日本人留学生に最も人気の学部の1つである
観光/ホスピタリティ学。観光大国・オーストラリアで観光を学ぶことができる大学は複数ありますが、その中でもオーストラリアでNo.1と言われているのが
グリフィス大学です。

こちらの記事では、グリフィスがなぜ選ばれるか?を徹底解剖していきます。
歴史とランキング
グリフィス大学はクイーンズランド州のブリスベンとゴールドコーストを中心に合計5つのキャンパスを持つ総合大学で、クイーンズランド州で一番最初に「観光学部」を設立しています。
グリフィス大学にはオーストラリア最大規模の観光リサーチセンター(
Griffith Institute for Tourism)があり、世界中からその分野のエキスパートが集まり、観光にまつわる様々な研究を行っています。
研究例
・環境保護とツーリズム
・スポーツイベント
・サステイナブルツーリズム
・観光と地域活性
・航空業界について
・観光業界におけるあらゆるデータ分析
トップレベルの研究者が大学でも教鞭を取っているため、知識の豊富な講師陣から学ぶことができるんですね。
また大学全体で観光学に力を入れていることは大学ランキングにも反映されており、
観光/ホスピタリティの分野でオーストラリア国内1位、世界3位と国際的知名度も高くなっています。
大学として観光学が有名なのはご理解いただけたと思いますが、ここから実際に通学した留学生のフィードバックなどから、「なぜグリフィスを選ぶべきか」をご紹介します。
人気の理由①学べることが豊富

グリフィスの最大の特徴は
「観光/ホスピタリティの科目が圧倒的に多い」という点でしょう。
一般的に観光/ホスピタリティはビジネス学の一部のため、Bachelor of Businessの一部として用意されている大学も少なくありません。プログラムによっては、観光系の科目を受講できるのが全体の半分以下となることもあります。
グリフィスにおいては
“観光・ホスピタリティ学部”と独立したプログラムを開講しており、授業の6割が観光/ホスピタリティ科目が必修となっています。残りの自由科目でも観光/ホスピタリティの科目を追加で履修することもできるので、自分が学びたいようにカスタマイズすることができ、幅広く学ぶことができます。
1年次で学ぶ内容(8科目) |
1年次は必修科目が多いですが、観光やホスピタリティに特化した科目が大半を占めています。
観光/ホスピタリティ科目
・Global Tourism Systems(世界の観光業界のシステム)
・Tourism, Travel and Technology(観光や旅行業界におけるテクノロジー)
・Fundamentals of Hospitality (ホスピタリティ業界の基礎)
・Interpreting Tourism Management Information(観光業界の情報収集・解釈について)
・Hospitality and Tourism Business Acumen(ホスピタリティ&観光業界のビジネス洞察)
ビジネス科目
・Why money matters(お金の知識について)
・Business Decision Making (ビジネスにおける決断力)
言語科目
・Language and Communication for Business and Commerce (ビジネス/経済面での言語・コミュニケーション)
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2年次/3年次で学ぶ内容(16科目) |
1年目で必修科目を取り終えたら、2年次以降はかなり自由な科目選択が可能です。共通の必修科目は4つのみ、その2つがキャリアにフォーカスしているのも強みです。
共通必修科目(4科目)
・Career Development(観光業界のキャリア)
・Diversity and Culture in Tourism (観光業界の多様性と文化)
・Tourism Disruption, Risk and Resilience (観光における混乱、リスク、と回復)
・Industry Project or UG Business Internship (企業研究もしくはビジネスインターンシップ)
また、観光/ホスピタリティの中で特に興味のあるエリアを主専攻として選び、より深く学びます。
3つのエリア(6科目)
・Tourism and Travel Major(観光/旅行専攻)
・Hotel and Hospitality Major(ホテル/ホスピタリティ専攻)
・Event Major(イベント専攻)
残りの6科目は他の観光系の科目を選択するもよし、ビジネス系の分野で副専攻を選ぶもよし、自由選択科目リストから興味のある科目を自由に選択するもよし、可能性はたくさんあります。
自由選択(6科目)
副専攻エリア一覧
・Asian Engagement(アジアでの関与)
・Behavioural Science(行動科学)
・Business Analytics(ビジネス分析)
・Economics(経済)
・Human Resource Management(人材管理)
・Innovation and Entrepreneurship(発明と起業)
・Logistics and Supply Chain Management(物流と顧客関係管理)
・Management(経営)
・Marketing(マーケティング)
・Real Estate and Property(不動産)
・Sport Management(スポーツマネジメント)
・Tourism Data Analytics *Minor (観光のデータ分析)
自由選択科目の一部
・Language (言語)
・Introduction to Environment Sustainability(環境サステナビリティ)
・Web Technologies(ウェブテクノロジー)
・Introduction to Phychology (心理学概論)
・Introduction to Communication and Journalism (コミュニケーション/ジャーナリズム)
・Human Behaviour (人間の行動)
・Sustainability and Health (サステナビリティと健康)
・Making Visual Media (広告などの作成・デザイン)
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逆に「ビジネスメインで一部で観光もやってみたい・・・」という方は、グリフィスの
Bachelor of Businessにて観光/ホスピタリティの科目を一部履修することもできます。
どのような形であっても観光を学ぶには適している環境と言えるでしょう。
人気の理由②プラクティカル
グリフィス大学の観光学の授業は、とてもプラクティカル(実践的)!ただ理論を学ぶわけではなく、実践を意識した課題が多くあります。下記はプラクティカルな課題の一例です。
ゴールドコースト中心地にあるホテル/商業施設に企業訪問し、その会社が抱えている問題をヒアリング。それに対する解決策をまとめ、プレゼンテーションとして発表
商業施設/ホテルなどを1つ選び、オフシーズン(観光客が少ない時期)にどうやって集客するかのマーケティングを考え、実際に広告を作成
フィールドトリップでワイナリーを訪問した後、自分たちでワイナリーの経営プランを作り、投資家向けにプレゼンテーションをする
またグリフィスの観光学部の課題はグループワーク形式も多いです。国籍や言語・文化の違う学生同士がグループとなり1つのプロジェクトを進めるのは決して簡単ではなく、役割分担やスケジュールを決め、進み具合を常にチェックし、1つのプロジェクトを遂行する能力が問われます。
タイムマネジメント、プロジェクトを遂行する能力、リスクヘッジをする能力など、社会に出てグローバルなビジネスシーンで活躍するために必要な能力を授業を通して養うことができます。
人気の理由③:Diplomaからのパスウェイ

グリフィスのBachelor of International Tourism and Hotel Management は、直接入学のほか、付属カレッジであるグリフィスカレッジのDiploma経由で入学することができます。
グリフィスカレッジについて
Diplomaから編入をするメリットはいくつかあります。
・直接入学よりも入学条件が低めに設定
・Bachelorよりも少人数で、ハンズオンの授業
・留学生が多いため、言語面でのアカデミックサポートも充実
・Diplomaで必修科目の理解を深めることで、Bachelorでの成績が上がる
Diploma of International Tourism and Hotel managementのコースを終了することで、Bachelorへ編入することが可能です。同プログラムで学ぶ科目は、下記の8つです。
Diploma of International Tourism and Hotel management |
Academic & Professional Skills Development
Tourism System
Tourism Travel and Technology
The purpose of Business
Engaging Australia and Asia-Pacific
Why Money Matters
Interpreting Tourism Management Information
International Food and Beverage Management
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Diplomaからのパスウェイ自体は他の大学でも可能ですが、多くの大学ではDiploma of Business経由になるため、Diplomaの段階から観光/ホスピタリティの科目を受講できるのはグリフィスカレッジのユニークなポイントです。
人気の理由④:大学の立地
グリフィス大学の観光学部はゴールドコーストとブリスベンにありますが、観光学部が有名なのはゴールドコーストキャンパスです。

ゴールドコーストはオーストラリアでも有数の観光地。海外からだけはなく、オーストラリア国内旅行のDestinationとしても非常に人気があります。
ゴールドコーストの代名詞である美しいビーチや海沿いのおしゃれなカフェやレストランはもちろんのこと、オーストラリアで一番多くのテーマパーク数を保持し、海外だけではなく国内の旅行先としても人気があります。

こういった観光の商業施設が実際に大学の授業に協力をしていたり、大学のインターンシップでも地元の観光施設で働くことも多く、さらに大学以外でもリゾート内のレストランやホテルでのアルバイトをするチャンスも広がります。
卒業生の就職先
卒業生は日本に帰国をして就職をする方、オーストラリアに残る方、あるいは第3国に行く方と色々です。過去の就職例をご紹介します。
・外資系エアライン(日本ベースor海外ベース)
・外資ホテル
・リゾート開発会社大手インターネット会社
・大手インターネット会社
・旅行会社
就職活動においては、どの大学で学んだか?というよりは「海外での大学進学を通してどのようなスキルを得たか?」について重点的に質問を受けた、という声が多く聞かれます。グリフィス大学は観光/ホスピタリティエリアでネームバリューがある大学ではありますが、将来の就職には
人間的スキルアップを常に意識して大学生活を送るのが大切ですね。
体験談
グリフィス大学で観光学を学ばれてる学生さんの体験談です!
コース概要/奨学金
Diploma of International Tourism and Hotel Management
コース期間 | 8ヶ月〜1年 |
キャンパス | ゴールドコースト、ブリスベン |
授業料 | A$33,500 ※2024年料金 |
入学時期 | 2月、7月、10月* |
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Bachelor of International Tourism and Hotel Management
コース期間 | 3年間 ※Diploma経由の場合は2年 |
キャンパス | ゴールドコースト、ブリスベン |
授業料 | A$34,500/1年 ※2024年料金 |
入学時期 | 2月、7月、10月* |
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*Bachelorの10月入学は選択できる科目が少なくなるため、可能であれば2月か7月入学をお薦めします
奨学金情報については、
こちらのリンクをご確認ください
安心の現地サポートオフィス

観光/ホスピタリティ学部がメインのゴールドコーストにある、オーストラリア留学センターの
現地サポートオフィスでは、経験豊富な日本人スタッフが皆さんの現地での生活をサポートしています。日常生活のサポートだけではなく「どんな科目を取るべきか・・」など勉強面から、将来のキャリア・就職活動に関することまでお気軽に日本語でご相談頂けるので、現地でも安心して留学生活をお過ごし頂けます。
住所 | Level 2, 35-39 Scarborough Street, Southport QLD 4215 |
電話 | 07 5628 3150(オーストラリアから) |
スタッフ | 関川祐利弥 |
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オーストラリア留学センターは、グリフィス大学の公認出願窓口として、同大学への留学を目指す日本人学生のご相談から出願手続き、そして現地での生活サポートまですべて
無料でお手伝いしております。クイーンズランド大学への進学にご興味のある方は、まずは
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※備考※
・本記事は2023年12月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2024年度学費をご案内しております。