英語コースの種類
各教育機関には、それぞれの目的に応じた”
コース“があります。例えば「基本的な英語力を身に付ける」ことが目的であれば一般英語コース(General English)、進学に向けた英語を身に付けたいのであれば進学準備コース(EAP)などです。
一般英語コース(General English)
総合的な英語力を身に付けるコースで、基本的な英語力を身に付けたい方が最初に入るコースです。また、初級から上級まで、英語力のレベルを問わずご自身のレベルにあったクラスで学ぶ事ができるのが特徴です。英語力によるクラス分けについては
コチラもご覧下さい。
通常、学校が選んだ市販のテキストに沿って、午前は文法中心、午後は会話中心という形で授業が進められます。
一般英語コースは、更にフルタイムとパートタイムと呼ばれるコースに分かれています。フルタイムは午前午後を通し1日5時間以上の授業を受けるもので、パートタイムは午前中3時間のみの授業を受けます。学生ビザ申請時にはフルタイムを受講する必要があり、パートタイムでは学生ビザは申請できません。
コースの種類 |
週の授業時間 |
主な授業内容 |
期間 |
フルタイム |
週25時間 |
会話+文法 |
午前、午後 |
パートタイム |
週15時間 |
文法 |
午前中のみ |
進学英語コース(EAP)
TAFE、専門学校、大学、大学院への進学のために必要な英語力を身に付けるコースで、”
English for
Academic
Purposes (EAP)゛と呼ばれています。例えばノートのとり方、レポートの作成方法、ディスカッションや討論の進め方などを学ぶことができます。 そのほかにも、入学の際に必要なIELTSのテスト対策も行っています。
進学英語コースの一つとなる、ダイレクトエントリーコースや、
ファウンデンションコースでは、コース終了後、本科コースに直接入学することができます。
試験対策英語コース
オーストラリアでの進学に必要なIELTSやTOEFL、ケンブリッジ英語検定、そして日本ではお馴染みになってきたTOEICのテスト対策に焦点を絞って授業が行われるコースです。 学校によって、午後の選択でテスト対策コースを設けているところと、一日中テスト対策を行っているところがあるので、それぞれの学校について調べる必要があるでしょう。
ビジネス英語コース
英文の手紙、社内文書の書き方、電話の応対など、会社やビジネスシーンで使われる英語の習得を目指したコースです。 業界や仕事の場面に合わせた専門用語を勉強したり、会社で日常的にやり取りされる会話など、実践的な英語を学びたい方にはお勧めです。
各学校によって呼び方が違っていても、目的は同じコースがありますので、詳しくは
お問い合わせください。
ファウンデーションコース
各大学が用意する、大学進学者向けのコースです。ファンデーションコースに関する詳しい情報は、
こちらをご覧ください。