TAFE/カレッジから大学編入~ツーリズム(観光学)~



日本での最終学歴が高校卒業の場合、オーストラリアの大学に入る進路として【大学準備ファンデーションコース】(1年)(学費200万円ほど)⇒【大学(3年)】(学費年間230万円ほど)という進路が一般的なパターンです。
この場合、留学期間は合計4年、学費は総額およそ890万円ほどと、とても高額です。

しかし、もっと費用と期間を節約する方法をご紹介します!!
それは、州立専門学校であるTAFE(テイフ)や大学付属カレッジに1年通ってから、大学2年次に編入する方法です。この進学方法では合計3年、学費は総額およそ600~700万円ほどで留学できます。

※学費はTAFE/カレッジ/大学によって異なりますので上記金額はあくまで目安としてご参考ください

それでは、ツーリズム(観光学)の分野でこの進路が使える4つの大学を例に挙げてご紹介します。

【パース】エディスコーワン大学へ編入

▼①TAFEから編入する
TAFEDiploma of Travel & Tourism(C3半年+Dip1年)
期間:1~1.5年
学費:11,200~16,800ドル(約112~168万円)
大学編入Bachelor of Hotel and Tourism Management
期間:2年
学費:48,000ドル(約480万円)
合計期間:3~3.5年
学費:59,200~64,800ドル(約592~648万円)
▼②PIBT(エディスコーワン大学付属カレッジ)から編入する
TAFEDiploma of Business
期間:8か月~1年
学費:23,400ドル(約234万円)
大学編入Bachelor of Hotel and Tourism Management
期間:2年
学費:48,000ドル(約480万円)
合計期間:3年
学費:71,400ドル(約714万円)

【アデレード】フリンダース大学へ編入

▼TAFEから編入する
TAFEDiploma of Travel & Tourism(C3半年+Dip1年)
期間:1.5年
学費:19,500ドル(約195万円)
大学編入Bachelor of International Tourism
期間:2年
学費:42,800ドル(約428万円)
合計期間:3.5年
学費:62,300ドル(約623万円)

【ブリスベン】グリフィス大学へ編入

▼QIBT(グリフィス大学付属カレッジ)から編入する
TAFEDiploma of Hotel Management
期間:8か月~1年
学費:21,000ドル(約210万円)
大学編入Bachelor of International Tourism and Hotel Management
期間:2年
学費:42,400ドル(約424万円)
合計期間:3年
学費:63,400ドル(約634万円)

【メルボルン】ラトローブ大学へ編入

▼La Trobe Melbourne(ラトローブ大学付属カレッジ)から編入する
TAFEDiploma of Business
期間:8か月~1年
学費:23,000ドル(約230万円)
大学編入Bachelor of International Tourism and Hotel Management
期間:2年
学費:46,380ドル(約463万円)
合計期間:3年
学費:69,380ドル(約693万円)

【全豪】TAFE/カレッジで観光学⇒大学のビジネス学部へ編入

上記に挙げた4大学への編入は、「大学に編入してからも引き続き観光学を勉強する」場合の例です。つまり、観光学の学士号コースがある大学に限ってご紹介しました。

しかし、「TAFE/カレッジでツーリズム(観光学)を勉強して⇒大学に編入したらビジネスを勉強する」なら、ビジネスの学士号コースがある大学は全豪にありますので選べる大学の選択肢はぐんと広がります。

※大学でビジネス学士号コースへ編入する場合、下記のような分野の中から1つ専攻を選んで勉強することになります

・Accountancy(会計)
・Advertising(広告)
・Economics(経済)
・Finance(金融)
・Human Resource management(人事管理)
・International business(国際ビジネス)
・Management(経営)
・Marketing(マーケティング)
・Public Relations(広報)
「TAFE/カレッジでツーリズム(観光学)を勉強して⇒大学に編入しても引き続き観光学を勉強したいのか?」、それとも、「大学に編入したらビジネスを勉強したいのか?」によって、選べる大学が変わってきます。

今の英語力がどのくらいあるのか、高校の成績がどのくらいなのか、どこの都市に留学したいのか、何を勉強したいのか、どこのTAFE/カレッジからどこの大学へ編入できるのか・・・など、現状とご希望を照らし合わせながら、最善の進路を選びましょう。

TAFEから大学編入する場合は2つ注意点があります。

1つ目は、TAFE/カレッジ(1年)から大学(2年次)へ編入できる大学は限られていますので、自由に好きな大学を選べるわけではありません。
特にGroup of 8であるトップ8大学へ編入できるパターンは非常に限られています

2つ目は、この進路はTAFE/カレッジと大学同士の契約なので、100%確実とは言えません。
詳しくは TAFEから大学進学のご注意点 をご一読ください。

出願のながれ

高校3年生出願の合否は高校の成績が大きく影響します。
成績は60~70%以上(5段階評価中3.0~3.5以上)を目標にしましょう。
夏休み頃IELTSまたはTOEFL受験を2~3回受験して、秋までに一番良いスコアを準備。
10~12月出願
※出願に必要な書類
IELTSまたはTOEFLスコア結果、最終学歴の卒業証明書・成績証明書(英文)、パスポートコピー
1月学費支払い
2月ビザ申請、健康診断
3月出発準備
4月出発

まずは英語コースからスタート

TAFE/カレッジ入学に必要な英語力は IELTS5.5/TOEFLibt70以上、大学入学に必要な英語力は IELTS6.5/TOEFLibt88 以上 です。

このスコアに達していなくても出願は可能ですが、その場合、まずは英語コースからのスタートになります。
例)英語学校+TAFE/カレッジ+大学をまとめてパッケージ申し込み

どのTAFE/カレッジを目指すかによって事前に通う英語学校の選択肢も変わってきますので、英語力が基準値に達していない場合はご相談ください。

ここでは観光学分野でのTAFE/カレッジ⇒大学編入をご紹介しましたが、ビジネス関連やIT関連など他の分野のコースでも「TAFE/カレッジから大学へ編入」可能な進路はたくさんあります。

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豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号H318)
13歳でのメルボルン短期留学をきっかけに「英語」と「海外」に目覚め、その後カナダ(語学留学)とアメリカ(大学留学)にも留学。卒業後、ワーキングホリデーでオーストラリアへ再渡豪し、オーストラリア留学センターでワーペリ。帰国と同時にオーストラリア留学センター日本窓口が開設され現職へ。留学生を現地オーストラリアで「迎え入れる立場」と日本から「送り出す立場」、両側での勤務経験を通して、双方の視点からアドバイスすることを心がけています。 このカウンセラーに質問する

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