大学院 コースワークとリサーチコースの違い

オーストラリアの大学院の学位は、こちらのように分かれています。

Graduate Certificate
Graduate Diploma
Master Coursework
Master Research
Doctor of Philosophy


ご覧のようにマスターコースには、コースワークとリサーチの2種類があり、ご自身のバックグラウンドや研究をしたい内容によって、どちらのコースに進むかが変わります。

コースワークとリサーチコース

簡単にコースワークとリサーチコースの違いを説明します。
コースワーク
コースワークは、必須科目や選択科目等、そのコースで定められている体系的なカリキュラムを履修して、規定の単位を修めて卒業を目指します。

例えば、メルボルン大学(the University of Melbourne)のMaster of Marketing Communicationというコースでは、200単位で卒業をすることができます。1科目12.5~25単位、合計14科目を履修して卒業となります。
リサーチコース
リサーチコースは、スーパーバイザーの指導のもとで研究を行い、研究論文を書き上げます。

リサーチコース入学には、まず研究概要を作成します。そして、希望のスーパバイザ―に提出をして、研究を行う許可を得なければなりません。何かしらの研究のバックグラウンド(学歴や職歴)を求められることが多く、日本の大学卒業をしてリサーチコースへ入学するには少々ハードルが高いといえます。
研究+コースワーク
コースワークであっても研究ができないわけではなく、コースによっては研究用の科目も開講されており、通常は1年にわたりその科目を受講します。

例えば、クイーンズランド大学(the University of Queensland)のMaster of Peace and Conflict Studiesでは、「Research Thesis」という科目が開講されています。こちらの科目では、スーパーバイザーと相談しながら研究を進め、最終的に16,000文字の論文を書くことになります。

通常コースワークの研究科目は、他の科目よりも単位数が多くなり、誰でも受講できるわけではなく、成績や研究概要等によって受講可否が決まります。

特殊なコース

コースワーク・リサーチとは異なりますが、エディス・コーワン大学(Edith Cowan University)では、大学卒業の学歴から一気に博士課程に進学ができるコース、「Doctor of Philosophy – Integrated(Integrated PhD)」が開講されています。

Integrated PhDは合計4年のコースとなり、1年目で研究を進める上での基本を学び、2年目からスーパーバイザー指導のもと、ご自身の研究を進めていきます。

研究分野は、ヘルス系、エンジニア・テクノロジー系、環境系、アート系、教育系、社会学系等等多岐にわたり、日本の大学卒業者で具体的な研究テーマをお持ちの方にお勧めのコースです。

大学院への進学

オーストラリアの大学院進学は、お一人おひとりの学歴や職歴、ご興味分野によって進学方法やお選び頂くコースが変わります。

オーストラリアの大学院進学にご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号H297)
現在はメルボルンからオーストラリア全土の留学相談をしております。色々な情報をインターネットで探せますが、やはり実際はどうなのか、何が本当なのか不安はつきまとうもの。まずはお気軽にご相談ください。考え過ぎて立ち止まるなら、一度動いてみませんか? このカウンセラーに質問する

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