フリンダース大学で動物行動学部の2年生の網干晴奈さんにリアルな学校生活についてお話しいただきました!動画インタビューもあります
大学では何を学ばれていますか?
2014年3月からフリンダース大学で動物行動学を学んでいます。
動物行動学は、どうして犬は泣くのか、馬はどのような行動をとるのか、クモの生態についてなど全ての種類の動物の行動について学んでいます。
将来は動物に関する職業に就きたいと思っているので私にとってはとても興味深い分野です。
また現在フリンダース大学の理系の学部には私以外に日本人がいないだけでなく、アジア人自体が少なく、刺激がたくさんある環境で学んでいます。
大学の年間や1日の過ごし方を教えてください
大学の1年間のスケジュールは、
3月から新学期が始まり、4月中旬に2週間休み、6月中旬まで授業、6月下旬に1週間休み、テスト、3週間の冬休み、7月後半から2学期が開始、9月中旬に2週間休み、11月上旬に期末テスト、といったスケジュールで過ごしています。
休みは所々にありますが、課題や勉強で忙しい日々を過ごしています。
大学での1日のスケジュールは毎日同じではないのですが、基本的な1日の流れは、
朝9時から1時間程授業があり、その後図書館へ行き自主学習、ランチを挟んだ後、午後の授業や実験が1時から5時くらいまであり、その後課題をやる為図書館へ行き、夜遅くまで勉強をしています。
勉強に行き詰まった時は、大学の周りが自然に囲まれているので外に出て緑をみて新鮮な空気を吸ったり、構内に美味しいカフェがあったりするのでそこで息抜きをしています!フリンダース大学には勉強するのにとてもいい環境が揃っています!
大学での過ごし方を教えてください
1年生の頃は自分の授業についていくのにいっぱいっぱいでした。授業で先生が何をいっているかわからない、オーストラリアの大学のしきたりがわからないなど全てにおいて四苦八苦していましたが、2年生になった今は少し余裕も出てきて、授業の理解度も1年生の時に比べたら上がり、学校以外の生活では友達と遊びに行ったりと楽しい時間を過ごすことができています。
また日本語サークルにも参加しており、日本語を学びたい人に日本語を教えています。日本の言葉や文化を伝えられることは日本人としてとても嬉しく思います。
スタッフからのコメント
「勉強がしたくなったんです」という晴奈さん。
短大を出てすぐにオーストラリアでワーホリ、その間にきちんと自分の将来を考え、過去を振り返った結果、もう一度勉強をしなおそうと思ったということです。この過去の振り返りから将来のことを見据え、覚悟を持って大学に入り直したという決断は本当に素晴らしいと思います。
また短大卒業まで完全に文系だったのにも関わらず、海外で理系の学部の大学に入るというのはかなりのギャップがあり、とても大変だと思います。それでも覚悟を持って毎日しっかりと勉強をしている晴奈さん。学業も私生活も全てにおいて自分でしっかりとコントロールされ過ごされています。
よく「今更勉強しても・・・」という言い訳をする人はたくさんいますが、何事も遅すぎることはないと思います。オーストラリアの大学では老若男女・国籍もバラバラ、でも学びたいという気持ちは同じという人たちがたくさん同じ環境で勉強に励んでいます。
チャレンジしたいと思ったそのタイミングが動くべきタイミングなんだと思います。
晴奈さんのように学びたいという志がある方をこれからも全力でサポートしていきたいなと思います。