2年で会計修士学 MPA(Master of Professional Accouting)取得
2013年11月1日
新卒者用技術独立永住ビザの移住必要職業リストに掲載されている「会計士」ですが、日本の大学卒業資格(4年)を持っている人は、最短2年間でオーストラリアの会計士を目指すことができる大学があります。
■コース名:Master of Professional Accouting &Master of Business Administration
■コース期間:2年間
■コース参加条件:IELTS6.0~6.5(Academic Module)
Master of Professional Accoutingの略である「MPA」は、日本でいう会計学修士号にあたる学位です。
会計システムや会計・財政実務、会計管理、経済、オーストラリアの税法などを学びます。卒業後は会計士として働くことや会計法のエキスパートとして財務管理をメインにしたコンサルタントとして働くことも可能です。
Master of Business Administrationの略である「MBA」は、日本でも目指す方が多い経営学修士号にあたる学位です。
あらゆる分野において、企業のリーダー(マネージャー)を育てるためのプログラムであり、会計、マーケティング、経済の他、ビジネスリサーチの手法、統計学の基礎、人事管理、行動理論、心理学などを学びます。
MBAを取得したからといってある種の仕事が保証されているわけではありませんが、ビジネス系で最高峰の資格とされ企業のTOPクラスで働く多くの方が取得しています。
しかし、同コース修了後、会計士として認められるには会計に関する科目を優先的に受講しなければなりません。この「コアサブジェクトとして何を選ぶか」という点は注意が必要です。
入学条件は、日本の4年制大学卒業資格とIELTS6.0~6.5を持っていることが必須です。
さらに、職業経験がある人は、職務経歴書やリファレンスを提出することをおすすめします。会計やビジネスに関連した企業や会社で、6年以上の社会経験を持っている場合は、入学査定時に職歴を考慮されるケースが多くあります。
また、コース(大学)選びに重要なポイントは、オーストラリアの会計士査定団体(Certified Practising Accountants Australia)に認可されているコースであるということです。これは、卒業後に会計士として団体に登録をする際のポイントになります。