マードック大学で学ぶ国際援助・開発学


自然豊かなキャンパスでアットホームに学べる、パースのマードック大学(Murdoch University)。

実際に通う日本人学生からも、大学と学生の距離が近く安心して勉強ができる環境が整っていると評判が良い大学です。

マードック大学の得意分野の1つに国際学があります。特に国際援助・開発学分野に力を入れており、大学ではBachelor of Arts in International Aid and Development、大学院ではMaster of Development Studiesが開講されています。

実際に、マードック大学の国際援助・開発学コースを卒業した留学生の声とともに、学士号コースをご紹介いたします。

国際援助・開発学コース入学概要


入学概要

マードック大学の国際援助・開発学コースの入学条件等はこちらです。
               
入学月と期間2月もしくは7月入学で3年
学費年間27,500ドル(約220万円)
*受講する科目によって費用が変わります。
英語力IELTS6.0(各セクション6.0以上)、TOEFL iBT73(各セクション18以上)
入学条件日本の高校の成績が3.5/5.0以上(5教科重視)であること。

高校の成績が不足している場合

高校の成績が成績が不足ている場合は、大学準備コースであるファウンデーションから進学を目指すことができます。

マードック大学進学のファウンデーションの1つは、キャンニング・カレッジ(Canning College)で開講されています。
               
入学月と期間1月・4月・8月入学で8~11ヵ月
学費年間23,578ドル(約189万円)
英語力IELTS5.5
入学条件日本の高校2年を修了していること(ケースバイケースで成績査定が行われます)。
また、英語コースを開講しているフェニックス・アカデミー(Phoenix Academy)でも、ビジネスコースへ編入ができるディプロマコースを開講しています。
               
入学月と期間1月・4月・6月・9月入学で6~12ヵ月
学費年間19,900ドル(約159万円)
英語力IELTS5.5
入学条件日本の高校2年を修了していること(ケースバイケースで成績査定が行われます)。

英語力が不足している場合

マードック大学、キャニング・カレッジ、フェニックス・アカデミー、それぞれ提携語学学校の進学用英語コースをクリアすることで、英語力基準をクリアすることができます。

国際援助・開発学コースで学べる内容

国際援助・開発学コースは理論と実践を組み合わせた教育を提供しており、卒業生の小林さんに、実際に受講した科目内容をご紹介いただきました。
Overseas Aid and International Development(国際援助と開発)
効果的な開発支援について学ぶ授業です。援助と支援、それぞれのアプローチの仕方や目的、期待される効果の違いを学ぶことから始まり、後半はその失敗例や成功例をケーススタディーを通して学びます。

特に沢山の支援の失敗例から、支援の意義について考えさせれます。支援したことによって一部の受益者には被害を与えた例も学びます。この授業では、授業が終わった後よくクラスメートと、先進国が行う支援の難しさについて話しました。

授業はレクチャーとチュートリアル(小集団クラス)が週に1回ずつです。多くの科目がこの形を取っています。チュートリアルは10人ほどで、各週、あるテーマについて指定された課題論文を元に話し合います。

評価方法は、1500字の小論文2回、10分のプレゼン1回位、テスト1回でした。ほとんどの科目がこのような形の課題です。
Sustainable Urban Communities(持続可能な地域づくり)
都市化に適応する地域づくりについて学びます。人口が増加する一方で、地域はどのよう発展して行くべきか、デンマークなどの先進国から、環境に配慮した交通機関の発展や、シンガポールなどの都市から人口増加への対策について学んだり、一方で、フィリピンなどの途上国から都市化への課題についてなどを学ぶことができます。

パースは近年、人口が急激に増加しているため、都市開発について力を入れようとしています。

授業は、珍しい形で、週3時間のレクチャーのみです。プラス、4回程の課外学習があります。郊外のスビアコやウェラード、ヒルトンといった地域へ実際にクラスで行き、パースの都市開発への取り組みについて現地で学びます。

課題は小論文が2個とテストが一回です。2回目の小論文は3,000字で、自分で都市を一つ選択し、今までの授業で習ったことをもとに、よりよい都市開発を提案をしました。
Preparing for Professional Community(インターンシップ)
自分で地元の団体や機関、企業でインターンシップを受け入れてくれるところを探し、80時間ほどそこでインターンシップを行います。

授業もありますが、最初の5週間ほど週1回ワークショップがあり、その後一度中間報告会があるだけです。

その他に、課題提出が最初と最後にあり、最初のはまず受け入れ先の団体概要説明、そしてセメスター終盤に活動で学んだことを元に報告書を提出して、プレゼンを行います。
その他、色々な国際援助・開発学に関連した科目の開講がありますが、マードック大学では、1年目の最初に「Academic Learning Skills」の科目があります。これは、大学で学ぶための知識やスキルを身につけることを目的とした科目です。

特に日本とオーストラリアの教育形態は異なり、いきなりオーストラリアの大学に飛び込むと、戸惑うこともあるかと思いますが、この授業で学ぶことによって、そういった変化に対応していくことができます。

マードック大学への進学


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・本記事は2020年11月6日現在の情報に基づいており、入学基準や学費は変更されることもございますのでご留意ください。
・ご参考の日本円は1ドル=80円換算としております。

豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号H297)
現在はメルボルンからオーストラリア全土の留学相談をしております。色々な情報をインターネットで探せますが、やはり実際はどうなのか、何が本当なのか不安はつきまとうもの。まずはお気軽にご相談ください。考え過ぎて立ち止まるなら、一度動いてみませんか? このカウンセラーに質問する

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