オーストラリア留学中の転校手続きについて

オーストラリアに留学中の生徒さんから、「転校したい」と相談を受けることがあります。

「いま通っているTAFEを辞めて、大学に入学したい」や、「ケアンズの語学学校に申し込んだが、ブリスベンの学校に変えたい」などです。ということで、このページでは、オーストラリア留学中の、転校手続きについてご案内します。

そもそも転校は可能か?

はい。幾つかの条件をクリアすることができれば、可能です。教育機関の転校を希望する場合の全体の流れとしては、以下になります
  1. 今在籍している教育機関に、他校へ転校したい旨を相談(なぜ転向したいのか?すでに納入している学費が戻ってくるか等)
  2. 転校先の教育機関へ出願手続きし、オファーレターを入手(学費の納入は行わず、あくまで、オファーレターだけを入手)。
  3. 現在在籍している教育機関に、転校先から発行してもらったオファーレターを提出し、転校を希望する旨を正式に伝える。
  4. また、メインのコース開始後、6ヶ月以内に転校を希望する場合は、現在在籍している学校より、転校を認める「リリースレター」を発行してもらい、転校先の教育機関に提出(6ヶ月を経過している場合は、原則必要ありません)。
  5. 現在在籍している学校を辞めることができ、転校先も受け入れが可能かどうかを再確認
  6. 正式にキャンセル手続き(退学手続き)を行い、現在在籍している教育機関から退学
  7. 現在の入学許可書(COE)をキャンセルしてもらう
  8. 転校先の教育機関へ学費の納入
  9. 転校先の教育機関から、新しい入学許可書(COE)を発行してもらう。
  10. 転校完了

上記のの手続きの中で、一番の難関は4番です。

まず、メインコース開始後、6ヶ月以内の場合。リリースレター(生徒の転校を認める正式なレター)が発行されなければ転校はできません。また、学校はリリースレターを出すことは義務付けられておらず、リリースレターを出すかどうかは、現在在籍している教育機関の判断となります。特に、6ヶ月以内に転校を認めない場合は多くありますので、事前に確認しましょう。

また、メインのコースが6ヶ月以上経過している場合は、リリースレターの提出は必要ないため、転校しやすくなります。

メインのコースって、どのコースですか?

今回の留学で最終的に参加を目指す教育機関及びコースです。COEが複数枚発行されている場合は、最も開始日の遅いコースと考えれば、わかりやすいかもしれません。

例えば、TAFEのDiplomaコース(2年間)として学生ビザを申請した場合、入学許可書は1枚です。このようなコースの場合、途中で転校を希望する場合。このDiplomaコースが6ヶ月経過した時点であれば、リリースレターは必要ありません。

ですが、英語学校(1年)→カレッジでDiploma(1年)→大学でBachelor(2年)というように、合計で4年間の場合、COEは3枚に分かれ、最終的に参加するのは大学のBachelorコースになります。

つまり、この場合は、メインコースはBachelorとなります。その為、英語学校とカレッジを終え、大学も6ヶ月経過しなければ、転校の際リリースレターが必要となり、このリリースレターがなければ転校はできません。

その為、メインコースを6ヶ月経過しているかどうかは、転校の際に大きなポイントになります。

転校理由ってなんでも良いのでしょうか?

いいえ。何でも良いということではありません。

たとえば、「当初参加を希望していたコースが開講されなくなった」などは理由の一つになりますが「なんとなく、あっちの大学のほうがいい」は、やはり納得できる理由としては認められません。

この転校理由については、最終的に手続きをすすめる上で、学校にも伝える内容になりますので、きちんとした理由を準備しておきましょう。

すでに納入した学費は戻ってきますか?

大事な留学費用です。無駄にはしたくないですよね。

まず、複数のキャンパスを保持している語学学校の場合、同じ学校内で、他都市のキャンパスに変更する分には、学費が振り返られることがほとんどです。つまり、納入した学費はそのまま利用できることになります。コース変更の場合も同じで、同じ学校内であれば、そのまま学費が他コースに振り返られるます。

ですが、キャンパスの変更ではなく、教育機関自体を変更する場合は事情が変わります。

基本的には、在学中の学校が定めている「返金規約」を元に、返金の有無が決まります。多くの学校では、正式に返金を希望した日に対して、返金額が決定しますが、納入後の学費が全額戻ってくるということは少なく、この点はまず学校に確認いただくのが一番です。

その為、転校をお考えの場合は、早めに現在の学校のの担当者と相談し、転向した場合に発生するキャンセル費用(または返金額)がいくらになるか、確認しましょう。

再度学生ビザは申請が必要?

これは転校先の教育機関やコースレベルによります。詳しくは「コース変更時の学生ビザ申請について(学生ビザの再申請)」のページをご確認ください。

取得した単位はどうなるの?

たとえば、ある大学で、2年間のコースを終え、最後の1年間は他の大学で学びたい為、転校したいとします。

その場合は、転校の際に単位免除申請を行い、今まで学んだ内容は重複せずに転校できるよう、手続きを行います。

所謂「編入」と同じ形です。もちろん、どれだけの単位が免除されるかは、受け入れ先の教育機関次第とはなりますが、この点は査定を受けなければ正式な単位免除率はわかりませんので、きちんと手続きを進めていただいたうえで、確認ください。

どういう人が転校を希望するの?

この点は生徒さんによって、状況は変わります。

例えば、もともとあるコースに通っていたが、オーストラリアで生活する上で本当にやりたいことが見つかった。という方もいれば、家庭の事情で、どうしても滞在都市を変える必要があり、転校を希望される方もいます。

また、「高校の成績が足りなかった為、希望の大学に入れなかったが、別の大学に入り、あるタイミングで転校手続きを行い、希望だった大学に入学」という方もいますので、ご自身の目的と時期に合わせて転校を視野いれていただくのは良いと思います。

転校についてのご相談

転校については、現在在籍している教育機関と、転校先の教育機関、それぞれから許可を頂く必要があります。

その為、当社で転校できることを、確約することはできませんが、転校をご希望の方のお手伝いも無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください


豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I008)
2019年現在ブリスベンで生活中。オーストラリア滞在歴は16年ほどで。主に長期留学、専門学校留学、大学留学などの質問を担当させていただいており、留学中のサポートはもちろん、生徒さんのキャリアを考慮し進学プランをお伝えしています。また、社内一のコーヒー好きなため、カフェ情報もお伝えしています。出来るだけ多くの方に有意義な情報が提供できる&ムードメーカー的な立ち位置に滑り込めるよう、日々奮闘中です。 このカウンセラーに質問する

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