英語力によるクラス分け
語学学校のクラス分けについて
語学学校では留学生の英語力に適した授業を進めるため、いくつかのレベルのクラスに分けています。いずれの政府認定校も、初級者から上級者まで留学生の英語力に応じたクラスで勉強できますから、段階を踏んで語学力をアップできます。
クラス分けの数は各語学学校の生徒数、先生の人数、生徒の英語レベルによって変わりますので、一年を通して固定されているものではないと考えるべきです。日本で中学高校と卒業してる人であれば、「英語が全く分からない」といってもElementaryレベルからスタートします。Beginerは小学生などが通うクラスのためです。また、クラス名の呼び方は、各語学学校により異なります(Pre IntermediateをLower Intermediateと呼ぶなど)。
学校初日はテストでスタート
入学後一番最初に入るクラスは、プレスメントテスト(Placement Test) によって決められます。入学日(もしくは入学日の前週)などに、読み、聞き、書き、話しの総合テストが行われ、テスト結果によって入学生のレベルに応じたクラスを案内してくれます。このクラス分けテストは入学後も定期的に行われ、良い成績を残せば一つ上のクラスに上がることができます。
そのほかにも、授業態度などテスト以外に評価される点があれば、テストの結果に関わらずクラスが1ランク上がることもあります。
下記に、クラスレベル名と目安となる英語力を記載させて頂きましたので、参考にしてください。
英語力によるクラス分け
クラス名 |
IELTSスコアの目安 |
レベル |
Advanced |
IELTS 6.5-7.0 |
上級 |
Pre Advanced |
IELTS 6.0-6.5 |
準上級 |
Upper Intermediate |
IELTS 5.5-6.0 |
上中級 |
Intermediate |
IELTS 5.0-5.5 |
中級 |
Pre Intermediate |
IELTS 4.5-5.0 |
準中級 |
Upper Elementary |
IELTS 4.0-4.5 |
上初級 |
Elementary |
IELTS 3.5-4.0 |
初級 |
Pre Elementary |
IELTS 3.0-3.5 |
準初級 |
Beginer |
IELTS 2.5-3.0 |
初心者 |
目指すはUpper-Intermediate!
学ぶ分野により異なりますが、通常オーストラリアの専門学校に進学するには、Upper-Intermediateレベル(IELTS5.5に相当)、大学に進学する場合はAdvanceレベル(IELTS6.5に相当)の英語力が必要です。
詳しくは、
英語力検定試験レベル比較のページもご覧下さい。