オーストラリアの技術職(手に職)コースで、留学生に人気なコースは、シェフ(調理師)、自動車整備士などお問合せが多いコースですが、最近では「大工(Carpentry)」を目指すと言う学生も増えています。
・建築に興味がある
・手先が器用
・DIY の趣味がある
・コツコツ作業が好き
など、あてはまる人であれば、ぜひ検討いただく価値のあるコースです。
特にオーストラリア国内での建築系の職種は、需要が高いのも魅力です。
コース終了後は、卒業生ビザを申請できるカテゴリーでもありますので、手に職系スキルを身に着け、大工としてのキャリアを考えている方にオススメです。
TAFE SAで学ぶ大工(Carpentry)
TAFE SAでは、2024年度から新しく留学生も大工コースに入学できるようになりました。
(以前より Certificate 3 in Carpentry (2年)のコースがありましたが、留学生が入学できないコースでした)。今回のコース開講にて、南オーストラリア州では 唯一、留学生も入学できる コースになります。
キャンパスは TAFE SA の施設の中でも、最も新しい設備を備えた Tonsley (トーンズリー)キャンパス内となります。
TAFE SAでは現地学生向けに 長年 大工コースを開講していますので、現地での認知度が高い(就職に強い)、そして学ぶキャンパスに設備が整っている、この2点が TAFE SAで学ぶ最大のメリットと言えます。
コース概要
オーストラリアでの大工という職業は 一般的に、家屋の骨組み、屋外デッキ、庭などの大規模な構造プロジェクトを現場で手がけますので、本コースでは 住宅および商業環境で働ける大工の資格を取得することを目的としています。
コース中は、様々な道具、設備、材料の使用方法、建造物の構造や備品の建設、設置、仕上げ、修理の方法、一般住宅の壁や天井のフレーム、窓やドアの取り付け、勾配・高度な仕様の屋根、軒の施工、基礎(フーチング)やスラブを設置するための型枠の組み立て、更に解体方法についても学びます。コースは、週3日のフルタイム受講となり、コース期間中は 400時間(10週間)の実習が含まれます。
※資格を取得するには、下記の 必修科目(27)と選択科目(7)の全てを履修し修了する必要があります。
Core Unit(27 必修科目) |
Apply Basic Levelling Procedures |
Apply WHS requirements, policies and procedures in the construction industry |
Carry out concreting to simple forms |
Carry out general demolition of minor building structures |
Carry out levelling operations |
Carry out measurements and calculations |
Carry out setting out |
Conduct workplace communication |
Construct and erect wall frames |
Construct ceiling frames |
Construct eaves |
Construct pitched roofs |
Construct, assemble and install timber external stairs |
Erect and dismantle formwork for footings and slabs on ground |
Erect and dismantle restricted height scaffolding |
Erect roof trusses |
Handle carpentry materials |
Identify construction work hazards and select risk control strategies |
Install exterior cladding |
Install flooring systems |
Install lining, panelling and moulding |
Install windows and doors |
Perform construction calculations to determine carpentry material requirements |
Read and interpret plans, specifications and drawings for carpentry work |
Use carpentry tools and equipment |
Work effectively and sustainably in the construction industry |
Work safely at heights |
Elective Unit(7 選択科目) |
Carry out hand excavation |
Construct and install bulkheads |
Frame and fit wet area fixtures |
Install dry wall passive fire-rated systems |
Manage finances for new business ventures |
Operate elevated work platforms up to 11 metres |
Set up, operate and maintain indirect action power-actuated power tools |
費用と出願条件
コース名: Certificate 3 in Carpentry |
---|
[入学] 1月(2024年のみ3月)、7月
[期間]2年間
[費用]A$ 34,000
[英語]
・IELTS Academic overall 5.5(各セクション 5.0)以上、
・PTE Academic Overall 42(各セクション 36)以上、
・TOEFL iBT Overall 46(R 4-7, L 4-6, S 14-15, W 14-17)
・TAFE 付属英語学校または提携私立英語学校のEAP修了も可。
[条件]日本の高校卒業以上
|
大工の職業としての将来性
オーストラリアはコロナ明け後、住宅不足は深刻な状況となっており、建築関係の職種は需要が大きいです。
また、個人で古い家屋や住居スペースをリフォーム(英語圏ではRenovation)するのが日本でも流行っているようですが、むしろ、オーストラリアでは 日本よりもリフォームは一般的とも言えますし、新築物件の需要も高まっていますので、オーストラリアで大工を学ぶ意義はとても大きいです。
また TAFE SA の Certificate 3 in Carpentry は修了後に、卒業生ビザの申請が可能なカテゴリーの一つですから大工としてのキャリアを目指す方には最適なコースの一つと言えます。
卒業生ビザについては 2024年2月時点(本記事掲載時)での情報です。コース修了後の卒業生ビザや永住権などについては、弊社でアドバイスすることはできかねますので予めご了承ください。ビザのアドバイスが必要な方はビザ専門家(ビザコンサルタントなど)との併用をお勧めします。
出願に向けての準備
1. まずは英語試験を受験してください
まずは
IELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合はTAFE SA付属英語コースまたは提携語学学校とセットでのお申込みとなります。
2. 出願書類4点をご準備ください
出願には下記4点の書類をご準備ください。
- 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
- 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
- IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
- パスポートコピー
|
3. 出願手続きスタート
最後に、
オンライン申込みフォームを送信してください。当社にて出願手続きをスタートします。
当社について、安心の現地サポート
オーストラリア専門の無料留学エージェント
当社オーストラリア留学センターは、日本に東京オフィス、そしてオーストラリア国内の主要6都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、アデレード、パース)に自社の現地サポートオフィスを構え、全オフィスに日本人スタッフが常勤している
唯一の日本エージェントです。
オーストラリアの主要6都市にスタッフが在住しているメリットを最大限に生かし、「現地にいるからこそわかる、本当の学校情報をそのまま皆様にお伝えする」というシンプルな方針のもと、過剰な広告や留学フェアなどといった宣伝活動を一切行わず、オーストラリアの教育機関から支払われるサポート費のみで運営しております。ですので、よくある日本の留学エージェントと違い、
手続きに対する手数料やサポート料は一切必要ありません。どこよりも確実な情報をもとに、安心してご留学をお任せいただくことができます。
エージェント選びにおいて、そのエージェントから提供される情報量と質、提案力はもちろん、自分が留学する都市にそのエージェントの自社オフィスがあるのか?日本人スタッフが常勤しているのか?も重要なポイントとなります。留学はスタートしてからが本番です。留学前の準備段階において無駄なお金や時間を費やさないよう利用するエージェントはしっかり見極めて選びましょう。
豪政府認定教育カウンセラー資格
当社のカウンセラーはオーストラリア政府公認の教育カウンセラー資格
PIER(Professional International Education Resources)を保持しており、オーストラリア留学のアドバイス、進学プラン提案をする上で高い専門知識を保有するプロフェッショナルであるQEAC(豪政府認定教育エージェントカウンセラー)として正規登録されております。
また、オーストラリアの各大学も認定する留学エージェントを厳選しており、近年、
PIER資格を持つカウンセラーが所属していることを条件としている大学が増えています。
留学会社選びはもちろん、担当になるカウンセラーが「PIER認定のQEACに登録されているかどうか」もエージェント選びの重要なポイントです。利用するエージェント選びの基準にされると良いでしょう。
留学相談&お問い合わせ
TAFE SA 専門学校に 興味のある方は、
お問い合わせ下さい。
※備考※
・本記事は2024年2月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2024年度学費をご案内しております。
・日本円は弊社が取得できる最新の送金レート(A$1=102円) で換算しており、実際はお支払い時にご利用の金融機関の為替レートが適用されます。