オーストラリアはスポーツが盛んな国のため、スポーツ疾患の分野で理学療法士(フィジオセラピスト)が活躍しています。プロのチームから地元のアマチュアのチームまで、チーム専用のフィジオセラピストがいることもあります。
また、オーストラリアではフィジオセラピストによるダイレクトアクセス(医師を介さず直接、理学療法士の受診を受けられること)が認められていますので、フィジオセラピストのいるクリニックで、ひざや股関節のリハビリなども行われています。プライベートクリニックではスポーツ障害の治療やリハビリをおこない、筋肉や関節の運動機能を改善していきます。
Bachelor of Exercise Science Pathway to the Master of Physiotherapy
(運動科学、理学療法士準備プログラム)
グリフィス大学のBachelor of Exercise Science(運動科学コース)はグリフィス大学の理学療法修士課程に進む際の準備コースとなります。同コースを卒業すると、就職先として、スポーツ関連のエリアで専門家として活躍することが期待できます。または、GPAが5.5以上であれば、Master of Physiotherapyへの入学資格が与えられます。
コースリスト
<Year 1>
Sem 1 運動とスポーツ科学の基礎または英語、健康のためのコミニュケーション学
Sem 1 科学、物理学
Sem 1 細胞、組織
Sem 1 解剖学システム
Sem 2 生物、物理学
Sem 2 遺伝、疾患
Sem 2 生物学的システム
Sem 2 解剖生理学システム II
<Year2>
Sem 1 生物心理学
Sem 1 筋骨格解剖学
Sem 1 統合システム生理学
Sem 1 別途、リストにある選択科目または英語、健康のためのコミニュケーション学
Sem 2 生理学
Sem 2 生物化学
Sem 2 生体力学
Sem 2 別途リストにある選択科目
<Year3>
Sem 1 運動とスポーツ心理学
Sem 1 別途リストにある選択科目
Sem 1 フリー選択科目
Sem 2 運動処方と実践
Sem 2 選択科目
Sem 2 フリー選択科目
選択科目はスポーツコーチング学、栄養学、スポーツ栄養学、統計学、傷害防止と管理、リハビリテーションの生理原則などがあります。
コース期間、費用、英語力条件
Master of Physiotherapy(理学療法士修士課程)
理学療法修士課程は、運動科学に基づいてプログラムが立てられており、臨床科学や理学療法に関する知識や技術の発展を促します。初歩的な臨床理学療法の実務のために必要なスキルを得ることができます。理学療法実践の主な学習エリアは監督者のもとで臨床実習を通じて学びます。
運動科学の学士号と理学療法修士課程)を完了すると、卒業生は(オーストラリア保健開業医規制庁を経由して)オーストラリアの理学療法委員会への登録を申請する資格を得られます。
コースリスト
<Year 1>
Sem 1 臨床科学I
Sem 1 フィジオセラピー生体計測
Sem 1 理学療法の実践 II
Sem 2 臨床科学 II
Sem 2 臨床研究
Sem 2 理学療法の実践III
<Year 2>
Sem 1 理学療法の実践IV
Sem 1 理学療法の実践V
Sem 1 コミュニティの中で理学療法
Sem 1 理学療法の実践 VI
Sem 2 理学療法の実践IV
Sem 2 理学療法の実践 V
Sem 2 理学療法の実践 VI
Sem 2 コミュニティの中で理学療法
Sem 2 症例検討会
コース期間、費用、英語力条件
日本の大学で理学療法士プログラムをご卒業されている方をはじめ、グリフィス大学への進学にご興味のある方は、お気軽に
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