グリフィス大学進学～グリフィス・カレッジ～

2022年7月7日

ゴールドコーストとブリスベン近郊にキャンパスを持つ、グリフィス大学(Griffith University)。世界50カ国から2万人以上の留学生が学びに来ており、留学生の受け入れを積極的に行っている大学です。

日本の普通高校を卒業してグリフィス大学へ進学をするには、通常大学に併設されているグリフィス・カレッジ(Griffith College)で勉強をします。
グリフィス・カレッジでは多彩な大学進学ルートを開講しており、大学準備コースであるファウンデーションコースをはじめ、ビジネスやIT、ホスピタリティ、ヘルスケア、心理学等、11の大学2年編入につながるディプロマコース(Diploma)、そして、大学3年編入につながるビジネスのアソーシエート・ディグリー(Associate Degree)等があります。

ファウンデーション・ディプロマを経由するメリット

ファウンデーションやディプロマを経由することで、スムーズに大学入学・編入をすることができます。

ファウンデーション

ファウンデーションでは、「レポートやエッセイの構成」「プレゼンテーションの仕方」「アカデミック英語（単語・表現・文法）」「大学の専攻で必要なビジネス・ITの基礎知識」をカバーしています。
オーストラリアではこれらを高校の授業で行いますが、日本の高校のカリキュラムには含まれていないことが多いため、大学進学前の準備として学ぶ必要があります。

ディプロマ

ディプロマでは、大学１年次で学ぶ基礎科目と同様のものを、大学より少人数・かつ学習サポートが手厚い環境で学びます。エッセイも提出前に何度もチェクをしてくれますし、プレゼンテーション作成などもサポートを受けながら行うことができます。合わせて、ファウンデーションで学ぶようなアカデミック英語やエッセイ構成の授業も含まれています。
ディプロマを経由することで大学での勉強で必要なスキルも身につけることができ、よりスムーズに編入することができます。

ファウンデーション・ディプロマ入学条件

ファウンデーションとディプロマコースの合否判定は、学歴・成績と英語力によって決まります。また、どのように大学まで進学をするかによって、それぞれ入学条件が変わります。

英語力は、IELTS(アカデミック)の基準点を記載しておりますが、TOEFLもご利用頂けます。

ファウンデーション⇒ディプロマ⇒大学進学
・高校2年を2.8以上の成績で修了していること。 ・IELTS5.5(各セクション5.0以上)
ファウンデーション⇒大学進学
・高校2年以上を2.8以上の成績で修了していること。 ・IELTS5.5(各セクション5.0以上)
ディプロマ⇒大学進学
・高校3年を2.8以上の成績で修了していること。 ・IELTS5.5(各セクション5.0以上) ※一部例外のプログラムあり
アソーシエート・ディグリー⇒大学進学
・高校3年を2.8以上の成績で修了していること。 ・IELTS5.5(各セクション5.0以上) ※ディプロマ1年＋アソーシエート・ディグリー1年＋大学1年＝合計3年、といった進学ルートを取ることもできます。

※ディプロマコースは大学での専攻によって2年編入ができない場合もあります。
※編入先のコースによっては大学編入時にIELTSが必要となる場合もあります。

グリフィス・カレッジの入学日は原則2月、6月、10月の年3回あります。（ヘルスケア・ヘルスサイエンスのみ2月と6月、年2回の入学日）各コース期間はこちらになります。
通常のディプロマコースは授業の取り方によってコース期間が8ヵ月(2学期)/1年(3学期)と変わります。ディプロマコース10月入学の場合のみ、自動的に2学期のコース期間となります。

英語力条件を満たせない場合は、グリフィス大学付属英語コースで勉強をして、進学を目指すこともできます。

ファウンデーション・ディプロマの学費

ファウンデーションとディプロマコースの各学費についてご案内いたします。

ファウンデーション
ファウンデーション	22,700ドル(約182万円)
ディプロマ
ビジネス	30,500ドル(約295万円)
観光・ホスピタリティ	30,500ドル(約295万円)
犯罪学	32,000ドル(約310万円)
デザイン	31,500ドル(約300万円)
教育学	31,500ドル(約300万円)
エンジニアリング	36,000ドル(約350万円)
ヘルスケア（看護）	33,500ドル(約325万円)
ヘルスサイエンス	34,000ドル(約330万円)
IT	32,000ドル(約310万円)
サイエンス	34,500ドル(約335万円)
ソーシャルワーク・心理学	29,500ドル(約286万円)
アソーシエート・ディグリー
ビジネス	年間30,500ドル(約295万円) 1年もしくは2年

出願と大学卒業までの流れ

2023年3月に高校を卒業、ディプロマの観光・ホスピタリティ(3学期で受講の場合)を経由して、グリフィス大学のツーリズム・ホテルマネジメントで学ぶ場合の、出願と大学卒業までの流れをお知らせ致します。

2022年9月～12月	グリフィス大学へ出願。合格見込みがあるかどうかを判定し、条件付き入学許可である「Conditional Offer」を受けます。 この時点でIELTSやTOEFL等で英語力力条件を満たせておくことが理想ですが、後から追加して英語力証明を提出することもできますし、付属英語コースを受講して進学を目指すこともできます。
2023年3月	高校卒業。最終の成績証明書と卒業証明書を提出し、合格を受けます。
2023年3月～5月	入学の準備。合格が出ましたら、学費のお支払い、入学お手続きを行い、学生ビザ申請、最初の滞在先手配等、入学に向けた準備を行います。
2023年6月	ディプロマの観光・ホスピタリティコースへ入学。ディプロマコースは、6月－10月、10月－2月、2月－6月の3学期となります。
2024年7月	大学2年に編入。
2026年6月	大学卒業。

IELTS5.5の英語力をお持ちでない場合は、グリフィス大学付属語学学校で英語力をつけてから、ディプロマに入学をすることができます。

体験談のご紹介

グリフィスカレッジ経由の進学プランを組まれた方の体験談です！学生生活の様子をぜひ覗いてみてください。

【体験談】文化の違いから学んだ！積極性が鍵となるカレッジ生活 小倉瑠佳さん＜観光学＞

【体験談】グリフィス大学で観光学を学ぶ～大学2年編入ディプロマでの勉強 古賀笑美さん＜観光学＞

【体験談】「勉強が好き！」がわかった瞬間～夜間高校からグリフィス大学進学 岡本都さん＜ビジネス＞

【体験談】日本と世界の架け橋へ- グリフィス大学 国際関係学 – 高橋保乃華さん＜観光→国際関係学＞

【体験談】私の世界を広げてくれた、グリフィス大学での3年間 羽鳥希望さん＜ビジネス＞

グリフィス大学への進学

オーストラリア留学センターは、グリフィス大学の日本の公式相談・出願窓口として、皆さまの進学を無料でお手伝いをしております。ご出発前のお手続きはもちろん、現地到着後も学生生活に関するサポートも継続して行っております。グリフィスの学生同士が交流できるよう、定期的に交流会を開催し、大学生活でできる様々な活動についてや、就職活動の情報提供などを行なっております。

第一回交流会の様子
第二回交流会の様子
グリフィス大学への進学にご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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※※ご注意点※※
・本記事は、2022年7月現在の情報に基づいており学費や入学条件、コース等は予告なく変更となることがあります。
・ご参考の日本円は1ドル＝97円換算としています。