ノートパソコンの持ち込み方

スマートフォンやタブレットで多くのことができるようになりましたが、特に大学生や専門学校生は、宿題や課題提出、レポートの作成を含め、やはりノートパソコンが必要なことがほとんどです。そこで、日本からオーストラリアにパソコンを持ち込む方法をまとめました。
- 手荷物として機内に持ち込む
- スーツケースに入れて持ち込む
- 梱包して日本から郵送する
手荷物として機内に持ち込む
壊れやすいノートパソコンやタブレット端末などの貴重品は、手荷物としてお預けず、機内への持ち込みが推奨されています。
各空港の保安検査場にて、備え付けのトレーにノートパソコンやタブレット端末を取り出した上で、保安検査を受けてください。空港によっては、カバンなどから取り出さずに保安検査を受けられる機械を設置している場合がありますが、念のため、手持ちの荷物からすぐに取り出せるようにしておくことをオススメします。
機内持ち込みの手荷物であっても、持ち込み重量が決められています。この重量は各航空会社や、エコノミークラス、ビジネスクラスなどによって変わります。特にLCCの場合は厳しくチェックされることが多いので、機内持ち込み手荷物の重量については出発前に必ず確認してください。
スーツケースに入れて持ち込む
ノートパソコンなどの電子機器は、スーツケースなどに入れて預け入れ手荷物にすることもできます。ただし、ノートパソコンやタブレット端末などはリチウム金属電池・リチウムイオン電池を内蔵しており、その容量について搭乗する航空会社の条件を満たす場合に限られます。(リチウム金属電池はリチウム含有量が2g以下のもの、またはリチウムイオン電池はワット時定格量が160Wh以下など。詳細は各航空会社へご確認ください。)預け入れ手荷物にする場合は、必ず電源をオフにしケースや衣類などで梱包するなど保護をしてください。
チェックインカウンターで、割れ物として預かってくれる場合も、荷物の積み下ろしの際は、手荒く扱われることがあります。
また、通常、各航空会社はノートパソコンを含む高価品、貴重品、易損品(携帯電話、カメラ、現金、鍵、宝石類など)は機内持込み手荷物とするよう案内しています。
梱包して日本から郵送する
ノートパソコンに限らず、携帯電話、ゲーム機、デジタルカメラ等であって、そのバッテリーとしてリチウム電池が使用されている機器である場合は、リチウム電池が航空危険物に該当するため、原則として電池を機器から取り外し、機器だけを郵送することになります。
ただし、リチウム電池であっても、一定の条件を満たすものについては、機器からリチウム電池を取り外すことなく郵送することができます。
詳細は各国際輸送会社へご確認ください。(国際郵便については
こちらをご確認ください。)
ただし、丁寧かつ厳重な梱包をしていても、郵送の場合、途中で中身の確認がおこなわれる場合もありますし、壊れたり紛失したりする可能性もゼロではありません。緊急時以外は出来るだけ手荷物として持ち込むのが安心です。
また、ノートパソコンはオーストラリアでも日本とあまり変わらない金額で購入することができるので、どうしても必要な場合はオーストラリアで購入することも検討してみてください。
※備考※
・このページは2025年5月現在の情報に基づいています。