オーストラリアの入国規制緩和について(2022年7月6日更新)


2021年11月22日付で、日本からオーストラリア入国時の規制緩和について発表があり、下記の条件を満たす方は、2021年12月15日以降日本からオーストラリアへの入国が可能となりました。
2022年2月7日付けで、”2022年2月21日以降、COVID-19ワクチンの完全接種者は、国籍・ビザの種類に関係なくオーストラリアへの入国が可能となる”旨の発表がありました。
2022年3月25日付けで、“2022年4月18日午前0時01分以降にオーストラリアへ出発する方は、出国前COVID-19検査の陰性証明書が不要となる”旨の発表がありました。
2022年7月3日付けで、“2022年7月6日午前0時01分以降にオーストラリアへ到着する方は、COVID-19ワクチン接種証明書が不要になる”旨の発表がありました。

引き続き、航空機内でのマスク着用など「オーストラリア政府による条件」及び「各州政府による条件」を遵守する必要があります。

※このページに記載している内容は、留学生等(オーストラリア市民権もしくは永住権保持者以外)向けの情報です。
入国における出発前COVID-19検査の陰性証明書は不要となりましたが、ホームステイまたは学生寮への入居に際し、事前にCOVID-19検査の陰性証明書が求められる場合があります。到着時等の検査により陽性となった場合、学生寮やホームステイ先に入れず、ホテル等隔離可能な場所をアレンジする必要が出てくる可能性もありますので、出発前に自主的にRAT検査を受検されることをお奨めします。
COVID-19ワクチン接種証明書が不要となるのは、オーストラリアの入国条件です。第三国経由便にて渡豪を検討されている方は、経由国の条件にご注意ください。また、航空機の搭乗に際してCOVID-19ワクチン接種証明書の提示が必要な航空会社もありますので、併せてご確認ください。
入国後、一部施設の入場においてはワクチン接種証明書が必要となる可能性がありますので、接種済みの方はデジタルもしくはペーパーフォームにて保持しておくと安心です。
ホームステイや学生寮、一部の学校・学部(特にエイジドケア・医療系など)の入学などについては引き続きCOVID-19ワクチン接種証明書が条件となる可能性がありますので、担当カウンセラーへご確認ください。

オーストラリアへの入国条件

下記の条件を満たすことで、オーストラリアへの入国が可能となります。
■有効なオーストラリアのビザを保持している

各州への入州条件

オーストラリアでは各州ごとに入国時の規制が設けられており、現段階で、海外から入国する際の各州の主な入州条件は下記のとおりです。
主な条件及び状況
ニューサウスウェールズ州(NSW) ニューサウスウェールズ州による規制なし(入州後のCOVID-19検査不要、自己隔離なし)
International air travel to and from NSW
ビクトリア州(VIC) ビクトリア州による規制なし(入州後のCOVID-19検査不要、自己隔離なし)。
※ただし、入州後24時間以内にRAT検査の受検を推奨(結果を受け取るまでの間の自己隔離は不要)
※症状が出ている場合は直ちにRT検査等を受検すること(陰性の結果を受け取るまで自己隔離)

Information for overseas travellers (VIC)


南オーストラリア州(SA) RAT検査が必要。同テスト受検まで自己隔離。
International travel (SA)
クイーンズランド州(QLD)  クイーンズランド州による規制なし(入州後のCOVID-19検査不要、自己隔離なし)。
COVID-19 advice for international arrivals to Queensland
西オーストラリア州(WA) 到着後のRAT検査不要。自己隔離なし。
※ただし、空港お出迎えサービスをお申し込みの方はパース空港でRAT検査をリクエストされることがありますので、予備のRATキットを日本から持ってこられるといいでしょう。
COVID-19 coronavirus: International travel (WA)
タスマニア州(TAS) タスマニア州による規制なし(入州後のCOVID-19検査不要、自己隔離なし)

Coming to Tasmania


北部準州(NT) 北部準州による規制なし(入州後のCOVID-19検査不要、自己隔離なし)

International arrivals (NT)


首都直轄地域(ACT) 首都直轄地域による規制なし(入州後のCOVID-19検査不要、自己隔離なし)。
※ただし、入州後24時間以内にRAT検査(もしくはPCR検査)の受検を推奨
Overseas travel (ACT)
※RAT(Rapid Antigen Test):簡易抗原検査
※詳細は、各州のウェブサイトをご確認ください。オーストラリア政府による各州の情報まとめ(英語)

入国対象となるビザ

2022年2月21日以降は、国籍・ビザの種類に関わらず、有効なビザを保持していればオーストラリアへ入国が可能です。

これらのビザには、学生ビザ(Subclass500)の他、学生ガーディアンビザ(Subclass590)、ワーキングホリデービザ(Subclass 417)、観光ビザ(Subclass 600)、ETA(Subclass 601)も含まれます。

https://covid19.homeaffairs.gov.au/vaccinated-travellers

COVID-19ワクチン接種証明書

オーストラリアの入国に際してのCOVID-19ワクチン接種証明書提出等は不要です。
ただし、入国後、一部施設の入場に際しては提示を求められる可能性がありますので、接種済みの方はデジタルもしくはペーパーフォームにて保持しておくと安心です。
ホームスティや学生寮、一部の学校・学部(特にエイジドケア・医療系など)の入学などにつきましては、引き続きCOVID-19ワクチン接種証明書が条件となる可能性がありますので、担当カウンセラーへご確認ください。
第三国経由便にて渡豪を検討されている方は、経由国の条件にご注意ください。また、航空機の搭乗に際してCOVID-19ワクチン接種証明書の提示が必要な航空会社もありますので、併せてご確認ください。
【参考】
現時点でTGAの承認を受けているワクチン(recognised vaccine)及び接種回数は下記となります。
企業名 ワクチン名 接種条件
アストラゼネカ社 Vaxzevriaまたは、Covishield 14日間隔で2回投与
ファイザー社 Biontech Comirnaty 14日間隔で2回投与
モデルナ社 Spikevax 14日間隔で2回投与
シノバック社 Coronavac 14日間隔で2回投与
バーラット・ビオテック社 Covaxin 14日間隔で2回投与
シノファーム BBIBP-CorV (for 18-60 year olds). 14日間隔で2回投与
ジョンソン&ジョンソン社 Janssen-Cilag COVID Vaccine. 1回投与
また、種類の異なるワクチンによる混合接種を受けた場合、いずれもTGAによって承認されているワクチンであれば、ワクチン接種完了としてみなされます。

尚、COVID-19ワクチン接種証明書は、接種完了後7日以上経過していることが条件とされています。

デジタル渡航者申告(DPD)の申請方法

The Digital Passenger Declaration (DPD)による入国に際しての宣誓は不要となりました。すでに登録済の方は削除する必要はありません。
なお、入国に際して、『入国カード』の記載は引き続き必要となります。
Digital Passenger Declaration frequently asked questions

チェックインの際に求められるもの

渡航までのすべての手続きを終えた上で、最終的に空港でのチェックイン手続き時に必要なものは以下となります。
  • パスポート
  • 到着国までの航空券
  • ビザ
なお、第三国経由便をご利用の方は、上記以外の書類が必要になる可能性がありますので、経由国の条件にご注意ください。また、搭乗に際してCOVID-19ワクチン接種証明書の提示が必要な航空会社もありますので、併せてご確認ください。

尚、必要書類については、各航空会社のWEBサイトも併せてごご確認ください。

FAQ(多くの方に頂いている質問)

Q. 2021年12月15日以降の入国が認められましたが、実際に12月15日以降入国ができていますか?
A. はい。12月15日以降、多くの方が入国されております。
Q. COVID-19ワクチン接種証明書には、どのような内容が記載されていればよいのでしょうか。
A. ワクチン証明書内には、以下の記載が必要です
  • パスポートに記載されている名前
  • 生年月日またはパスポート番号のいずれか
  • 接種したTGA承認ワクチンのブランド名
  • ワクチン投与日の日付または免疫化の全コースが完了した日付。
いずれも英語で書かれている、または日本語で作成されている場合、認定(NAATI)された翻訳書類を提出する必要があります。また、ワクチン証明書は紙とデジタルの証明書、いずれも同様に受け入れられますが、紙で受け取られた際はスキャン等を行い、PDF形式にて提出する必要があります。
Q. 現在有効な学生ビザを保持していますが、休学などで留学予定期間に変更が生じました。そのため、現在保持している学生ビザではコースを終えることができません。この場合、学生ビザを再度申請してから渡航するべきでしょうか?
A. いいえ。現段階で有効な学生ビザをお持ちであれば、そのまま入国いただいて問題ありません。また、オーストラリア入国後に、不足分の学生ビザ申請を進めていただければ問題ありません。
Q. 家族が、私のワクチン接種に前向きではありません。ただ、オーストラリアには渡航したいのですがどうすればよいでしょうか?
A. 2022年7月6日午前0時01分以降にオーストラリアへ到着する方は、入国に際してはワクチン接種証明が不要となりました。

ただし、到着後、一部施設の入場に際して、ワクチン接種証明書が必要となる可能性があるなど不便な点があるかもしれません。

第三国経由便にて渡豪を検討されてる場合は、経由国にてCOVID-19ワクチン接種証明書が必要となる可能性がありますので、ご注意ください。また、航空機の搭乗に際してCOVID-19ワクチン接種証明書の提示が必要な航空会社もありますので、併せてご確認ください。

なお、ホームステイや学生寮、一部の学校・学部(特にエイジドケア・医療系など)の入学などについては引き続きCOVID-19ワクチン接種証明書の提示が条件となる可能性がありますので、担当カウンセラーへご確認ください。
Q. 私は語学留学を検討しています。入国の目処がたったのであれば、出願手続きを開始しても良いでしょうか?
A. はい。すべての州で、入州の目処が立ちましたので、手続きを進めていただくことをお奨めします。
Q. 大学附属英語学校の申込みを検討していますが、現地到着後は、全てのコースで対面授業をうけられますか?
A. いいえ。多くの大学附属英語学校は、現時点で対面授業が行われていますが、一部オンライン授業を継続している学校もあります。また、コースによって授業スタイルが異なる場合もありますので、学校選びの際はご注意ください。
Q. 現在、ワーキングホリデービザの申請は可能でしょうか?
A. はい。ワーキングホリデービザの申請は可能です。ただ、通常よりも発給に時間がかかる傾向が続いておりますので、今後、ワーキングホリデービザの申請者が増える点を考えますと、早めに申請頂くことをお奨めいたします。
Q. 日本からクイーンズランド州に入州の際は、Queensland entry pass (Queensland entry declaration)を事前に提出する必要があると聞きましたが、2022年1月23日以降も必要ですか?
A. いいえ。2022年1月15日以降、Queensland Entry Passの提出は必要がなくなりました。
Q. 渡航迄の流れを見る限り、到着後すぐに携帯電話が必須のように思えます。どこで契約すれば良いでしょうか?
A. はい。入国の際にスマートフォン及び現地の電話番号を用意していないと、不便なことは多いと思います。

12月中旬の段階では、空港内の携帯電話ショップも休業が続いていましたが、12月15日以降は多くのお店が営業を再開していますので、空港到着後にSIMの契約をすることも可能です。

その他、日本のオンラインショップ(Amazonなど)等で事前に購入頂く他、到着空港内に置かれている,無料のSIMカード(すぐにオンライン契約ができるSIMカード)を入手いただき、契約いただくことも可能です。
Q. 日本からビクトリア州に入州の際は、International Arrival Permitを事前に提出する必要があると聞きましたが、現在も必要ですか?
A. いいえ。2022年2月18日午後6時以降、International Arrival Permitの提出は不要となりました。

※高リスク国やワクチン未接種者の入国で、強制隔離が必要な場合は、Victorian Quarantine Arrival Formの提出が引き続きが求められます。
Q. 日本から南オーストラリア州に入州の際は、EntryCheckSAを事前に提出する必要があると聞きましたが、2022年1月1日以降も必要ですか?
A. いいえ。2022年1月1日以降、南オーストラリア州は入州後の7日間の隔離措置を撤廃すると共にEntryCheckSAの提出も必要がなくなりました。
Q. 日本から西オーストラリア州に入州の際は、G2G passを事前に提出する必要があると聞きましたが、2022年4月29日以降も必要ですか?
A. いいえ。2022年4月29日以降、西オーストラリア州入州時にG2G passの登録は必要なくなりました。
Q. 2022年7月6日午前0時01分以降にオーストラリアへ到着する場合は、COVID-19ワクチン接種証明書が不要と聞きましたが、日本に帰国に際しても不要ですか?
A. はい。現在オーストラリアは『青色』の国・地域に区分されており、日本への帰国に際してCOVID-19ワクチン接種証明書の有無は問われません。また、ワクチン接種の有無にかかわらず、到着時検査及び待機は不要となっております。ただし、出国前72時間以内の陰性の検査証明書は必要です。

なお、条件は刻々と変化しますので、定期的に厚生労働省及び外務省からの情報をご確認ください。また、第三国経由便にて帰国を検討されている方は、経由国にてワクチン接種が条件となる可能性がありますので、ご注意ください。航空機の搭乗に際してCOVID-19ワクチン接種証明書の提示が必要な航空会社もありますので、併せてご確認ください。

日本入国時の検疫措置
すべての州で入国の目処が立ち、入国条件も段階を追って緩和されていますので、具体的なプランを立てやすくなったと思います。

また、上記の案内についてご不明な点等ございましたら、各オフィスまでご遠慮なくお問い合わせください。
電話番号
シドニー オフィス ☎ 02-8076-6078 (オーストラリア国内から)
☎ 050-8882-5956 (日本からこの番号をそのまま)
メルボルン オフィス ☎ 03-9642-8552 (オーストラリア国内から)
☎ 050-8882-5957 (日本からこの番号をそのまま
ブリスベン オフィス ☎ 07-3221-9999 (オーストラリア国内から)
☎ 050-5534-6275(日本からこの番号をそのまま)
ゴールドコースト オフィス ☎ 07 5628 3150 (オーストラリア国内から)
☎ 050-8882-5955(日本からこの番号をそのまま)
アデレード オフィス ☎ 08-8423-4533 (オーストラリア国内から)
☎ 050-8882-5958 (日本からこの番号をそのまま)
パース オフィス ☎ 08-6188-7647 (オーストラリア国内から)
☎ 050-8882-5719(日本からこの番号をそのまま)
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I008)
2022年現在ブリスベンで生活中。オーストラリア滞在歴は17年ほどで。主に長期留学、専門学校留学、大学留学などの質問を担当させていただいており、留学中のサポートはもちろん、生徒さんのキャリアを考慮し進学プランをお伝えしています。また、社内一のコーヒー好きなため、カフェ情報もお伝えしています。出来るだけ多くの方に有意義な情報が提供できる&ムードメーカー的な立ち位置に滑り込めるよう、日々奮闘中です。 このカウンセラーに質問する

サイトのご利用について

当サイト記載の情報の正確性には万全を期しておりますが、当社はそれらの情報内容に関し、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。また、情報は予告なしに変更となる場合がございますので、随時ご確認ください。

お問い合わせはお気軽に! 平日24時間以内にご返信いたします

無料メール相談

平日24時間以内にご返信いたします

お電話での留学相談はこちら