オーストラリアの教育制度を知ろう

日本とオーストラリア 教育制度の違い


オーストラリアの高校生は、前期中等教育(Year10=高校1年生)を修了すると、就職か進学かを選択します。

大学や専門学校(CollegeやTAFE)へ進学を希望するオーストラリアの学生は、そのまま後期中等教育(Year11=高校2年生、Year12=高校3年生)に進み、大学やTAFEなどで専攻する専門分野の基礎を勉強し、Year12 の後半に実施される州の統一試験の成績と後期中等教育の成績などによって、志望大学の入学合否が決定されます。

この日本との教育制度の違いから、オーストラリアの大学によっては、入学基準に「日本の大学1年時を修了していること」が条件であったり、希望の専攻に入学するために、規定の科目を大学入学前に履修しておく必要があったりします。
この為、日本の高校卒業後にオーストラリアの大学へ進学を希望する人は、事前にまず大学付属カレッジのファンデーションスコース(大学準備コース)またはディプロマコース(大学1年次に相当する専門課程)に入って、大学の入学条件である必修科目や選択科目を履修する必要があります。
【オーストラリアの大学進学 – 3つの進路パターン】


オーストラリアの学期

日本では文部科学省が教育制度を管轄していますが、オーストラリアでは州政府が教育制度を管轄していますので、小中高の学期日程は州によって若干異なります。

小中高校の学期
1学期1月下旬~4月上旬
2学期4月下旬~6月下旬
3学期7月中旬~9月下旬
4学期10月中旬~12月中旬

大学・TAFEの学期
1学期1月下旬~6月下旬
2学期7月下旬~12月上旬

オーストラリアの各教育レベルと学位

教育に関する権限は、各州政府が管理していることもあり、若干異なりますが、全体的としては、就学前教育(Preschool)、義務教育である初等教育(Primary)及び中等教育(Secondary),そして義務教育以降(高等教育(Seniour Secondary),大学・専門学校(Tertiary)等)の段階に分かれます。

ちなみに下記はクイーンズランド州の場合。5歳~16歳(Prep~Year9または10)までが義務教育となっており、将来大学やTAFEへ進学する生徒はそのまま後期中等教育(Year11~Year12)に進みます。

教育機関レベル・学位
小学校 Prep(幼稚園年長)
Year 1 (小学1年)
Year 2 (小学2年)
Year 3 (小学3年)
Year 4 (小学4年)
Year 5 (小学5年)
Year 6 (小学6年)
中学(セカンダリー)Year 7 (中学1年)
Year 8 (中学2年)
Year 9 (中学3年)
Year 10 (高校1年)
高校(シニアセカンダリー)Year 11 (高校2年)
Year 12 (高校3年)
TAFE、専門学校Certificate Ⅰ
Certificate Ⅱ
Certificate Ⅲ
Certificate Ⅳ
Diploma (日本の大学1年次相当)
Advanced Diploma (日本の大学1年次相当)
Associate Degree (日本の大学1~2年次相当)
大学 Bachelor (学士号)
Hounors
大学院 Graduate Certificate
Postgraduate Diploma
Graduate Diploma
Master (修士号)
Doctor (博士号)
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号H318)
13歳でのメルボルン短期留学をきっかけに「英語」と「海外」に目覚め、その後カナダ(語学留学)とアメリカ(大学留学)にも留学。卒業後、ワーキングホリデーでオーストラリアへ再渡豪し、オーストラリア留学センターでワーペリ。帰国と同時にオーストラリア留学センター日本窓口が開設され現職へ。留学生を現地オーストラリアで「迎え入れる立場」と日本から「送り出す立場」、両側での勤務経験を通して、双方の視点からアドバイスすることを心がけています。 このカウンセラーに質問する

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