【体験談】「勉強が好き!」がわかった瞬間~夜間高校からグリフィス大学進学

岡本都さん | ブリスベン | Griffith University | Business and Management
正直これまで自分は勉強が嫌いだと思っていて、学校の勉強もあまりしていなかったので、夜間高校へ進学をしました。そんな私が今、オーストラリアの大学へ進学をして、勉強が楽しくなるなんて夢にも思っていませんでした。

そう語るのは、グリフィス大学でビジネスを学ぶ岡本都さん。

正直なところ、初めて日本でお会いした時は、大学の勉強についていけるかな、と心配になりました。そんな心配も杞憂に終わり、残すところあと1学期のみ。そんな岡本さんの留学体験をお話しいただきました。

岡本さんの留学プラン

英語の勉強のため付属語学学校で勉強をした後、ディプロマコースに進み、大学2年に編入をしています。グリフィス大学のBachelor of Businessでは、専攻は国際ビジネス、副専攻で会計学を勉強しています。
           
2015年5月〜年12月グリフィス大学付属語学学校30週間
2016年2月〜2017年2月Griffith College:Diploma of Commerce
2017年2月〜2018年12月(卒業予定)Griffith University:Bachelor of Business

オーストラリアの大学進学を目指そうと思ったきっかけを教えてください

小学生の頃に父の仕事の関係で上海に行きました。その時に、インターナショナルスクールに通う友達もいて、「英語ができるってっていいなぁ」と思っていました。

それから海外にはなんとなく興味を持っていたんですが、学生の頃に短期留学プログラムでゴールドコーストへ行ったのが、オーストラリアとの出会いです。すごく穏やかな場所で、平和で雰囲気もよく、「またオーストラリアへ行きたい!」と思っていました。

実際進学に向けての準備で大変だったこはありますか?

夜間高校から海外の大学へ進学をする学生はこれまでいなくて、英語で成績・卒業証明書を準備する時も、学校がどのように準備をすればいいのか手探りの状態でした。幸いにも英語の先生が翻訳してくれることになり、書類の準備はできましたが、私が、というよりも学校側がパニックだったようです。

IELTSの勉強も大変でした。日本で進学用の英語を学べるスクールにも通っていましたが、個人的には語学学校を経由することがおススメです。

進学用の英語コースでは、実際に進学をしてから使える英語を学ぶことができ、IELTSの勉強だけではカバーできない部分もたくさんあります

そして、Diplomaが始まると勉強が忙しくなるので、語学学校中に現地の生活に慣れることができるのも利点だと思います。

Griffith Collegeでの勉強について教えてください

元々犯罪学に興味があったんですが、実際に犯罪学を学んでいる学生とかから、「すごく難しい」という話を聞いていました。学びたい気持ちはあったんですが、自分にできるだろうか、といった不安もあり、ビジネスにコースを変更しました。

結果的にはビジネスも面白く、変更してよかったと思います。

授業については、Diploma of Commerceでは、Employment Relationsという授業が唯一ぎりぎりパスの「P」の成績で悔しい思いをしました。その名前の通り雇用関係について学ぶのですが、学ぶ内容というよりも、先生が授業中スライドを読むだけで全然理解ができず、思うように勉強することができませんでした。

Diplomaで勉強中、私はプレゼンテーションが好きということがわかりました。これまでプレゼンをする機会なんてあまりありませんでしたが、何も見ずに堂々とプレゼンをすることができ、ありがたいことに先生からの評価も常に高かったです。

もう1つ気付いたことがあり、リーダーシップを取れる自分に驚きました。コースではグループワークも多く、しっかりとやる人・やらない人が出てきます。そして、締め切り直前になって慌てて仕上げるなんてこともよくあります。

私は早め早めに終わらせたいので、やらない人には厳しくやるように促し、グループとしてみんなをまとめることができました。自分がそうやって中心になって動き、うまくいくことにとても充実感を覚えました。

大学での勉強で苦労したことはありますか?

Collegeよりも大学のほうが先生の教え方がうまくて、成績もびっくりするほど伸びました。知的好奇心がどんどん刺激されて、「もっと知りたい!」と思うようになりました

授業の課題エッセイも好きでした。エッセイは皆の前で褒められることもあり、「ますますやろう!」という気持ちになりましたが、その「知りたい」が苦労した原因にもなりました。

例えば、「Global Security」という授業では、冷戦について2500文字の課題エッセイがありました。実際に参考文献として掲載しただけでも20以上、関連情報を知るために、その倍以上の文献を参照しています。

エッセイを書くために文献を読んでいるうちに、「これについてもっと知りたい」という気持ちが大きくなり、どんどん他のことも調べ出してしまいます。新しいことを知ることも好きですし、それをリサーチすること自体も好きでした。このせいで、エッセイを書き上げるのにすごく時間がかかってしまうこともよくあります。

時間はかかりますが、調べた分、自分の理解も深まり、充実した内容のエッセイを書くことができたので、高い評価をもらうこともできました。

時間割と実際受講した授業について教えてください

私はなるべく授業をまとめたいので、前セメスター(2018年2月―6月)では、授業は火水木の3日間にまとめました。

実際に学んだ科目はこちら4科目です。

❏Firm Behaviour and Business Strategy
消費者行動や企業環境が経営戦略にどのように影響を及ぼすのかを学びます。

❏Management Accounting
管理会計の授業で、会計的な視点から、経営戦略の立案や意思決定に役立てることを学びます。

❏Business and Politics in the Asia Pacific Region
アジア地域の政治経済を学ぶことができ、特に日本、中国、韓国、シンガポール、タイ、インドネシアの政治と経済の関係を観ることができます。

❏International Trade and Competition
世界経済の相互関係や貿易の枠組み、国際機関の政策や役割等について学びます。

今後の計画について教えてください

次が最終セメスターで、早く働きたい、学んだことを実際の仕事で活かしてみたい、という気持ちが大きいです。

まずはオーストラリアで就職を狙いたいので、経験が重視されるオーストラリア、在学中に経験を積むために、インターンシップ先を探しています。

そして、犯罪学を学ぶことをまだあきらめていません

「すごく難しい」と聞かされ、一度はあきらめましたが、今なら勉強できる自信があります。まずは就職を目指しますが、将来的にまた犯罪学を学ぶチャンスを探っていきたいと考えています。

夜間高校に通い留学に興味がある学生にアドバイスをお願いします

私が伝えたいことは「行けるよ!」ということです。

色々な事情があって夜間コースへ通う学生は、海外に興味があっても「留学や海外進学なんて無理」と考えている人も多いと思います。

もちろんお金の問題も出てくるし、色々な障害もありますが、私の場合は日本で学ぶよりも、オーストラリアの勉強スタイルや英語で学ぶほうが自分に合っていました。オーストラリアに来なければ、勉強の楽しさに気づかなかったし、プレゼンテーションやリーダーシップ、自分とは無縁と思っていたことが得意であることもわかりました

まずは、オーストラリア留学センター等、専門機関に相談することをお勧めします。少しでも興味があるなら、ぜひ最初の一歩を踏み出してチャレンジしてください!
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号H297)
現在はメルボルンからオーストラリア全土の留学相談をしております。色々な情報をインターネットで探せますが、やはり実際はどうなのか、何が本当なのか不安はつきまとうもの。まずはお気軽にご相談ください。考え過ぎて立ち止まるなら、一度動いてみませんか? このカウンセラーに質問する

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