オーストラリア正看護師登録の英語力条件が更新されました

2016年7月より オーストラリアの正看護師登録における英語力条件詳細が更新されました。
IELTS Academic overall 7.0(各セクション 7.0)以上の基準は変わりませんが、今回の更新により各種英語力検定試験の合格ラインの内訳が発表されています。

更新内容



2016年7月1日以降からは、6ヶ月以内の受験結果であれば 2度の試験結果の合算も有効になります。

IELTS の条件
・1回のIELTS Academic 試験で Overall 7.0 (各セクションすべて7.0)以上
または
・2回のIELTS Academic 試験の各セクションの合算ですべてを7.0以上(2回の試験は半年以内の受験且つ、各セクション6.5以上の成績であること)
例:1回目のIELTS試験で Speaking → 6.5, Listening → 7.0, Writing → 7.0, Reading → 7.0、2回目の試験で Speaking → 7.0, Listening → 7.0, Writing → 7.0, Reading → 6.5 は条件クリアとなります。

OET の条件
・1回のOET試験で各セクション(Speaking, Listening, Writing, Reading)すべてをB以上
または
・2回のOET試験の各セクションの合算ですべてをB以上 (2回の試験は半年以内の受験且つ、C以上の成績であること)
例:1回目のOET試験で Speaking → B, Listening → B, Writing → C, Reading → C、2回目の試験で Speaking → C, Listening → C, Writing → B, Reading → B は条件クリアとなります。

TOEFL ibt の条件
・1回のTOEFL iBT 試験で最低 94ポイント以上で、Listening で24ポイント以上、Readingで24ポイント以上、Writingで27ポイント以上、Speakingで23ポイント以上を取得すること
または、
・2回のTOEFL iBT 試験 で合算可能。(2回の試験は6ヶ月以内の受験且つ、各テストは最低 Listening で20ポイント以上、Readingで19ポイント以上、Writingで24ポイント以上、Speakingで20ポイント以上であること)

PTE Academic の条件
・1回のPTE Academic の試験で Overall 65 以上(各セクション すべて65以上)、
または
・2回のPTE Academic の試験の合算で Overall 65 以上(2回の試験は半年以内の受験且つ、各セクション58以上の成績であること)

以上4つの試験が英語力証明として提出可能です。



IELTSやOETだけではなく、 TOEFL iBTやPTE Academicも英語試験として認可されたことにより、各テストとご自身との相性次第ですが、IELTSやOETにこだわる必要もなくなってきているのは朗報です。

今まで、英語力証明で諦めざると得なかった人も、今回の規制緩和で看護師への道が近くなったことは間違いありません。今回の規制緩和の更新をチャンスと捉え、英語力アップの準備を確実に進めていきましょう。



オーストラリアで正看護師を目指されている方、ぜひ下記もご参考ください。

オーストラリアで正看護師になるには?
http://www.aswho.com/nursing

以下、看護協会のウェブサイトから英語力証明の条件について詳細をご覧いただけます。
www.ahpra.gov.au/Registration/Registration-Standards/English-language-skills.aspx
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I009)
オーストラリア歴は24年目になりました。QLD州、NSW州、SA州の主要都市で仕事と生活していましたので、都市の違いから皆さまの目的に沿ったベストなアドバイスを心がけています。 このカウンセラーに質問する

サイトのご利用について

当サイト記載の情報の正確性には万全を期しておりますが、当社はそれらの情報内容に関し、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。また、情報は予告なしに変更となる場合がございますので、随時ご確認ください。

お問い合わせはお気軽に! 平日24時間以内にご返信いたします

無料メール相談

平日24時間以内にご返信いたします

お電話での留学相談はこちら