私の留学体験談

留学は出会う人も、出来事もどれ一つとして同じ人はいません。自分だけの留学がそこにあります。
1年・2年という決して短くない間、皆がどんな時間を過ごしているのか・・・気になりますね!そこで今回はパース留学センターをご利用の長井さんの留学体験をお送りします!

【受講コース】
・一般英語コース
・英語教師養成コースTESOL(Young learner&Adult向け)
・Business英語コース
・Cambridge FCEコース
・Cambridge CAEコース

社会人5年目でやっと実現した留学

留学を決めたのは高校生の時。ずっと海外で英語の勉強をしたいと思っていましたが、大学生の時は経済的に余裕がなく断念し、社会人になって5年目でやっと実現した留学でした。だから私の目標はとにかく英語力を上げること。また日本では塾の英語講師として働いており、英語で英語を教えるということが勉強したいと思っていました。なので一般英語→TESOL(young learner用とadult用)→Business英語→Cambridgeと留学プランを立てました。

必死だった一般英語コース

渡豪してすぐの一般英語のコースでは、自分のレベルよりも高いレベルのクラスに入ってしまい、先生の言っていることが半分くらいしかわからないというピンチに陥りました。下げてもらったクラスでもクラスメートのやる気がなく、先生にクラスを変えてもらうよう泣きながら訴えたことを今でも覚えています。この頃の私はとにかく必死でした。簡単に自分の国のことを紹介するようにと言われてもすぐには英語が出てこなくて悔しい思いをしたり、頭の中で日本語に直してから英語に直すというのを繰り返していて、それを見破った先生に日本語で考えてちゃだめよと言われて落ち込んだりしていました。しかし、自分が周りよりもできないなら努力するしかないと思い、自分の言いたいことが出てこなかった時は必ずメモをし、後で調べて覚える、ホームスティ先では自分から話しかける、日本人の友達とも英語で話すようにするなど、自分なりに決めたことを実行していきました。

TESOL(英語教師養成)コースでコミュニケーション力UP!

TESOLではTP (teaching practice)と呼ばれる模擬授業を週1回のペースで行いました。先生、クラスメートに生徒になってもらい、実際に生徒に教えるように授業を行い、出来を評価しあいました。どのようなTPにするかパートナーと相談したり、練習したりをすべて英語で行うのでかなりコミュニケーション力がついたと思います。

英語力がに地震がついたビジネス英語コース

次にとったビジネスのクラスは自分にとってはレベルが高く、毎日がとても大変でした。交渉の仕方を練習するといっても最初に発する一言目がわからない。他の生徒はその場でパッとできてしまって劣等感を感じていました。実際に英語を使ってビジネスをした経験がある生徒も一緒に交じっていたので仕方がないのですが。。。ただ、そうは言っても迷惑はかけられないので、毎回次の授業で行うことを先生に聞いて、ロールプレイではある程度自分の言うことを考えてから授業に臨みました。幸い先生がとても面倒見の良い方だったので、いろいろと個人的に教えてもらいながらなんとか乗り切りました。
ようやく自分の英語力に少し自信がついてきたかなと思えたのがビジネスのコースが終わる頃でした。渡豪して3カ月くらいはとにかく自分が話せない、聞けないことにコンプレックスを感じていて本当に焦っていたのですが、少しずつ苦労した甲斐があり、多少のコミュニケーションはとれるようになりました。私の場合は少しの積み重ねで徐々に英語力を伸ばすことができたと思います。

仕上げはケンブリッジコースの連続受講

ケンブリッジ英検準備コース(FCE)に入ってからは本当に毎日毎日勉強の日々でした。ケンブリッジはすべてのスキルを万遍なく行うのでかなり力がついたと思います。特に力がついたと思うのはライティングです。書き直しを繰り返すことでパターンを学んでいきました。また、スピーキングも型にはめながらも繰り返し練習するので私が苦戦していた英語で考えて英語で答えるというのがだんだんと出来るようになりました。
実はこの頃すでにもう1つ上のレベルのケンブリッジ英検準備コース(CAE)を受講することを決めていました。当初はFCEをやって終わりの予定だったのですが、FCEのプレテストを受けた時、CAEにギリギリで入れるけどどうする?と言われて、基礎からやりたいとFCEを受講することに決めました。ただ、せっかく受講できる機会があるならダメ元で挑戦してみたいと思い、ビザを延長してもう3カ月頑張ることにしました。
この最後のCAEのクラスが私の中で一番思い入れのあるクラスです。クラスの中でアジア人1人、他はすべて南米やヨーロッパからのクラスメートの中で最初は本当にやっていけるのだろうかという不安もありました。幸い周りのみんな、先生に恵まれ、とてもかわいがってもらえました。スピーキングの練習をしていて、「私、話すの遅くてごめんなさい」と何度謝ったことかと思います。でもそんな私も受け入れてくれて、一緒に話していると落ち着いて話せるから、あなたが私のパートナーでよかったと言ってもらうこともできました。もちろん言葉も大切、でも中身の方がもっと大切だということに改めて気づかされました。勉強の中身はというとFCEに比べモノにならないくらい難しくて、毎回ヒーヒー言いながら問題に取り組んでいました。

現地のオージーとの交流から得たもの

勉強の他にはパーティーなどもよく参加していました。学校の友達はもちろん、パースには日本語を学んでいるオーストラリアの方もたくさんおり、友達つながりで知り合いになって交流することができました。英語の勉強にももちろんなりましたが、それ以上に世界にはいろいろな人がいるんだということを知ることができたのも良かったです。国の政治の事情や、自分の国の差別から逃れるためにオーストラリアに移住をしてきている人がいるなど、日本では会えない人とたくさん会え、考え方も変わりました。
このように言うとおおげさかもしれませんが、この1年は私の人生を変えた1年だったと思っています。今振り返ると日本にいては経験できないことをたくさん経験できました。留学をすると視野が広がるとよく言われますが全くそのとおりだと思います。外に出てみて初めて日本がどんなに恵まれている国であるかわかったし、日本が前よりももっと好きになりました。もちろんオーストラリアには、青い空や果てしなく続く自然など大好きなものもたくさんあります。
留学はやってみて後悔するということは絶対にないと思います。少しでもやってみたいという気持ちがあるならぜひやってほしい、私は心からそう思います。1歩踏み出すと意外と簡単に進みます。ぜひ日本を飛び出してみてください。
Tomomi Nagai

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