語学学校の種類
オーストラリアには様々な語学学校があります。それぞれ、私立の語学学校、TAFE付属の英語学校、大学付属の英語学校と特徴がありますから、自分の目的にあった語学学校を選びましょう。
私立の語学学校
私企業が運営する語学学校です。私立の語学学校は、一般英語コース、集中英語コース、進学準備コース、ビジネス英語コースのほか、英語+サーフィン、英語+スキューバダイビング、 英語+ボランティアなど、海外留学生向けに様々なコースが用意されている点が大きな特徴です。
近年は語学学校同士の競争も激しくなり、結果の出るカリキュラム、生徒が楽しめるアクティビティを考え、即時に実施する学校が多くなりました。実績をだす先生の引き抜きも行われています。
全体的に文法や書き取りにチカラを入れる、大学付属英語学校などと違い、会話中心に重点をおく学校が多いのも、私立英語学校の特長です。語学留学をする際は、この私立の語学学校に入学する留学生が多く、海外留学生の評判も非常に良好です。
TAFE付属の英語学校
TAFEに付属する英語学校です。ここでは私立の語学学校、大学付属英語学校にあるコースのほか、TAFE準備コース(ダイレクトエントリーコース)があります。準備コースを終了すると、専門コース入学時に必要な検定試験が免除される場合もありますので、TAFE進学予定者にはお勧めです。TAFE自体が州立の専門学校という点もあり、大学付属の語学学校と比べ若干授業料が安く設定されています。
大学付属の英語学校
TAFE同様、大学にも付属の英語学校が併設されています。特徴としてはビジネス英語コース、大学の準備コース(EAP)、試験対策コースがある点です。EAPコースでは大学でのノートの取り方、レポートの書き方、ディスカッションの方法などを学ぶことができ、試験対策コースではIELTSやTOEFLでいかに点数を取るかと言うことに重点をおき授業が進められます。
大学進学希望者以外でも入学できますし、短期間(主に5週間)の入学も可能です。そのほかの利点としては、大学生と同じキャンバスや施設を利用できることです。
一転注意いただきたいのは、私立英語学校と比較した場合、大学付属英語学校の授業料は若干高めです。これは大学の施設を利用できるというのがひとつの理由ですが、大学付属英語学校の授業料は、年々値上がり傾向にありますから、26-52週ほど就学し、長期割引を利用する学生が増えています。