2021年東京オリンピック・パラリンピックの開催まで、あと数ヶ月と近づいてきました。
オリンピック・パラリンピックで、1つひとつの競技を表すイラスト(サイン)、『ピクトグラム』を見たことがある方も多いと思います。
これは、世界中の言語も習慣も多種多様な人たちに伝わるマークとして、1964年の東京オリンピック開催時に日本人デザイナーによって初めて誕生したそうです。
「何らかの情報を、言語に頼ることなく簡略化されたカタチにより表現する技法」がピクトグラムです。
今では、電車や高速道路を始めとする公共交通機関やショッピングセンターなどの大型商業施設など、日常の様々なシーンで見ることができます。
人が情報を処理する際の優先度は「視覚」「聴覚」「言語」の順と言われています。
ピクトグラムは「ここにいると危険ですよ」「ここに〇〇がありますよ」などと瞬時にメッセージを伝えてくれます。
文字が読めない外国の人でも容易に理解することができるサインであり、年齢を問わず、瞬時に情報を伝達できる視覚言語です。
このピクトグラムをはじめとし、写真や動画、図形など視覚を利用した情報伝達方法、デザインについて学ぶことができるのが、ビジュアルコミュニケーションのコースです!
シドニー工科大学 ビジュアルコミュニケーションコース
シドニー工科大学(UTS)はデザイン・建築学部も強みを持っており、
2021年QS大学サブジェクトランキング(Art & Design) では世界トップ25位(国内2位)にランクインしています。
スタジオ、プロジェクトベースの実践学習を重視し、機械学習、モーショングラフィックス、VR / ARや3D印刷などの3Dテクノロジーを駆使しながら、デジタルメディア、写真、編集デザイン、情報の視覚化、ウェブデザイン、道案内、モバイルアプリなど、自身の作品作りに取り組んでいきます。
UTSのデザイン・建築学部(Design, Architecture and Building)の
インスタ ではたくさんの作品を見ることができます。
ビジュアルコミュニケーションコースの卒業生は、デジタルメディア、出版デザイナー、グラフィックデザイナー、インタラクティブメディアデザイナー、ウェブデザイナー、ブランディングスペシャリスト、アートディレクター、モーショングラフィックデザイナー、広告、イラストレーター、展示デザイナーなどのさまざまな分野で活躍しています。
シドニー工科大学 ビジュアルコミュニケーションコース履修科目
大学1年次
VC Design Studio: The Politics of Image and Text(VCデザインスタジオ:イメージとテキスト)
VC Design Theory: Critical Approaches to Visual Culture(VCデザイン理論:視覚文化への批判的アプローチ)
Researching Design Histories(デザインの歴史)
VC Design Studio: The Ethics of Image and Text(VCデザインスタジオ:画像とテキストの倫理)
VC Design Project: Symbols, Systems and Visual Play(VCデザインプロジェクト:シンボル、システム、ビジュアルプレイ)
Thinking Through Design(デザインを通して考える)
大学2年次
VC Design Studio: Narrative, Form and Time(VCデザインスタジオ:物語、形式、時間)
VC Project: Contexts of Visual Communication(VCプロジェクト:ビジュアルコミュニケーションのコンテキスト)
Electives(選択科目)※
VC Project: Typography in Context(VCプロジェクト:コンテキストでのタイポグラフィ)
VC Project: Visualising Experience(VCプロジェクト:エクスペリエンスの視覚化)
Design Futuring(デザインの未来)
※Design, Architecture and Building学部の選択科目リスト から選びます
大学3年次
VC Design Studio: Design Practice(VCデザインスタジオ:デザインプラクティス)
Social Media Cultures(ソーシャルメディア文化)
VC Project: Research Through Design(VCプロジェクト:デザインリサーチ)
VC Design Studio: Visual Communication and Emergent Practices(VCデザインスタジオ:ビジュアルコミュニケーションと実践)
VC Project: Socially Responsive Design(VCプロジェクト:社会的レスポンシブデザイン)
Electives:(選択科目)※
※Design, Architecture and Building学部の選択科目リスト から選びます
VIDEO
※音量にお気をつけください。
シドニー工科大学(UTS)ビジュアルコミュニケーションコース入学要項
コース名 Bachelor of Design in Visual Communication
期間 3年間
入学 2月
学費 年間 39,984ドル(約339万円)※2021年度
英語
・IELTS Academic overall 6.5(ライティングセクション 6.0)/TOELFibt 79−93(ライティング21)
または
・UTSカレッジの進学準備英語コースAE5を規定レベルで卒業すること
出願条件
・日本の大学1年次修了または日本の高校卒業資格+センター試験結果(7科目)
・UTSカレッジ ディプロマコースを規定の成績を修めること。
UTSカレッジからの詳しい進学方法はこちら からご参照ください。
日本の高校を卒業、ビジュアルコミュニケーションコースへ進学する場合
日本の高校で評定平均2.8以上/5段階評価(主要科目重視)をお持ちの場合、UTSカレッジで開講されているDiploma of Design & Architectureを規定の成績で修了すると、36クレジットポイント(6科目相当)が免除となり、Bachelor of Design in Visual Communicationへ進学することが出来ます。
単位免除となるクレジット分、大学コースの学費が免除となり、また、大学コース期間中で学ぶ科目数が減るため、余裕をを持って大学の学習に取り組むことが出来ます。
コース名 Diploma of Design & Architecture
期間 8ヵ月(2学期)、1年(3学期)、1.5年(4学期)
入学 3月、6月、10月
学費 2学期、3学期コース: 33,000ドル(約264万円)
4学期コース:41,000ドル(約328万円)
英語
・2学期、3学期コース:IELTS 6.0 (ライティング6.0)、4学期コース:IELTS5.5(全セクション5.0以上)
または
・UTSカレッジの進学準備英語コースを規定レベルで卒業すること
出願条件
・高校卒業資格、評定平均2.8以上/5段階評価(主要科目重視)
出願に向けての準備
1. まずは英語試験を受けましょう
まずは
IELTS(アイエルツ)試験 を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。
最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、
オンライン申込みフォーム を送信してください。その後、正式にシドニー工科大学(UTS)への出願手続きをスタートします。
留学相談&お問い合わせ先
当社オーストラリア留学センターはシドニー工科大学を含め全豪29大学 の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料 で提供しております。
※備考※
・本記事は2021年4月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=85円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。
CRICOS Provider No: 00099F