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オーストラリアの大学編入の仕組み


目次
欧米と比べて留学費用が安価、治安が良くて暮らしやすい、日本との時差が少ない、留学生もアルバイトが出来る・・・など、オーストラリアの教育環境や生活環境を求めて、日本の大学生はもちろん、アメリカ、カナダ、マレーシア、ニュージーランド等の大学に通う日本人学生からもオーストラリアの大学編入のお問い合わせを頂くことが増えています。

在籍中の大学の単位を移行することができれば、オーストラリアの大学に編入することができます。今回はその大学編入の基本的な仕組みをご紹介します。現役の大学生で編入をお考えの方は是非ご参考ください。

単位を移行して「編入」する条件

よく誤解されているのですが、単純に大学から→大学への転校が必ずしも「編入」にあたるわけでありません。

大前提として、オーストラリアの大学へ単位交換して「編入」するには次の2つを満たしていることが条件となります。
  • 日本(または海外)の大学で学んでいた学問分野と、オーストラリアの大学で志望する学問分野が一致していること
  • 日本(または海外)の大学で履修した科目内容と、オーストラリアでの志望校の科目内容が一致していること(授業内容、課題、授業時間数など)

この条件を満たした科目なら、単位の移行ができる可能性があります。言い換えれば、現在学んでいる学部のコース名や何単位終えたか等は重要ではなく、あくまで「同様の科目かどうか」が単位移行のポイントとなります。

例えば日本の大学で経営学を勉強していた大学生が、オーストラリアの大学でも同じく経営学を勉強したい場合は、単位移行数が多くできるかもしれません。この場合、まずは「双方の大学で一致している科目」のシラバスをオーストラリアの大学へ提出し、単位移行の査定を受け、査定に通った科目のみ「単位移行」することが認められます。

結果、移行された単位(科目)はオーストラリアの大学で履修する必要がなくなるので、その分、卒業までに受講する科目数や就学期間が短縮されます。

また、移行された単位(科目)の学費も免除となるわけですが、オーストラリアの大学では文系の場合1科目あたりの学費が4,000ドルほど(約30万円)(理系ではもっと高額)なので、1科目免除を受ける(単位移行してもらえる)だけでも学費の負担が大きく軽減されます。

しかし、例えば「日本の大学で国際関係学を勉強しているけどオーストラリアの大学でマーケティングを勉強したい」などの場合、学問分野が一致していないので移行できる単位が無く、1年次からの「入学」となる可能性が高くなります。

例外として、国際関係→マーケティングへの進学であっても、選択科目でマーケティング以外の授業を取る場合もあるので、選択科目が免除される可能性もあります。
さらに詳しく
❑大学の学費について「大学・大学院用語シリーズ「TUITION FEE」

日本とオーストラリで異なる「学年」の考え方

日本とオーストラリアの教育制度は異なり、オーストラリアの大学は一般的に3年で卒業をすることができます(一部4年以上のコースもあります)。

日本とオーストラリアの大学、学年はこちらのように対応しています。
日本オーストラリア
大学1年生ファウンデーション
大学2年生大学1年生
大学3年生大学2年生
大学4年生大学3年生
つまり、日本で大学1年を終えて編入をしようとしても、オーストラリアではファウンデーション修了相当と見なされるため単位の移行が難しくなります。

一部の大学・コースによっては高卒での入学が認められているので、大学1年修了でオーストラリアの大学編入を目指したい場合はそのような大学が選択肢となるでしょう。
さらに詳しく
❑オーストラリアの大学進学方法「オーストラリア大学進学方法
❑オーストラリアの教育制度「オーストラリアの教育制度を知ろう
❑大学1年修了でオーストラリアの大学編入を目指す方へ「高卒で入学できるオーストラリアの大学

単位移行と編入の仕組み

オーストラリアの大学では1セメスター(1学期)に4科目履修し、合計6セメスター(6学期)で24科目履修して卒業となります(計3年間)。
大学1年セメスター1(4科目)
セメスター2(4科目)
大学2年セメスター3(4科目)
セメスター4(4科目)
大学3年セメスター5(4科目)
セメスター6(4科目)
※コースや授業の取り方によっては1セメスター=4科目ではない場合もあります
よくある質問
「2年に編入できますか」というご質問をよく頂きますが、在籍している大学から何科目分を単位移行ができるかによってオーストラリアの大学の何学期目に編入できるのか変わってきます。

オーストラリアの大学は1年=8科目が基本ですので、日本の大学から8科目分を単位移行できれば大学2年次に編入(つまりセメスター3)、4科目分を単位移行できれば大学1年次後期(つまりセメスター2)に編入となります。
2科目分や5科目、7科目分等、セメスターの科目数に当てはまらない数が移行となった場合は、ケースバイケースで卒業までの年数が変わります。

単位移行の編入例

【例1】2科目単位移行の場合
1年次の前期(セメスター1)から入り合計3年間/6セメスターで22科目履修して卒業となります。
大学1年セメスター1(3科目)
セメスター2(3科目)
大学2年セメスター3(4科目)
セメスター4(4科目)
大学3年セメスター5(4科目)
セメスター6(4科目)

【例2】4科目単位移行の場合
1年次の後期(セメスター2)から入り合計2年半/5セメスターで20科目履修して卒業となります。
大学1年セメスター1 免除
セメスター2(4科目)
大学2年セメスター3(4科目)
セメスター4(4科目)
大学3年セメスター5(4科目)
セメスター6(4科目)
オーストラリアの大学では「サマーセメスター」という夏休み期間中に開講している科目もあります。

編入の入学基準

オーストラリアの大学編入は、通常の進学と同じく基本的に入試はなく、「学歴・成績」と「英語力」で合否が決まります。
編入を目指す場合は、ご在籍中の大学のシラバス(講義概要)英語版を提出して、何科目分移行ができるのか査定にかけます。

日本の大学から編入しようとすると、このシラバスの英語版のご準備が難しくなることが多く、大学にシラバス英語版がなければ、専門の翻訳家に翻訳依頼をかけることになります。

翻訳費用は文字数によって変わるので、シラバスのボリューム次第となりますが、30〜40万円かかるケースが多くあります。

オーストラリアの大学の学費は、1科目あたり30万円ほど(文系)〜45万円ほど(理系)なので2科目でも単位交換されれば通常は翻訳料のもとを取ることができます。ただし、実際に出願をしてみなければ何科目免除されるかはわからないのでご注意ください。
よくある質問
「日本で~単位終えています(または~年生を終えています)、何年に編入できますか?」といった質問を頂くことも多いのですが、事前にどのくらい単位移行ができるかはわかりません。単位移行数は色々な要件を検討して上で、オーストラリアの大学が判断をすることになりますので、実際に出願をしてみる必要があります。
さらに詳しく
❑大学入学の成績基準「オーストラリアの大学・大学院 成績基準の計算の仕方

オーストラリアの大学編入お問い合わせ

オーストラリアの大学編入は、皆さまの状況によってご提案できるプランが異なります。弊社では、オーストラリア27大学の公式相談・出願窓口として、皆さまの留学のご相談からお手続き、そして現地サポートまで基本的に無料でお手伝いをさせて頂いております。
オーストラリアの大学への編入をご検討の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
※本記事に記載している学費はオーストラリアの大学2020年度の学費の平均値であり、また、日本円への換算は2020年6月現在のレート1ドル=75円で計算しております。学費やレートは変動しますのであくまで目安としてご参考ください。
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号H297)
現在は石川県から留学相談をさせて頂いています。色々な情報をインターネットで探せますが、やはり実際はどうなのか、何が本当なのか不安はつきまとうもの。まずはお気軽にご相談ください。考え過ぎて立ち止まるなら、一度動いてみませんか? このカウンセラーに質問する

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