学費のお支払い方法

弊社は、正規入学手続き機関として登録されているオーストラリア全土の各学校の入学手続きだけでなく、学費を受領し、支払いを代行することも業務の一環として行っています。これは学校の事務手続きを手助けすると共に、日本からの学生の学費の振り込みをサポートすることが目的です。

 
目次

学費のお支払い方法

弊社ではお客様の希望に合わせて留学費用(学費)の支払方法をご案内しており、現在は下記の3つから選択いただいています(学校より支払方法が指定されている場合があります)。
  • 弊社の銀行口座へ、オーストラリアドル建て国際送金(銀行振込)
  • 弊社へ、カード決済依頼(クレジットカード・デビットカード)
  • 学校へ、直接お支払い(学校指定口座へのオーストラリアドル建て国際送金、学校指定のカード決済手続き、ConveraやFlywireなど資金決済サービスを通じたオーストラリアドル建て送金もしくはカード決済など)

オーストラリアドル建て国際送金(銀行振込)


弊社経由でお支払いいただく場合、学費を過不足なく送金いただくため、オーストラリアドル建て送金をお願いしております。

大きな金額を支払う場合、カード決済と比べて手数料が少ないなどのメリットがあります。送金手続きからオーストラリアの振込先で入金が確認できるまでは、1日~1週間程必要です。

オーストラリアドル建て国際送金(銀行振込)での留学費用(学費)のお支払いに必要な書類

☑『外国送金依頼書兼告知書』および関連資料
☑送金代金・諸手数料のお支払いにかかわるもの
☑ご本人確認書類(個人のお客さま)
☑マイナンバーカード(個人番号カード)

1. 『外国送金依頼書兼告知書』および関連資料

  • 『外国送金依頼書兼告知書』は、金融機関でご記入いただけます。(一部金融機関では事前にオンラインで手続きし、印刷して持っていくことで、手数料が安くなる場合があります。)
  • 送金先情報:口座名義・受取人住所・受取人電話番号・銀行名・支店名・銀行所在地・支店番号・口座番号・口座種類・SWIFT code(スイフトコード) ※弊社へ送金いただく場合は、「ご請求書」及び「ご請求書」のご案内メールをご確認ください。
  • 送金目的に関連する資料:教育機関からの授業料・入学料の請求書・入学許可証など
  • 送金原資に関連する資料:送金に利用する金融機関に日々預金してきたものであれば、追加書類の提出を求められる可能性は低いですが、直前に大きな現金の入金や他行口座からの入金などがあった場合など、送金原資の確認資料の提出が求められる場合があります(後述の「よくあるご質問」参照)。
2. 送金代金・諸手数料のお支払いにかかわるもの

送金原資確認等のため、現金でのご送金を取り扱っていない金融機関も増えてきました。送金に利用する金融機関の口座に資金をご準備の上、以下のものをお持ちください。
  • 通帳(通帳が発行されていない口座は不要)
  • お届けのご印鑑
  • キャッシュカード(個人のお客さまでお持ちの方のみ)

3. ご本人確認書類(個人のお客さま)

ご送金人や金融機関窓口へ出向かれた方のご本人確認書類の提示が必要です。運転免許証やマイナンバーカード、パスポート(*)等、なるべく顔写真入りの確認書類をご用意ください。

※健康保険証など本人確認書類に顔写真がない場合には追加の書類が必要になる場合があります。
※日本国発行の令和2年(2020年)2月4日以降に申請・交付されたパスポートを本人確認書類として利用される場合は、現住居の記載があるもう1種類の本人確認書類も必要です。

4. マイナンバーカード(個人番号カード)

法令により外国送金のお取引の際は、個人番号(マイナンバー)のお届出が必要となります。
  • 支払金融機関に口座を持っている 且つ すでに個人番号をお届け済みの場合:不要
  • その他の方:個人番号カード、通知カード、住民票の写し、または住民票記載事項証明書(個人番号の記載があるもの)のいずれか
上記は、どこの金融機関でも概ね求められる書類になりますが、他に必要な書類がないかご利用予定の金融機関へ事前に確認されるとよりスムーズに進められると思います。

必要な費用

  • 送金手数料:送金手続きを行う金融機関に支払う手数料です。金融機関や手続き方法(窓口/オンラインなど)で異なりますが、通常4,000~6,000円程です。
  • 仲介銀行手数料:銀行によっては、送金手続き上、受取銀行に着金するまでに第三者銀行を経由する場合があります。その場合、第三者銀行に支払う手数料です。
  • 為替手数料:為替レートは銀行によって異なります。日本円をオーストラリアドルに両替する際は、利用する銀行の外国為替相場一覧表の、対顧客売り相場・送金の覧、またはTTSと表示された覧を参照します。
  • 支払銀行手数料:受取人へ支払う銀行の手続き費用で、A$10~25程度が請求されます。支払銀行手数料については弊社からの「ご請求書」をご確認の上、お手続きをお願いします。
※手数料については利用する金融機関、利用方法(オンライン、窓口、一部オンラインなど)によって異なります。お手続きをする金融機関に直接ご確認ください。

よくあるご質問

ーWISEを利用して支払いたいです。

WISEを利用して弊社銀行口座へお支払いいただくことも可能です。

WISEとは、資金決済サービスのひとつで、日本では、ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社という会社名で、銀行法ではなく資金決済法に基づく「資金移動業者」として金融庁に登録されています。各国にあるWISEの口座を利用して国際送金を回避することで、金融機関より安価な手数料や短い時間での送金を実現しています。

メリットは、72時間の為替レート保証や安価な手数料、早ければ当日中にも着金確認できることなどがあげられます。

デメリットは、日本からのお手続きの場合、資金決済法の制限を受けるため、日本円で100万円相当額以下の決済しかできないことなどです。学校直接支払いが指定されている場合を除いては、弊社宛てに分割して送金いただいた金額をまとめて学校へ支払うことは可能です。100万円相当額以上のお支払いが必要で、WISEをご利用の方は、お支払いの前に担当カウンセラーへご相談ください。

WISEの利用方法についてはこちらをご確認ください。

ー御社の日本の銀行口座に国内送金で支払いたいです。

申し訳ございませんが、弊社では日本の銀行口座への国内送金は受け付けておりません。円でお支払いいただく場合、日々変動している為替レートを加味したご案内が必要になります。その結果、直接学校へ支払う場合の金額に+αした金額をご案内せざるを得なくなります。大事な留学資金を有効に使っていただくため、直接学校へ支払う場合と同じ金額になるよう、銀行振込はオーストラリアドル建ての国際送金のみとさせていただいております。

ー銀行振り込みの際に、留学者と支払人の関係や、どうやってお金を準備したのかなどの説明を求められました。

金融機関で送金目的や送金原資などいろいろと確認される理由いくつかありますが、特に重要なのが「マネーロンダリング防止法」です。マネーロンダリングは「資金洗浄」と訳され、不正に取得した資金や企業の隠し資金などを銀行の口座から口座へ移して出所を隠蔽し、資金を合法化することを指します。
金融機関の義務
マネーロンダリングはテロ資金供与にもつながることから、法律で厳しく規制されています。金融機関は、その取引において不自然な点や不合理な点はないか確認し手続きをする義務を負っています。また、その「確認・調査したこと」は、定期的に行われる監督省庁による監査においてエビデンスをもって説明できる状態にしておく必要があるため、口頭の確認だけでなく、様々な書類の提出を依頼することになります。
By 金融庁 https://www.fsa.go.jp/news/30/20180330amlcft/20180330amlcft.html
留学資金などの国際送金は、日常的に行うものではなく金額も大きいため、上記の法律に沿って、様々な確認をされることになります。主に確認される点は送金目的と送金原資の2つです。

①送金目的

弊社経由で留学費用(学費)を支払う方は弊社からの請求書、学校などに直接支払う方は金額と支払先が記載された学校からの書類を提出すれば問題ないと思います。ただし、留学生本人が自身の資金にて送金するのではない場合は、留学生と送金人の関係を確認される場合もあるようです。

生活費などの仕送りをされる場合は、送金人と受取人の関係を示す書類を求められる場合があります。

②送金原資

その資金がどのように準備されたのかを確認します。本人が海外送金をする銀行に預金として日々貯めてきたお金であれば、金融機関の方でもどのように準備されたのか確認ができるので、特に問題になることはないと思います。

一方、何らかの理由でお金をためていたA銀行ではなく、B銀行に資金を移して海外送金を行う場合、いきなりB銀行に大きな入金があるわけですから、B銀行は「どのように準備したのか」確認する必要があります。その場合はA銀行の預金通帳などを提示する必要があります。

また、A銀行の預金が留学生自身のものではない場合、実際に準備した人(B銀行の口座保有者)との関係を確認されることがあります。親・祖父母など通常考えうる資金提供者であれば問題ないと思いますが、赤の他人となると更に詳しい説明を求められる可能性があります。そのため、親・祖父母の場合にも関係を示す書類を求められる可能性もあります。また、ここでは詳しい話はしませんが、”贈与”という扱いになる場合もあるため、教育資金非課税の特例の利用など、金融機関に確認した方がよいと思います。

とても面倒だし、個人情報をたくさん開示しなければならないため不快に思われる方もいらっしゃると思いますが、犯罪を未然に防ぐための手続きなので、ご理解いただければと思います。

クレジットカード・デビットカード


クレジットカードやデビットカードは「即日決済できる」「小額のお支払では海外送金より手数料が安い場合が多い」「ポイントが溜まる」などのメリットがありますが、留学費用(学費)のお支払は日常生活ではなかなか支払うことのない大きな金額、また弊社を含め海外での決済となるため、様々な理由で決済エラーになることも多いです。セキュリティ上の理由で詳細な理由は公開されていませんが、事前にチェック&手続きを行っておくことでスムーズに進めることができるポイントがいくつかあります。

カード決済での留学費用(学費)のお支払いをスムーズにするポイント

☑支払先指定のカードですか?
☑利用限度額を超えていませんか?
☑口座に十分な残高がありますか?
☑入力内容に間違いはないですか?
☑セキュリティにロックがかかっていませんか?

1. 支払先指定のカードですか?

弊社や学校はそれぞれが加盟しているカード会社のカードのみ決済することができます。弊社へカード決済で支払いされる場合はVisa(ビザ)・Mastercard(マスターカード)のみご利用いただけます。

2. 利用限度額を超えていませんか?

留学費用(学費)は高額になるケースが多く、カードの利用限度額を超えてしまうことも少なくありません。利用限度額は、ウェブやアプリの個人アカウント、明細書などで確認できます。また、この限度額にはすでに利用している金額も含まれますので、特にリボ払いを利用している方は注意が必要です。1日の利用限度額が設定されている場合もありますので、合わせて確認しましょう。

もし、利用限度額を超えてしまう場合は、
  • カード会社へ電話して一時的に限度額を引き上げてもらう
  • 2枚のクレジットカードに分けての支払を担当カウンセラーへ相談する
  • 支払い方法を変更する(オーストラリアドル建て国際送金など)
などの対応が可能です。クレジットカード会社へ限度額の引上げを依頼する場合は、理由の説明が必要です。これまでの利用経緯など審査があり、結論が出るのに1~7日程度かかるので、早めに手続きすることをおすすめします。

なお、クレジットカードのレートはオーストラリアドル⇔日本円の直接換算ではありません。金額については、下記リンクを参考にしてください。また、両替レートは決済時点ではなく、クレジットカード会社によって決められた日のレートが適用されます。

3. 口座に十分な残高はありますか?

留学費用(学費)は普段利用しないような高額商品購入になります。不正利用防止のため、口座残高を照会される場合があるようなので、お支払に十分な残高が引き落とし口座に入っているか確認しておきましょう。

4. 入力内容に間違いはありませんか?

クレジットカード決済のためにご入力いただいたフォームの内容が間違っていないか確認をお願いします。特に数字は間違いやすいので、注意しましょう。

5. セキュリテイにロックがかかっていませんか?

カード会社には、みなさんの資産を守る義務があり、様々な不正利用防止策を講じています。

弊社はGCS Group Australia Pty Ltdというオーストラリアの企業で、カード決済もオーストラリアのシステムを利用しています。留学費用(学費)の支払いは、普段行わない海外での高額決済となるため、セキュリティにロックがかかって決済できないケースも多いです。

また、最近はセキュリティ強化のためワンタイムパスワードなど二段階認証を設定されている方も多いと思います。カード情報に関するフォームを提出するタイプのカード決済の場合、こちらのセキュリティについてもカード会社に事前にご確認いただけるとスムーズです。

手間はかかりますが、不正利用を防ぐためのシステムであることをご理解いただければと思います。

上記のポイントを充分に踏まえて準備していても、エラーになる場合があります。弊社では理由を把握できかねますので、担当カウンセラーより決済ができなかった旨の連絡があった場合は速やかにカード会社に電話で確認し、対応をお願いします。

よくあるご質問

ー日本では、カード決済手数料は消費者に負担を求めてはいけないルールになっていますが、御社の請求書ではカード決済手数料が上乗せされています。

弊社はオーストラリアの企業のため、オーストラリアの条例に沿って、カード決済手数料をお客様にご負担いただいています。

日本では、カード会社と加盟店の規約によりカード決済手数料をお客様へ請求しない(つまり、店舗側が負担する)ことがほとんどです。

一方、オーストラリアではカード決済手数料を利用者へ請求してもよいという条例があり、多くの場合、カード決済手数料は利用者が負担します。ただし、2017年9月以降、この手数料の設定についてのルールが追加され、必要以上に手数料を上乗せすることは禁止されました。このルールに従って、弊社ではカード種別ごとのカード決済手数料の設定及び毎年1回のカード決済手数料見直しを行っています。

ーデビットカードで支払ったのに、クレジットカードのカード決済手数料が請求されました。

弊社はオーストラリアの企業で、カード決済もオーストラリアのシステムを利用しています。オーストラリアのシステムからは、日本の銀行のシステムに直接アクセスできないため、日本国内で発行されたデビットカードについては、クレジットカードの扱いとなります。カード決済手数料についてもクレジットカードのものが適用になりますのでご了承下さい。

※オーストラリア国内で発行されたデビットカードのみデビットカード決済手数料が適用されます。

学校へ直接支払う


弊社からのご請求書では、弊社経由での支払い方法をご案内させていただいておりますが、学費を直接学校へ支払うことも可能です。「学費は直接学校に振込みたい」という場合のほか、大学などではシステムの都合上、初回のお支払い(Acceptance Feeなど)は学校直接支払のみの対応となるケースもあります。直接、学校にお支払を行う場合にも、学校への請求書発行依頼、お支払確認などを、全て無料にてサポートさせて頂いております。直接学校へ支払う方法は、主に下記の3つです。
  • オーストラリアドル建て海外送金(銀行振込)
  • クレジットカード
  • 資金決済サービス

オーストラリアドル建て海外送金(銀行振込)

Offer LetterやStudent Invoiceに銀行振込先が記載されている場合に利用できます。送金方法については、弊社へお支払い頂く場合と同じですので、上記をご参考ください。

クレジットカード

クレジットカードでのお支払いを希望する場合、下記の資金決済サービスを利用している学校については、そちらのシステム経由でのお手続きとなります。その他の場合は、学校の窓口での支払、もしくはペーパーフォームを利用しての支払などとなるため、利便性や安全性の面から、現地でのお支払い以外にはおすすめしておりません。

ほとんどの場合、VISAとMastercardが利用可能です。学校によってはDINERSとAMERICAN EXPRESSも使用可能な場合がありますが、JCBを受け付けている学校はほとんどありません。クレジットカードでのお支払いの場合、通常、カード会社への決済手数料として、1%~5%程度のサーチャージ(手数料)が支払い金額に上乗せされます。

留学費用の支払に特化した資金決済サービス

大学やTAFEで主流となっているのが、留学費用の支払に特化した資金決済サービス(ConveraやFlywireなど)を利用したお支払い方法です。一部の語学学校でも採用されています。

受領する際、学校側の管理がしやすいことに加え、安全性や為替などの面で留学生側にもメリットがあることから、オーストラリア国外からの送金にはこちらを利用した支払を推奨しています。

資金決済サービスを利用する場合は、指定されたウェブサイトに行き、必要な情報を入力して、最後に銀行振込またはクレジットカードなどで支払をするのが一般的です。利用する資金決済サービスや学校によって入力する情報が異なります。必要な情報はOffer LetterやStudent Invoiceに記載されていますので、確認しながら進めてください。
留学費用(学費)のお支払いは、普段利用しない国際送金だったり、大きな金額であったりするため、「どのように準備したらいいかわからない」「本当に大丈夫なのか不安」という方もいらっしゃると思います。ご不明な点については、担当カウンセラーへお気軽にお尋ねください。
※備考※
・このページは2024年8
月現在の情報に基づいています。

 
会計業務などを担当しています。2012年ワーキングホリデーで渡豪。2015年11月にはサザンクロス大学会計学修士課程(Master of professional Accounting)を卒業しました。 趣味は旅行・散歩・カフェ巡り。これまでに20カ国を訪問。オーストラリアでもたくさんの都市に出かけました。オーストラリアで出会ったコーヒーも大好きです。

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