西オーストラリア州、パースで唯一翻訳コース(英語/日本語)を開講している
西オーストラリア大学(UWA)。
学生一人一人に目が行き届きやすいよう、西オーストラリア大学の
先生一人に対する学生の平均人数は19名。
(The Good Universities Guideより)
少人数クラスでも知られている大学です。
この西オーストラリア大学院では3つの翻訳コースを開講しています。
Master of Translation Studies
実際に翻訳の研究をしたり、翻訳業に携わっている教授から教わるマスターコースはNational Accreditation Authority for Translators and Interpreters (通称NAATI)認定コースで、卒業後、NAATIのCertified Translator資格試験を受験することができるコースです。
翻訳に必要なクリティカル思考、言語学、分析スキルを培うと同時に、翻訳のリサーチプロジェクトのサポートもあり、コースワークのみのマスターコースか、Masterコース後のPhD進学も視野に入れた論文のパスウェイかを選択することができます。
ますますグローバル化する世界で競争力をつけたい、バイリンガル、マルチリンガルのキャリアを目指したい方には、パースおよび全国のプロフェッショナルな翻訳・通訳機関との強力なコネクションがあり、実践的なスキルを磨くことができるUWAのMaster of Translation Studiesコースがお勧めです。
Master of Translation Studiesコース構成
このコースはコース名のとおり翻訳にフォーカスされたコース内容ですが、通訳の勉強内容も含みます。
・コア科目
・グループA
・グループB
・グループC
・日本語専攻科目
◎コースワーク選択
グループAから6単位、グループBから24単位、日本語専攻科目から24単位を学びます。
◎コースワーク+リサーチ選択
グループAから6単位、グループCから24単位、日本語専攻科目から24単位を学びます。
コース名 | Master of Translation Studies |
---|
|
期間 | 2年 |
---|
授業料 | 70,400豪ドル |
---|
必要な英語力 | IELTS6.5(各スキル6.0以上) |
---|
入学条件 | 関連した学士号を卒業、3〜4年次を65%以上の成績で卒業していること |
---|
その他 | 別の分野の学士号を保持している場合は、UWAのアドバイスに基づき、関連するカンバセーション科目を24単位学ぶことにより入学が許可されることがあります |
---|
NAATIとは
NAATI(National Accreditation Authority for Translators and Interpreters)とはオーストラリアの通訳・翻訳資格認定機関で、オーストラリアの国家資格として認められています。公共サービス、ビジネス、政府機関などの翻訳・通訳者はNAATI資格保持者に依頼することが多く、オーストラリアで通訳、翻訳家を目指す場合、このNAATIの資格を得ることは必須といってもいいでしょう。
このNAATI資格にはレベル(段階)があり、一般的に、正式なNAATI公認資格を授与されプロの翻訳・通訳家として仕事をするためにまず必要な資格がCertified Translator/Certified Interpreter(中級)、更に難易度・需要共に高い資格レベルがCertified Specialist Interpreter(上級)、そして最上級のレベルがCertified Advanced Translator/Certified Conference Interpreter(最上級)とされています。
ネットワークを広げるインターンシップ
このコースでは、オーストラリア国内・国外で
6週間のインターンシップを行うことができます。
オーストラリア国内のインターンシップ先の一例をご案内しましょう。
・UWA International Centre
・The Confucius Institute
・Chambers of Commerce
・The Oriental Journal
・WA Museum
・政府機関
・移民、教育エージェント
インターンシップでは実践的な学びを得られるだけでなく、将来の雇用につながる機会を得られるため、地元オーストラリア人学生にも人気のプログラム。
インターンシップ先やプロフェッショナルな機関とのワークショップやカジュアルな集まりを通して、翻訳業界とのネットワークを築くことができます。
大学院、短期翻訳コース
西オーストラリア大学では上記2年のMasterコースの他、半年、1年の短期大学院翻訳コースが開講されています。
翻訳の基礎のみ学びたい。長期留学のための時間が取れないという方には、マスターの1年目の半年/1年目を学ぶこちらのコースがおすすめです。
コース名 | Graduate Certificate in Translation Studies |
---|
|
期間 | 約5か月 |
---|
授業料 | 17,600豪ドル |
---|
必要な英語力 | IELTS6.5(各スキル6.0以上) |
---|
入学条件 | 学士号、3〜4年次を65%以上の成績で卒業していること |
---|
その他 | 職歴の内容により学士号を持っていなくても入学できることがあります。お問い合わせ下さい |
---|
<現在こちらのコースは日本語対応の開講状況を確認中です>
コース名 | Graduate Diploma in Translation Studies |
---|
|
期間 | 約1年 |
---|
授業料 | 35,200豪ドル |
---|
必要な英語力 | IELTS6.5(各スキル6.0以上) |
---|
入学条件 | 学士号、3〜4年次を65%以上の成績で卒業していること |
---|
その他 | 職歴の内容により学士号を持っていなくても入学できることがあります。お問い合わせ下さい |
---|
西オーストラリア大学とのカウンセリング
ZOOMを利用し、西オーストラリア大学のスタッフ、オーストラリア留学センタースタッフと一緒に三者カウンセリングが可能です。もちろん保護者の方にもご参加頂けます。
西オーストラリア大学日本担当、ホープさん
西オーストラリア大学についてよくある質問
・西オーストラリア大学の翻訳コースに興味があるけれど、具体的に何人ぐらいの学生が学んでいますか?
・このコースを卒業後のキャリアにはどのようなものがありますか。
・オーストラリア人学生の中でついていけるか不安ですが、留学生向けのサポートはありますか?
オーストラリアでの翻訳の勉強に興味がある、西オーストラリア大学のスタッフに相談してみたい、という方は
5:出願に向けての準備
1. まずは英語試験を受けましょう
事前に英語力基準を満たしているのか、それとも付属語学学校で何週間の英語コース受講が必要なのかをはかるため、
IELTS(アイエルツ)試験やTOEFL、PTEなどのを英語試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。
英語力証明が無くても、学歴証明で仮査定を行うことが可能です。その場合は英語力証明は後日ご提出下さい。
◎付属語学学校とのパッケージ可◎
IELTSスコアが基準をクリアしていない方は、西ーストラリア大学付属語学学校から留学をスタートすることが出来ます。
- 最終学歴の卒業証明書(英語版)
- 最終学歴の成績証明書(英語版)
- IELTS(Academic)または他の英語スコア結果
- パスポートコピー
*その他、関連の職歴があればお知らせ下さい。
3. 出願手続きスタート
オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式に大学への出願手続きをスタートします。
仮査定をご希望の方もこちらからお申し込み下さい。
留学相談&お問い合わせ先
オーストラリア留学センターは西オーストラリア大学を含む全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。
※備考※
・本記事は2021年4月2日現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。
・学校の授業料は毎年変更となります。また、どの科目を受講するかにより授業料は若干異なります。ご了承下さい。
・入学の可否は大学による査定により判断されますので、入学基準はあくまでも目安となっております。