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クイーンズランド工科大学でCreative Industryを学ぶ


目次
Creative Industryとは「クリエイティブ産業」や「創造的文化産業」と訳され、クリエイターの閃きや想像力を、理論と技能・技術で作品として「カタチ」にする製造業・サービス業を指します。

人の心に響く作品を創造しユーザーや消費者の購買欲を動かしてサービスの利用や商品の購入へと繋げるビジネスで、このCreative Industry コースではその「作品を創造する」技術・技能、更にそれをビジネスに繋げる理論を学びます。

現代のデジタル化に伴いこのCreative Industryの需要は急増しており、雇用も飛躍的に伸びている業界です。

クリエイティブ産業でのキャリア

専門的なプロフェッショナルとして、例えば映像技術・デジタル・ウェブ制作(CM製作、テレビ番組製作、映画撮影、撮影監督、編集、脚本、カメラワーク、音響、照明など)や、アニメーション製作、商品デザイン、アパレル・ファッションデザイン、インテリアデザイン、土地設計、工芸・・・などの職業が挙げられます。

そのほか、ファッション業界、テレビ・映画プロダクション、広報、ジャーナリスト、ライター、俳優(演劇)などもこのCreative Industry業界の職業です。
更に、デジタルの時代に入りエンタテインメントは大きな変化を遂げ、Netflix、Spotify、You Tube、PlayStationをはじめとするデジタル配信サービスでは膨大な数の音楽や映像にアクセスし24時間いつでもどこでもエンタテインメント楽しめます。週末はひたすらNetflix!という休日を過ごしている方も多いでしょう。

このようなデジタル配信サービスのプラットフォームからコンテンツ作り、配信、運営、マーケティングなどを含めたメディア&エンタテインメントビジネスも、このCreative Industryの1つです。

そして将来このような職業・キャリアを目指す方には、今回ご紹介するQUT(クイーンズランド工科大学)がお勧めです。

QUT キャンパス所在地


QUTにはGarden Pointキャンパス(ブリスベン市内)とKelvin Groveキャンパス(ブリスベン市内からバスで10分)の2つがあり、Creative IndustryはKelvin Groveキャンパスで開講されています。

このキャンパスではEducation(教育)とHealth(健康)も開講されているほか、留学生用の英語コース、Foundationコース、ディプロマコースを開講するQUT International Collegeもあるので、留学生の場合まずはこのKelvin Groveキャンパスから留学をスタートする方が多いです。

QUTで学べる4つのCreative Industry分野

QUT(クイーンズランド工科大学)で学べるCreative Industry分野には4つのコースがあります。
1. Bachelor of Creative Industries(専攻多数)
2. Bachelor of Communications(専攻多数)
3. Bachelor of Design(専攻多数)
4. Bachelor of Fine Arts(専攻多数
1つずつ詳しく見ていきましょう。

1. Bachelor of Creative Industriesコース

Bachelor of Creative Industriesコースでは、下記から専攻を1つ選びます(第1専攻)。
Bachelor of Creative Industriesコース
第1専攻リスト

  • Creative and professional writing(執筆ー雑誌、記事、コラムの執筆/脚本/広告や商品のキャッチコピーなど)
  • Drama and performance(演劇パフォーマンス)
  • Entertainment(エンタテインメント業界)
  • Fashion communication(ファッション業界)
  • Interactive and visual design(インタラクティブ&ビジュアルデザイン)
  • Media and communication(メディアコミィニケーションー報道/メディア)
  • Music and sound(音楽と音響)
  • Screen content production(映像製作プロダクション)

履修する科目は、コース共通必修科目(8科目)+第1専攻(8科目)+第2専攻または選択(8科目)=合計24科目で構成されています。

2. Bachelor of Communicationsコース

Bachelor of Communicationコースでは、下記から専攻を1つ選びます(第1専攻)。
Bachelor of Communicationコース
第1専攻リスト

履修する科目は、コース共通必修科目(4科目)+第1専攻(12科目)+第2専攻または選択(8科目)=合計24科目で構成されています。

3. Bachelor of Designコース

Bachelor of Designコースでは、下記から専攻を1つ選びます(第1専攻)。
Bachelor of Designコース
第1専攻リスト

  • Architecture(建築デザイン)
  • Fashon Desing(ファッションデザイン)
  • Industrial design(商業(商品)デザインー商品のパッケージデザインなど)
  • Interaction Design(インタラクションデザイン)
  • Interior Architecture(インテリア建築)
  • Landscape Architecture(ランドスケープ/景観建築)
  • Visual Communication(ビジュアルコミュニケーション)
履修する科目は、デザイン基礎科目(4科目)+第1専攻(8科目)+Impact Lab(4科目)デザインSpecialisation+副専攻または自由選択(8科目)=合計24科目で構成されています。
〜「Impact Lab」とは?〜
Bachelor of Deginsコースでは、4つの「Impact Lab」を履修します。これはコミュニティーや企業ベースで抱える問題をデザインで解決し、すべての人にとってより住み良い社会へ導くことを目標とする授業です。

例えば日本を含め先進国では、公共トイレのマークは女性が赤、男性が青(黒)というのが共通認識ですが、人種、宗教、教育、文化など、異なる背景を持つ人々にとってこれは当たり前ではなく、そのデザインによっては誤解や混乱が生じることもあります。

また、性別においてもMale(男性)/Female(女性)以外に「どちらでもない」を公的に認める国も増えており、性別を識別するようなデザインは将来的に受け入れられない社会になるかもしれません。

「Impact Lab」ではこれらの問題をデザインで解決することを目的とし、異なる文化背景を持つ人々や障がいを持つ人々も含めすべての人々に共通して認識される、且つ、性別を区別しないデザインを学びます。
〜1年間の海外留学〜
QUTには「Bachelor of Design – International」という1年間の海外留学が含まれたコースもあります。通常のBachelor of Desing(3年)に加え、プラス1年間QUTが提携する海外の大学(イギリス、スウェーデン、デンマーク、香港、アメリカ、カナダ)に留学し、より広いグローバルな視野でデザインを学べるコースとなっています(計4年)。

4. Bachelor of Fine Artsコース

Bachelor of Fine Artsコースでは、下記から専攻を1つ選びます(第1専攻)。
Bachelor of Designコース
第1専攻リスト

  • Acting(演技)
  • Animation(アニメーション)
  • Creative Writing(執筆、脚本)
  • Dance(ダンス)(振付師やダンス講師を目指す)
  • Dance Performance(ダンスパフォーマンス)(プロのダンサーを目指す)
  • Drama(演劇)
  • Film, Screen and New Media(映画・映像制作)
  • Music(音楽)
  • Technocal Production(機材技術)
  • Visual Arts(ビジュアルアーツ)
  • 履修する科目は、Fine Arts基礎科目(2科目)+第1専攻(14科目)+副専攻または自由選択(4科目)+Situated Creative Practice Extension(実習プロジェクト)(4科目)=合計24科目で構成されています。

    全4コース共通!自由に選べる選択科目

    上記4コース全てにおいて、第1専攻以外に「第2専攻」や「副専攻」を選ぶことが出来ます。下のリストから1つ選択するか、
    第2専攻/副専攻リスト
    • Animation(アニメーション)
    • Architectural studies(建築)
    • Art and design history(アートとデザインの歴史)
    • Creative and professional writing(執筆ー雑誌、記事、コラムの執筆/脚本/広告や商品のキャッチコピーなど)
    • Drama and Performance(演劇パフォーマンス)
    • Entertainment(エンタテインメント業界)
    • Fashion communication(ファッション業界)
    • Industrial design studies(商業(商品)デザインー商品のパッケージデザインなど)
    • Interactive and visual design(インタラクティブ&ビジュアルデザイン)
    • Interior design studies(インテリア家具デザイン)
    • Journalism(ジャーナリズム)
    • Landscape architecture studies(土地設計)
    • Media and communication(メディアコミィニケーションー報道/メディア)
    • Music and sound(音楽と音響)
    • Screen content production(映像製作プロダクション)
    • Visual Communication(ビジュアルコミュニケーション)
    または、学部の垣根を超えてAdvertising(広告), Game design(ゲームデザイン), Entrepreneurship(起業), Marketing(マーケティング), Online environments(オンライン環境), Public relations(広報)・・・などCreative Industry 以外の学部の科目をMinor(副専攻)やElective(自由選択科目)として選ぶことも出来ます。

    このように、QUTでは自分の専攻以外にも、所属している学部の垣根を超えて興味のある他分野の科目を履修できるなど、履修する科目を学生自身でフレキシブルにカスタマイズできるのが大きな魅力です。

    QUTへの進学方法

    日本の高校を卒業してから留学する場合、まずは付属のQUT International Collegeファウンデーションコースまたはディプロマコース受講してから、大学本科へ進学します。
    日本の高校を卒業後、同コースに入るには高校の成績によって2通りの進路があります。

    【進路1】ファウンデーションコースを経由して大学に入学する

    高校の成績が5段階評価中、3.0以上の場合
    高校卒業後、まずはQUT付属カレッジ(QUT International College)でファウンデーションコースを受講してから大学進学を目指します。
    1. ファウンデーションコース(8ヶ月〜1年)
    期間2学期(8ヶ月)〜3学期(1年)
    入学年3回(2月/6月/10月)
    学費20,904ドル(約160万円)(2021年度)
    条件高校の成績
    高校で履修したアカデミック科目の成績がすべて3.0以上であること(特に2年次3年次の成績重視)

    英語力
    IELTS5.5以上(各5.0以上)またはTOEFLibt56以上(W15, R10, L10, S14)または付属英語学校EAP1コースを修了すること
     ↓
    ファウンデーションコース修了後、QUT本科1年次に入学します
     ↓
    2. 本科コース(3年)
    期間6学期(3年)
    入学2月/7月(コースによって異なる)
    学費Bachelor of Creative Industriesコース
    33,000ドル×3年=99,000ドル(約756万円)(2021年度)

    Bachelor of Communicationコース
    32,700ドル×3年=98,100ドル(約749万円)(2021年度)

    Bachelor of Desingコース
    33,800ドル×3年=101,400ドル(約774万円)(2021年度)

    Bachelor of Fine Artsコース
    32,500ドル×3年=97,500ドル(約744万円)(2021年度)
    卒業まで合計およそ4年間、学費およそ909〜934万円

    【進路2】ディプロマコースを経由して大学に編入する

    高校の成績が5段階評価中、3.25以上の場合
    高校卒業後、まずはQUT付属カレッジ(QUT International College)でディプロマコースを受講することでその単位を移行して大学に編入することが出来ます。大学を1年目から始めるよりも学費が安く、且つ、入学基準のハードルが緩やかになるので、留学生にとって進学し易い方法です!
    1. Diploma in Creative Industries(8ヶ月)
    期間2学期(8ヶ月)〜3学期(1年)
    入学2月/6月/10月
    学費22,452(約171万円)(2021年度)
    条件高校の成績
    高校で履修したアカデミック科目の成績がすべて3.25以上であること(特に2年次3年次の成績重視)

    英語力
    IELTS5.5以上(各5.0以上)またはTOEFLibt56以上(W15, R10, L10, S14)または付属英語学校EAP1コースを修了すること
    【成績】高校の成績が5段階評価中、3.25以上
     ↓
    ディプロマコース修了後、QUT本科へ編入します
     ↓
    2. 本科コース(2〜3年)
    期間4〜6学期(2〜3年)
    学費選ぶコースと交換できる単位数によって異なります
    卒業まで合計およそ3〜4年間、学費は選ぶコースと交換できる単位数によって異なります
    ※IBスコア 28(各4コース全て)

    重要なのは高校の成績!

    オーストラリアの大学を目指す場合、出願時点で重要なのは英語力よりも高校の成績です!英語力は高校を卒業してからでも上げることが出来ますが、高校の成績は変えることが出来ません。

    ファウンデーションコースなら高校のアカデミック科目すべて3.0以上、Diplomaコースなら3.25以上が入学条件です。これを目指して高校の授業もしっかり頑張りましょう。

    Diplomaコースから編入できるコース一覧

    上記のとおりQUTには付属のカレッジあり、最初の1年目をカレッジ(Diploma in Creative Industriesコース)で学んでから大学に編入できるという制度があります。日本で高校を卒業したあと、イキナリ海外の “大学”という新しい枠に入学しても授業についていけるかどうか不安な留学生にとって、ある意味準備期間のような1年が用意されているので、安心して大学編入に備えることが出来ます。

    編入できるコースの一覧は次のとおりです。Diplomaコース修了後どのコースに何単位移行でき、何年時に編入できるのか、下の表からご覧ください。
    2年次に編入できるコース(大学 残り2年間)
    【2月入学】【7月入学】のコース
    • Bachelor of Creative Industries (creative and professional writing)
    • Bachelor of Creative Industries (drama and performance)
    • Bachelor of Creative Industries (entertainment)
    • Bachelor of Creative Industries (fashion communication)
    • Bachelor of Creative Industries (interactive and visual design)
    • Bachelor of Creative Industries (media and communication)
    • Bachelor of Creative Industries (music and sound)
    • Bachelor of Creative Industries (screen content production)
    • Bachelor of Communication (Professional Communication)
    • Bachelor of Communication (Entertainment Industries)
    • Bachelor of Communication (Digital Media)
    【2月入学】のコース
    • Bachelor of Communication (Journalism)
    • Bachelor of Communication (Advertising and Public Relations)
    • Bachelor of Design (Industrial Design)
    • Bachelor of Design (Interior Architecture)
    • Bachelor of Design (Landscape Architecture)
    • Bachelor of Design (Interaction Design)
    • Bachelor of Design (Visual Communication)
    1年次後期に編入できるコース(大学 残り2.5年間)
    【2月入学】【7月入学】のコース
    • Bachelor of Fine Arts (Film, Screen and New Media)
    • Bachelor of Fine Arts (Creative Writing)
    【2月入学】のコース
    • Bachelor of Fine Arts (Music)
    【7月入学】のコース
    • Bachelor of Fine Arts (Animation)
    • Bachelor of Fine Arts (Drama)
    • Bachelor of Communication (Journalism)
    • Bachelor of Communication (Advertising and Public Relations)
    • Bachelor of Design (Industrial Design)
    • Bachelor of Design (Interior Architecture)
    • Bachelor of Design (Landscape Architecture)
    • Bachelor of Design (Visual Communication)
    • Bachelor of Design (Interaction Design)
    1年次前期に入学するコース(単位交換無し)(大学 残り3年間)
    【2月入学】のコース
    • Bachelor of Fine Arts (Animation)
    • Bachelor of Fine Arts (Technical Production)
    • Bachelor of Fine Arts (Dance Performance)
    • Bachelor of Fine Arts (Drama)
    • Bachelor of Fine Arts (Visual Arts)
    • Bachelor of Design (Fashion)
    • Bachelor of Design (Interaction Design)
    • Bachelor of Design (Visual Communication)

    出願に向けての準備

    1. まずは英語試験を受けましょう
    まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
    日本英語検定協会
    http://www.eiken.or.jp/ielts/
    JSAF
    http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
    IDP Education
    https://ieltsjp.com/
    IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合はQUT付属語学学校とセットでのお申込みとなります。
    2. 出願に必要な書類4点を準備しましょう
    出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

    • 高校の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • 高校の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
    • パスポートコピー
    3. 出願手続きスタート
    最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式に出願手続きへ進みましょう。

    留学相談&お問い合わせ

    当社オーストラリア留学センターはクイーンズランド工科大学を含め全豪27大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。
    お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
    ※備考※
    ・本記事は2020年8月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
    ・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。
    ・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=76円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。
    豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
    (QEAC登録番号H318)
    13歳でのメルボルン短期留学をきっかけに「英語」と「海外」に目覚め、その後カナダ(語学留学)とアメリカ(大学留学)にも留学。卒業後、ワーキングホリデーでオーストラリアへ再渡豪し、オーストラリア留学センターでワーペリ。帰国と同時にオーストラリア留学センター日本窓口が開設され現職へ。留学生を現地オーストラリアで「迎え入れる立場」と日本から「送り出す立場」、両側での勤務経験を通して、双方の視点からアドバイスすることを心がけています。 このカウンセラーに質問する

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