IB生の私がオーストラリアの大学に進学するまで

私(杉谷茉由)は日本の高校でIB(International Baccalaureate=国際バカロレア)コースを修了しました。
初等教育対象のPYP(Primary Years Programme)から始め、MYP(Middle Years Programme)、DP(Diploma Programme)課程を全修了し、IBフルディプロマを取得したあと、オーストラリアのクイーンズランド大学(The University of Queensland)に進学し卒業、現在に至ります。
IB生は留学エージェントを利用しない方も多いと思いますが、なぜ私が留学エージェントを利用したのか、出願までの経緯や感想などをまとめてみたいと思います。

自分で全部できるのでは?

IB生である私たちは、英語にそれほど不自由することなく、海外の大学のwebサイトを見たり、大学とメールのやりとりができます。実際、私の高校でも、多くの先輩が海外の大学に進学していたり、海外向けの進路相談もあったので、私もその流れで、大学選びや出願、入学手続きなどを一人でするつもりでいました。

高校2年生はIBのDP(ディプロマプログラム)が始まる頃、高校3年生はIBの集大成に取り掛かり、多忙期に入ります。私も、最終スコアに関わる論文・プレゼンなどの課題やMOCKの対策と平行しながら、海外の大学のリサーチを始めました!

私が行った大学リサーチ方法

私の高校は、先輩方が多く海外大学へ進学しており、国別の大学が全て載っている大学百科事典のような本がありました。私はまず、その冊子と大学のウェブサイトを元にリサーチを始めました。

大学のウェブサイトは、参考になるページを印刷して熟読し、その後、学校ごとにファイリングします。時間と手間が結構かかりましたが、各大学の学部やコースの特徴を自分なりに差別化するため、と地道にやっていました。
ただ、ちょっと困ったこととして、大学によってウェブサイトの構造が違うため、自分が欲しい情報が書いてあるページをすぐ見つけられなかったり、ネットに溢れる良い情報や悪い情報を消化しきれず、気がついたら、だらだらとネットサーフィンして時間と体力を消耗して終わる。。。なんていうこともありました。

もっと時間があれば。。。IBスコアとの葛藤

IB独特の授業が好きだった私は、IBコースの集大成ともいえる「IBフルディプロマ取得」に加え、「高いIBスコアを残し、これまで積み重ねてきたものを証明するぞ!」と意気込んでいました。その背景には「IBスコアで高得点を出せば、海外の名門大学に進学できる」という意識もありました。

オーストラリアの大学進学に有効となるIBスコアは、DP本試験、各教科の論文やプレゼンテーション、Extend Essay、Theory of Knowledge Essayの全てを総合して算出されます。

高校3年目は、上記全ての課題提出、6月の仮試験、11月の本試験…と、忙しさがMAXになります。そんな中、少しでも高いスコアを出すためには、目の前のDP課程に全力で集中し、時間をかけて課題や勉強をこなす必要がありました。
当時「とにかくIBで高いスコアを!」と意気込んでいた私は、高校3年生の6月になっても、出願する大学や国を特定せず、IBの勉強を優先させました。それと同時に、「海外大学に出願するためには、TOEFL iBT(英語力検定試験)のスコアも上げておかないと!」と、必死でTOEFL対策も行い、試験も数回受けました。
↑6月のDP模擬試験まで追い込むために私がアナログのカウントダウンを作って、教室に貼っていました(笑)

現役のIB生が経験する「時間がいくらあっても足りない」状況下で、さらに海外の大学の選定やその手続きまで、全てを一人で確実に進めていくことは、もしかして思っていたほど簡単なことではないかも。。。と感じ始めたのも、この頃でした。

思い込みが勉強時間のロスを生んでしまう

イギリス進学ではIELTS、アメリカはTOEFL iBTとSAT等が必要な様に、私はオーストラリアの大学も、出願にはIBスコアと英語力証明(TOEFLなど)が必要、と思い込んでいました。

でも、それは間違いでした。IBコースを英語で修了している場合、卒業生はオーストラリアの大学に進学する英語力を持っていると認められています。そのため、オーストラリアの大学の多くは、英語力証明(TOEFLなど)が不要で、IBスコアを満たしていれば、合格をもらうことができます*。

*スコアの基準点は学部により異なります。なお、Dual Language日本語でIBを取得した場合や学部によっては、追加で別途証明書等が必要になることもあります。

今思えば、私が高校3年生の6月までに、オーストラリアの大学に行く!と決めていたら、TOEFL iBT対策へ費やしたあの膨大な時間を、IBの勉強に充てることができたはず。。。IBの課題や本試験は、TOEFLのように、やり直しがきくものではないので(もし可能でも、とてもやり直したいと思えないくらいIBは大変だったけど)、やはりもっと時間をかけたかったです。
自分なりに入念に準備を進めていたつもりが、思いがけないところで、沢山の貴重な時間を失ってしまいました。

あともう一つ感じたのは、漠然と「高いスコアを出そう」と勉強するより、「志望大学(学部)に入るには、どのくらいのIBスコアが必要か?」を早いうちに明確にしておくべきだったと思います。そうすれば、もっとIB仮試験の対策が練りやすかったはず。目標をしっかり持っておくって、大切ですね。
とはいえ、高校2年生は2年生で、それなりに忙しいんですよね…
出願する大学を決めるまでには、信頼できる情報を見極めて、見比べて、相談して、悩んで、と、案外多くのステップがあります。

私が、留学代理店を利用し始めたのは、高校3年生の11月、DP本試験を終えた後でした。出願には間に合いましたが、やはり、行く国や大学(学部)は、高校3年生の6月までには絞っておくべきだったと思います。

時間だけじゃない、情報の質も大事!

そんな私が、留学代理店を使って感じたこと…

①ネットにない情報にたどり着けた!
大学の基本情報やコース内容などは、各大学のウェブサイトから収集できます。そして、それらは当然、大学側の目線で書かれているので、正直どれもよく見えます(苦笑)。
私は、実際に通っている学生がどう思っているか知りたかったので、留学代理店から、現地の日本人学生を紹介してもらいました。そのほかにも、大学情報や出願手続きなどもカウンセラーに直接質問するようにしてから、ネット頼りだった情報収集の時間を勉強に使えるようになったし、得られる情報の質も一気に上がったと思います。

②客観的なアドバイスの重要性
最終的な進学先を決めるのは自分自身ですが、そこでミスをしないために、その大学を良く知る人から、様々な情報や意見をもらうことが重要だと感じます。それぞれの大学のいいところは、ある程度自分でも判断できます。
でも、信頼できる専門家なら、より中立的な立場で大学を比較してくれたり、本来の目的に沿った冷静なアドバイスをくれるはずです。
現地にオフィスがある留学代理店なら、大学生や大学担当者とも日々繋がっているはずですから、各大学のウェブサイトに無いような情報も教えてもらいやすく、より最近の状況が聞けたりといった利点もあります。

③その情報は正しい?必要?その判断って難しい…
IB教育でもよく「目の前にある全ての情報が必ずしも正しいと思わないこと」を注意されます。ネットで得られる情報はまさに疑ってかかるべきものですよね。

私が当初振り回された情報の一つに、大学ランキングがあります。世界大学トップランキング、学部別ランキング、国別ランキング…など検索するといっぱい出て来て、でもそれらが何を基準にしているのか?とか、そもそもランキング自体、気にすべきなのか?など、高校生の私には判断がつきませんでした。
この点も、早いうちに留学代理店に相談していれば良かったなと思います。将来の目標や個々の性格によっては「ランキング上位の大学=自分にベストな大学」とは限らないことを、きっと教えてくれていたでしょう。

私のブログ:世界大学ランキングをどう読む?

サポート料金は払っていなかった!

留学代理店を使うとなると、「サービス料が別途でかかるんじゃないの?」「高校が払ってくれているのかな?」と私は高校生の頃、思っていました。

確かに、手数料などがかかる留学代理店が多いですが、私が利用した留学代理店は、同じ手続きを無料でしてくれました。
「なぜお金をとらないのに運営できるんだろう?」と疑問に思いましたが、その理由は「オーストラリアの教育機関からの紹介料」で運営しているから、ということを知りました。

教えて!有料エージェントと無料エージェントの違い

現地サポートがないと苦労するかも?

渡豪までの準備も一苦労ですが、私がオーストラリアに着いてからも、全てが初めてのことで、大学が始まる前にしなきゃいけないことがいっぱいありました。

携帯電話、皆どうしてるんだろう?どの銀行口座がいい?生活必需品はどこで揃える?…そういったことを、直接教えてもらえる現地サポートがあると便利です。
私自身、大学の途中でマーケティング学に興味を持ち、Dual Degree(学位を2つ)取ろうか悩んだことがあります。私がDual Degreeにしたら、就学期間が3年から4年になります。
今からでも間に合うのか? コース組みは大丈夫か? ビザはどうなるんだろう? 自分の将来にとって、これがベストな選択か? など疑問がたくさん出て来ました。
そんな時、日本語で相談できる場所があるという安心感は、慣れない海外生活への自信に繋がっていく気がします。

効率的に進学の準備をしよう!

私が振り返って、留学代理店に相談してよかったと思うことは、大きく3つあります。
・大学の情報を集める時間を短縮し、正しく最新な情報を手に入れられる。
・出願書類の準備を(無料で)手伝ってもらえる。
・いざという時、現地サポートも受けることができる。

というわけで、私から現役IB生へのアドバイス:

「大学選びや出願準備は専門家に任せて、高校3年生の多忙期はIBに集中しよう!」

大学進学につきましては、こちらからお気軽にお問い合わせください。

IB学生用の大学進学ステップガイドはこちら

私の大学体験談はこちら
 
国際バカロレア(IB)卒業生であり、クイーンズランド大学(UQ)の卒業生です。オーストラリアの大学進学をはじめ、オーストラリアの学校に通うことの素晴らしさを、留学をお考え中の皆様にも伝えられるよう寄り添ってアドバイスできたら幸いです。 このカウンセラーに質問する

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