日本のホスピタリティ、ツーリズム業界は、国内外の観光客を支える重要な産業となっています。また、質の高いスタッフは今や世界中から日本に集まり、国際基準を持ち、即戦力として活躍できる人材が求められています。ホスピタリティ、ツーリズムを大学で学びたい学生さんにとって、
何が重要か、何が必要か、なぜエディスコーワン大学(ECU-Edith Cowan University)のホスピタリティ&ツーリズムコースが自分をより成長させるのかをご案内します。
エディスコーワン大学のホスピタリティ&ツーリズムコースが目指すもの
エディスコーワン大学のホスピタリティ&ツーリズムコースが掲げているゴールは、
ホスピタリティ&ツーリズム業界において、国際的かつ文化的な視点を持ち、多様なホスピタリティ&ツーリズム・マネジメントの中・上位レベルで活躍するために必要なスキルを身につけることです。
その実現のために、エディスコーワン大学がどのようなホスピタリティ&ツーリズムコースを開講しているのか、その内容を詳しく見ていきましょう。
実践的な科目「Business Practicum」
この科目では、公的機関、私的機関、または非営利団体と連携し、実際のビジネスプロジェクトに取り組みます。プロジェクトに関わる時間は100時間以上が必要となり、学期中に4回のセッション(学期初期、学期半ば、プレゼンテーションと報告会)に参加することが求められています。 また、学生はプロジェクト期間中に、大学とコミュニケーションを密に取り、ユニットコーディネーターとの定期的なミーティングに出席する必要があります。
セッションで取り上げられるトピックには、職場に対する理解、職場での自信を得る過程、ビジネスにおけるコミュニケーション、良好なビジネス関係の構築、文章作成とプレゼンテーションのスキル、コミュニティへの関与と社会的責任などが含まれます。
この科目では、
架空のプロジェクトに参加をするのではなく、実際に行われるプロジェクトに関わることから、プロジェクトの成果に対してもきちんと責任を持つ姿勢で望むことが課せられます。
この科目のゴールは、プロジェクトを通して実社会におけるビジネス経験を大学時代に積み、コミュニケーション能力、チームワーク能力、アイデアを生み出す力、異文化・国際感覚を身につけること。即戦力の人材育成を目指すエディスコーワン大学ならではの科目内容です。
なお、履歴書とパーソナルステートメント、面接の審査に合格した志願者のみが選択できます。
マイナーで選択できるインターンシップ「Work-Integrated Learning (WIL) program」
2学期(もしくは許可が出た場合1学期)で450時間のインターンシップ経験ができる科目です。
WILにはこちらの4つのタイプがあり、大学がインターンシップ先をアレンジしてくれる他、自分で実習先を見つけインターンシップをすることもできます。
職場で経験を積むタイプのWork-based WIL
企業が直面している問題解に向けての戦略とリソースを開発するプロジェクトに取り組むProject-based WIL
地元の企業やコミュニティにアドバイスやサポートのコンサルティングを与えるConsultancy WIL
産業界や地域社会のパートナーと協力し大会やイベントに参加をするCompetitions
キャンパス内またはバーチャルでの事前セミナー、インターンシップ中のセミナー、学期末セミナーへの出席を求められる場合があり、コーディネーターと連絡を取りながら進めていくインターンシップです。
大学と繋がりのある産業界や地域社会の企業や団体にとっても、実務ベースのWILは、在学中の早い段階で学生と繋がることができる貴重な機会となっています。
インターンシップの過程は就職活動と同様で、合格した場合のみに実施が可能です。
フレキシブルで専門性の高いコース編成
学生は、必修12科目とマイナー4科目 (以下のリストから選択) と選択科目8科目 (またはマイナー2科目かメジャー1科目または専攻 1 単位から構成可能) で構成される24科目を卒業までに履修します。
1年次に開講されている「Work and Career(仕事とキャリア)」という科目もあり、ホスピタリティ&ツーリズムの基礎科目の他、将来の仕事に向け、グローバルな雇用の傾向や労働市場の需要を調査し、長期的視野にたったキャリアパスを分析。
「プロフェッショナルとしての自分」の理解を深め、自分のパーソナルブランドを確立できることを目指します。それだけではなく、仕事、健康、安全において、職場での多様性とインクルーシブ、リスク、法的および倫理的に考慮すべき事項、職場でハッピーに過ごせるセルフケアの管理、プロフェッショナルな行動や企業文化など、
自分のキャリアを築く上で、「仕事をするということ」は何かを追求できる科目です。
大学1年次の最初にこの科目があるということは、大学卒業後も長く続くキャリアの目標を設定することが、学ぶ上でとても大切だということ。大学の学問面だけでなく、
長い目で見た自分のキャリアを考えられるようにコースがデザインされています。
また、下記の科目リストにもあるように、
選択科目の種類が豊富。エディスコーワン大学のホスピタリティ&ツーリズムコースでは、豊富なマイナー科目と多分野の選択科目から、
自分の希望するキャリアに関する科目を選択することができ、自分の強みを作ることができます。
大学1年次 必修6科目+選択2科目 |
Introduction to Hospitality and Tourism(ホスピタリティと観光入門)
Food and Beverage Management(飲食マネジメント)
Work and Career(仕事とキャリア)
Managing the Service Experience(サービス経験マネジメント)Human Resource Management(人事マネジメント)Business Environments & Markets(ビジネスの環境と市場)
選択科目から2科目
下記の分野から選択ができます。
Event Management(イベントマネジメント)
Marketing(マーケティング)
Entrepreneurship(起業)
Human Resource Management(人事マネジメント)
Management(マネジメント)
Accounting(会計)
International Business(インターナショナルビジネス)
Project Management(プロジェクトマネジメント)
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大学2年次 必修2科目+マイナー2科目+選択2科目 |
Management of Hospitality Finance(ホスピタリティファイナンス・マネジメント)
下記科目から1科目選択
Introduction to Event Management(イベントマネジメント入門)
Social Media Marketing(SNSマーケティング)
Service Learning(サービスに関する学習)
Business Events Management(ビジネスイベント・マネジメント)
Business Study Tour(ビジネス研修旅行)
※研修旅行は学期により開講が無い場合もあります。
選択科目から4科目
下記の分野から選択ができます。
Event Management(イベントマネジメント)
Marketing(マーケティング)
Entrepreneurship(起業)
Human Resource Management(人事マネジメント)
Management(マネジメント)
Accounting(会計)
International Business(インターナショナルビジネス)
Project Management(プロジェクトマネジメント)
マイナーから2科目選択
下記のマイナー科目から選べます。
International Hotel and Resort Management(国際ホテルおよびリゾートマネジメント)
Tourism Business Management(ツーリズムビジネス・マネジメント)
Event Management(イベントマネジメント)
Marketing(マーケティング)
Entrepreneurship and Innovation(起業家精神とイノベーション)
Human Resource Management(人事マネジメント)
International Business Language(インターナショナルビジネスの言語)
Internship(インターンシップ/合格者のみ受講可)
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大学3年次 必修4科目+選択4科目 |
Marketing Analytics(市場分析)
Hospitality and Tourism Management(ホスピタリティ&ツーリズムマネジメント)
Business Practicum(ビジネス実習)
下記科目から1科目選択
International Resort Management(インターナショナル・リゾート・マネジメント)
Sustainable Tourism Development(持続可能な観光開発)
選択科目から2科目
下記の分野から選択ができます。
Event Management(イベントマネジメント)
Marketing(マーケティング)
Entrepreneurship(起業)
Human Resource Management(人事マネジメント)
Management(マネジメント)
Accounting(会計)
International Business(インターナショナルビジネス)
Project Management(プロジェクトマネジメント)
マイナーから2科目選択
下記のマイナー科目から選べます。
International Hotel and Resort Management(国際ホテルおよびリゾートマネジメント)
Tourism Business Management(ツーリズムビジネス・マネジメント)
Event Management(イベントマネジメント)
Marketing(マーケティング)
Entrepreneurship and Innovation(起業家精神とイノベーション)
Human Resource Management(人事マネジメント)
International Business Language(インターナショナルビジネスの言語)
Internship(インターンシップ/合格者のみ受講可)
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エディスコーワン大学のホスピタリティ&ツーリズム
ECUのホスピタリティ&ツーリズムは、Shanghai世界大学ランキング(2023年)で26位にランクインしており、トレーニングのためのコマーシャルキッチン&レストラン、ビール工場と施設が充実。
ツーリズムでは第一線の知識と経験を持つ先生の実体験を元に授業が進められ、まさに即戦力を育成するエディスコーワン大学ならではの授業が行われています。また、持続可能な観光開発の科目もあり、未来に向けての観光学を学べます。
また、エディスコーワン大学には、
Bachelor of Commerceのメジャーの一つにTourism and Hospitality ManagementとInternational Hotel and Resort Managementがあり、1年次前期にビジネスの基礎を学び、後期からメジャーやマイナーの科目を選択できるコースもあり、ECUがいかにホスピタリティとツーリズムに力を入れている大学かを現わしています。
Bachelor of Hospitality and Tourism Management入学要項
コース名 | Bachelor of Hospitality and Tourism Management |
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期間 | 3年間 |
入学 | 2月、7月 |
学費 | 年間A$$37,300(約384万円)※2025年度 |
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英語 |
・IELTS Academic overall 6.0(各セクション 6.0)
または
・提携英語コースを規定レベルで卒業すること |
成績条件 |
・高校の成績が5段階評価で3.6以上であれば、大学直接入学を目指すことができます。ただ、科目条件等もあるので、成績を満たせていても合格が保証されているわけではありません。
・TAFEやカレッジのディプロマコースを卒業した場合は大学に編入ができる可能性があります。詳しくはこちらをご覧ください。
自分にどの進学方法が合っているのか分からない場合はこちらからお問い合わせください。 |
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エディスコーワン大学の奨学金
エディスコーワン大学では、
こちらの奨学金を日本国籍者にも提供しています。
こちらの奨学金は多くの方が受給資格に該当する奨学金です。奨学金は、大学からオファーレターが発行された際に受給資格があるかわかるようになっており、別途申請は不要です。
出願の準備をしよう
まずはIELTSアカデミックやPTEアカデミックなどの大学に認定されている英語試験を受験しましょう。
また、学歴査定を受けたい場合は、
オンライン申込みフォームを送信してください。
英語力が入学基準に満たしていない場合
英語力がIELTS6.0レベルに達していない場合、エディスコーワン大学の提携語学学校からIELTSスコア無しで大学入学が可能です。
出願に必要な書類
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSなどの英語試験の受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。
- 最終学歴の卒業証明書(英語版)
- 最終学歴の成績証明書(英語版)
- IELTS(Academic)やその他英語試験結果
- パスポートカラーコピー
オーストラリア留学センターは現地エージェントです
東京の他、パース、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、アデレードにオフィスを持つ現地エージェント。だからこそ、各都市の学校といつも密に連絡を取っており、最新の情報をお届けしています。
渡航前から渡航後、留学期間中まで、しっかりカウンセリング、サポートを行えるオーストラリア専門の留学エージェントです。
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こちらからからお気軽にお尋ねください
※備考※
※本記事は2024年10月1日現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
※学費は毎年改定されます。本記事では2025年度学費をご案内しています。また授業料以外にも教材費、その他費用がかかります。
※授業料は毎年変更となり、毎年最新の授業料支払いが発生します。また、どの科目を受講するかにより授業料は若干異なります。ご了承下さい。
※入学の可否は大学による査定により判断されますので、入学基準はあくまでも目安となっております。
※科目により通常の授業料以外に追加費用がかかることがあります。(例:研修旅行)
※科目詳細は、学期の直前に更新および修正される可能性があります。ご了承ください。
※各科目受講前に条件がある場合があります。
※科目は学期により開催されないこともあります。