近年、国際的な職場において、自分の専門分野だけでなく、他のスキルも兼ね備えている人材が求められていることにより、
西オーストラリア大学の学士号では自分のコース以外の科目を4つ以上学ぶシステムとなっています。
このブローデニング・ユニットは1年〜2年次に学ぶことが推奨されています。
カテゴリーA |
自分のメジャーに特化した分野について学べる科目が用意されており、1〜2つの科目をこのカテゴリーAから選択することが必要です。 |
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カテゴリーB | 自分の専門分野以外から科目を選ぶ必要があります。例えば、Bachelor of Scienceの化学を専攻していたとしても、全く違う分野であるコマースの科目を学ぶ、ということができます。 |
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例えば、Political Science and International Relationsが自分のメジャーだとしましょう。この場合、「Society and Culture」が自分のメジャーの専門分野となります。
Society and Culture分野のブローデニングA科目には、「Environment, Power and Disasters in Asia」や「Australia and Asia」、「Religion and Globalisation」の科目や、中国語、フランス語、ドイツ語などの科目、合計約90もあり、ここから1〜2科目選択します。
ブローデンングB科目には、以下の4つの分野の中から、2〜3科目選択となります。
・Management and Commerce
・Life and Health Sciences
・Design and Creative Arts
・Mathematical and Physical Sciences
ブローデニング・ユニットのメリット
一つの専門分野以外の知識を得るメリットは計り知れません。特に、国際化が進む中、特にグローバルな職場において一つの価値観や知識のみで就職活動をするのではなく、様々な引き出しを持っておくことが強みとなるでしょう。
専門分野に就職するとは限らない就職活動をしていく中で、自分の専門分野に特化した業界に就職するとは限りません。方向転換はよくあること。
「ツーリズムを専攻したけれど、就職を考えた際に違う分野に興味が出てきた」
ということも考えられます。
もし、全ての分野に共通するような知識が学べるブローデニング科目を選択すれば、もしかしたらそれが将来活かせるかもしれません。
また、例えばどの企業にも経理や人事、営業はあり、もしかして理系コースを専攻されていても就職は理系の知識を活かし営業職を希望するかもしれません。
西オーストラリア大学のユニークな学士号コース。同じシステムを取り入れている大学にメルボルン大学があります。どちらの大学も、国際社会において、より実践的でフレキシブルな人材育成のため、このブローデニング・ユニットを採用しています。
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