学費のお支払い方法
学費のお支払い方法
当機関は、オーストラリア全土の各学校の正規入学手続き機関として登録されていますので、入学手続きだけでなく、学費を受領し、支払いを代行することも業務の一環として行っています。これは学校の事務手続きを手助けすると共に、日本からの学生の学費の振り込みをサポートすることが目的です。
また、正規代理店からの入学申し込みであれば、万が一送金に遅れが生じたときにも、学校は速やかに対応してくれます。
お支払先につきましては、「
当社経由でお支払い頂く」他、「
教育機関に直接お支払い頂く」方法でもお手伝いをさせて頂いており、もっとも有利な両替レートを利用することはもちろんですが、安心できる方法を選択することが重要でしょう。
加えて、オーストラリアの各学校は、世界中の学生からの入学申し込みを受け付けています。各国の金融機関からの振り込みを案内することは困難ですし、生徒一人一人の学費の入金を、どの生徒の振込みか照らし合わせる確認作業には時間がかかります(特にTAFEなどの場合には、入金確認に1ヶ月程もかかる場合があります)。確認ミスなどのトラブル発生時にも、各国言語で対応することはできません。
当機関では、もっとも一般的なドル建て送金をオススメしておりますが、生徒さんのご希望似合わせて、お支払い方法をご案内しています。
- 海外送金(電信送金)
- クレジットカード
- インターナショナル・マネーオーダー
支払い方法 | 為替レート | 手数料 | 手続きの手間 |
ドル送金 | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
円送金 | ★★★★★ | ★★★ | ★★ |
海外送金サービス | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
クレジットカード | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
海外送金(電信送金)
学校の指定口座に学費を銀行振り込みで支払うもので、正確には海外電信送金(オーバーシーズ・テレグラフィック・トランスファー)といいます。電信送金は、日本円がいつの時点で両替されるかによって、2つの種類に分かれ、日本円のまま送金し、オーストラリアの到着銀行でドルに両替するもの(円送金)と、日本の銀行でオーストラリアドルに両替のうえ、ドルを送金するもの(ドル送金)があります。
この電信送金は、紛失のない安全性からも、もっとも多くの学生に利用されている学費の支払い方法です。
この、円送金、ドル送金どちらの送金方法が適しているかは、利用者によって様々です。なお、新聞などに掲載される為替相場は、東京、ロンドン、ニューヨーク市場などでの取引価格を表しているものですから、各銀行が用意している一般向け為替レートとは異なります。また、各銀行がインターネット上に掲載している為替レートはあくまで目安ですので、実際の取引に適用される保証はありません。
ドル送金
日本の銀行で日本円をオーストラリアドルに両替のうえ、両替されたドルを電信送金します。各銀行のレートをチェックする際には、外国為替相場一覧表の、対顧客売り相場・送金の覧、またはTTSと表示された覧を参照します。大手都市銀行の中では、概ね東京三菱銀行のレートが一番良いようです。日本で利用できる銀行で、そのほかレートが良いのはANZ銀行(日本)やCity Bankが挙げられます。
ドル送金は、円送金同様、最寄の銀行の外国為替のコーナーで受け付けています。送金手数料は銀行によって異なりますが、通常4000~6000円程です。また、受け取り先銀行の手数料が別に20ドル前後請求されます。送金手続きからオーストラリアの振込先で入金が確認できるまでは、1日~1週間程必要です。また、送金依頼時には銀行窓口で「外国送金依頼書兼告知書」に記入する必要があります。地方の銀行や、都市銀行でも小さな支店の場合には、海外送金の事務手続きに不慣れな場合が多くありますので、振込先情報は間違えなく記入することが必要です。銀行で手続きを終了したら、送金の控えは必ず保管しておくようにしてください。
円送金
円建て送金とは、日本の銀行で日本円をオーストラリアドルに両替せずに、円のまま電信送金する方法です。到着した日本円は、オーストラリアの銀行の有利なレートで自動的に両替されますので、もちろん為替レートはドル送金よりも有利なものとなりますが、入金手続きを進めて頂く上で、いくつかの書類等を提出しなければならないため、若干手続きに時間がかかる方法でもあります。
日本からであれば、KVB社を利用し、円建て送金を行うことが可能ですが、実際の手続きは最寄の銀行の外国為替のコーナーで受け付けています。送金手数料は銀行によって異なりますが、通常3000~7000円程で、ドル送金と同様に簡単に手続きができます。銀行で手続きを終了したら、送金の控えは必ず保管しておくようにしてください。
クレジットカード
ほとんどの学校でクレジットカードによる学費の支払いを受け付けています。受け付けているのは、VISAとMASTER CARDで、学校によってはDINERSとAMERICAN EXPRESSも使用可能な場合がありますが、JCBを受け付けている学校はほとんどありません。クレジットカードでのお支払いの場合、通常、カード会社への事務手数料として、1.18%~5%程度のサーチャージ(手数料)が支払い金額に上乗せされます。
手続きは、クレジットカード番号、有効期限、名義人を案内するだけで済みますので、もっとも簡便な支払い方法といえるでしょう。ただし、学費はドルでも支払いは円となりますので、クレジットカードでの支払いの場合、明細が送られてくるまではっきりした支払い額がいくらになるのか分からない、というデメリットがあります。
弊社でも、お客様からのご要望によりクレジットカードでのお支払いを受け付けています。出発日が近づいていて、緊急でお支払いの必要がある場合や短期留学の学生の方々には、非常に便利なお支払い方法ですが、やはりカード会社への事務手数料が必要です。お支払い金額の一律1.18%をご負担頂いておりますのであらかじめご了承ください。
【弊社でのクレジットカードのご利用に関しての注意点】
- ご利用頂けるクレジットカードの種類はVisa カード、Master カードのみとなります。
- クレジットカード利用手数料として請求額の1.18%があわせて引き落しされますので予めご了承下さい。
- クレジットカード利用限度額がご請求額に満たない場合は、決済が出来ず、留学手続きに遅延が発生する場合があります。
- 決済が出来ない場合の手続き遅延に関する一切の責任は弊社では負いかねます。クレジットカードの利用限度額にお気をつけ下さい。
- 安全面を考慮し、弊社ではEmail ではクレジットカード詳細を受け付けておりません。FAX にてご連絡下さい。
- クレジットカードの利用にあたり、弊社での決済日と、お客様ご利用のクレジットカード会社の引き落とし日は必ずしも一致しません。
- 引き落とし日、為替レートなどに関しましては、ご利用のクレジットカード会社まで直接お問い合わせ下さい。
インターナショナル・マネーオーダー
銀行または郵便局で購入できる、国債郵便為替(インターナショナル・ポスタル・マネーオーダー)による支払いも、ほとんどの学校で受け付けています。購入時のレートにて換金し、受け取ったドルの為替証書をオーストラリアに書留郵送します。特に郵便局は両替レートも良いといわれ、手数料も100万円以下で2500円と安いのが特徴です。ただし、オーストラリアは郵便物の紛失が多く、かかる日数もそのときによってまちまちと、郵便事情は決して良いとはいえないことから、日本人の学生にはあまり利用されていないのが現状です。
学費支払いの注意点
日本の留学代理店で手続きを申し込まれる場合には、手数料が無料と謳っていても、多くの場合には円での学費支払いを求められます。その場合、円に換算する際に、各留学代理店によって決められた為替レートが適用されます。それぞれの代理店が定めたレートには1ドルあたり5~10円の上乗せがされているのが一般的です。これは為替変動のリスクを避けるために行われているのですが、留学生にとっては大きな金額となります。例えば1ドルあたり5円の上乗せがされていた場合には、1万ドルの授業料あたり5万円も授業料に差ができることになります。
直接学校に振込みたい!
学費お振込の際は、当社からのご請求書に記載されたお振込先をご案内させていただいておりますが、「学費は直接学校に振込みたい」という留学生のために、学費の「直接支払いサポート」もおこなっております。直接、学校にお支払を行う場合にも、学校への請求書発行依頼、お支払確認などを、全て無料にてサポートさせて頂いております。