現場さながら!TAFE Queensland・キャンパスツアー

クイーンズランド州最大の州立専門学校、TAFE Queensland。

州内に25ものキャンパスを構え、15分野・90以上のコースを展開、110カ国籍以上の学生が在籍、日々それぞれの夢や目標に向かって学んでいます!

実際昨年TAFE Queenslandに通学していた私から、みなさんに一番お伝えしたいオススメポイントはTAFE Queenslandの「実践授業」です。頭だけでなく、とにかく体も口も沢山動かしながら勉強していきますよ。


今日は「実践授業ってどういうこと?」をお伝えするべく、みなさんをTAFE Queenslandのメインキャンパス、ブリスベン・サウスバンクキャンパスツアーにご案内します:)同行してくれるのは‥担当のグレイスさん(G)です!




1. 今、授業はどうなってる?


新型コロナウィルスによってTAFE Queenslandも政府のガイドラインに従いオンライン授業に移行していましたが、現在全てのコースにて対面授業が戻っています。

安全面を考慮して、学生たちがソーシャルディスタンスが取れるよう、実技授業をキャンパスで、また理論などの座学授業をオンラインでというように、バランスを取りつつ授業が進んでいます。

キャンパスには活気も戻り、様々な専門ユニフォームを身にまとった学生たちが真剣に、かつ楽しそうに勉強している姿を見ることができました!

もちろん新型コロナウィルスの状況にもよりますが、このまま良い状態が続けば、来セメスター(2021年1月)から、授業はほぼ対面で行えるのでは、という話も出ていました。


2. 充実の設備!現場と同じ環境


TAFEのおすすめポイントは、設備がしっかり整っている点です。色んなコースの教室に入ったり出たりしていると、それぞれの教室が本格的なので一体自分がどこにいるのか分からなくなりそうでした。笑

TAFEの設備については国、州がしっかり基準を定めているため、学ぶにあたり不足はありません。早速いくつかのコースの施設を覗いてみましょう!


✔Nursing & Health
一体ここは‥病院?と思ってしまうくらい本格的な施設・機材!


G「この教室と病院の違う点は、薬がフェイクということと、血のサンプルが本物でないということくらいかしら‥。それだけではなく、キャンパスには定期的にその分野のプロフェッショナルが監修に入って、 業界と学校にギャップがないようにチェック、整備 しているんですよ。」




私「確かに!たまに学校って、”こんなのもう時代遅れで現場では使ってないよ!”というようなものが置いてあったりしますもんね。」

G「学校で学んでいることが実際の現場で違っては、学生も社会に出てから困ってしまいますよね。また現場も困ってしまいます。なのでしっかり学ぶ機材や内容についてもアップデートしていくんですよ!」


✔Sports & Fitness
施設に入るとまず圧巻なのはフィットネス機材の種類と量。機材がたくさんあるジム仕様の施設が複数と、体育館があります。




ホワイトボードに向かって練習メニューを考えている学生、実際に学生同士で指導の練習をしている姿を目撃!現場さながら音楽をかけてトレーニング!

G「フィットネスの学生たちはVocational Placement(後述)に全員行きます。実際のジム施設等でインターンシップをそのまま就職をするケースもありますよ。」


✔Beauty & Hairdressing
なんと…学校の中に本物さながらのサロンがあります!


このサロンは一般の方もお客様として利用できるようになっていて、ボディ、フェイシャル、脱毛、メイクアップ、ネイル、まつ毛エクステンション…などの様々なメニューを、お金をしっかり頂いて(市場の半額程!)施術しています。ズラッと並ぶマッサージ台。




G「マッサージとネイルを学生たちに前にやってもらいました。とっても気持ちよかったから是非利用してみてくださいね。」

オーストラリアには色んな国籍の方が生活しているので、色んな国の人の肌や髪に触れられる機会があるのは良い経験値になりますね。学校にスパ浴槽も完備とは‥びっくりしました。


✔Hospitality & Cookery

なんとなんと!この広々とした充実のキッチン設備が、キャンパス内に4つもあります。またこの他に、製菓・製パン教室も。(立派な窯!!)クッカリーの分野を目指す方はおそらく皆ご存知、世界展開している料理・菓子専門学校ル・コルドン・ブルーの学生たちもTAFE Queenslandの施設を利用し実習を行っています。



また、実習スペースもすごいですが、外部の方も食事ができる学内レストラン・カフェが2つもあります。丁度ランチ終わりの時間だったので、学生たちは先生とお店のクローズ作業をしていました。私も在学中クラスメイトたちとレストランを利用していましたが、味も良いし価格も安い!デザートも日替わりだったりしてすごいんです。


先生がしっかり監督してくれていますが、もちろん、調理も接客も全て学生がメインで行います!

見学中、先生であるシェフとお話することができました。

シェフ「他の学校でも授業をしていたけれど、TAFE Queenslandは間違いなくクイーンズランドで一番の施設です。座学ももちろんやっていくけれど、とにかく実践が強み。たくさん作ります。1日8時間実習の日もありますよ。前菜、メイン、デザート、実践販売…色んな国の味に触れながら勉強していきますので楽しみにしていてくださいね。」


3. 先生がプロフェッショナル


先生たちは業界でも現場経験を踏み、なおかつ指導者としての資格も持っています。

クッカリーでは、国際的なホテルのシェフ、ビューティーではサロンマネージャー、フィットネスではトレーナーとして活躍している先生‥など実際の現場経験を沢山積んでいる業界のプロフェッショナルが、あなたの先生になります。



なので教科書に乗っていないようなリアルな業界の話、現場感など色々聞けるのも面白いポイント!

私が通学していたVisual Artsコースの先生たちは国内でアーティスト活動をされ、賞を受賞したり国外でも作品展示をしていたり、ローカルのギャラリーでも展示会、販売会をされていました。




在学中、先生たちは多くのスキルと知識を教えてくれました。そしてできる限りのことができるように、いつも身近にいてくれました。

ある時はモチベーションを与えてくれたり、ヒントをくれたり…先生は素晴らしい経歴をお持ちでしたが、そんなこと鼻にもかけず、とってもオープンでいつだって質問がしやすかったのが印象的です。

※久しぶりに、キャンパスで陶芸を担当してくれていた先生に再会しましたが、たくさんの学生がいるのにもかかわらず、まだ私の名前を覚えていてくれて、とっても嬉しかったです。


4. 在学中、実際に現場に出て働く



TAFE Queenslandを語る上で外せないのが ”Vocational Placement”。参加必須のインターンシップ制度です。全分野ではありませんが、下記11の分野で学んでいる学生はカリキュラム内に規定のインターンシップの時間が組み込まれており、実際の現場に学生時から働く経験を積むことができます。※Voational Placementは無給です。

Vocational Placementがある分野

・Animal Care(動物)
・Automotive(自動車)
・Beauty and Hairdressing(美容・美容師)
・Building and Construction(建築)
・Child Care(幼児教育)
・Community Services(コミュニティーサービス)
・Engineering(エンジニアリング)
・Hospitality and Cookery(ホスピタリティ・調理)
・Maritime(造船・修繕)
・Nursing and Health(ナーシング)
・Sports and Fitness(スポーツ・フィットネス)

このインターンシップの良い点は、学校では決して学べない経験をすることができること、現場感を体験できること、また業界で働く人たちとコネクションを作ることができる点です。最初の数日は緊張してしまう学生も多いようですが、慣れると楽しくなり、現場でのことを、授業でクラスメイト同士で

5. オーストラリアのTAFEで唯一のアワードゲット!


昨年、TAFE Queenslandは全豪のTAFEで唯一”International Training Provider of the Year”を受賞しました!これはオーストラリアの専門教育・職業訓練校(VET)に対する国の最高の賞です。



TAFE Queenslandには137年の長い歴史がありますが、ここ20年は学校のみに留まらず、学校外、特に企業、政府機関、教育機関とも協力しあい、質の高い実践的な教育を提供し続けており、アジア太平洋トレーニング連合(APTC)のマネージングも行ったりと大きな功績も残しています。

”今後1年間は、学生、コミュニティ、業界パートナーに引き続き焦点を当て、世界中の人々が将来の仕事に備えるためのトレーニングやスキルを活用できるようにする” と学長も意気込みを語っています。

TAFE Queenslandの座右の銘は「Make Great Happen」です。私も留学期間の1年間、一生懸命で、大変で、楽しくGreatな時間を過ごしました!(座右の銘は間違っていませんでした。笑)

実践授業を大事にするTAFE Queenslandから今後も目が離せません!


留学相談&お問い合わせ先



オーストラリアのTAFE、専門学校ご興味のある方、学びたいことがある方、スキルを身に着けパワーアップしたい方、仕事で使える英語力を身に着けたい方、ローカルの学生たちと一緒に勉強したい方は、お気軽にお問い合わせフォームからご相談下さい。
※備考
・本記事は2020年8月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準や学費等は変更されることもございますのでご留意ください。
・ご参考の日本円は1ドル=75円換算としております。

現地発!パースTAFE9月個別相談会【オンライン】

パースTAFEでは、9月個別相談月間として日本人留学生を対象とした相談会を開催します!

英語で好きなことを学べるTAFE

大学留学より安く、短い期間で専門スキルを学べることから人気のTAFE。

TAFEって何?

キャリアのため、あるいは好きなことを追求したいためにTAFEで学びたい!

少しでもTAFEが気になる方は是非相談会にご参加下さい。

オンライン相談会ではTAFE International WAのスタッフ、クリス・ホッグ氏からTAFEについて、ご興味のあるコースの内容、手続き方法など、詳細をじっくり聞いて頂けます。


【開催日時】
9月の平日(9月28日月曜日を除く)
こちらから10時〜19時の間でお好きな日時をご記入下さい。

※ZOOMを使っての相談を予定しております。スマホ、タブレット、パソコンをお持ちで、インターネットがつながる環境であれば、場所を問わずご参加いただけます。(アプリのダウンロードが必要です)

お申込み後、ZOOMのご招待リンクをメールでお送り致します。

パースTAFE開講コース



ビジネス・会計Diploma of Business体験談
マーケティングCertificate IV in Marketing and Communication体験談
ホスピタリティ・調理Certificate IV in Hospitality体験談
マネージメントDiploma of Leadership + Management体験談
ツーリズムDiploma of Travel and Tourism体験談
コミュニティサービス(福祉)Certificate IV in Community Services体験談
ホーティカルチャー(園芸)IV in Horticulture体験談
グラフィックデザインCertificate IV in Graphic Design体験談
ITCertificate 3 in Information, Digital Media, Technology体験談
リメディアルマッサージDiploma of Remedial Massage体験談
動物関連全豪でも留学生が学べるTAFEはパースTAFEを含めたった2校のみ!
高齢者介護福祉先進国、オーストラリアで学べる高齢者介護コース。海辺の街ロッキングハムで開講中
その他航空関連、インテリアデザイン、ファッション、環境映像・メディア、保育など多彩なコースが開講されています

パースTAFEで英語+ビジネスコースのプラン例

パースTAFEのコースは半年から3年半と幅広く、ご予算と期間に合わせて留学プランを立てることができます。

こちらは、日本を4月に出発。TAFE付属英語コースでプレゼンテーションや小論文など、進学英語の準備をした後、半年のビジネスコースを卒業するプランです。

学校名西オーストラリア州立TAFE
4月〜7月TAFE付属英語コース10週間
7月〜12月Certificate IV in Business
合計授業料9,240ドル
渡航時に必要な英語力IELTS5.0(各スキル4.5以上)
その他ビジネスコース入学前に英語コースを規定の成績で卒業すること。入学後にマテリアル費・リソース費がかかります。

英語力と専門分野に応じて、留学プランを立てることができます。

TAFE経由で大学進学のメリット

TAFE経由で大学進学をする学生さんも増えているパース。この進学方法にはこんなメリットがあります。

TAFEでプラクティカルな少人数授業を経てから大学で学べる。
TAFEは職業訓練校という校風から、「実践的な授業を少人数で学べる」という特徴を持っています。

ビジネスやマーケティングのコースではクラスメートとチームでプロジェクトを立ち上げたり、ホスピタリティコースでは併設されるレストランで実習を行ったり、実社会で役立つ「Hands-on」スキルが少人数の中で学べます。

つまり、少人数の中で基礎を学び、英語で何かを学ぶことに慣れるというステップを踏んでから、大学へ進学することができます。

授業料を抑えて大学卒業ができる
パースTAFEのビジネスコース、Diploma of Businessの年間授業料は大学の授業料の12,480ドル。

一方、大学の年間授業料は25,000ドル〜30,000ドル。

TAFEのコースが単位として移行できる大学とコースを選ぶことにより、授業料を抑えて大学を卒業することができます。

パースTAFE卒業後、マードック大学に編入したYumikaさん(日本語版)



パースTAFE卒業後、マードック大学に編入したYumikaさん(英語版)


少人数の相談会です

今回は、オーストラリア留学センターとTAFEインターナショナル・ウェスタン・オーストラリアのコラボレーションにより行われる相談会です。

クリスさんは親日家で、現在日本語を勉強中!お会いするたび、その上達ぶりに驚きます!

そんなクリスさんとの相談会はアットホームで和やかな会になる予定です。

参加をご希望の方は、こちらからお申し込み下さい。

カプラン・ビジネス・スクールで、就職スキルをあげる!


世界でも教育の質が高いと評判のオーストラリアでは、公立大学の評価が高いですが、プライベートカレッジの中でも質の良い学校はあります。

その中の一つ、カプラン・ビジネス・スクール(KBS)は、オーストラリアの主要都市(シドニー、メルボルン、アデレード、パース、ブリスベン)にキャンパスを持つビジネス専門カレッジです。

KBSは大学のランキングよりも、ビジネスで求められる「実践スキル」を身につけることを重視していることから、インターンシップ手配に力を入れています。特に、大学院レベルでのインターンシップ経験は、KBSを選ぶ学生にとって非常に大きな魅力となっています。

実践的なビジネススキルが身につく4つのポイント



ワークショップ形式のクラス+少人数制

一般的な総合大学では、「大教室で行われるレクチャー+クラスごとチュートリアル」で構成されていますが、KBSでは講師や周りの学生たちからより多くのことを学び、様々なアクティビティやディスカッションを通して学生がクラスに参加することを重視しているため、講師が一方的に話をするレクチャーは10分までと決まっています。そのため、授業は少人数制(平均1クラス25人)のワークショップ形式で行われます。

質の高い講師陣


MBAのアカデミックダイレクター Dr. Richard Stejer

KBSの大学院講師の採用基準は、通常PhD(博士号)もしくはDBA(経営学博士)となっており、総合大学で教えている講師陣と同等のアカデミックバックグラウンドがあります。

また、通常修士号を持つ講師は学士の学生のみ担当となるのですが、非常に貴重な業界経験をもつ講師が修士号のみのバックグラウンドの場合は、特別にPhDやDBAを持つ講師の監督下で教えることもあります。

このようにしてアカデミックのレベルだけでなく、実践的な知識やスキルも学ぶことが出来ます。

BA卒業生が語る、クラスと講師陣たち


個別のサポートが充実

学生がスムーズに勉強が進められ卒業ができるよう、アカデミック・サクセス・センターでの学習アドバイスや英語のサポート、1対1の個別相談、フリーオンライン個別指導から、生活・健康などのアドバイス、カウンセリングまで、様々なサポートが提供されています。

卒業生からのフィードバックからなるQILTの評価では、スチューデントサポートについて、総合大学よりも高い評価がされています。

インターンシップ経験

授業で学んだ知識を確実に身につけるためには、実践が大切です。KBSで開講しているマスター3コースではいづれも、インターンシップの経験を積むことが出来ます。

コースインターンシップ種類期間/時間
Business Analytics(Extension)一般インターンシップ*学生の希望による/週20時間未満
Accounting一般インターンシップ*学生の希望による/週20時間未満
MBAアカデミックインターンシップ12週間/週17時間(パートタイム)


*キャリア・セントラルで相談できます。

MBA卒業生が語る、メンターのサポートやインターンシップについて


キャリアサポートの中心「キャリア・セントラル」



KBSのサポートでも人気の一つ「キャリア・セントラル」は、学生の就職のために様々なサポートをしている部門です。

キャリアサービス、ワークショップ、イベントなど、学生がキャリアを成功させるために必要なツール、知識、スキルを確実に身に付けることにフォーカスをしており、KBSの卒業生はキャリア・セントラルのサービスを卒業後も利用できます。

アカデミック・インターンシップ

KBSとパートナーシップを持つ企業は世界中に2600企業。このネットワークを使ってインターンシップの手配をします。

アカデミックインターンシップに参加することで、お仕事経験をすることだけでなく、職場でのコミュニケーションやチームワークについても経験をすることができ、より就職の可能性が高くなります。

実際、アカデミックインターンシップに参加をした学生の47%がインターンシップ後にお仕事のオファーを受けており、78%が卒業後9ヶ月以内に就職が決まっています。
(2018年の卒業生のデータから)



【注】アカデミックインターンシップに参加するためには、事前条件を満たす必要があります。

キャリア・コーチング(個別)

在校生、卒業生ともに、プロのキャリアアドバイザーのコーチングが受けられます。

ワークショップ&イベント

すべてのキャンパスで合わせて、毎年70以上のワークショップを開催、また、外部のキャリアフェアや業界のイベントなどの紹介をしています。

様々な業界のリーダーたちの話を聞くことで、ビジネスに関する洞察を深めたりヒントを得たり、ネットワークを広げることができます。

ワークプレイスメント

各キャンパスにいる専任キャリア・アドバイザーが、あなたの専門分野、職歴、キャリアの目標を考慮して、就職のサポートをします。

MBA卒業生:シドニーでお仕事


インターンシップに参加できる大学院のコース



KBSでは、3つの大学院コースでインターンシップに参加できます。

Master of Business Analytics(Extension)

このコースは、ビジネス分析業界でのキャリアを伸ばすことを目指す学生向けに作られています。そのため、専門家チームの構築と管理方法、およびデータ主導のイニシアチブを戦略的に監視する方法を学びます。

このコースを卒業すると、sasのビジネス・アナリティクスのサティフィケート、及び、IAPAのメンバーシップが授与されます。

卒業単位数 15科目必修 13科目+選択 2科目
必修科目ビジネス分析の概要
データ視覚化ソフトウェア
データの取得と管理
データのセキュリティと倫理
データ駆動型の意思決定と予測
ソーシャルメディア分析
ビジネス分析プロジェクト管理
デジタルマーケティングと競争上の優位性
人工知能と機械学習
ビジネス分析における革新と創造性
会計、財務、経済学の分析
定量的な方法
キャップストーン:業界のケーススタディ
選択科目人、文化、現代のリーダーシップ
ガバナンス、倫理、持続可能性
金融と経済の解釈とコミュニケーション
消費者行動とマーケティング心理学
感情的知性、文化的知性、多様性
ダイナミック戦略と破壊的イノベーション
運用管理と意思決定モデル
ビジネス心理学、コーチング、メンタリング
思考スタイル、交渉、紛争管理
起業家精神の基礎
中小企業局
新しいベンチャーキャピタルレイジング
国際戦略
国際経済と多国籍金融
組織の変化と革新
医療システム
包括的なヘルスケア戦略
ヘルスケア管理
デジタルマーケティングとコミュニケーション
知財管理
戦略的プロジェクト管理
プロジェクトの開始、計画、実行
プロジェクトのリスク、財務、監視
サービスベース産業での管理
観光とホスピタリティにおける戦略とリーダーシップ
宛先と訪問者の管理
ジェンダーのある職場環境
個人の成長とエンパワーメント
コミュニケーション、説得、影響力
※科目によっては、受講条件のある場合があります。

卒業後の予想されるキャリア
ビジネス分析チームリーダー/ソーシャルメディアマネージャー/コーポレートレポートスーパーバイザー/経営コンサルタント

Master of Accounting

このコースは、ビジネス分析のさらに重要な役割をカバーするために、今までの会計の範囲を広げたい場合や、専門の会計機関のメンバーになる資格がある場合にオススメです。現代の会計問題、データ分析、および実践に関連する一般的な管理スキルと知識を深めます。卒業後は、理論とフレームワークの範囲内で効果的かつ戦略的に会計を分析できるようになります。

このコースは、CPA Australia、ACCA、CA ANZに認可されているコースです。

卒業単位数 16科目必修 13科目+選択 3科目
必修科目財務会計
管理会計
高度な財務会計
財務報告
監査と保証
キャップストーン
コーポレートガバナンス、持続可能性および倫理
事業法および会社法
税法
経済
ファイナンス
会計、財務、経済学の分析
定量的な方法
選択科目戦略的管理会計
ビジネス分析の概要
データ視覚化ソフトウェア
データの取得と管理
データのセキュリティと倫理
データ駆動型の意思決定と予測
ソーシャルメディア分析
ビジネス分析プロジェクト管理
デジタルマーケティングと競争上の優位性
人工知能と機械学習
ビジネス分析における革新と創造性
インターンシップ
※科目によっては、受講条件のある場合があります。

卒業後の予想されるキャリア
調査会計/戦略的管理/経営コンサルティング

Master of Business Administration

このコースは、戦略的経営のキャリアを追求したい学生向けのコースです。

MBAの詳細については、こちらをご参照ください。

カプラン・ビジネス・スクールのオススメポイント

学費が抑えめであること

オーストラリアの総合大学でビジネス系修士号を取る場合、年間30,000ドル〜38,000ドルほど学費がかかりますが、KBSでは21,600ドル。

MBAの場合、総合大学ではコースで60,000〜80,000ドルほどしますが、KBSでは45,600ドルです。
※科目数によって若干前後します。

更に、様々な奨学金を提供しているので、比較的学費が抑えられます。

【例】
・Regional Scholarship(Asia):授業料10%オフ
KBSの希望コースへの入学条件をすべて満たしているアジアの国籍を持つ学生が対象。一番近い過去の学歴で65%以上の成績を収めており、他の奨学金やプロモーションを受けていない方。出願時に500ワードのエッセイと奨学金アプリケーションを提出。

・High Achievers Scholarship:授業料30%オフ
各学期ごとに成績が90%以上の学生が対象。他の奨学金やプロモーションを受けていない方。500ワードのエッセイと奨学金アプリケーションを提出。(学部ごとの人数の制限有)

※奨学金の詳細は、ご相談ください。

日本の大学での学部や成績が不問であること

大学院の入学資格では、大学の学部が大学院で学びたい学部と関連していることや、大学での成績(GPA)が求められるため、学んでみたい内容があっても入学できない事も多いです。

KBSでは大学での学部や成績が求められないため、希望する学部に入学しやすいこと、更に、21歳以上の学生であればMature Age Entryも受け付けているため、学歴条件が当てはまらない場合でも、職歴や過去の学歴などの総合的な内容でも入学のチャンスがあります。

KBSはこんな方にオススメ

・海外でお仕事経験をしてみたい方
・大学ランキングより、ビジネススキルを身につけたい方
・費用を抑えつつ、しっかり学べる大学院を探している方
・海外で学位を取りたい方
・勉強のサポートがしっかりしている大学院を探している方


募集要項



コースMaster of Business Administration
期間2年間(6学期)
学費年間 45,600ドル(2020年)/入学金285ドル
入学月3月、7月、11月
英語力IELTS Academic 6.0以上 (Speaking・Writing 6.0/それ以外 5.5以上)/TOEFL 60以上
学歴条件学士号修了

コースMaster of Business Analytics(Extension)
期間2年間(6学期)
学費年間 42,700ドル(2020年)/入学金285ドル
入学月3月、7月、11月
英語力IELTS Academic 6.0以上 (Speaking・Writing 6.0/それ以外 5.5以上)/TOEFL 60以上
学歴条件学士号修了/Advanced Diploma・Associate Degree修了+2年間の関連職種

コースMaster of Accounting
期間2年間(6学期)
学費年間 43,200ドル(2020年)/入学金285ドル
入学月3月、7月、11月
英語力IELTS Academic 6.0以上 (Speaking・Writing 6.0/それ以外 5.5以上)/TOEFL 60以上
学歴条件学士号修了/Advanced Diploma・Associate Degree修了

出願に向けての準備

1. まずは英語試験を受けましょう
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合はカプラン・インターナショナル・ランゲージとセットでのお申込みとなります。
2. 出願に必要な書類4点を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式に出願手続きへ進みましょう。

留学相談&お問い合わせ


当社オーストラリア留学センターはカプラン・ビジネス・スクールを含め全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。
お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2020年8月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=75円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。

グリフィス大学で犯罪学(Criminology)学ぶ

犯罪学は決して一般的な学問ではありませんが、ドラマや映画・小説などの影響で興味を持ったり、ニュースやドキュメンタリーから実際の犯罪について知ったことで学びたいと思われる方もいると思います。
日本では心理学部や法学部の中で科目として学ばれる分野ですが、オーストラリアでは1つの学問として、大学のプログラムで専門的に学ぶことができます。

目次

犯罪学とは?


一言に犯罪と言っても様々な種類があります。ニュースで報道されるような残酷なものから、自己防衛・誰かを助けるための犯罪、また犯罪を起こすつもりはなかったのに、気がついたら法に反したことを犯しているケースまで様々です。そして、犯罪を犯した人全員が「生まれつき犯罪者」ということはなく、様々な要因が重なった結果、犯罪者になってしまいます。

犯罪学は、「犯罪=悪」と捉えるのではなく、様々な背景からなぜその犯罪が起きてしまったのかを考察し、そして、同じことが繰り返されないためにはどのような対策を取っていけば良いのかについて追求する学問です。また犯罪者だけにフォーカスするのではなく、犯罪が起きたことによる被害者やその家族・地域や社会への影響についても学びます。

グリフィス大学の犯罪学部について

ブリスベン・ゴールドコーストにあるグリフィス大学は、南半球にある大学において最も大きな犯罪学のリサーチセンター(Griffith Criminology Institute)を持っており、25年間同分野における教育・そして研究を続けています。2020年のShanghaiGlobal Rankingでは、Law/Criminology部門で全豪1位にも選ばれました。

テクノロジーの発展により、犯罪の手法がより複雑化している昨今。グリフィス大学では最新のテクノロジーを使い、従来の犯罪や新たなサイバークライムまで対応ができる犯罪学部を開講しています。

またグリフィス大学で犯罪学を教えている講師は専門分野を研究している教授だけではなく、長年現場で犯罪と向き合ってきた人たち(警察官・刑務官・裁判官など)も教鞭を取っており、実体験を元にした授業を受けることができます。

グリフィス・犯罪学部のカリキュラム

1年次

1年目では、オーストラリア&海外で起きている犯罪のトレンド(傾向)、また犯罪がなぜ起きるのかを調査し、事前に防ぐための方法、犯罪数を減らす方法について学びます。犯罪に関係するあらゆる事柄(警察、法廷、犯罪法、法心理学、殺人など)の概論も、1年次の必修科目となっています。
科目例
    Introduction to Criminology and Criminal Justice
    Police, Courts and Criminal Law
    Understanding Social Problems
    Homcide
    Introduction to forensic Phychology
    Law Government and Justice
    Doing Criminology
    Language and Communication for Arts and Social Sciences

2&3年次

2&3年次には1年次に履修した概論の応用編の他、様々なElective(選択科目)から、自分の興味のある分野についてより深く学んでいきます。(犯罪者の取締り、更生、犯罪者&被害者との関わり方、対テロリズム、犯罪分析、犯罪捜査などなど・・・)
科目例
    Sociology of Crime
    Statistics for Social Research
    Psychology of Crime
    Applied Criminal Justice
    Race, Crime and Justice
    Youth Justice
    White Collar Crime
    Fraud and Cybercrime
    など・・・

実践的授業・インターンシップ

最終学年では、必修ではありませんが選択科目にて実地研修を含めた授業やインターンシップも学ぶことができます。
科目例
    Community Internship
    Professional Practice
    Criminology UG Research Internship

Community Internshipは地元のコミュニティでのインターンシップです。犯罪学というよりは社会福祉に近いものが多いですが、難易度は高くありませんので挑戦しやすい科目です。Professional PracticeとCriminology UG Research Internshipはより犯罪学に特化したインターンで難易度も高いため、参加をするためには高いGPA&英語力&アピール力が必要となります。

犯罪学を学んだ後のキャリア


犯罪学を学んだ後のキャリアとしては、主に3つのカテゴリーに分けることができます。
・犯罪に直接関わる仕事(警察官、刑務官、検察官、裁判官など)

・社会福祉に関わる仕事(ソーシャルワーカー、社会福祉士、慈善団体など)

・犯罪学の認知を高める仕事(ジャーナリスト、TV局&出版社などメディア系)
※職業&働く場所によっては、大学卒業後に大学院での進学や国家試験の受験が必要になるものもあります

犯罪学を学ぶことで培われる「分析能力」「考察能力」は、どの業界においても必要とされる能力なので、卒業後に犯罪に関係のない分野に進むことになっても、活躍することができるでしょう。


コース詳細

大学名Griffith University (グリフィス大学)
コースBachelor of Criminology and Criminal Justice
留学先ブリスベン、ゴールドコースト
期間3年間
入学2月,7月
学費年間 30,000ドル(2020年度)
出願条件 成績:高校卒業&GPAが5段階評価で3.7以上
英語:IELTS6.5(全ての科目で6.0以上)

また犯罪学を学ぶ学生には、ダブルディグリーも人気です。犯罪学とセットで学ぶことで、将来の可能性を広げることができます。
Bachelor of Criminology and Criminal Justice / Bachelor of Information Technology
Bachelor of Criminology and Criminal Justice / Bachelor of Forensic Science
Bachelor of Criminology and Criminal Justice / Bachelor of Government and International Relations
Bachelor of Criminology and Criminal Justice / Bachelor of Human Service
Bachelor of Criminology and Criminal Justice / Bachelor of Laws (Honours)
Bachelor of Criminology and Criminal Justice / Bachelor of Psychological Science

グリフィス・カレッジからのパスウェイも可能


グリフィス大学の犯罪学部が魅力的な理由の1つとして、グリフィス・カレッジからパスウェイがあることでしょう。グリフィスカレッジではDiploma of Criminology and Criminal Justiceという犯罪学に特化したDiplomaプログラムを開講しており、大学1年次に学ぶ科目と同じものを、より少人数&手厚いサポートの中で学ぶことが可能です。高校の成績が3.7以上に満たない方、IELTSが6.5に満たない方はもちろんのこと、大学の直接入学が可能でも「いきなりローカルの学生ばかりに囲まれるのは不安」「学習サポートをたくさん受けられる環境からスタートしたい」という方は、カレッジからのパスウェイがお勧めです。

大学名Griffith College(グリフィスカレッジ)
コースBachelor of Criminology and Criminal Justice
留学先ブリスベン
期間8ヶ月〜1年
入学2月,6月、10月
学費30,000ドル(2020年度)
出願条件 成績:高校卒業&GPAが5段階評価で2.8以上
英語:IELTS5.5(全ての科目で5.0以上)
グリフィス・カレッジの犯罪学の学生は、在学中にboggo road gaolというブリスベンにある元刑務所ツアーに行き、元受刑者から話を聞く機会も設けられています。

※施設の状況によっては他のツアーになる可能性もあり


グリフィス大学への進学

オーストラリア留学センターは、グリフィス大学の日本の公式相談・出願窓口として、皆さまの進学を無料でお手伝いをしております。ご出発前のお手続きはもちろん、現地到着後も学生生活に関するサポートも継続して行っております。グリフィスの学生同士が交流できるよう、定期的に交流会を開催し、大学生活でできる様々な活動についてや、就職活動の情報提供などを行なっております。

第一回交流会の様子
第二回交流会の様子

同プログラムに興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

南オーストラリア大学でファイナンシャル・プランニングを学ぶ

変化の激しい現代社会において、どんな年齢の人でも、安心して暮らしていけるのか?という漠然とした不安を持っている人が多くなってきています。



長い人生において、夢や目標をかなえるために資金計画を立てる必要があることもあるでしょう。一人一人に寄り添ってそうした不安をできるだけ取り除き、夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、Financial Planner(ファイナンシャル・プランナー) / Financial Advisor(ファイナンシャル・アドバイザー)です。*オーストラリアでは Financial Advisor(ファイナンシャル・アドバイイザー)と呼ばれることが多いです。

Financial Advisor/Financial Plannerは幅広い知識を備えたうえで、クライアントの収入や借り入れ、家族構成や資産状況などの情報をコンサルティングし、子供の教育資金、住宅購入・ローンの返済、老後までを視野にいれたライフプランを立て、それに即した投資や資金計画を提案します。
ここオーストラリアでは自助努力の資産形成が必要で、電話や対面のファイナンシャル・アドバイスを含む加入者向けサービスが充実しており、成人の約3〜4割がアドバイスを利用している統計結果があります。

オーストラリアで Financial Advisor/Financial Plannerとして活躍するには、Financial Adviser Standards and Ethics Authority (FASEA) 認可コースを開講している大学・大学院で学ぶ必要があります。

Financial Adviser Standards and Ethics Authority (FASEA) とは?
2017年4月にオーストラリア連邦政府が Corporations Amendment (Professional Standards of Financial Adviser) Act 2017を通じて設立され、オーストラリアで認可されたファイナンシャル・アドバイザーの教育、トレーニング、倫理基準を定めている機関になります。
オーストラリアでは、ファイナンシャル・プランナーに対する新たな要件や教育基準など、業界の構造・文化的な変化に対する必要性、複雑化する金融情勢で、急速な環境変化に対応するために、信頼できる情報に基づいたファイナンシャル・アドバイザーを必要としています。 2019年1月以降、FASEA が定めた認定制度では、既存のファイナンシャル・プランナーと、新しい認定希望者の両方に対して、FASEAの定める 新たな教育要件の詳細が発表されています。

既存のアドバイザー(ASIC – Financial Advisers Register) の中でも追加学習が必要な方は、2024年1月1日までに改訂された教育訓練基準を満たす必要があります。
約25,000人の既存のファイナンシャル・プランナーがFASEAの新基準の影響を受けていますから、これから大学・大学院で Financial Planningのコースを受講する方は、FASEA認可コースを開講している大学を選択することが大事な要件になります。

南オーストラリア大学で Financial Planning を学ぶ理由

南オーストラリア州アデレードにある 南オーストラリア大学(University of South Australia)では同州では1番ビジネス学部に力を入れており、その評価も高い大学です。もちろん、ファイナンシャルプランニングでも同州で1番の教育を誇っています。

Financial Adviser Standards and Ethics Authority (FASEA) 認可

南オーストラリア大学のファイナンシャルプランニングのコースは、オーストラリアの認定機関である Financial Adviser Standards and Ethics Authority (FASEA) からの認可を、1番早く受けた大学の一つです。学士号、修士号、ともに認可を受けています。
これから ファイナンシャルプランニングのコースを希望する学生にとって、これは外せない第1条件になります。


最先端のIress Trading Room

南オーストラリア州では初めて、全豪の大学の中でも最新の金融シミュレーショントレーディングルームを導入しています。この最先端のトレーディングルームでは、学生、研究者、産業・業界人と共に市場シミュレーションプログラムを通じて、グローバルなデリバティブ取引に参加することが可能です。

本トレーディングルームは、金融セクターにおいて世界的な革新的なソフトウェア技術を誇る Iress社がスポンサーとなっています。 Iress Trading Room は、UniSAの一部のビジネスプログラムで提供されている学部および大学院のファイナンスコースで使用されています。

Bachelor(学士) → Master Degree(修士)へ最短4年 Fast Track


南オーストラリア大学の特徴の一つと言える 学士号+修士号を 4年間(通常は5年 /学士3年+修士2年)で終えることができる 3+1 Pathway to Masters と呼ばれる Fast Track のコースも選択できます。

一般的に日本の高校卒業の場合、学士号へダイレクト進学できない大学が多く、Foundationコースもあわせると修士号の卒業までは 6年(Foundation1年+学士3年+修士2年)となりますが、南オーストラリア大学(University of South Australia)の場合、高校卒業後に大学付属カレッジ SAIBT の Diploma から2年次進学ができますので、ファイナンシャルプランニングでは最高学位のMaster Degreeまで最短4年間で終えることが可能です。

Business コースではインターンシップの機会がある

南オーストラリア大学の特徴の一つとして、ビジネス学の全てのMajorでビジネスインターンシップのチャンスがあります。あまり知られてないのですが、ビジネス学に力を入れてきた経緯と、産業との密接な結びつき、実務を重んじる教育、南オーストラリア大学ならではの特徴と言えます。


学士号(Under Graduate /Bachelor degree)から学ぶ

日本の高校を卒業後、学士号から Financial Advisor/Financial Planner を目指す場合、Bachelor of Business(Major:Financial Planning)を専攻しましょう。 

南オーストラリア大学では ビジネス学士号にて 様々な Major を選択できます。
金融関連だと、Bachelor of Business(Major:Finance), Bachelor of Business (Major:Economics, Finance and Trade) があり、どちらかと迷ってしまう可能性がありますが、どちらもFASEA認可コースではないのでご注意ください。

あくまでも、Bachelor of Business(Major:Financial Planning) がFASEA認可コースです。
なお、最終学歴が日本の高校3年卒業の場合、ダイレクトに学士号への進学ができませんが、付属カレッジSAIBT の Diploma of Business を経由して、大学2年次に進学可能です。この場合でも Bachelor of Business(Major:Financial Planning)へ進学可能です。

学校名South Australian Institute of Business and Technology
コース名Diploma of Business(Stage 2)
期間8ヵ月または1年間
入学2月、6月、10月
学費年間 32,000ドル(2021年度)
英語IELTS Academic overall 5.5(各セクション 5.0)以上
出願条件高校3年を GPA 2.5 以上の成績で卒業していること。
 ↓
学校名University of South Australian
コース名Bachelor of Business – Financial Planning (学士号)
期間2年間(2年次に編入)
入学2月、7月のみ
学費年間 34,300ドル (2021年度)
編入条件 SAIBT の Diploma of Business Stage 2を GPA 4/7 以上の成績で修了すること

また、上記でもご案内していますが、学士号(3年)と修士号(1年) の Fast Track パッケージも可能です。
この場合、学士号3年次に、修士号の1年次に相当する教科を取得して、修士号へ進みますので、合計4年間での卒業が可能です。こちらも付属カレッジのDiploma of Businessからトータルでパッケージ可能です。

学校名South Australian Institute of Business and Technology
コース名Diploma of Business(Stage 2)
期間8ヵ月または1年間
入学2月、6月、10月
学費年間 32,000ドル(2021年度)
英語IELTS Academic overall 5.5(各セクション 5.0)以上
出願条件高校3年を GPA 2.5 以上の成績で卒業していること
 ↓
学校名University of South Australian
コース名Bachelor of Business – Financial Planning (学士号)
期間学士 2年間(2年次に編入)
入学2月、7月のみ
学費(学士号)年間 34,300ドル(2021年度)
編入条件 SAIBT の Diploma of Business Stage 2を GPA 4/7 以上の成績で修了すること
 ↓
コース名Master of Finance (Financial Planning) (修士号)
期間修士号 1年間
入学2月、7月のみ
学費(修士号)年間 37,700ドル(2021年度)
1年修士号の条件 Bachelor of Business – Financial Planning にて2年次修了時の成績が GPA 4/7以上であることが、Master Degreeを1年間で終える最低条件になります。

修士号(Post Graduate / Master Degree)から学ぶ

南オーストラリア大学では、修士号からでも ファイナンシャルプランニングのコースを学べます。もちろん、Financial Adviser Standards and Ethics Authority (FASEA) の認可コースです。

コース名Master of Finance (Financial Planning) (修士号)
期間修士号 2年間
入学2月、7月のみ
学費(学士号)年間 37,700ドル(2021年度)
英語IELTS Academic overall 6.5(Reading と Writingが 6.0)以上
条件 ・学士号を平均以上の成績で終えていること
または
・Graduate Certificate 以上の学位を終えていること、

キャリアチェンジを考える人にも修士号はオススメ!

南オーストラリア大学の Master of Finance (Financial Planning) – 2年間の修士号プログラムは、出願要件において、過去の学士号の分野を問わないので、日本の大学にて学士号を終えている人であれば、どなたでも出願の可能性がございます。
将来求めるキャリアが ファイナンシャルプランナー/ファイナンシャルアドバイザーに興味がある方で、 分野の違う学士号を終えられた方にも十分にキャリアチェンジのチャンスです。

もちろん、ビジネス学、商学、マーケティング学、またはマネジメント学の専攻を含む学士号を取得している方は、単位認定にて、コース期間が 1.5年に短縮される可能性もございます。同分野でのキャリアアップを目指し且つ、最短で終えられたいにも、修士号はオススメできます。

出願に向けての準備

1. まずは英語試験を受けましょう
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合は南オーストラリア大学付属属語学学校とセットでのお申込みとなります。
2. 出願に必要な書類4点を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式に出願手続きへ進みましょう。

留学相談&お問い合わせ


当社オーストラリア留学センターは 南オーストラリア大学を含め全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。
お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2020年8月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=75円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。

メルボルンのスウィンバーン大学で学ぶ「製品設計工学」

製品設計(Producrt Design)とは、家電、家具・インテリア、自動車から化粧品のパッケージまで身の回りにある様々な製品をデザイン&設計する事です。オーストラリアのいくつかの大学でデザイン学科のコースの1つとして開講されています。

ですが、今回ご紹介するのは「PRODUCT DESIGN ENGINEERING(製品設計工学)」のコースです。

単にデザインだけではなく、工業デザインと工学の研究を組み合わせ、化学工学的観点から、革新的で持続可能な製品を作成するための技術、製造方法、材料に関する専門知識を身に付けます。

見た目(デザイン)が美しいという部分だけでなく、我々の日常の生活になくてはならない物作り、そして効果的に機能する製品作りの技術を学びます。デザイン学科ではなく、工学科にて開講されています。



目次

スウィンバーン工科大学で学ぶ理由

今回製品設計工学を学ぶのにお勧めするのは、ビクトリア州にある「スウィンバーン工科大学」で開講している「Bachelor of Engineering(Honours) 【専攻:Product Design】」 です。


工科大学だけあって、2020年のTimes世界ランキングではEngineering(工学)とTechnology(技術)部門で200位以内にランクインされており、アート&芸術部門でも高評価を得ています。



皆さん、数年前にオーストラリアを中心に世界的に流行ったメモボトル(Memobottle)ってご存知でしょうか? 

まさのこのコースの卒業生で、現在はメルボルンのデザイナーとして活躍中のJesse Leeworthyによって作られたノート型の平らで、エコに配慮された水専用ボトルです。


※https://knowing.swinburne.edu.au/post/163780090269/meet-the-new-memobottleより参照

数々のデザイン賞も受賞しているこのボトルは環境に配慮した材料で、皆が繰り返し使えるサイズ、そして社会に貢献するというスローガンで製作されました。またWater.orgという発展途上国に飲料水を提供している非営利団体と提携しており、我々が一本購入するごとに発展途上国の方が2ヶ月間飲料水を飲めるだけの寄付がなされています。



では、スインバン工科大学のこのコースをお勧めする理由をご案内します。

工業デザインとエンジニアリングのこのユニークな組み合わせにより、アイデアを実現

工業デザインと工学の研究を組み合わせのコースになりますので学ぶユニットもほとんど半々です。正確に言うと4年間の32単位のうち、工学が12単位(150クレジットポイント)、プロダクトデザインが16単位(200クレジットポイント)、選択出来る授業が4単位(50クレジットポイント)となり、両方の技能がバランス良く学べるようになっています。

またプロダクトデザインで履修する殆どの単位は、デザイン分野からの単位となります。これにより、デザインを主として学んでいる学生やデザイン学科の講師とも密に関わる機会がたくさんあり、コラボして作品も作りますので、アイディアなどを共有したり切磋琢磨しながら学ぶことが出来ます。

デザイン(設計)スタジオでの取り組み
  • プロジェクトを基にした授業
  • コンピューター・デザイン
  • 研修会を含めた実践的な授業
  • 試作品作り
  • デザイン理論

エンジニアリング(工学)での取り組み
  • 工学理論
  • コンピューター・デザイン
  • 実験的ワーク

スウィンバーン工科大学は「Mechanical Engineering(機械工学)」にも非常に強い大学です。機械工学の知識と技術を学ぶと同時にに人間重視のアイディアや設計をプラスし、身につけることが可能です。

人間が使うにあたって、「どうしたら使いやすくなるのか」、「環境に優しいのか」、「日常的に使える製品になるのか」など、ユーザ視点に立ったアイディアを機械工学を使って実現していきます。



同コースでは、卒業後業界で求められる、「設計開発」、「製品製造」、「複雑な構造」に特化出来る人材作りに力を入れています。

オーストラリアで探しても「製品設計工学」コースを提供しているのはスウィンバーン工科大学を含めて2校だけとなり、極めてユニークで需要の高いコースと言えます。

卒業生の就職先も豊か

卒業生は企業で働いたり、自分でデザイナーとしてビジネスを行ったりと様々です。工業デザイナー、工業エンジニア、製品デザイナー、デザインコンサルタントなどとして活躍します。

企業で働く場合は、エンジニアやデザイナーとしてはもちろん、企業幹部、製品開拓・管理を行なう職種など多種多様です。またこのコース卒業生の雇用レートは平均86%で過去90%になった実績もあります。

またHonoursコースを優秀な成績で修了すると、博士課程(PhD)に進学できる可能性もあります。

インターンシップなど実践的な内容で即戦力を高めます

エンジニアリングの必須単位で「Professional Experience in Engineering」がありますので、ここで12週間のフルタイムのインターンシップを経験します。ご自身の単位のとり方でいつ経験するかを選べますが、ほとんどの学生は4年目に入るまでに終えています。その他にも企業を交えたプロジェクトやスタディーツアーの選択肢もあります。

4年目には顧客との共同作業を行うリサーチプロジェクト


最終学年には顧客のニーズに合わせた製品作りを行う「リサーチプロジェクト」が必須となります。顧客選びから製品の発想と製品化までを行います。学生はこれらの実践的経験を通して、将来に備えることが出来ます。


※卒業生が実際に作成した作品です。

学士号への入学概要

スウィンバーン工科大学の「Bachelor of Engineering(Honours) 【専攻:Product Design】」への入学概要は以下となります。

キャンパスホーソン
授業料37,600ドル(約300万円)/1年 ×4年 ※2020年度の費用参考
就学期間4年
入学時期 2月、8月
英語力基準IELTS Academic 総合点数6.0以上で各バンドスコアが6.0以上、もしくは同等の英語力。
学力条件 高校を卒業していること。数学を高校で履修していること(履修内容や成績が入学基準と合致するか査定されます)。
※英語力条件を満たせない場合は、付属英語学校で勉強をして、進学を目指すこともできます。
※Bachelorコースの英語詳細はこちらから

コース内容と教科

上記でも説明しました通り、工学(エンジニア)と製品設計(プロダクトデザイン)の両方をバランス良く勉強します。それぞれの分野で勉強する教科と内容は下記となります。

必須単位(12単位/150クレジットポイント):エンジニア
  • Engineering, Design and Innovation【工学、設計、発明や開発】
  • Engineering Materials【光学材料】
  • Mechanics of Structures【機械構造や仕組み】
  • Digital and Data Systems【デジタル&データシステム】
  • Calculus and Applications【微積分&応用数学】
  • Linear Algebra and Applications【線形代数&応用数学】
  • Energy and Motion【エネルギー&動作】
  • Electronics and Electromagnetism【電子工学と電磁気学】
  • Professional Experience in Engineering【専門経験(インターンシップ)】
  • Mathematics 3A もしくは Mathematics 3B 【数学3Aもしくは数学3B】
  • Engineering Management【工学管理】
  • Final Year Research Project 1 【研究プロジェクト1】
  • Final Year Research Project 2 【研究プロジェクト2】

専攻単位(16単位/200クレジットポイント):プロダクトデザイン
  • Product Visualisation 1: 2D & 3D Exploration【製品の視覚化1:2D&3Dやスケッチ手法】
  • Design for Manufacture 1: Materials and Processes【製造デザイン1:材料や製造過程】
  • Product CAD【CADを使った製品作製方法】
  • Product Design Engineering Studio【製品設計工学スタジオ】
  • Sustainable Product Design【環境を重視した(サステイナブル)製品設計】
  • Structural Mechanics【構造力学】
  • Thermofluid Systems【熱流体システム】
  • Design for Manufacture 2: Advanced Manufacture【製造デザイン2:高度製造】
  • Advanced Product Design【高度製品設計】
  • Design for Social Responsibility【社会的責任のための設計】
  • Machine Design【機械デザイン】
  • Global Design【グローバルデザイン】
  • Professional Design Attributes【専門的な設計属性】
  • Mechanical Systems Design【機械システム設計】
  • Engineering Management 2【工学管理2】
  • Manufacturing Systems and Design【製造システムと設計】

その他単位(4単位/50クレジットポイント)
    以下から選択して、50クレジットポイントを履修します。
  • 副専攻リストから4単位
  • 選択授業リストから4単位(12CP)
  • シグネチャーシリーズのリストから選ぶ
※リストはこちらの「Other studies」をご確認下さい。

Diplomaコースから開始も可能

上記Bachelorコースの学力条件からも確認できます通り、高校や専門学校卒業の方で、数学と英語の条件が満たしていれば、Bachelorコースからの出願が可能となります。

ですが、同大学ではUniLinkパスウェイというDilomaコースを経由して入る方法も提案しています。いきなりBachelorから開始するのが心配という方は、Diploma of Engineering(Unilink)から開始して、Diploma修了後にBachelorの2年次から開始することも可能です。

メリットとして「Diplomaの1年目の学費がBachelorより少し安い」、「英語力基準が低い」、「8ヶ月で終えられる」等がございます。

キャンパスホーソン
授業料29,960ドル(約240万円)※2020年度の費用参考
就学期間8ヶ月
入学時期 2月、6月、10月
英語力基準IELTS Academic 総合点数5.5以上で各バンドスコアが5.0以上、もしくは同等の英語力。
学力条件 高校を卒業していること。数学を高校で履修していること(履修内容や成績が入学基準と合致するか査定されます)。
※英語力条件を満たせない場合は、付属英語学校で勉強をして、進学を目指すこともできます。
※Diplomaコースの英語詳細はこちらから

その他にもAdvanced Diploma of Engineering Techcology(Specialising in Mechanical)やAssociate Degree of Engineeringから経由してBachelorコースに進学することも可能です。

Double Degreeを選択する事も可能

今回はBachelor of Engineering(Honours)の紹介となりますが、もし学士号を2つ習得したいという方には下記でDouble Degreeを選択することも可能です。

・Bachelor of Engineering (Honours)/Bachelor of Business 【5年】
・Bachelor of Engineering (Honours)/Bachelor of Computer Science【5年】
・Bachelor of Engineering (Honours)/Bachelor of Science【5年】
・Bachelor of Engineering (Honours)/Bachelor of Laws【6.5年】

出願に向けての準備

1. まずは英語試験を受けましょう
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合はスインバン工科大学付属語学学校とセットでのお申込みとなります。
2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 高校の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 高校の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。出願の手続きをスタートします。

スウィンバーン工科大学への進学



オーストラリア留学センターは、スウィンバーン工科大学の日本の公式相談・出願窓口として、皆さまの大学進学を無料でお手伝いしております。ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

コース選択から必要な英語力、大学への出願方法までそれぞれのご要望にあったアドバイスをさせて頂きます!
問い合わせフォームからのご相談はこちらから
※携帯電話のメールをご利用の場合は、セキュリティ設定の関係でメールが届かないこともございますので、パソコンからのメールを受信できるように設定をお願い致します。
※備考※
・本記事は2020年8月現在の大学の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2020年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=80円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。

オーストラリアで学ぶ1年のTESOL修士号コース


小学校からの英語教育も導入され、多様化が進む日本での英語教育現場。

学校ではよりプロフェッショナルで質の高い英語教育が求められるようになってきており、近年、スキルアップやキャリアアップのためにオーストラリアでTESOL(英語教授法)を学ぶ英語教員の方が増えてきました。

TESOLの修士号コースは1.5年~2年の期間が多いのですが、教員の方からは休職期間の関係で「1年のコースを探している」といったお問い合わせをよく頂きます。

そんな方のために、オーストラリアの1年のTESOL修士号をご紹介いたします。

就学期間を問わずTESOLを学べるオーストラリアの大学院一覧は、「オーストラリアでTESOLを学ぶ(英語教授法)」をご参照ください。
目次

メルボルン大学

メルボルン大学(University of Melbourne)では、Master of TESOLとMaster of Applied Linguisticsの専門としてTESOLを学ぶこともできます。

より実践的な内容で学びたい場合は、実習の教科があるMaster of TESOL、言語学的な研究にご興味をお持ちでしたらMaster of Applied Linguisticsがお勧めです。

Master of TESOL紹介動画もご参照ください。

Master of TESOL

入学月 3月・8月
学費 37,952ドル(約304万円)
英語力 IELTS7.0(ライティング7.0、その他6.0以上)
入学条件 ・オーストラリアの4年の教育学相当の学士号を修了していること or
・分野を問わず学士号を修了しており、大学院で教育学関係分野を少なくとも1年は学んでいること。

こちらの条件に当てはまらない場合でも、1.5年または2年のコースに入学できる可能性があります。

Master of Applied Linguistics(TESOL)

入学月 3月・8月
学費 37,216ドル(約298万円)
英語力 IELTS6.5(各セクション6.0以上)
入学条件 ・関連したhonours相当(日本の大学では大学院相当)の学位を70%以上の成績で修了していること or
・関連した分野の学士号を70%以上の成績で修了しており、2年以上の関連した職歴を持っていること。

こちらの条件に当てはまらない場合でも、1.5年または2年のコースに入学できる可能性があります。

クイーンズランド大学

クイーンズランド大学(University of Queensland)では、言語学のMaster of Applied Linguisticsの専門としてTESOLを学ぶことができます。

リサーチにご興味をお持ちでしたら、1年のコースではリサーチを行うことができないので、1.5年のコースへの入学お勧めです。

Master of Applied Linguistics紹介動画もご参照ください。

Master of Applied Linguistics(TESOL)

入学月 2月・7月
学費 32,112ドル(約257万円)
英語力 IELTS6.5(各セクション6.0以上)
入学条件 関連したhonours相当(日本の大学では大学院相当)の学位を修了していること。

こちらの条件に当てはまらない場合でも、1.5年または2年のコースに入学できる可能性があります。

ウーロンゴン大学

ウーロンゴン大学(University of Wollongong)のMaster of Education(TESOL)は、日本の教員の方もよく学びにきているコースです。

通常1.5年のコース期間ですが3年以上の英語教員としてのご経験をお持ちであれば、1年のコース期間にできる可能性もあります。

Master of Education(TESOL)

入学月 2月・7月
学費 27,120ドル(約217万円)
英語力 IELTS6.5(各セクション6.0以上)
入学条件 分野を問わず学士号を修了しており、3年以上英語教員としての職歴を持っていること。

エディスコーワン大学

パース・西オーストラリア州で最も教員を輩出しているエディスコーワン大学(Edith Cowan University)では、1年のMaster of EducationでTESOLの専門を開講しています。

エディスコーワン大学はジュンダラップキャンパスとマウントローリーキャンパスがあり、Master of Educationの開講はマウントローリーキャンパスとなります。

Master of Education(TESOL)

入学月 2月・7月
学費 30,750ドル(約246万円)
英語力 IELTS6.5(各セクション6.0以上)
入学条件 ・教育学の学士号を修了していること or
・分野を問わず学士号を修了しており3年以上の教員としての職歴があること。

大学院進学のお問い合わせ


弊社はご紹介しております上記大学の日本公式出願・相談窓口として、皆さまの大学院進学を無料でお手伝いしております。

大学院への進学方法や留学プランの立て方、ご準備の仕方は、お一人おひとりの状況に代わります。TESOL修士号への進学をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

**備考**
・本記事は2020年8月19日現在の情報に基づいており、入学基準や学費は変更されることもございますのでご留意ください。
・ご参考の日本円は1ドル=80円換算としております。

大学院で心理学を学ぶ メルボルン大学

日本人留学生に人気の心理学コース。

オーストラリアで心理カウンセラーを目指すには、一般的には大学院まで進みます。また、学士号で異なる分野を学び、大学院で心理学を学びたい、という方もいらっしゃいます。

オーストラリアの大学院で心理学を学ぶ場合、多くのコースでAustralian Psychology Accreditation Council(APAC)が認定する学士号を修了相当の学歴を求められます。

メルボルン大学では、心理学の学士をお持ちでない方でも大学院で学べる進学ルートがあり、心理学のバックグラウンドをお持ちでない方でも大学院進学を目指すことができます。

また、APAC認定相当の学士号ではなくても学べる心理学修士も開講していますのでご紹介いたします。


心理学コースの仕組み

オーストラリアの学士号で心理学を学ぶ場合、2種類のコースがあります。大学院へ進学するには、どちらのコースにしても合計で4年の期間が必要です。
Bachelor of Psychology4年のBachelor of Psychologyで学び、心理学の学士号を修めます。
Bachelor of Arts/Science/Psychological Studies + Honours人文社会学系のArts、理系のScienceで心理学を専攻、または心理学部で3年学びます。この場合、大学院への進学を目指すには、学士号の後に優等学位であるHonoursで1年勉強をしなければなりません。
オーストラリアの大学の心理学学士は「オーストラリアで学ぶ心理学」をご参照ください。

メルボルン大学の心理学コースについてはこちらをご覧ください。


大学院への進学

メルボルン大学では心理学のバックグラウンドを持っていない方でも入学ができる、Graduate Diplomaを開講しています。Graduate Diplomaでは、APAC認定の学士3年分の心理学の勉強を1年で行うことができます。

修士号へ進みたい場合は、Graduate Diplomaの後に、Honoursと同等のGraduate Diploma(Advanced)で1年勉強します。

オーストラリア以外の国で心理学の学士号を修めている方は、Australian Psychology Society(APS)で、お持ちの学士号がAPAC認定のコース相当かの査定を行うことができます。

APAC認定のコース相当と認められた場合は、Graduate Diplomaを経由しなくても、Graduate Diploma(Advanced)や修士号へ直接入学をすることもできます(APSの査定は弊社でサポートができかねますのでご了承ください)。
Graduate Diploma in Psychology
入学・期間1月入学で1年
学費56,800ドル(約500万円)
英語IELTS6.5(各セクション6.0以上)
条件心理学以外の学士号を修了していること
Graduate Diploma in Psychology(Advanced)
入学・期間2月入学で1年
学費約45,400ドル(約400万円)
英語IELTS6.5(各セクション6.0以上)
条件APAC認定の心理学学士号もしくはGraduate Diplomaを、70%以上の成績で修了していること。
入学の競争率は高く、Advancedコースで70%以上の成績が条件となっていますが、入学を保証するものではありません。70%以上が出願最低条件であり、ここから成績が高い出願者がさらに優先的に選ばれていきます。

英語力について、メルボルン大学大学院の多くのコースでは、提携語学学校ホーソン・メルボルンの進学用コース「UMELBP:University of Melbourne English Language Bridging Program」をクリアすることができれば、英語力条件を満たすことができる「パスウェイ」を採用しています。

一方で、Graduate Diplomaの心理学コースは、語学学校からのパスウェイを利用することができず、IELTS(アカデミック)の得点が必須となりますのでご留意ください。

メルボルン大学心理学修士号

メルボルン大学の心理修士号では、Clinical Psychology(臨床心理学)、Clinical Neuropsychology(臨床神経心理学)、Educational Psychology(教育心理学)の3つの分野が開講されています。

3つのコース、基本的な入学条件は同じとなります。
入学・期間1月入学で2年
学費Clinical Psychology, Clinical Neuropsychology:年間51,008ドル(約408万円) x 2年
Educational Psychology:年間42,080ドル(約337万円) x 2年
英語IELTS7.0(各セクション7.0以上)
条件過去10年の間に、APAC認定の4年の学士号もしくはHonours相当を75%以上の成績で修了しており、Psychology Board of Australia*にProvisional Psychologist**として登録できる資格を持っていること。その他、志望理由書や推薦状等の条件があります
*Psychology Board of Australiaは、オーストラリアで心理カウンセラーとしての査定・認定等行う機関です。
**Provisional Psychologistは、心理カウンセラーの仮免許のようなもので、認定にはAPAC認定の4年の学士またはHonours相当を修了することが最低条件となります。


その他、心理カウンセラー認定には結びつきませんが、心理学の学士号修了で入学を目指せる、1.5年のMaster of Applied Psychology(応用心理学)や、学士号の分野を問わず進学ができるApplied Positive Psychology等の心理学系コースが開講されています。

メルボルン大学大学院への進学

オーストラリア留学センターは、メルボルン大学の日本公式相談・出願窓口として、皆さまの進学を無料でお手伝いしております。
メルボルン大学大学院の心理学コースにご興味をお持ちの方は、お気軽にご相談下さい

※※備考※※
・本記事は2020年8月14日現在の情報に基づいており、入学基準や学費は変更されることもございますのでご留意ください。
・ご参考の日本円は1ドル=88円換算としております。

生まれ変わる、グリフィス大学のビジネス学部!


ビジネス学部はオーストラリアにあるほぼ全ての大学で開講されている学部のため、大学選びで迷われる方も少なくないと思います。グリフィス大学では2021年にビジネス学部の改訂が行われ、これから来る時代に向けて、“グローバルな社会で活躍する人材育成”を強く意識したプログラムへと一新することになりました!

ビジネス学部で学び、将来は日本やオーストラリアだけではなくアジア諸国や世界で働くことを視野に入れている方にぴったりのカリキュラムです。

目次

特徴その1:20以上の充実したMajor


今までも選択できるMajorが多いプログラムでしたが、2021年以降はさらに幅が広がり、20以上の選択肢から選ぶことができます!経済や商業などの定番なものはもちろんのこと、オーストラリアと関係性が深いアジアにフォーカスした分野が学べたり、今注目を集めているビジネス分析、さらにはビジネス学部の中で国際政治関係学を学ぶことも可能になりました。

オーストラリア国内だけではなく外に目を向けたMajorが多く用意されています。

Accounting (Gold Coast, Nathan)
Asian Business (Gold Coast, Nathan)
Asian Engagement (Nathan)
Behavioural Science (Gold Coast, Nathan)
Business Analytics (Gold Coast)
Economics (Gold Coast, Nathan)
Employment Relations (Nathan)
Event Management (Gold Coast, Nathan)
Finance (Gold Coast, Nathan)
Financial Planning (Gold Coast, Nathan)
Government and International Relations (Gold Coast, Nathan)
Human Resource Management (Gold Coast, Nathan)
Innovation and Entrepreneurship (Gold Coast, Nathan,South Bank)
International Business (Gold Coast, Nathan)
Logistics and Supply Chain Management (Gold Coast, Nathan)
Management (Gold Coast, Nathan)
Marketing (Gold Coast, Nathan)
Real Estate and Property Development (Gold Coast, Nathan)
Sport Management (Gold Coast, Nathan)
Sustainable Business (Nathan)
Tourism Management (Gold Coast, Nathan)
Taxation (Nathan)
Majorは最大で2つまで選ぶことが可能です。

特徴その2:第二専攻として言語を学ぶことができる


今までのビジネス学部では自由選択科目として言語科目を学ぶことができましたが、選択をしたMajorやグリフィス・カレッジからの単位移行の関係によっては、十分に学べないということもありました。

ただ、グリフィスのビジネス学部の学生は”海外志向”が強く、将来はオーストラリア国外で働くことを視野に入れて言語の勉強をする学生が多かったことから、今回は第二専攻として言語科目を選択できるようになりました。

2022年からは専攻できる言語科目も増え、以下の10言語から選択可能です。
  • 中国語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • インドネシア語
  • イタリア語
  • 日本語
  • 韓国語
  • ギリシャ語
  • ロシア語
  • スペイン語語
そのうちフランス語、ドイツ語、インドネシア語、韓国語、ギリシャ語、ロシア語は、クイーンズランド大学との協定により、クイーンズランド大学の科目を受講となります。

特徴その3:インターンシップも充実


今回のビジネス学部の自由選択科目の中にはWork-Integrated Learning Electiveがあり、インターンシップやワークエクスペリエンスの要素を含んだ科目が多数用意されています。オーストラリア国内だけではなく、海外でのインターンシップもあります。
Japan Study Tour
China Study Tour
Asian Immersion Study Tour
Tourism Study Tour
Commerce Internship
Business Internship
Tourism, Hospitality, Event, Sport and Property Internship
Community Internship
Global Mobility Internship
Griffith Innovation Challenge
Business Simulation
Industry Project
Business Strategy and Innovation Consultancy Project

また、Exchange Studies(交換留学)の単位も自由選択科目に変換することができますので、グリフィス大学に在学中に、他の国の提携大学へ留学も可能です。

※インターンシップやスタディツアー、交換留学は参加をするための定員・参加条件があるため、希望者全員が参加できるわけではありません。参加したい科目がある場合は、入学をして早めに準備を始めましょう

カリキュラムの概要

3年間で、合計24科目を取得します。

1年次(合計8科目)

ビジネス学部の学生として必要な基礎・概論を中心に学びます。
必修6科目
    The Purpose of Business
    Engaging Australia and the Asia Pacific
    Why Money Matters
    The future of work
    Business Decision-making
    Grand Challenges for Business
様々な分野の概論から2科目選択します
選択2科目
    The Purpose of Business
    Introduction to Health Promotion
    Sustainability and Health
    Understanding the social wold
    Making Visual Media
    Introduction to Psychology
    Introduction to Environmental Sustainability
    Quantitative Reasoning
    Communication Performance
    Human Computer Interaction
    Law Government and Justice
    Information Systems Foundation
    Language and Communication for Business and Commerce
    ※英語力によっては必ずLanguageを選択しなければならない場合もあります

2&3年次(合計16科目)

2〜3年次では必修科目は1つで、その他は3つのオプションから自分に合った方法で学ぶことができます。
必修(Capstone)1科目
    Grand Business Challenges
オプション1
    Major(主専攻)6科目

    2nd Major(第二専攻)or Free Elective(自由選択)9科目
オプション2
    Extend Major(通常より科目が多い主専攻)8科目

    2nd Major(第二専攻)or Free Elective(自由選択)7科目
オプション3
    No Major(専攻なし)6科目

    Free Elective(自由選択)9科目
もし「いろんなことに興味があって、どのMajorを選択して良いかわからない!」という場合は、Majorをせずにご自身の興味のある科目を自由に選択することもできます。

Bachelor of Businessコース入学要項

コース名 Bachelor of Business
期間 3年間
入学 2月、7月、10月(年〜)
学費 33,500ドル×3年=100,500ドル(約965万円)
入学条件(英語) IELTS Academic overall 6.5(各セクション 6.0)以上の提出
入学条件(学歴) 日本の高校卒業、GPAが5段階で3.7以上

グリフィス付属語学学校/カレッジからのパスウェイ


大学が定める入学条件に満たない場合は、グリフィス大学の付属の語学学校、カレッジを経由して進学することができます。

グリフィス大学付属語学学校

英語力が足りない場合、Direct Entry Program(通称DEP)と呼ばれるダイレクト進学英語コースがあります。英語力がまだない状態から入学が可能で、レベルに合わせて授業を展開しています。初級〜初中級のクラスは日常会話などに力を入れており、中級〜中上級レベルになると英文エッセイの書き方やプレゼン、リサーチなどの勉強をします。
DEPで既定の成績を収めることで、IELTS免除でカレッジ&大学へ進学することができます。

グリフィス・カレッジ

成績が足りない場合、また英語力がIELTS5.5レベルの場合は、グリフィス大学の付属カレッジであるグリフィスカレッジで学び、その科目を大学に単位移行して編入することが可能です。大学のビジネス学部改変に合わせカレッジでも現在カリキュラムの大幅変更を検討している最中ですが、2021年に関しては現行のDiploma of Businessを学び、その8単位を新しいビジネス学部に移行することができます。

グリフィス大学への進学

オーストラリア留学センターは、グリフィス大学の日本の公式相談・出願窓口として、皆さまの進学を無料でお手伝いをしております。ご出発前のお手続きはもちろん、現地到着後も学生生活に関するサポートも継続して行っております。グリフィスの学生同士が交流できるよう、定期的に交流会を開催し、大学生活でできる様々な活動についてや、就職活動の情報提供などを行なっております。

第一回交流会の様子
第二回交流会の様子

急速に変化する時代だからこそ、大学のプログラムも時代に合わせて変化していくべきですよね。グリフィス大学のビジネス学部はまさにこれからの社会で必要になる知識を詰め込んだ新しいカリキュラムとなっています。Bachelor of Businessにへの進学にご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

オーストラリアで学ぶOrthoptics(視能訓練士/視覚訓練士)

Orthoptics(視能訓練士/視覚訓練士)とは


医療系分野において、看護師、理学療法士、作業療法士、言語療法士といった職業がありますが、視力や色覚の検査や、両眼視機能の障がい回復を目指して矯正訓練を行い、正常な視能へ導くのが視能訓練士です。

主な仕事は、視力・視野・色覚・眼球運動などを検査する「眼科検査」と、弱視や斜視の患者さんの機能をきちんと使えるように訓練を行う「視能矯正訓練」があります。
最近では視能訓練士はその役割が広がり、白内障、緑内障、糖尿病性眼疾患、加齢黄斑変性症、全身性または神経学的視力障害、低視力などの眼疾患の患者の治療にも携わり、資格を持った人材が求められている職業の一つとなっています。

オーストラリア政府によると、視能訓練士の数は、2014年から2018年の間に大幅に増加し、少なくとも2023年までは引き続き増加すると見られています。



オーストラリアでOrthoptics(視能訓練士/視覚訓練士)

視能訓練士のコースはオーストラリア国内では2大学のみシドニー工科大学(UTS)の修士課程(2年間)、そしてラ・トローブ大学の学士課程(4年間)にて開講しています。
両コースともAustralia Orthoptics Board(視能訓練士士協会) の認可コースとなり、コース卒業後は、Australia Orthoptics Boardへ視能訓練士として登録申請することができます。

視能訓練士は、病院をはじめリハビリテーションセンターや視覚障害者支援センターで勤務をします。

Orthoptics(視能訓練士/視覚訓練士)履修科目例

シドニー工科大学Master of Orthopticsの履修科目をご案内します。

大学院1年次
  1. Eye and Visual Systems 目と視覚システム
  2. Binocular Vision and Ocular Motility 1 両眼視力と眼球運動1
  3. Ocular Pathology 1 眼科病理1
  4. Introduction to Professional Practice 臨床実習の導入
  5. Clinical Management of Refractive Error 屈折異常の臨床管理
  6. Binocular Vision and Ocular Motility 2 両眼視力と眼球運動2
  7. Ocular Pathology 2 眼科病理2
  8. Professional Practice 1 臨床実習1
大学院2年次
  1. Research Project 1 リサーチプロジェクト1
  2. Neurological Ocular Disorders 神経眼障害
  3. Therapy, Management and Rehabilitation 治療、管理、リハビリ
  4. Professional Practice 2 臨床実習2
  5. Research Project 2 リサーチプロジェクト2
  6. Advanced Professional Practice 上級臨床実習
  7. Professional Practice 3 臨床実習3

Orthoptics(視能訓練士/視覚訓練士)コース一覧


University of Technology Sydney(シドニー工科大学)
Master of Orthoptics

[入学] 3月
[期間] 2年間
[学費] 年間 40,320ドル(2020年)
[都市]シドニー
[英語] IELTS Academic Overall 6.5(ライティングセクション6.0)またはUTSインサーチ進学準備コースAE5を規定の成績で修了
[条件]大学学士号保持、インタビューあり。


La Trobe University(ラ・トローブ大学)
Bachelor of Orthoptics (Honours)

[入学] 3月
[期間] 4年間
[学費] 年間 42,800ドル(2021年)
[都市]メルボルン
[英語] IELTS Academic Overall 6.5(各セクション6.0)またはラトローブカレッジ英語コースを規定の成績で修了
[条件]高校卒業資格。評定平均4.0以上(5段階評価)

出願に向けての準備


1. まずは英語試験を受けましょう
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式に出願手続きをスタートします。

留学相談&お問い合わせ先


当社オーストラリア留学センターは全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2020年8月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2020年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=80円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。

ラ・トローブ大学で野生動物保護管理を学ぶ

地球上には約3千万種もの生物が生存し、互いに関与し合って生物多様性のバランスを保っています。
ただ一部の生物は気候変動や外来種の侵入など環境の変化によって絶滅の危惧の状態にあるとも言われています。

ラ・トローブ大学での野生動物管理/保全生物学がでは様々な国で生息する固有種など、生物の多様性や環境守りながら絶滅の危機に扮する野生動物を保全する方法&法則を学びます。

オーストラリアで野生動物保護管理を学ぶ意義

オーストラリア大陸はその昔、『ゴンドワナ大陸』と呼ばれる巨大大陸の一部でした。
約6,000万年前に起こったとされる大陸分裂により、オーストラリア、アフリカ、南アメリカなどの諸大陸に分離し、その後は動植物はオーストラリア大陸で独自の生態系の進化を遂げていきました。

2019年9月から2020年2月頃にかけての「オーストラリア森林火災」にて火災により負傷したコアラやカンガルーを保護しているニュースを目にした方も多いかと思いますが、オーストラリア国民は動物保護に対して感心が高く、1990年にすべての固有の動物相を保護し、絶滅危惧種の識別と保護を規定する「環境・生物多様性保護法(EPBC法)」が成立され、現在では380を超える動物が絶滅危機種(endangered)と絶滅危惧種(threatened)として保護されています。

また自然が身近にあるオーストラリアでは、多くの野生動物が高速道路などへ侵入し負傷しています。
オーストラリアではそのような場面に遭遇/見つけた場合、ワイルドケアなど地域の野生動物を保護する機関へ報告し、且つカンガルーなどの有袋類においてはお腹の袋に赤ちゃんがいないか確認し、見つけた場合は保護をしなければいけないなど一般に常識として認知されています。

研究に優れた環境が揃った ラ・トローブ大学

科学やヘルスサイエンスなどの研究面で世界でトップレベルの評価を得るラ・トローブ大学のキャンパスは、30ヘクタールを超える「ラ・トローブ自然保護区」がふくまれており、コウモリの種や蚊の行動の研究、鼻の長いポトルー、ブロルガ、クロワラビー、シュガーグライダーなどの種の自然の生息地の探索や保護などの研究しています。

同学の野生動物保護管理コースでは動物学、遺伝学、植物学などのさまざまな分野を研究し、絶滅、環境破壊、気候変動などの問題に焦点を当てて勉強をしていきます。また地球規模の環境問題と国際気候変動、および政策を研究し、野生動物保護管理の第一線で活躍できる能力と技術を身につけます。

履修する科目の一覧

Year1
  • 動物、植物、微生物の生態について
  • 科学
  • 細胞生物学
  • 応用統計学
  • 整粒の多様性とエコロジー
  • 気候変動の原因と影響
Year2
    • オーストラリアにおける動植物の生体
    • 動物の保全と管理
    • 統計及び、生態学的データの理解
    • 遺伝的および系統学的分析の理論
    • リモートセンシングデータの収集、処理、解釈
    • 植物の多様性と生態学
    • 環境法
選択科目(以下より1つを選択)
  • 感染症の問題/影響
  • 医学および獣医微生物学
  • 動物の生理学
Year3
    • 絶滅危惧種と管理
    • 野生生物の生態と保存について
    • 科学的方法、生命科学研究の統計的設計と分析
    • 景観生態学と保全
選択科目(以下より75クレジット分を選択)
  • 動物の行動
  • 生物地理内での環境調査
  • 獣医微生物学
  • 国際環境問題
  • 気候変動の経済学と政策
  • 微生物学
  • 動物と植物の相互作用
  • 動物の生殖
  • 生態遺伝学と進化研究
  • ヘロン島でのフィールドワーク
  • 山地生態系のフィールドワーク
  • 淡水生態系のフィールドコース
  • 地質と植物の生命
  • 研究プロジェクト
コースは3年間で合計24科目を履修します。

その他、オーストラリで学べる動物関連のコース

アデレード大学
Veterinary Technologyコース(獣医療技術者)

クイーンズランド大学
Wildlife Scienceコース(野生生物学)

サンシャインコースト大学
Animal Ecologyコース(動物生態学)

フリンダース大学
Animal Behaviourコース(動物行動学)(体験談)

野生動物保護管理コース入学要項

【進路1】大学へ直接入学する

高校の成績が5段階評価中、4.0以上の場合
コース名 Bachelor of Science (Wildlife and Conservation Biology)
期間 3 年間
入学 3月
学費 36,000ドル×3年=108,000ドル(約864万円)
英語 IELTS Academic overall 6.0(各セクション 6.0)以上の提出必須
出願条件 高校を卒業しており成績4.0以上
奨学金情報 奨学金は下記のページをご参考ください。
ラ・トローブ大学より奨学金のお知らせ
卒業まで合計3年間、学費およそ715万円

【進路2】ファウンデーションコースを経由して大学に入学する

高校の成績が5段階評価中、2.5以上〜4.0以下の場合

2. Bachelor of Science (Wildlife and Conservation Biology)
1. ファウンデーションコース(健康/ライフサイエンス)
期間 2学期(8ヶ月)
入学 年3回(2月/6月/10月)
学費 22,900ドル(約183万円)
条件 高校の成績
高校で履修したアカデミック科目の成績がすべて2.5以上であること(特に2年次3年次の成績重視)英語力
IELTS5.5以上(各5.0以上)またはTOEFLibt55以上(Writtingのみ16以上)
 ↓
ファウンデーションコース修了後、ラ・トローブ大学の野生動物保護管理コース1年次に入学します(終了時の成績は70%以上必要)
期間 3年間
入学 3月
学費 36,000ドル×3年=108,000ドル(約864万円)
卒業まで合計4年間、学費およそ1,047万円


出願に向けての準備


1. まずは英語試験を受けましょう
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合は大学付属語学学校とセットでのお申込みとなります。
2. 出願に必要な書類4点を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。
  • 大学の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 大学の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー

留学相談&お問い合わせ先



当社オーストラリア留学センターはラトローブ大学を含め全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願てつづき、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。
お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2020年8月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2020年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=80円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。

芸術の街 メルボルンでファッションを学ぶ

ファッションの最先端というとアメリカやヨーロッパを想像される方が多いかと思います。
ただ近年はサーフブランドだけで無くオーストラリアンブランドの時計や服などの様々な企業が日本に上陸し活躍しています。

デザイン系のコースになるとポートフォリオ(基礎的な知識や技術がある証明をする作品の提出)を求められる事もありますが、州立専門学校のカンガン・インスティチュートでは基礎的な知識やファッション業界の経験が無くともファッションを1から学ぶ事が出来ます。また大学のファッションコースの様に論理などの勉強ではなく、実際に服のデザインや作成に集中する事が出来るのが特徴です。

メルボルン市街地から電車で5分程の距離にあるリッチモンド キャンパスではファッション、ヘアスタイリストや美容コースなど美術に関するコースが開講しており、現時点で800名程の学生が修学しています。

同コースではファッションコースへ入学後にデザインとファッションビジネスのどちらかを選ぶ必要があります。ただどちらを専攻しようか判断がつかない生徒は教員と相談しながら決めて行く事も可能です。

Textitile & Fashion
服飾デザイン、デザインアシスタント、製品開発、品質管理、製品スーパーバイザー、パターンメーカー等を目指されている方にお勧めのコース。
ファッションデザイン、イラスト、衣服構造、パターンメーキング等を学んだり、CADやCAMを使ってデザインを行います。

Visual Merchandising
ビジュアル‐マーチャンダイザー(商品のデザインやカラー、店頭広告など視覚に訴える要素を統一的に演出する人)を目指されている方へのコース。主にディスプレイをするための、色の選び方や、デザイン、描写、マルチメディアを学びます。

就学中に約2週間ほどインターンシップが組まれ、実際にファッション業界の実務経験を積む事が出来、また年に1回生徒の作品を披露するファッションショーが開かれます。このショーはオーストラリアのファッション業界やメディアなどからも感心が集まり、実際にプロのモデルを起用して作品発表を行います。



入学日2月,7月
コース期間1年
学費20,000ドル(1ドル80円換算で約160万円)教材費は大凡1,120ドル(1ドル80円換算で約9万円)
入学基準IELTS5.5以上(各セクション5.0以上)、高校卒業
授業日数デザイン 週4日、ビジネス&運営 週3.5日

入学日3月,8月
コース期間9ヶ月
学費15,000ドル(1ドル80円換算で約120万円)、教材費は大凡1,120ドル(1ドル80円換算で約9万円)
入学基準IELTS5.5以上(各セクション5.0以上)、Diplomaコースを終了している
授業日数デザイン 週4日、ビジネス&運営 週3.5日
*2020年8月現在の為替レート


カンガン・インスティチュートへの進学

メルボルンは街中にアートや芸術など溢れており、ファッションに興味がある方へも非常に刺激的な都市です。卒業生はスタイリスト、大手ブランド企業、個人でデザイナーとして活躍されているかたなど様々です。

州立専門学校カンガン・インスティチュートのファッションコースにご興味をお持ちの方は、お気軽にご相談下さい