スポーツ大国のオーストラリアは、理学療法士の需要が大きく、オーストラリアの町を歩いていると、「Physiotherapy Clinic」をよく見かけます。
理学療法士としての職務範囲も日本よりも大きく、オーストラリアの理学療法士は、理学療法士自身が患者の診断をすることができ、また、開業をすることもできます。
また、カーティン大学のフィジオセラピーコース卒業者はニュージーランドでも理学療法士として働ける他、アメリカ、カナダ、イギリスでも理学療法士としての認可申請をすることができます。(ただし現地認可団体による書類の査定及び試験に合格する必要あり)
ヘルスサイエンス系分野に強い
カーティン大学は60年以上の実績を持つ理学療法コースにも定評があり、日本からの留学生もこのコースを卒業後、現地で理学療法士として働いている人がいます。
カーティン大学の理学療法コースで学ぶ日本人留学生の体験談
◎ワーキングホリデー中に英語力をアップさせ、カーティン大学の理学療法コースに編入した上山さんの体験談、「
オーストラリアで理学療法士を目指す!」
◎大学で学びながら現地でのネットワークを広げた池田さんの体験談、「
オーストラリアで学ぶ理学療法 現地ネットワーク作りの秘訣」
カーティン大学理学療法コース
◎日本の理学療法コースとの違い◎
オーストラリアの理学療法コースの最大の特徴は「クリニカルリーズニング」(患者さんからの聞き取り〜健康上の問題点に関する問診〜理学療法的にその問題解決を行う〜治療)を論理的に学べるところでしょう。
そして開業が可能であるということは、医師に頼らず診断をくだすため、エビデンスをベースに客観的に診断をくだす勉強をし、卒業時に、
即戦力となる理学療法士となる人材を育てることを目標としています。つまり、それは理学療法の治療が必要かどうかを診断できるところまで含まれます。
◎カーティン大学には3つのフィジオセラピーコースがあります◎
日本でのバックグラウンドにより、どのフィジオセラピーコースに進学できるかが決定します。なお、以下のコースは全てAHPRAに登録可能なコースです。
日本の高校を卒業して、カーティン大学の理学療法コースを目指す
日本の高校を卒業して、カーティン大学の理学療法コースを目指すには、ディプロマコースから大学2年編入のルートを使うことができます。全豪でも珍しく、
カーティンカレッジ、Diplomaコース入学時にCurtin大学理学療法コースの席が確保されており、Diplomaヘルス・サイエンス、ステージ2コースを修了した学生は全員大学の理学療法コースに進学できます。
コース |
Diploma of Health Sciences Stage 2 |
期間 |
1年 |
授業料 |
A$39,800(日本円で約3,860,600円)(2025年度) |
条件 |
IELTS6.5(各セクション6.0以上)
高校の成績4以上
※英語力・成績が不足している場合は、「State 1」に入学をする進路もあります。 |
↓大学2年編入
コース |
Bachelor of Science – Physiotherapy |
期間 |
3年 |
授業料 |
年間A$48,343(日本円で約4,689,271円) x 3年=A$145,029(日本円で約14,067,813円)
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条件 |
Diploma of Health Sciences Stage 2をパスすること |
※Curtin Collegeからカーティン大学理学療法コースへの進学方法の詳細は
カーティン大学フィジオセラピーコース進学方法をご覧下さい。
上記の他、ファウンデーションコースから進学を狙うこともできます。
国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)資格、日本の大学1年修了以上
国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)資格、日本の大学1年修了以上、もしくは大学を卒業している場合は、カーティン大学の理学療法の学士号コースに直接入学を目指すことができます。
コース |
Bachelor of Science (Physiotherapy) |
期間 |
4年 |
入学月 |
1月のみ |
授業料 |
年間A$48,343(日本円で約4,689,271円) x 4年=A$193,372(日本円で約18,757,084円) |
条件 |
IELTS7.0 (各セクション7.0以上)
IB33以上。大学1年以上修了者は成績が最優等レベルであること。科目条件あり。
理学療法士コースは定員が厳しく設定されており、成績優秀な方からオファーが発行されるため、IB33でもオファーが出ないこともあります。 |
大学卒業資格を保持、Doctor of Physiotherapy (Extended Masters)を目指す場合
大学卒業資格を持ち、Human musculoskeletal anatomy、human biology/physiology、health research methods か evidence-based practiceの科目を大学で学んだ方は、Doctor of Physiotherapy (Extended Masters)を目指すことができます。ただし、日本で理学療法士として職歴があっても、カーティン大学は学士号の理学療法コース進学を勧めており、なかなかオファーが出ないコースでもあります。
コース |
Doctor of Physiotherapy (Extended Masters) |
期間 |
3年 |
入学月 |
1月のみ |
授業料 |
年間A$53,395(日本円で約5,179,315円) x 3年=A$160,185(日本円で約15,537,945円) |
条件 |
IELTS7.0 (各セクション7.0以上)
大学でHuman musculoskeletal anatomy、human biologyかphysiology、health research methodsかevidence-based practiceを学んでおり、70%以上の成績で卒業していること。 |
フィジオセラピーコースは定員が限られているコース。早めの出願をおすすめ致します。
また、フィジオセラピーコース入学時に6〜7週間の集中予備コース(Intensive Study Period)があり、そのコースの試験に合格した方のみ理学療法コースを継続して受講できます。
カーティン大学とのZOOMカウンセリング
ZOOMを利用し、カーティン大学のスタッフ、オーストラリア留学センタースタッフと一緒に三者カウンセリングが可能です。もちろん保護者の方にもご参加頂けます。
カーティン大学についてよくある質問
・出願には何が必要ですか?
・英語力がまだ初級です。どうしたらいいでしょうか?
・滞在先が心配です。学生寮はありますか?
・カーティン大学は便利な場所にありますか。周囲には何がありますか。
一度、カーティン大学のスタッフに相談してみたい、という方は
お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。オーストラリア留学センタースタッフが間に入りますので、英語の心配もありません。
大学進学は、皆様のバックグラウンドによってコース、準備書類などが変わります。
「どのコースに出願するべきなのか」というご相談からその準備、手続きのお手伝い、現地での留学中のサポートまで、オーストラリア留学センターにご相談下さい。
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※為替レートはお客様費用お支払い時にご利用頂く金融機関の為替レートが適用されるため、費用でご案内した日本円表記はあくまでも目安となります。
クレジットカード決済の際にはカード会社が定めるレートが適用となります。
※授業料は毎年変更となり、常に最新の授業料の支払いが必要となります。
※上記は2024年9月2日時点での情報となり、予告無く変更されることがあります。ご了承下さい。