大学卒業後の雇用調査を比較
Marbella International University Centre(MIUC)が、
オーストラリアの大学の卒業生が最も雇用に恵まれているとの調査結果を発表しました(MIUC Research, Graduate Employment Around the Worldより)。
調査対象国は、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、日本、韓国、メキシコ、ポーランド、ロシア、スペイン、トルコ、イギリス、アメリカの17カ国。
調査方法は、最低賃金、労働時間、年収等、雇用と生活の質に菅家する8つの評価基準に基づいています。
オーストラリアの大学の卒業生の雇用評価について、MIUCの調査結果の一部をご紹介致します。
総合ランキング
順位 | 国名 |
1位 | オーストラリア |
2位 | アメリカ |
3位 | ドイツ |
4位 | カナダ |
5位 | 日本 |
6位 | イギリス |
7位 | フランス |
8位 | ベルギー |
9位 | アイルランド |
10位 | 韓国 |
年間労働時間
以下では、日本人留学生が多い、オーストラリア、アメリカ、カナダ、日本、イギリスの5ヵ国の評価を掲載致します。
国名 | 労働時間 |
イギリス | 1,669時間 |
オーストラリア | 1675.5時間 |
カナダ | 1,706時間 |
日本 | 1,735時間 |
アメリカ | 1,788時間 |
就職率
国名 | 就職率 |
オーストラリア | 72% |
カナダ | 72% |
日本 | 71% |
イギリス | 71% |
アメリカ | 67% |
最低賃金(時給)
国名 | 最低賃金(時給) |
オーストラリア | 15.87ドル |
イギリス | 10.72ドル |
カナダ | 9.43ドル |
アメリカ | 7.25ドル |
日本 | 7.5ドル |
※通貨はアメリカドル。
オーストラリアに初めて来た時、「思っていたよりも物価が高い!」と感じる方が多いようですが、最低賃金をご覧頂ければ納得いくかと思います。
年間所得
国名 | 年間所得 |
アメリカ | 54,214ドル |
オーストラリア | 46,585ドル |
カナダ | 44,017ドル |
イギリス | 40,649ドル |
日本 | 36,039ドル |
※通貨はアメリカドル。
年間所得を年間労働時間で割ると、1時間当たりの収入は、オーストラリア:27.8ドル、アメリカ:30.3ドル、カナダ:25.8ドル、日本:20.8ドル、イギリス:24.3ドルとなります。
アメリカは労働時間は長いですが、日本と比べて約10ドル、1時間当たりの収入が異なります。オーストラリアは比較的労働時間は短いですが、1時間当たりの収入は27.8ドルと高い水準となっています。