教育機関別の留学費用目安
留学の計画を立てるにあたって、予算は重要。特に授業料は大きな割合を占めるため事前に知りたい情報の1つです。このページでは、各教育機関の授業料の目安をご紹介します。
大学・大学院
学費は大学や学部によって大きく異なります。
Group of Eight(※)では高く、比較的新しく設立された大学や地方の大学は授業料が安い傾向にあります。なお、授業料が高い大学でも
奨学金などにより費用を抑えることができる場合があります。
また、最新の研究設備や高度な授業を必要とする理系学部は文系学部よりも高くなります。また、Master(修士)にはコースワークとリサーチがあり、リサーチの方がコースワークよりも高くなります。
ファンデーションコースについては、英語力や高校の成績により期間を短縮できる学校もあり、その場合は学費も抑えることができます。
※Group of Eight(Go8)…”最も規模が大きく””最も歴史がある”オーストラリアの大学連盟で、オーストラリアの全大学の中で一貫して最高位(全豪トップ8大学)にランクされており、「研究集約型」なのが特徴です。弊社でお取扱いが可能な大学はオーストラリア国立大学、シドニー大学、メルボルン大学、クイーンズランド大学、西オーストラリア大学、アデレード大学の6校です。
教育機関 |
レベル |
就学期間 |
授業料 |
大学院 |
Doctor |
1セメスター(半年) |
A$15,000 – A$32,000 (約149万円 – 約317万円) |
Master |
A$12,500 – A$30,500 (約124万円 – 約302万円) |
Graduate Diplomas |
A$12,500 – A$29,000 (約124万円 – 約287万円) |
Graduate Certificates |
A$12,500 – A$24,500 (約124万円 – 約287万円) |
大学 |
Bachelor(文系) |
A$12,500 – A$24,500 (約124万円 – 約243万円) |
Bachelor(理系) |
A$12,500 – A$29,500 (約124万円 – 約292万円) |
Foundation |
– |
A$13,500 – A$26,500 (約134万円 – 約262万円) |
Diploma
(大学カレッジ) |
– |
A$12,500 – A$21,500 (約124万円 – 約213万円) |
※医学部・獣医学部は年間A$80,000(約792万円)程度かかる大学もあります。
大学・大学院では、このほか、コースによっては教科書代、実習費などがかかる場合があります。
専門学校
専門学校レベルの学校として、オーストラリアにはTAFE(州立職業訓練専門学校)と私立カレッジがありますが、ここでは
TAFE(州立職業訓練専門学校)についてご案内します。(違いについては『
【専門学校進学】TAFEと私立カレッジの違い。どちらを選ぶべき?』を参照ください。)
TAFEでも最新の研究設備や高度な授業を必要とする理系学部は文系学部よりも高くなります。
教育機関 |
レベル |
就学期間 |
授業料 |
TAFE |
Advanced Diploma |
1セメスター(半年) |
A$6,500 – A$9,500 (約64万円 – 約94万円) |
Diploma |
A$5,000 – A$15,000(約50万円 – 約149万円) |
Certificate IV |
A$6,000 – A$10,500 (約59万円 – 約104万円) |
Certificate III |
A$4,500 – A$9,000 (約45万円 – 約89万円) |
専門学校では、このほか、コースによっては実習費やユニフォーム代などがかかる場合があります。
語学学校
語学学校の授業料は、一般英語コースや進学英語などコースによって差があるものの、1週間あたり平均A$350(約3万円) 程度です。学校によっては、定期的に長期割引などのキャンペーンがあり、それらを上手く利用すれば、学費はぐっと抑えられます。
教育機関 |
レベル |
就学期間 |
授業料 |
語学学校 |
General English |
1週間 |
A$350 (約3万円) |
10週間 |
A$3,500 (約35万円) |
12週間 |
A$4,200 (約42万円) |
17週間 |
A$5,950 (約59万円) |
24週間 |
A$8,400 (約83万円) |
48週間 |
A$16,800 (約166万円) |
語学学校の場合には、授業料の他に下記の費用も考えておくとよいでしょう。
入学金
語学学校の入学金は、A$200~A$250 (約2万円 – 約2万円)が平均です。
教材費
教材費は授業料に含まれている場合、別途必要になる場があり、期間によって費用が異なる場合もあります。別途必要になる場合は、週ごとに設定されている場合(5週間であれば5週間×1週間あたりA$7の合計A$35がかかる)、タームごとに決まっている場合、レベルが上がって教科書が変わる時点で新たに支払う場合などがあります。
アクティビティ費
語学学校期間中には、様々なアクティビティ(体験学習)が催されます。アクティビティの内容は様々で、無料のものもありますが、週末のスポーツ観戦や日帰り旅行など有料の場合もあります。有料の場合は、校内の掲示板などある日程表にその旨が記載されていることが多いので、参考にしてください。
留学期間全体でかかる授業料は、ひとりひとりの留学プランによって大きく変わります。留学の目的や学びたいコース、希望の留学都市、留学可能な時期・期間、現在の英語力を担当カウンセラーへ伝えて、まずは一緒にプランを考えましょう。予算も含めてプランを提案し、必要な費用(見積)も併せてご案内します。
※本記事は2025年5月現在の情報に基づいており、入学基準、進学基準、学費、ビザ情報などは変更されることもございますのでご留意ください。
※日本円は弊社が取得できる最新の送金レート(A$1=99円) で換算しています。