オーストラリアの専門学校・大学出願時の必要書類
出願に必要な書類を用意する
TAFE、大学、大学院出願の際は、最終学歴となる教育機関の卒業証明書(日・英)や、成績証明書(日・英)、英語力の証明などが必要です。特に、卒業証明書や、成績証明書は、最終学歴となる高校や大学などに依頼して発行してもらう必要がありますが、すぐに発行してもらえないことも多々あります。
進学先の学校が決定し、入学に必要な条件がクリアできていることが確認できたら、なるべく早く出願手続きを進めましょう。
出願に必要は書類は何?
出願に必要な書類は、進学先の教育機関によって変わります。下記表を参考にしてください。また、デザイン系のコースに進む際はポートフォリオ(作品)の提出が必要になったり、大学院に進学する際は、推薦状が必要となる場合もあります。
必要書類 |
英語学校 |
TAFE |
専門学校 |
大学 |
大学院 |
入学願書 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
成績証明書(日・英) |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
卒業証明書(日・英) |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
英語力の証明 |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
履歴書 |
× |
× |
× |
× |
△ |
ポートフォリオ |
× |
△ |
△ |
△ |
△ |
エッセイ |
× |
× |
× |
× |
△ |
インタビュー |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
○ – 必ず提出する必要がある
△ – コース内容や進学方法により必要な場合がある
× – 基本的に提出する必要はない
入学願書はいつ出せばいい?
オーストラリア留学センターは、全豪300を超える教育機関と提携している無料入学手続き代行機関です。あなたが希望する学校が、オーストラリア留学センターが提携する教育機関であれば
無料入学手続きフォームよりお申し込みいただくことができます。
無料入学手続きフォームをお送りいただきましたら、カウンセラーが入学願書を学校に提出します。願書提出時の手数料などはかかりません。また大学によっては、オーストラリア留学センターを利用することで、出願手数料が無料となる場合もあります。
最終学歴の成績証明書(日/英)
あなたが在籍している、または卒業した学校に連絡をとり、発行してもらいます。ファウンデーションコース、TAFE、私立専門学校、大学、大学院に出願する際は、最終学歴の成績証明書が必要になります。日本語版と英語版の両方が必要です。
なお、成績証明書は卒業後に一定年数を経過すると破棄されてしまうことがあります。その場合は「すでに破棄されたため、発行できない」という旨の書類を、教育機関から発行してもらいます。
最終学歴の卒業証明書(日/英)
あなたが卒業した高校や大学などに依頼し、発行してもらいます。成績証明書を依頼する際に、卒業証明書も忘れずに依頼しましょう。日本語版と英語版の両方が必要です。
もし、あなたが卒業した高校や大学などから「日本語版の成績証明書や卒業証明書しか発行できない」と言われた場合は、翻訳の専門機関に依頼し、英訳してもらいます(費用別途)。
英語力の証明
オーストラリアの各教育機関では、IELTS、TOEFL、PET、ケンブリッジ英語検定、GMATなどを英語力証明として認めています。多くのテスト主催団体は、テスト結果を直接希望先の教育機関に送付してくれます。例えばIELTSなどは、受験を申込む段階で送付先の住所を記入する欄が4カ所ほどあります。ですので「自宅と出願予定の教育機関」というように、複数箇所への送付も可能です。
英文履歴書
履歴書の提出が必要なコースの場合のみ提出します。この英文履歴書には日本のように決まった形式はありませんが、必ずパソコン(Wordなど)で作成します。
ポートフォリオ
芸術関連の本科コースを希望する際は、ポートフォリオ(作品)の提出が求められます。技術面や表現力、美術に対する考え方、基礎知識がどれほど身についているかなどを判断するためです。
ポートフォリオの内容は、進学先のコース要件を確認しましょう。例えば写真学科であれば写真、絵画の本科コースであれば、油絵などを指定のフォーマットで提出します。
エッセイ
一部の大学、大学院では、入学時にエッセイ(作文、論文)の提出が必要になります。英語力や希望するコースへの目的意識があるかなどの判断材料になります。エッセイの内容は入学先の教育機関からテーマを与えられる場合もあれば、そうでない(自分でテーマを決める)場合もあります。
まずは下記の書類を用意
出願先のコースや教育機関により若干の違いはありますが、ほぼ間違いなく必要になるのは下記の書類です。
- 最終学歴となる成績証明書(日本語版)
- 最終学歴となる成績証明書(英語版)
- 最終学歴となる卒業証明書(日本語版)
- 最終学歴となる卒業証明書(英語版)
- 英語力の証明(IELTSやTOEFL等、お持ちの場合)
英語力の証明は後日に追加提出することも可能ですが、それ以外の各証明書は出願時に必要となります。早めに用意をしておきましょう。
また、ごく希にですが、「卒業した学校が廃校になり必要書類の入手が不可能」という場合があります。その際は、必要書類がそろえられない旨を、証明しなければなりませんので、各教育機関からの指示に従って、必要書類を用意してください。