海外でIT・コンピュータを深く学びたいと思っている方にとって、なぜ
カーティン大学(パース)のMaster of Computingがオススメなのか、この修士課程で何を学べるのか、どんな人に合っているか、そして入学基準などを詳しくご紹介いたしましょう。
選べる専門分野
Master of Computing は、コンピューティングの基礎から応用まで幅広く学ぶ2年間の修士課程です。
この修士課程では、
✔ 高度な問題解決スキル
✔ 未知の状況でも適応・応用できる技術力
✔ 専門・非専門の人にも伝わるコミュニケーション力
✔ 倫理観やプロフェッショナル意識
など、実務でも役立つスキルを習得することが重視されています。
最初にプログラミングや理論的なコンピュータサイエンスの基礎をしっかり理解し、その後3つの 主要な専門分野(Major) から選択して深く学べます。
専門性を高める科目構成
Curtin大学 Master of Computing では、合計 400 クレジット(8 科目× 25 クレジット) の修了が必要で、通常は 2年間(フルタイム) で学びます。
【コア科目(全学生が履修する基本科目)】
これらはコンピューティングの土台となる基礎科目です。
COMP5005 – Fundamentals of Programming
このユニットは、大量のデータを扱うためのプログラム作成能力を身につけることを目的としています。主に以下の内容を、Linux環境でのPythonプログラミングを通して学びます。
* データ表現
* 制御構造
* ファイル操作
* アルゴリズム設計
* サブモジュール
* オブジェクト指向プログラミングの基礎
* データ検証
* ワークフローと再現性
また、設計・コード・調査内容を口頭・文章・図を用いて効果的に伝える方法も学びます。
COMP5008 – Data Structures and Algorithms
このユニットでは、基本的なデータ構造とアルゴリズム技術を学び、中程度の複雑さを持つ要件に対応できる効率的なソフトウェア設計能力を身につけることを目的としています。
主な内容は以下の通りです。
* 再帰・反復アルゴリズムの仕組み
* ソートアルゴリズム
* スタック、キュー、連結リスト
* 木構造、ハッシュテーブル、ヒープなどのデータ構造
* アルゴリズムの計算量の分析と比較
これらを通して、問題解決のためのアルゴリズムの設計と効率性の評価方法を学びます。
ENGR5001 – STEM Research Methodologies
このユニットでは、STEM分野に共通する基礎的な研究スキルを身につけます。
主な内容は以下の通りです。
* 研究論文やレポートの分析を通じた批判的思考力の養成
* 研究計画の作成と研究成果の発信方法
* 定量・定性研究手法
* データ分析、実験設計、モデリング
* 研究論文の書き方
講義、ディスカッション、実践的な演習を通して、研究者として必要なスキルと、キャリアや就職にも役立つ能力を養います。
COMP6002 – Computer Science Project
このユニットでは、大規模なコンピュータサイエンスプロジェクトを実施するための知識と実践的スキルを身につけます。
主な内容は以下の通りです。
* 科学または産業上の課題を設定し、チームでプロジェクト計画を立てる能力
* コンピューティング分野におけるプロジェクトマネジメントの基礎
* 倫理的問題や先住民文化への理解
* 研究・開発が環境や社会に与える影響の評価
* 技術的内容を伝えるためのテクニカルライティングとコミュニケーション能力
これらを通して、チームで計画的に技術プロジェクトを遂行する力を養います。
【専門分野(Major)科目】
以下の3つから選択できます。
Artificial Intelligence(人工知能)
この専攻は、より大きなコースの一部として提供されるもので、人工知能(AI)の主要な概念や課題を、特に機械学習に重点を置いて学ぶ内容です。
さまざまな機械学習アプローチを幅広く扱い、最新の手法や説明可能なAI(Explainable AI)についても理解を深めることを目的としています。
 【AI専攻の学生さんのコメント】 AIの「強化学習(Reinforcement Learning)」の授業が一番楽しかったですね。今AIがブームになっていますが、AIを作るために人類がどういう風に苦労し、改善してきたかという歴史を学びながら、実際にどう動いているかを学んでいくのがとても面白かったです。「ここがダメだからもっと改善して」という過去の積み重ねを知ると、今のテクノロジーがいかにすごいか改めて分かります。
授業でのディスカッションも多いですが、授業外で同じ志を持つ仲間と長い時間議論した時間は、忘れられない思い出です。
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Computer Science(コンピュータサイエンス)
この専攻は、より大きなコースの一部として提供され、現代コンピューティングのさまざまな分野を学ぶプログラムです。
主に以下の内容を扱います。
* 基礎的なプログラミング
* コンピュータサイエンスの理論的知識
* 実践的なコンピューティングスキル
* 業界で求められる技術や能力
まずコンピュータサイエンスを支える基礎知識をしっかり学び、 その後により高度なトピックへ発展していく構成になっています。
Cyber Security(サイバーセキュリティ)
この専攻は、より大きなコースの一部として提供され、データやシステム資源の保護、およびソフトウェアセキュリティの基本概念と課題を学びます。
主な内容は以下の通りです。
* 暗号理論やデータアクセス管理などの**高レベルなセキュリティ概念**
* コンピュータフォレンジック、ネットワーク侵入検知、インシデント対応などの実践的なセキュリティ技術
さらに、プログラミング技術も組み合わせて学ぶ点が、政策・管理中心のセキュリティ専攻との違いとなっています。
【プロジェクト科目】
どの專門分野でも 最終的にはプロジェクト科目があり、2つのコンポーネントで深い実践経験を積みます。
COMP6015 – Computer Science Project 1
COMP6016 – Computer Science Project 2
パース(Perth)という立地の強み
Curtin大学は
西オーストラリア州・パースにあります。
パースは
資源・エネルギー
インフラ
サイバーセキュリティ
Government × IT
といった分野が強く、
大手企業+州政府案件とITが結びつきやすい環境です。
そのため Computing 系でも、「
データ分析」「
AI × インダストリー」
「Cyber Security(特に政府・公共系)」といった分野では、実務寄りの学びのチャンスがあります。
「Industry-focused university」のカーティン大学
Curtin大学は
「卒業生の就職力」「産業界との連携」「実践的スキル」を強く打ち出している大学です。
実際に、業界ゲストによる講義、キャリアイベント、Hackathon / Networking eventなどが行われることもあり、「研究室に閉じこもる修士」とは、かなり空気が違います。
また、カーティン大学には、AI における次世代のデジタル ソリューションを設計および構築するためのコラボレーションである Optus人工知能センターと、あらゆる分野のプロジェクトに視覚化、仮想化、シミュレーション機能を提供する Curtin HIVEがあり、産業界と連携しながら最先端の研究が行われています。
どんな人に向いている?
コンピュータの深い知識と実践力を身につけたい人
プログラミングだけでなく、理論・技術・実装スキルを体系的に学びたい人に最適です。基礎知識を持ったうえで、AIやセキュリティなど専門性の高い分野を極めたい人に向いています。
キャリアチェンジやスキルアップを目指す人
エンジニア経験がある人だけでなく、情報技術、コンピュータサイエンス、工学系の学士号を持っているものの、IT業界の職歴が無い方でキャリア転換を目指す人にもおすすめです。
グローバルな環境で働きたい人
Curtin大学は多国籍の学生が集まる大学なので、国際的な視点・英語で学ぶ力も自然と身につき、就職や留学後の活躍にも有利です。
Maser of Computing
| 期間 |
2年 |
| 授業料 |
2年間A$72,324(日本円で約8,100,288円)(2026年度) |
| 英語 |
IELTS6.0(各セクション6.0以上) |
| 入学条件 |
情報技術、コンピュータサイエンス、工学系の学士号、もしくはまたはプログラミング、オペレーティングシステム、コンピューティング数学に関する学士号と実証された知識とスキル保持者
※ブリッジングコースもあり
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東京の他、パース、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、アデレードにオフィスを持つ現地エージェント。だからこそ、各都市の学校といつも密に連絡を取っており、最新の情報をお届けしています。