自分に強みを持たせる西オーストラリア大学のMaster of Laws(LLM)

西オーストラリア大学(UWA)はオーストラリアの西海岸、パースにあるオーストラリアトップ8大学(Group of Eight)のメンバーである名門大学です。



パースシティからはバスで約10分。ユーカリの木々に囲まれた広大なキングスパーク、スワンリバーのヨットハーバーのすぐ隣にUWAの本キャンパスがあります。



シティ近郊にあるのに、緑豊かな美しいパースキャンパスで開講されているMaster of Lawsは、大学法学部を卒業した方が法律事務所、政府、公的機関、ビジネス、非営利団体でリ−ダーとしてキャリアを積むために役立つ知識とスキルを学ぶ修士号コース。

なぜ、西オーストラリア大学のLL.M.で学ぶことがキャリアアップのヘルプになるのか、その特徴をご案内しましょう。



1:西オーストラリア大学のロースクール




UWAのLaw Schoolは、学部別で見ても世界トップ100位内(QS世界大学ランキング2021&Times higher education 2020)にランクインし、全豪では5番目、西オーストラリア州では最も歴史ある1927年創立のロースクールです。

これまでに、オーストラリア首相、西オーストラリア州総督、国務大臣、州最高裁判所長官などが卒業生として名を連ねています。

「ワールドクラスのロースクールでいるために、21世紀のグローバルチャレンジに向け、多様なリーガルマインド、正義と革新的なアプローチを育てること」

をビジョンとし、歴史あるロースクールとはいえ、代々大切にしている「サポートを大切に思う」文化をベースに、実社会に活かせる実用的なコースを開講している学部でもあります。

UWAのロースクールの特徴は、各専門分野に特化した多数のコースを開講していること。

実際に開講されているコースを見ると、いかに多岐にわたる専門分野のマスターを開講しているかが分かります。西オーストラリア州の産業の強みを活かした資源法、法律に強いリーダーの育成に役立つMBAとLLMを同時取得できるコースも開講されています。
・Master of Commercial and Resources Law

・Master of International Laws

・Master of International Law and Master of International Relations

・Master of Mining and Energy Law

・Master of Taxation Law

・Master of Business Administration (MBA) and Master of Laws 

・Master of Commercial and Resources Law

このリストを見ても、西オーストラリア大学のロースクールがいかに多様な分野の法学に力を入れ、コースを開講しているかが分かります。

その強みを活かし、LLMでは61科目という膨大な科目から1年間で8科目を選択します。つまり、UWAロースクールのMaster of Lawsコースでは、幅広い分野から興味のある専門分野をピックアップし、深く学ぶことができるのです。

2:Master of Lawsの科目リスト

UWAのMaster of Lawsコースの科目リストの中には、国際貿易法、航空法、家族法、雇用法などの他、メディア法、気候変動法、中国とのビジネス取引、オーストラリアならではの鉱業法、国際Oil&Gas法、オイル&ガスの契約、国際コマーシャル調停などが開講されています。

そのため、オーストラリアと取引のある企業だけではなく、中国企業、幅広く国際的にビジネスを展開している企業に必要な知識も学ぶことができます。


3:UWAのMaster of Lawsは法律知識に深みと幅を与え、キャリアアップを目指せるコース


他の有名大学とは異なり、西オーストラリア大学のLLMは弁護士や法律関連の職歴が無くても入学可能なコースで、法律に関わる仕事をしている人以外に、「外資系企業で契約に携わる部署にいる」「海外取引のある企業に就職したい」という方のキャリアに強みを与えてくれるコースです。

そのため、卒業後は弁護士や裁判所など、法律関連の職歴ではなく、一般企業、ビジネス、政府、非営利団体など、法律知識を活かせる分野でキャリアを築く人も多くいます。

それだけでなく、トップレベルのマスターコースで学ぶことは、トップレベルのクラスメートと出会うということ。

留学中に、将来のビジネスに活かせるネットワークをクリエイトできるコースでもあります。


4:UWAのLLMデータ


コース名Master of Laws
期間1年
入学基準法学部学士号をWAM60%以上で修了していること
授業料38,000豪ドル(約289万円)
必要な英語力IELTS7.0(各スキル6.5以上)
入学月2月、7月
「I think what sets UWA Law school apart is the amount of care and wellness that all of the professors and faculty for the students, and environment that’s created is just so supportive」(私が思うUWAのロースクールが他と違うところは、教授陣と学部全体と環境が生み出すケアと健全さのサポート量がすごいところ)

これは、現在学んでいる学生、Millieさんが上記ビデオの中で話している言葉。この言葉が西オーストラリア大学のロースクールの全てを表現しています。


5:UWA、Master of Laws出願に向けての準備


1. まずは英語試験を受けましょう
事前に英語力基準を満たしているのか、それとも付属語学学校で何週間の英語コース受講が必要なのかをはかるため、IELTS(アイエルツ)試験やTOEFL、PTEなどのを英語試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。
英語力証明が無くても、学歴証明で仮査定を行うことが可能です。その場合は英語力証明は後日ご提出下さい。

  • 最終学歴の卒業証明書(英語版)
  • 最終学歴の成績証明書(英語版)
  • IELTS(Academic)または他の英語スコア結果
  • パスポートコピー
*その他、法律系の職歴があればお知らせ下さい。

3. 出願手続きスタート
オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式に西オーストラリア大学への出願手続きをスタートします。
仮査定をご希望の方もこちらからお申し込み下さい。

留学相談&お問い合わせ先


オーストラリア留学センターは西オーストラリア大学を含む全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
※備考※
・本記事は2020年11月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=76円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。

豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I005)
週末はガーデニングという名目の雑草取りに追われ、その疲れをパースのきれいな海とおいしいワインで癒しながら、この素晴らしい環境で生活できることを感謝。たまに野生のカンガルーに会いに郊外へ出かけたり、釣りをしながらアシカを見たり、野生のイルカと出会えるスポットがあるのも楽しみ。 このカウンセラーに質問する

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