ラ・トローブ大学(La Trobe University)では、科学やヘルスサイエンスなどの研究面で世界でトップレベルの評価を得ている大学です。

研究と教育を通じて食料安全保障に注力し、キャンパス内の食品廃棄物の削減に取り組み、学生と地域社会の飢餓問題に取り組んでいるとして、イギリスの高等教育専門誌のタイムズ・ハイアー・エデュケーション・インパクト・ランキングからもラ・トローブ大学は様々な分野にて高評価を得ています。
タイムズ・ハイアー・エデュケーション・インパクト・ランキングとは
「タイムズ・ハイアー・エデュケーション」は気候変動対策やジェンダーの平等、健康と福祉など、国連がSDGsで掲げる17の各目標について、研究、管理責任、アウトリーチ(自ら支援を求めるのが難しい人に対し、手を差し伸べる事)、教育という広範な4分野のサステナビリティにおける大学の取り組みレベルを評価しています。
●食糧安全保障でオーストラリア1位 – 世界5位
●男女平等でオーストラリア3位 – 世界10位
●健康と福祉でオーストラリア4位 – 世界12位
●働きがいと経済成長でオーストラリア4位 – 世界18位
●不平等の削減でオーストラリア9位 – 世界39位
学士&修士コースを通して、農学と栄養学を視点から、水資源の確保、気候変動、食料安全保障、農業の環境への影響、持続可能な耕作と放牧システムなど、農業など食の未来を左右する問題を探求する
Bachelor of Agricultureを開講しています。
農学コース紹介動画もご覧ください。
食料安全保障や食品・農業の環境対応といった社会課題解決のための研究をしてみませんか?
学習内容
生物学、化学、動物科学など、科学の基礎をしっかりと学び、学者や業界の専門家から指導を受けます。
また、植物と土壌科学、動物栄養学、害虫駆除、動物の健康、生化学など、分野固有のトピックについても深く掘り下げます。
研究室、農場、オフィスのいずれで農業のキャリアを築きたい場合でも、ラ・トローブ大学の農学学士課程では、次世代が直面する課題に取り組むためのスキルと知識を身に付けることができます。
更にラ・トローブ大学では業界とのコミュニケーションが強く、業界体験が含まれているため卒業後は即戦力となって活躍をする事が期待できます。
農学学士課程での専攻は「農学」、「アニマルサイエンス」、「植物/土壌」の3つとなり、関連した単位を3年間で120取得する必要があります。
農学 |
顧客にアドバイスし、問題を解決して生産、利益、持続可能性を向上させる方法を学びます。
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動物の健康と科学 |
動物の健康、栄養、生理学、生物学について学び、より安全で倫理的な食料供給、農場の生産性、環境への影響の軽減においてそれぞれが果たす役割を学びます。
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農業システム |
現代の農業生産システムについて学び、生産の持続可能性に影響を与える方法を学びます。21世紀の食糧安全保障の要件を満たすために、環境への影響を減らしながら生産量を増やすために農業慣行をどのように改良できるかを学びます。
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植物、土地、土壌の管理 |
植物を食料、燃料、繊維、土地再生に使用する科学と、植物の健康と持続可能な農業の問題に対処する方法を理解します。
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入学概要
農学コースの入学概要をご案内いたします。
Bachelor of Agriculture
キャンパス |
パンドゥーラ(ラ・トローブ大学メインキャンパス) |
期間 |
セメスター1/3月入学 3年間 |
学費 |
年間A$43,000(約417万円) |
英語 |
IELTS6.0(各セクション6.0以上), TOEFL iBT64(リーディング13,リスニング12、スピーキング18、ライティング21以上) |
入学条件 |
高校の成績3.5以上の成績、数学にて好成績で終了している事 |
卒業後のキャリア
農業ビジネスのオーナーまたはマネージャー
農学者
農業販売およびマーケティング マネージャー
動物の健康または福祉担当官
動物栄養士
土壌科学者
食品監査人
政府政策顧問
バイオセキュリティ担当官
食品サプライ チェーンおよびロジスティクス コーディネーター
農業研究科学者
ラ・トローブ大学の農学卒業後は
オーストラリア農業科学技術研究所 (AIAST)へ加入する事が可能です。
オーストラリア農業研究所は、農業および天然資源管理をする専門家のための業界団体です。
メンバーは、研究、教育、政府、農業関連ビジネス、民間コンサルティングなど、幅広い活動に携わっており、オーストラリアの農業産業が世界的に発展するように、農業産業における研究開発の重要性の推進や人材育成の強化 · 農業教育プログラムにも主導的な役割を果たしています。
こんな人にオススメ
■社会課題の解決に貢献したい人
貧困、気候変動問題や環境破壊など、世界が直面している様々な社会課題の解決に貢献したいと考えている人にとって、農学を学ぶことは、これらの課題の根本原因を理解し、効果的な解決策を開発するための知識とスキルを身につけるのに役立ちます。
■動物や植物が好きな人
生き物が好きという理由で農学を学ぶ学生も少なくありません。
植物や動物を育て、そしてそれをさまざまな形で利用する農学は、生き物により深くかかわることができ、自身の生活や社会に活かす事ができます。
■ビジネスで社会貢献したい人
企業が単に利益を追求するだけでなく、社会課題の解決に貢献することが求められている昨今、農学を学ぶことは、ビジネスを通じて社会に貢献するための知識とスキルを身につけるのに役立ちます。
■政府機関で働きたい人
政府機関は、社会福祉、教育、環境保護など、様々な社会課題の解決に取り組んでいます。農学を学ぶことは、政府機関で働くために必要な知識とスキルを身につけるのに役立ちます。
■NPOやNGOで働きたい人
NPOやNGOは、市民社会の重要な役割を果たし、様々な社会課題の解決に取り組んでいます。農学を学ぶことは、NPOやNGOで働くために必要な知識とスキルを身につけるのに役立ちます。
■起業したい人
社会課題の解決につながるようなビジネスを立ち上げたいと考えている人にとって、農学、家畜や環境においてビジネスアイデアを開発し、実行するための知識とスキルを身につけるのに役立ちます。
まとめ
農学を学ぶことは、世界をより良い&安心して生活が出来る環境にするための第一歩です。
上記のような人々にとって、農学を学ぶことは、自身のキャリア目標を達成し、社会に貢献するための貴重な経験となるでしょう。
ラ・トローブ大学へ出願に向けての準備
1. まずは英語試験を受けましょう
まずは
IELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
2. 出願に必要な書類4点を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。
- 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
- 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
- IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
- パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、
オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式に出願手続きへ進みましょう。
留学相談&お問い合わせ

弊社オーストラリア留学センターはラ・トローブ大学を含む
全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで
全て無料で提供しております。
※備考※
・本記事は2024年8月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2024~2025年度学費をご案内しております。
・日本円は弊社が取得できる最新の送金レート(A$1=97円) で換算しており、実際はお支払い時にご利用の金融機関の為替レートが適用されます。