日中の平均気温は、夏25~30度、冬13~17度くらいなので、日本に比べると冬でも暖かくて過ごしやすい気候です。
今回訪れたのは7月なので季節は冬ですが、日中の晴れた日は気温17度くらいあります。
緯度で言うとシドニーとメルボルンの中間にあるので、冬はシドニーより少し寒く、メルボルンより少し温かいです。
東の州より30分遅れという微妙な時差。
因みに日本と比べるとアデレードのほうが逆に30分早く進んでおり、西の州と比べると1時間半早く進んでいます。
例)パース11:00、日本12:00、アデレード12:30、シドニー13:00
※サマータイムの時期(10月~翌年3月)はさらに+1時間の時差になります
「他都市の雰囲気を掛け合わせた歴史的な街」
アデレードは、街中に古いヨーロッパ調の建造物が多く建ち並んでいて、とても歴史を感じられる街です。
と、書くと、それはブリスベン、シドニー、メルボルン、パースにも同じことが言えるのですが、これらの都市には近代的な新しい高層ビルも混在している一方、アデレードは本当に古い建物がとても多く、一昔前のオーストラリアという雰囲気があり、とても味わい深い街です。
(実際にはアデレードにも近代的な高層ビルはありますが、他都市に比べて少ない印象です)
まず、アデレードの街を歩いてみて一番最初に思ったのは、「街の雰囲気がパースに似てる!」ということです。
実際、インターネットで検索してみると、アデレードとパースはよく似ており比較されているようです。
特にアデレードのRundle Street Mallは、パースのMurray Street Mallにそっくりです!
アデレードのRundle Street Mall
アデレードのRundle Street Mall
アデレードのRundle Street Mall
パースと違うのは、アデレードは「川・海が近くにないこと」「パースよりもっと古い歴史的な雰囲気」であることです。
中心部とノースアデレードの間には、セントビンセント湾(南極海へ続く海)へ続くトレンス川が流れていますが、インド洋へ続くスワン川がシティのすぐ目の前にあるパースに比べると、もう少し「内陸」感があり、この点が少しブリスベンに似ている印象です。
一番近いビーチは空港を越えたところにあるHenleyビーチで、シティからは車で30分ほどの距離です。
そして街の規模はというと、ブリスベン~メルボルンくらいあります。
オーストラリアの中では、1位シドニー、2位メルボルン、3位ブリスベン、4位パース、に次ぐ「オーストラリアで5番目に大きい都市」ですが、私はむしろブリスベンやパースよりもシティの規模は大きいように感じました。
市内はメルボルンのように碁盤の目になっているのでわかり易い!
その中でも特に栄えている(所謂「シティ」と呼べる範囲)と感じたところは、下の地図赤枠で囲まれたエリアです。
★メインストリート
・ King William ストリート
市内中心部の広場(ビクトリアスクエア)を縦に通っていて、多くのバスやトラムの停留所がある
・ Currie ~ Grenfell ストリート
King William ストリートのように多くの歴史的建造物や高層ビル、カフェ、レストランが建ち並んでいて、Rundle ストリートへ続く新しいショッピングモールもある。
・ Rundle ストリート
ランドルストリートモールがあるアデレード第一のショッピングストリート
★ノーステラス
シティの一番北を東西に通るストリート。
ここは歩道がとてもキレイに整備されおり広々としているので歩きやすく、ベンチでゆっくりくつろげるスペースもあって、とても気持ちの良いストリートです。
個人的には一番好きな通りでした。
この通りに、博物館、美術館、アデレード大学、サウス・アデレード大学、アデレード病院、植物園が並んでいます。
★Central Market
オーストラリアにはどこの都市にもある「マーケット」がアデレードにもあります。
新鮮な野菜、果物、魚介類、肉類が安く手に入ります。
★中華街
Central Marketを抜けると、その奥(隣)に中華街もあります。
規模は小さくコンパクトですが、以外と本格的で料理も美味しく驚きました!
★便利な無料バス「99C」!
公共交通機関は、電車、トラム、バスがありますが、市内だけの移動なら徒歩でも周ることができます。
そして疲れたときに便利なのが、99C番の無料バスです!
「99C」番の無料のループパスが市内が循環しており、路線マップはこちらからダウンロードできます。
詳細はAdelaide Metroのウェブサイトをご覧ください。
アデレードの学校(語学学校、TAFE、大学)を訪問してみて思ったのが、アジア人の中でも日本人は少ない!ということです。
留学生で一番多いのはやはり中国人で、次いで中東、タイ、韓国・・・と続きますが、日本人率は1つの学校で5%ほど。
今回訪問しました語学学校の1つ、English College of Adelaideに勤める日本人のスタッフの方も仰っていましたが、アデレードは、
●都会派じゃなく、のんびり自分のペースで生活したい人
●日本人が少ないため、強制的に英語を喋らざる得ない少し厳しい環境に身を置きたい人
に、ピッタリの留学地です!
※写真はノーステラスに並ぶ2大学。アデレード大学と南アデレード大学です。
アデレード留学に少しでもご興味湧きましたでしょうか?
アデレードには語学学校のほか、カレッジや大学もあり、もちろん日本人の方も留学できます。
これを読んで、留学候補地の1つにアデレードを検討し始めた方は、是非お問合せください。
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