ただ、完璧な答えが最初から出ていなくても大丈夫です。一緒に整理しながら考えていきましょう!

クイーンズランド大学への進学相談はオーストラリア留学センターへ

学部との相性、GPAの見方、英語力の不安、Managementコースとの比較など、個別の事情に合わせてご案内します。お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。すべて無料でサポートしています。
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I008)
留学カウンセラー歴22年。ブリスベン現地オフィスで、オーストラリア留学・進学の相談を担当しています。2002年にワーキングホリデーで渡豪し、現在は豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I008)として、高校生の大学進学、大学生の休学・認定留学、社会人のキャリアチェンジまで幅広くサポートしています。 これまで1500名以上の学生を見てきて強く感じているのは、留学は「入学できるか」だけで決めるものではないということです。英語力、成績、費用、ビザ、現地生活、そして卒業後の進路まで含めて、その人にとって本当に続けられる選択かどうかを見極めることを大切にしています。希望だけで話を進めるのではなく、必要な場合は厳しいこともお伝えしながら、現実的で納得できる留学プランを一緒に考えています。 ブリスベンで留学している学生、これからブリスベンでの進学を目指す方に向けて、制度の説明だけではなく、現地で日々留学生をサポートしているからこそ伝えられる判断材料をお届けしています。「相談してよかった」と思っていただけるよう、一人ひとりの状況に合わせて丁寧に向き合っています。 このカウンセラーに質問する

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