オーストラリアの大学やカレッジへの進学が決まったら、次に待っているのが「学費の支払い」です。 学校からの案内を見ると、「Flywire(フライワイヤー)」や「Convera(コンベラ)」という、聞き馴染みのない名前が書いてあって「これって何?」「英語で海外送金しなきゃいけないの…?」と不安になっていませんか?
でも、安心してください! これらは今、世界中の留学生が使っている「ものすごく便利で安全な支払システム」。しかも、
日本語で手続きができて、いつもの国内振込と同じくらい簡単なんですよ。
今回は、この2つの支払い方法について、わかりやすくポイントを絞って解説します!
そもそも「Flywire」「Convera」ってなに?
一言でいうと、「留学の支払いに特化した、ネット決済サービス」です。
以前は、日本の銀行の窓口に行って、たくさんの書類を提出し、高い手数料を払って海外へ送金していました。留学の支払いに特化しているため、その面倒な手続きの一部を省くことができるのが、FlywireとConveraです。学校側も「安全で確実」とおすすめしています。
💡 おすすめしたい6つのメリット
「初めての海外送金だから不安…」という人にこそ、このサービスはぴったりです。
- 画面は日本語でOK! どちらのサービスも、画面のボタン一つで日本語に切り替えられます。英語のフォームとにらめっこする必要はありません。
- 日本国内の銀行に振り込むだけ! 手続きを進めると、日本国内の銀行口座(あなた専用の振込先)が指定されます。そこに日本円で振り込むだけなので、スマホのアプリや近くのATMから、いつもの感覚で支払えます。
- 手数料が安く、余計な費用がかからない 独自の仕組みを使っているため、普通の海外送金よりも為替の手数料が安く抑えられます。画面に「最終的に払う日本円の金額」がハッキリ表示されるので、後から謎の手数料を引かれる心配もありません。銀行振り込みの際の送金手数料も原則国内送金扱いと安く抑えられます。(一部、海外送金扱いとなる銀行もあります。)
- 今どこにお金があるか一目でわかる 「ちゃんと学校に届いたかな?」と不安になりますよね。このシステムなら、荷物の追跡サービスのように「いま手続き中」「学校に届きました」とスマホでいつでも状況をチェックできます。
- 学校のマイページから直行できるから安心 学校のマイページ(Student Portalなど)にログインして、支払いボタンを押すだけで自動的に連動します。
- 入学手続きがスムーズに進められる:多くの場合、学校のシステムにリンクしているため、入金後の教育機関の手続きをスムーズに進めることができます。例えば、学生ビザ申請に必要なCoE (Confirmation of Enrolment: 入学許可証)の発行には、承諾書類に署名する手続きと指定された一時金の支払いが必要です。このデジタル・プラットフォームで手続きすることで、スムーズに支払いの確認ができ、CoEの発行手続きに進むことができます。
どっちを使えばいいの?2つのサービスの違い
基本的には、学校が指定したほう(パンフレットや案内メールに載っているほう)を使えば大丈夫です。仕組みはどちらもほとんど同じです。
Flywire(フライワイヤー)
多くの大学やカレッジで導入されています。
- 支払い方法: 日本円での銀行振込、またはクレジットカード(Visa/Mastercard/JCB)
- 特徴: 画面の指示がとてもシンプルで、初めてでも直感的に進められます。
主な提携教育機関:Australian Catholic University / Charles Darwin University / Deakin College / Edith Cowan College / Griffith College / La Trobe University / La Trobe College Australia / RMIT University / RMIT UP / The University of Adelaide / The University of Adelaide College / Trinity College / The University of Queensland / UQ College / Taylors College / University of South Australia / South Australian Institute of Business and Technology / University of Wollongong / UOW College Australia / University of Technology Sydney / UTS College / Western Sydney University International College / Canberra Institute of Technology / Canning College / Eynesbury College / Kaplan Business School
※詳細はFlywireのウェブサイトにてご確認ください。
Convera(コンベラ)
こちらも世界中の名門大学が提携している大手のサービスです。
主な提携教育機関:The Australian National University / Bond University / Bond University College / Curtin College / Deakin University / Edith Cowan University / Flinders University / Flinders University Academy / Griffith University / James Cook University / Macquarie University / Murdoch University / RMIT University / RMIT UP / Swinburne University of Technology / The University of Sydney / University of South Australia / Centre for English Language University of South Australia / University of Tasmania / Victoria University / Western Sydney University / TAFE QLD / TAFE WA
※詳細はConveraのウェブサイトにてご確認ください。
超簡単!手続きの4ステップ
実際に支払うときの流れはこれだけです。
- 学校のページから支払い画面へ進む(まずはログイン) 学校のマイページや、Offer Letter(合格通知書)のリンクから「Flywire」または「Convera」のページを開きます。画面を「日本語」に切り替えましょう。
- 必要情報を入力する(書類を見ながらでOK) 学校の合格通知書(Offer Letter)などを見ながら、自分の名前、学生番号(Student ID)、支払う金額などを画面に入力します。学校のシステムから自動入力されている場合は、間違いがないか必ず確認しましょう。
- 「銀行振込」か「カード」を選ぶ(銀行振込がおすすめ!) 支払い方法を選びます。※大学の学費は金額が大きいため、クレジットカードだと手数料が高くなってしまいます。基本的には「銀行振込」を選ぶのが一番おトクです。
- 日本円で支払う(これで完了!) 【銀行振込の場合】画面にあなた専用の「振込先(日本国内の銀行)」と「期限」、「支払ID (Reference Number)」が書かれた案内紙(PDF)が表示されます(前述のFlywire、Converaそれぞれの項目参照)。それを保存して、期限内にスマホやATMから振り込めば完了です!しばらくすると、学校側にも自動で「入金されました」と通知が行きます。
ここだけは気をつけて!
とっても簡単なシステムですが、次の2点だけ注意してくださいね。
- 振込の「有効期限」を守ろう: 手続きを開始してから振込を行うまでには「〇日以内」という期限があります。これは、円とオーストラリアドルの両替レートをその期間だけ「固定」してくれているからです。期限を過ぎると、もう一度最初から手続きをやり直す必要があるので注意しましょう。
- Converaで「シティバンク(Citibank, N.A.)」が指定されたら :Converaの振込先として、日本国内にある「シティバンク」という外国銀行の日本支店が指定されることがあります。ネットバンキングや窓口から振り込む際、少しだけ入力方法が特殊な場合(海外送金のフォームを使う、海外送金窓口に行く など)があるので、わからない時はご利用の銀行に確認してみてください。
いくら違う?「銀行振込」がおトクな理由
もし、1学期分の学費として
10,000オーストラリアドルを支払うとします。 画面には、その日の両替レートをもとに「〇〇万〇〇円」と日本円の金額が最初からハッキリ表示されます。
- 銀行振込の場合: 指定される振込先は日本国内の銀行口座です。そのため、かかる費用は原則、いつもの「国内振込の手数料(数百円、一律料金)」だけ。何百万円を振り込んでも、手数料が何万円にも膨れ上がることはありません。
- クレジットカードの場合: 決済金額に対して「約1.5%〜3%」の手数料が上乗せされて請求されます。こちらは「%(割合)」で計算されるため、学費の総額が大きくなればなるほど、手数料もどんどん高くなってしまいます。
📊 手数料だけの金額比較(目安)
学費の総額(日本円換算)に対して、支払う手続きの「手数料」だけでどれくらい差が出るかの比較です。
💡
ここがポイント! 銀行振込なら、いくら高額な学費であっても原則、日本国内の手軽な振込手数料(一律数百円、ネットバンキングなら無料になることも!)で済みます。 一方、クレジットカードは金額に比例して数万円単位の手数料が余計にかかってしまうため、
「銀行振込(国内送金)」を選ぶのが圧倒的におトクです。
※一部、海外送金扱いとなる金融機関があります。送金手数料については事前にご利用の金融機関へご確認ください。
まとめ
「海外の学校にお金を払う」と聞くと身構えてしまいますが、FlywireやConveraを使えば、
日本国内の通販サイトで買い物をするのと変わらないくらい簡単です。
日本語の案内通りに進めていけば迷うことはありません。一歩ずつ手続きを進めて、最高の留学生活のスタートを切りましょう!
留学費用(学費)のお支払いは、普段利用しない国際送金だったり、大きな金額であったりするため、「どのように準備したらいいかわからない」「本当に大丈夫なのか不安」という方もいらっしゃると思います。ご不明な点については、担当カウンセラーへお気軽にお尋ねください。
※その他の支払方法(弊社経由でのお支払い)などについては、
『学費のお支払い方法』も参考にしてみてください。
※備考※
・このページは2026年07月現在の情報に基づいています。