オーストラリア留学中のパソコン必需品
パソコン
必需品というより、これが無ければ始まりません。長期滞在者はデスクトップパソコンを持ち込む方法もありますが、郵送中による故障などを考えると、あまりオススメ出来ません。デスクトップを持ち込むのであれば、現地で購入する方が良いでしょう。
基本的には、ノートパソコンが一番です。短期滞在で、それほどパソコンは必要としない方であれば、ワイヤレス対応のPDA+HOTSPOTを利用するのも良いでしょう。
ACアダプター
アダプタが無ければノートパソコンの充電が出来ません。ちなみに、オーストラリアの一般家庭で利用されている電圧は、220Vです。日本では通常120Vの電圧を利用していますから、オーストラリアと日本では基本的な電圧に大きな違いがあります。
現在発売されているノートパソコンであれば、ほとんど海外対応のアダプタが付属しています。仮にノートパソコンのアダプタが220Vの電圧に対応していない場合、オーストラリアのコンセントに差し込んだ瞬間、アダプタがショートしてしまい、一瞬のうちに壊れてしまいます。
実は筆者も電圧の違いをすっかり忘れてしまい、コンセントに入れた途端に火花が飛び散り、新品のアダプタとCDプレーヤーが一瞬のうちにゴミとなってしまった経験があります。
変圧アダプタ
上記にも記載しましたが、オーストラリアと日本は電圧が違います。この電圧を最適なものに調整してくれるのが、変圧トランスです。
「アダプタのアダプタ」というようになるため、使い方はとても簡単です。
電源プラグ変換アダプタ
日本の電源プラグは、皆さんご存じの通り、イコール型のプラグです。しかし、オーストラリアのプラグはO型と呼ばれるハの字型プラグになるため、このイコールのプラグ形式のものを、オーストラリアのコンセントでも利用出来るように変換するプラグが必要になります。
海外対応モデム
モデムは、ダイヤルアップ接続時に必要となり、現在多くのノートパソコンには、内蔵されています。ご自身のノートパソコンの横か後ろをみて、電話プラグと同じ大きさのコネクターがあれば、それはモデムです。
モジュラーケーブル
ノートパソコンを電話回線に接続するためのケーブルのことで、電話機につながれている電話線と同じものと考えて問題ありません。ケーブルの種類は厳密には6極2芯のものと、6極4芯のものがありますが、どちらでもかまいません。
モジュラージャック変換アダプタ
2012年現在、多くのホームステイ先や各宿泊施設では、日本と同じモジュラージャックが設置されていますが、一部環境では、オーストラリアタイプのモジュラージャックが設置されています。その為ケーブルを電話回線につなげるために、モジュラージャック変換アダプタが必要になります。
モデムセーバー
モデムセーバーは、事前に電話回線とモデムの接続が可能か確認するものです。パソコンのモデムと電話回線を直接つないだ場合、過電流によるモデムの破損が考えられるため、このモデムセーバーで確認してからつなげる方が、安全です。実際あまり使うことが無いアイテムですが、手元にあると安心です。
延長用モジュラーケーブル
ホームステイ先などでは、自分の部屋の中にはモジュラージャックが設備されていないこともあり、コンセントとモジュラージャックが離れている時に手元にあると便利です。
WI-FI規格に対応する無線LANカード
HOTSPOTやワイヤレス環境を利用するためには、(Wi-Fi)規格に対応する無線LANカードが必要です。ノートパソコンもしくはPDAにワイヤレス機能が搭載されている場合もあれば、カードタイプやUSBタイプのものを購入し、Wi-Fi環境に対応出来るよう、準備する必要があります。
無線LANカードや、LANカードはオーストラリア国内でも購入することはできますが、日本で購入するほうが、安価で入手することができます。
上記に記載した各周辺機器は、あればあるだけ便利ですが、その分渡豪時には荷物になりますし費用もかかります。最低限必要な機器はパソコンとモデムになりますから、自分の通信環境にあわせて、ご用意ください。