ウーロンゴン大学で ビジネス・アナリティクスを学ぶ


現代のビジネス環境は急速に進化し、企業は大量のデータを活用することで競争力を維持しています。
スマートフォンでの買い物履歴、SNSでの行動、そして企業の取引履歴。世界中で膨大な量のデータが日々生成される中、これらのデータをどう扱い、ビジネスに活かすかが企業の成功を左右する鍵となっています。
その中で「ビジネス分析」は、企業がデータを使って戦略的に意思決定を行い、競争力を高めるための必須スキルとして、ますます重要性を増しています。

ここでは、ウーロンゴン大学のBachelor of Business (Business Analytics)をご紹介します。
ビジネス分析の重要性、将来性、そして持続可能な社会への貢献について詳しく見ていきましょう。

ビジネス分析(Business Analytics)の基本とその重要性

ビジネス分析は企業の意思決定をデータに基づいてサポートする手法です。これにより、企業は効率を向上させ、競争力を維持できます。ビジネス分析では、膨大なデータを収集・整理し、パターンやトレンドを見つけ出して未来の動向を予測します。これには、顧客の購買行動や市場の変化を分析して、効果的なマーケティング戦略や製品開発に活かすプロセスが含まれます。

データ駆動型の意思決定
ビジネス分析は、データを利用して企業の意思決定をサポートします。たとえば、顧客の行動データを分析し、新しい製品戦略やマーケティングキャンペーンの方向性を決めることができます。データに基づく意思決定は、企業が競争力を高めるために不可欠です。

効率化とコスト削減
ビジネス分析のもう一つの大きな利点は、企業が業務プロセスを効率化し、コスト削減を図ることができる点です。特にサプライチェーンや在庫管理では、データ分析に基づく最適化が、業務のスムーズな進行と利益向上に貢献します。

市場予測と競争力維持
ビジネス分析を活用することで、企業は市場の動向や顧客のニーズを予測し、将来の変化に素早く対応することが可能です。こうした予測能力は、特に金融、ヘルスケア、製造、小売業界で重要であり、これらの分野ではデータ主導の戦略が大きな役割を果たしています。

なぜビジネス分析が求められるのでしょうか?

現代のビジネス環境は急速に変化し、技術革新が企業間の競争をさらに激化させています。データ主導の意思決定は、企業が成功を収めるための重要な要素となっており、特にデジタルプラットフォームを中心に活動する企業では不可欠です。たとえば、Amazonはリアルタイムでデータを分析し、顧客に最適な商品をおすすめするシステムを採用しています。また、日本の企業もビジネス分析を導入し、サプライチェーン管理や製品開発を効率化しています。

ビジネス分析のスキルは、現代の企業において非常に重宝されるため、国際的なキャリアを築くために役立つでしょう。データの解釈や戦略への適用方法を学ぶことで、学生は多岐にわたる業界で活躍できる可能性が広がります。また、AIや機械学習の発展により、この分野はさらに進化していくため、将来性が非常に高いと言えます。

ビジネス分析と持続可能な社会へ
持続可能な社会を実現するためにもビジネス分析は重要な役割を果たします。企業が環境に与える影響を最小限に抑えながら、利益を最大化するためには、データを活用した効率的な資源管理が必要です。例えば、エネルギー使用の最適化や廃棄物削減のための戦略をデータに基づいて計画することができます。ビジネス分析は、持続可能な社会への移行を促進するツールとしても注目されています。

ウーロンゴン大学の実践的な教育体制とサポート

ウーロンゴン大学は、ビジネス分野での実践的な教育に定評があります。ビジネス分析のコースでは、最新のデータ分析ツールや技術を使用し、現実のビジネス課題に取り組む機会が提供されます。さらに、産業界との強いコネクションを持つ同大学は、インターンシップや業界プロジェクトを通じて、学生が実際の企業での経験を積むことができる点も大きな魅力です。

国際基準を満たすウーロンゴン大学のビジネスプログラム

ウーロンゴン大学のビジネスプログラムは、オーストラリアの高等教育機関で最も権威のある団体であるAACSB(Association to Advance Collegiate Schools of Business)から認証を受けています。この認証は、大学のビジネス教育が国際的な基準を満たしていることを示しており、世界でも6%のビジネススクールがのみが認証を受けています。

ウーロンゴン大学リサーチセンター

ウーロンゴン大学には、ビジネスとITに関するさまざまなリサーチセンターがあります。特にビジネスデータ解析研究所(Business Data Analytics Research Institute)は、ビジネス分析の新しい手法や技術の開発に取り組んでおり、産業界との連携も強化しています。

実践教育と産業界との連携

学問的なことはもちろん、ウーロンゴン大学では実際に社会に出てから使える知識・スキルの習得も意識した教育を提供しています。国内・海外へのインターンシッププログラムやキャリアや雇用能力を高めるための科目(Work Integrated Learning Subject)等が開講されており、実際にウーロンゴン大学の学生の卒業生の企業からの評価は高いです。

ウーロンゴン大学Bachelor of Business (Business Analytics)履修科目


大学1年次 必修6科目+選択2科目
  1. Accounting for Decision Making(意思決定のための会計)
  2. Principles of Responsible Business(責任あるビジネスの原則)
  3. Economic Essentials for Business(ビジネスのための経済の基礎)
  4. Introductory Principles of Finance(ファイナンス入門)
  5. Introduction to Management(経営入門)
  6. Marketing Principles(マーケティングの原則)
  7. 下記選択科目から1科目
    • Accounting Principles(会計原則)
    • Economics and Society(経済と社会)
    • Professional Communication: Concepts and Practices(プロフェッショナルコミュニケーション:概念と実践)
主専攻(Business Analytics) 6科目+選択2科目
  1. Data Management and Security(データ管理とセキュリティ)
  2. Introduction to Business Analytics(ビジネス分析入門)
  3. Big Data and Visual Analytics for Business(ビジネスのためのビッグデータとビジュアル分析)
  4. Emerging Techniques and Tools in Business Analytics(ビジネス分析における新たな技術とツール)
  5. Business Analytics Industry Project(ビジネス分析業界プロジェクト)
  6. Data Analysis I(データ分析I)
  7. 下記選択科目から2科目
    • Marketing Effectiveness(マーケティング効果)
    • Professional Experience in Business(ビジネスにおける専門経験)
    • Database Systems(データベースシステム)
    • Applied Financial Modelling(応用金融モデリング)
    • Data Analysis II(データ分析II)
    • International Study Tour in Business(ビジネスにおける国際研修旅行)
    • International Perspectives on Sustainable Business Practises(持続可能なビジネス慣行に関する国際的視点)
副専攻 1科目
  1. Accountancy(会計学)
  2. Business Information Systems(ビジネス情報システム)
  3. Business Law(ビジネス法)
  4. Economics(経済)
  5. Entrepreneurship(起業家精神)
  6. Finance(ファイナンス)
  7. Human Resource Management(人事管理)
  8. International Business(国際ビジネス)
  9. International Economics(国際経済)
  10. Management(マネジメント)
  11. Marketing(マーケティング)
  12. Public Relations(広報)
  13. Sport Marketing and Management(スポーツマーケティングとマネジメント)
  14. Supply Chain Management(サプライチェーンマネジメント)
  15. Sustainable Business(持続可能なビジネス) 
  16. MarTech(マーテック)
キャップストーン 1科目
  1. Integrative Business Capstone(統合ビジネスキャップストーン)
選択科目 1科目
  1. Professional Experience in Business(ビジネスにおける専門経験)

ウーロンゴン大学のビジネスコースについては、ウーロンゴン大学 ビジネス系コースを徹底解剖!もご参照ください。

Bachelor of Business (Business Analytics) 入学要項

コース名Bachelor of Business (Business Analytics)
期間3年間
入学2月、7月
学費A$32,448/年間(約334万円)※2025年度
英語 ・IELTS Academic overall 6.5(ライティングセクション 6.0)/TOELFibt 79(リーディング、ライティング18、スピーキング、リスニング16)

または

・UOWカレッジのEnglish for Tertiary Studiesを規定レベルで卒業すること
成績条件 ・高校の成績が5段階評価で3.8以上であれば、大学直接入学を目指すことができますただ、科目条件等もあるので、成績を満たせていても合格が保証されているわけではありません。
・UOWカレッジディプロマコースを規定の成績を修めること。
ウーロンゴンカレッジからの詳しい進学方法はこちらをご参考ください。

ウーロンゴンカレッジディプロマコースを経由して大学2年次編入


日本の高校で評定平均2.5以上/5段階評価(主要科目重視)をお持ちの場合、ウーロンゴンカレッジで開講されているDiploma of Businessへ進学することができます。
このディプロマコースを規定の成績で修了すると、48クレジットポイント(1年相当)が免除となり、Bachelor of Busibessの2年次へ編入、Diploma of Business(1年)+ Bachelor(残り2年)=3年間で卒業を目指すことができます。

コース名Diploma of Business
期間1年(3学期)
入学2月、7月
学費32,022ドル(約334万円)※2025年度
英語 IELTS5.5(リーディング、ライティング5.0以上)

または

・UOWカレッジの進学準備英語コースを規定レベルで卒業すること
出願条件 ・高校卒業資格、評定平均2.5以上/5段階評価(主要科目重視)

出願に向けての準備



1. まずは英語試験を受けましょう

まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。

日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/

2. 出願に必要な書類を準備しましょう

出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー

3. 出願手続きスタート

最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式にウーロンゴン大学への出願手続きをスタートします。

留学相談&お問い合わせ先


当社オーストラリア留学センターはウーロンゴン大学を含め全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2024年9月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2025年度学費をご案内しております。
・日本円は弊社が取得できる最新の送金レート(A$1=103円) で換算しており、実際はお支払い時にご利用の金融機関の為替レートが適用されます。




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豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号G175)
シドニー滞在歴15年を経て、現在東京オフィスで留学コンサルタントとして 皆さんのオーストラリア留学実現へ向けてサポートしています! 現地での滞在・進学経験を踏まえて、皆さんのご留学へむけての不安を解消して安心して出発の日を迎えられるよう、アドバイスしています。 まずはお気軽にご相談下さい! このカウンセラーに質問する

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