パースの大学は、1年に1回、エージェント向けのワークショップやセミナーを開催し、大学の最新情報を入手できる機会を設けています。
オーストラリア国外や他州のエージェントさんが来ることもありますが、オーストラリア主要都市にオフィスがあるオーストラリア留学センターでは、このような機会にもれなく毎回参加でき、大学のスタッフとも話ができるのは留学エージェントとして最大のメリットだと思います。
さて、今回は2日間に渡るワークショップからHealth Science(ヘルスサイエンス)スクールに焦点をあててご案内。
意外と知られていないカーティン大学のHealth Science学部
カーティン大学のヘルスサイエンス学部といえば、60年の歴史あるフィジオセラピー(理学療法)コース、1年間のナーシングコンバージョンコースが知られていますが、実は、オーストラリア・東南アジアで最も多い学生数を誇っている学部でもあります。
学士号は26コース、修士課程は66コースも開講。
特にフィールドワークと実習を重んじ、即戦力となる人材育成に力を入れています。
例:他大学の看護コースは3年ですが、カーティン大学看護コースは3年半。他大学より200時間多い実習、880時間をこなすために半年多いコースとなっています。
本当に大学!?カーティン大学ヘルスサイエンスの無料英語サポート!
大学のサポートとしては破格のヘルスサイエンス学部のサポート。
これらのサポートは、留学生のみならず、オーストラリア人学生も利用するものです。
●English for Clinical Practice
医療において、より効果的に患者さんやご家族とコミュニケーションを取るための英語サポート。
進学用英語ではなく、医療の社会で使う日常会話のコミュニケーションや医療専門用語を学べます。
大学2年、3年生向けのサポートです。
●English for Professional Writing
正確な書類作成は医療の現場には欠かせません。安全な医療を目指すためのライティングのスキルを上達させるサポートです。
●Success Online
オンライン上の進学用英語サポートで、アサインメントをより効果的に仕上げるためのサポートです。留学生には本当に有難いサポート。
●Occupational English Test Preparation Course
OET(医療英語テスト)準備のため、OETのテストに慣れる、各自のOETに対する弱点と強みを見つけるサポート。
大学3年、4年生向けのサポートです。
こんな充実サポートが無料なんて留学生には嬉しい大学です。
GO GLOBAL! 4週間の海外研修
カンボジア、中国、フィリピン、ベトナム、インドの提携学校での研修が体験できるプログラム。
このプログラムの目的は、文化の違いを実際に経験するだけでなく、リーダーシップと専門スキルをその環境で鍛えることも含まれます。
お金のことを話すのはちょっと、、、ですが、最新施設の中で学べます
カーティン大学ヘルスサイエンスの施設は、最新設備を誇り、コースワークからリサーチまで、幅広い学生が利用しています。
35億ドルをかけて設立されたカーティンヘルスイノベーションリサーチインスティテュートバイオサイエンス(CHIRI)
高齢者のケアと病気の研究のために建設されたリサーチ施設。
特に血液に関する病気、免疫不全、アルツハイマーや痴呆についての研究がされています。
現在カーティン大学には医学部はありませんが、2017年にはオーストラリア人学生向けに医学部が開講、将来的には留学生も受講できるようになる予定です。
9億ドルをかけて建てられた作業療法士&ソーシャルワーク学習リサーチラボ
カーティン大学の作業療法士、ソーシャルワーク学習リサーチラボでは3つのテーマに沿って日々研究が進められています。
●LIVING
家でどのように人が住むのか、コミュニティに関わっていくのか。家族、変化、サポートのある住居の研究
●DOING
人々がどのように人生と時間に向き合っていくか。
仕事、雇用、余暇、レクレーション、地域、旅行を含む人々の行動について研究
●LERANING
人間性を高めるために何をするのか。
人生の学び、教育、トレーニング、コミュニケーション、テクノロジー、教えと学習についての研究
2.5億ドルをかけて設置された看護コースシミュレーション病棟
キャンパスには、実際の病室と同じ施設、いくつかの症状を持つ患者を模する電気制御のマネキンがあり、キャンパスで実践的な授業を行うことができます。即戦力の人材育成を目指すカーティン大学らしい施設ですね。
これらの最新施設はカーティン大学の質の髙いヘルスサイエンスのコースを支える基盤となっています。
ヘルスサイエンスのコースリスト
カーティン大学のヘルスサイエンス学部の主なコースはこちら。
・看護(1年間のコンバージョンコースもあり)
・理学療法
・作業療法
・言語療法
・栄養
・薬学
・心理学
・ソーシャルワーク他
進学方法
カーティン大学のヘルスサイエンス学部への進学は、付属のカレッジ、Curtin College(カーティンカレッジ)から、高校卒業資格で進学が可能です。
高校の成績、進学する学科により期間や学費は異なりますが、看護、心理学、栄養学、理学療法士、作業療法士コースも高校卒業資格でカーティンカレッジ経由、カーティン大学進学が可能となります。
理学療法士コースで進学例をご案内いたしましょう。
●高校の成績:GPA4以上の場合
1年目 |
カーティンカレッジ |
Diploma of Health Sciences (Stage2), Physiotherapyコース |
32,720ドル |
2年目 |
カーティン大学 |
Bachelor of Science (Physiotherapy)コース |
36,200ドル |
3年目 |
カーティン大学 |
Bachelor of Science (Physiotherapy)コース |
36,200ドル |
4年目 |
カーティン大学 |
Bachelor of Science (Physiotherapy)コース |
36,200ドル |
●高校の成績:GPA3以上の場合
1年目 |
カーティンカレッジ |
Diploma of Health Sciences (Stage1)コース |
20,000ドル |
2年目 |
カーティンカレッジ |
Diploma of Health Sciences (Stage2), Physiotherapyコース |
32,720ドル |
3年目 |
カーティン大学 |
Bachelor of Science (Physiotherapy)コース |
36,200ドル |
4年目 |
カーティン大学 |
Bachelor of Science (Physiotherapy)コース |
36,200ドル |
5年目 |
カーティン大学 |
Bachelor of Science (Physiotherapy)コース |
36,200ドル |
*各コースにより、入学英語力基準は異なります。規定の英語力に満たない場合、カーティン大学付属語学学校での英語コース受講をおすすめします。
ヘルスサイエンスコースに関するお問い合わせはオーストラリア留学センター
無料留学相談フォームからお気軽にお問い合わせ下さい
お電話でのご相談をご希望の場合は、現地パース支店スタッフと直接お話し頂ける「050-8882-5719」または「050-5876-7125」にお電話下さい。インターネット回線を利用しておりますので、日本国内利用料でお電話頂けます。
※回線の状況でつながりにくいこともございますが、その際は留守番電話にメッセージを残して下さい。
折り返しお電話致します。
●上記情報は2016年7月22日時点での情報となり、予告無く変更されることがあります。