TESOL(英語教授法)とは英語を母国語としない、第2言語として学ぶ方を対象とした教員を育てるための専門的な英語教授法です。
古くから移民を受け入れることで、世界で最も多様な文化を構成するオーストラリアでは、英語を母国語としない人々に対する英語教育では確固たる歴史と経験を誇っています。文化の理解や文法を中心とした一般的な専門研究ではなく、英語力と教授法の能力開発に取り組むことで革新的な方法が絶えず開発され、世界中の140を超える国々から集まった移民のために実践的な英語教育プログラムのを提供しています。
TESOLコースでは、専門学校や一部の語学学校で取得出来るCertificate IVという資格、または大学院で取得出来るGraduate Certificate (半年の準修士)Graduate Diploma(1年間の準修士)、Master(2年間の修士)があります。
今回は大学院で学ぶ修士課程で、教育関連の学士号、教員免許や教授経験がなくても入学できる大学をご紹介します。
Flinders University(フリンダース大学)

南オーストラリア州アデレードにあるフリンダース大学の、Master of TESOLコース(2年)は入学条件に「教育関連の学士号」や「教員としての職歴」が入っておらず、「
学士号保持者(分野問わず)」のみが入学条件となっています。
教育関連分野の学士号が必要、、1〜3年の教員経験、、などの諸条件で大学院でTESOLを学ぶことを諦めざるをえなかった学生には朗報です!
コース | Master of TESOL |
期間 | 2年間 |
入学 | 2月、7月 |
学費 | 46,200ドル(2014年度) |
出願条件 | ・学歴:学士号を修得していること
・英語:IELTS6.5 以上 |
もう少し費用を抑えたい、期間も1年以内にしたい、、と言う方には、Master(修士号)の1つ下のレベルにあたる、Graduate Certificate~Graduate Diploma(準修士号)のコースで学ぶという選択肢もあります。
コース | Graduate Certificate in Teaching English as a Second Language |
期間 | 6ヶ月 |
入学 | 2月、7月 |
学費 | 11,550ドル(2014年度) |
出願条件 | ・学歴:学士号を修得していること
・英語:IELTS6.5 以上 |
コース | Graduate Diploma in Teaching English as a Second Language |
期間 | 1年間 |
入学 | 2月、7月 |
学費 | 23,100ドル(2014年度) |
出願条件 | ・学歴:学士号を修得していること
・英語:IELTS6.5 以上 |
近年オーストラリアのTESOLコースへの入学希望者が大幅に増えました。
さまざまな理由が考えられますが、TESOL希望者にとっては、過去の教育関連分野での学士号や教員経験などから、TESOL受講を諦めざるを得なかった学生さんもいたかと思います。
他の学部からのキャリアチェンジ、日本の大学を卒業後、職歴をはさまずに修士課程へ進学したい人にとって、フリンダース大学への進学はとてもメリットがあるではないでしょうか。
上記全てのTESOL修士号入学に必要な英語力はIELTS 6.5 ですが、英語力に不安のある方もご安心ください。
フリンダース大学提携付属英語学校の進学準備コースから、IELTS免除にてダイレクトエントリーが可能です。
フリンダース大学のTESOL修士課程についての
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