留学中の滞在方法

オーストラリア留学中の主な滞在方法としては、ホームスティ、学生寮、シェアハウスが挙げられます。
観光ビザの場合は、ホームスティもしくは学生寮で留学期間を過ごす人がほとんどです。
長期語学留学やワーキングホリデーの場合は、オーストラリア到着後の最初の6〜8週間をホームスティや学生寮で過ごし、その間に交通機関の使い方や立地を覚え、銀行口座の開設など生活が落ち着いた頃にシェアハウスへ移動するというのが一般的です。
大学留学などの場合も同様に、オーストラリア到着後の最初の6〜8週間をホームスティで過ごし、生活リズムを整えてからシェアハウスへ移動する方人が多いですが、2~4年という長期になるため、相談できる人がいる安心感や食事の心配なく勉強に集中できることから留学期間中ずっとホームスティで過ごす人もいます。また、大学生が入居する多くの学生寮はセメスター単位や年単位での契約が多いため、長期間学生寮に滞在する人も多いです。
ホームステイ
ホームステイとは、留学生などが、その国の一般家庭に寄宿し生活体験をすることです。受け入れる家庭のことをホスト、その家族をホストファミリーと呼びます。オーストラリア留学では、到着後すぐの安心して利用できる滞在先の確保、また現地の生活に慣れるために最初の6~8週間をホームステイで過ごす留学生も多くいます。学生寮と並んで人気の留学初期の滞在方法です。
ホームステイでは、オーストラリアの生活習慣や文化を学べるほか、現地ファミリーが使う生きた英語を身に付けることができます。「日本語ばっかり使ってしまって、英語で話す機会が少ない」「大勢の前だと英語で話すのが恥ずかしい」という方には特におすすめの滞在方法です。
また、安全な生活環境を提供してもらえるのも魅力のひとつ。オーストラリアの家族にケアをされながらの生活なので、海外生活がはじめてという方でも安心です。
一方で、文化も言語も違うファミリーの一員として生活することに難しさを感じることもあるかもしれません。
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学生寮
学生寮とは、語学学校や大学が提供または提携する宿泊施設で、様々なタイプがあります。語学学校に通う留学生はオーストラリアに到着後6~12週間程度、生活に慣れるためにホームスティや学生寮で過ごし、その間に内見をした上でシェアハウスを決めて移動するのが一般的です。一方、大学に通う留学生はキャンパス内やキャンパス近くの学生寮に長く滞在する人も多くいます。
近年はライフスタイルの変化から、より自分のペースで過ごしやすいシェアハウス型の学生寮を希望される方も増えています。人気のある学生寮は、半年以上前から満室となり、部屋が空くまで待たなくてはならない学校もあります。学生寮に入居を希望している場合、早めにお手続きすることをおすすめします。
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シェアハウス・ルームシェア
シェアハウスとは、1つの家やアパートを数人で借りて共同で生活するスタイルのことです。ルームシェアやフラットシェアとも呼ばれます。ベッドルームは個人の空間(相部屋の場合もあります)ですが、リビング・キッチン・バス・トイレ等は共同で利用します。家はシェアオーナー(家の持ち主)が生活しながら部屋を貸す場合もありますし、別の所に住んでいる場合もあります。
オーストラリアには日本の一人暮らし用の賃貸住宅(ワンルームマンション)のようなスタイルはほとんどなく、シェアハウスが一般的です。海外からの留学生同士や、ワーキングホリデーメーカーだけでなく、現地のオージーの間でも若者を中心に男女を問わず利用しています。
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各滞在方法の比較
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ホームステイ |
学生寮 |
シェアハウス |
英語力のUP |
★★★★★ |
★★★ |
★★★ |
受付期間 |
1週間から |
4週間以上 ※学生寮により異なります |
1週間から |
食事 |
平日2食、週末3食付 |
自炊 / 食堂 |
自炊 |
1週間の
宿泊費 |
A$350 – A$450 / 週 (約3万円 – 約4万円 / 週)
※都市により異なる。 |
A$250 – A$800 / 週 (約2万円 – 約8万円 / 週)
※立地や都市、部屋のタイプにより異なる。 |
A$230 – A$430 / 週 (約2万円 – 約4万円 / 週)
※オウンルームの場合。
※都市によって異なる。 |
メリット |
- 英語環境にどっぷり浸かれる
- オーストラリアの文化を深く学べる
- ファミリーを通じて新たな友達ができる
- 日本とは違う食事を楽しめる
- 留学中の安心感が得られる
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- 通学の便利さ
- 学生同士の交流
- 安心感
- 生活準備のしやすさ
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- 家賃が安く済む
- 入居手続きが簡単
- ホームステイや学生寮より自由度が高い
- 友達が見つけやすい
- 光熱費を安く抑えられる
- 他国の文化が学べる
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デメリット |
- ファミリーに気をつかってしまう
- 自由が制限される場合がある
- 食事が合わない可能性
- 交通の便が悪い
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- 家賃の高さ
- 騒音
- プライバシーの確保と盗難などのリスク
- ルームメイトとの相性
- 門限やルール
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- シェアメイトに気をつかう
- 人間関係のトラブル
- お金のトラブル
- 食費がかかる・自炊しなければならない
- 英語力があまり伸びない
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※備考※
・この情報は2025年6月現在のものです。
・日本円は弊社が取得できる最新の送金レート(A$1=99円) で換算しています。