2カ国留学&2つの学位を取得するビジネスコース



目次
ビジネスの世界は、商品の調達、海外顧客への販売、国際的な企業との提携、より国際的で文化の異なる労働力(人材)や顧客基盤へと、日々グローバル化しています。

クイーンズランド工科大学(QUT)では1年間の海外留学を含むBachelor of Business – International コースが開講されており、よりグローバルなビジネス知識と異文化コミュニケーションスキルを高めることを目的とした4年間のビジネスコースです。

異文化の視点からビジネスを学ぶことによって、世界水準のビジネス知識を身につけるだけでなく、多角的に広い視野で考える考察力、異文化間での価値観の相違と衝突を乗り越える折衝力と交渉力、より良い関係を築くためのコミュニケーション力が鍛えられ、卒業後、国際社会で活躍するために不可欠なビジネス感覚を養います。

更に1年間留学するビジネススクールからも学位を取得することが可能。つまり、4年間のコースでQUTの学位と留学先の学位、2つの学位を取得することが出来ます。

Bachelor of Business – International コース4つの特徴

✔ 「イノベーションと国際教育における素晴らしさ」においてAustralian Business Dean Councilアワードを受賞

✔ 1年間の海外留学を含む4年間のビジネスコース

✔ QUT同様、留学先のビジネススクールもAACSB&EQUIS認定校

4年間で2つの学位を取得できる

世界トップ1%のビジネススクール


世界およそ12,000校のビジネススクール(経営や商学などのビジネスコース(またはその科目)を提供する大学・大学院)の中から、そのMBAプログラムのクオリティーや教師陣、研究成果、教授法、コース内容、施設、サービス、企業との繋がりやパートナーシップなどを評価して、一定以上の水準と認められたビジネススクールには国際認証が与えられています。

こちらがその主な認定機関です。これらはビジネス教育を推進する世界で最も権威ある「ビジネススクール国際認証機関」であり、その認証を受けたビジネススクールは世界でも最高水準の教育を提供している証とされています。
1. 国際認証AACSB
  The Association to Advance Collegiate Schools of Business
  本部:アメリカ(フロリダ)

2. 国際認証AMBA
  the Association of MBAs
  本部:イギリス(ロンドン)

3. 国際認証EQUIS
  European Quality Improvement System
  本部:ベルギー(ブリュッセル)
中でも上記の3機関全ての認証を受けているビジネススクールは「トリプルクラウン(Triple Crown accreditation)」と呼ばれており、世界でも1%未満。

クイーンズランド工科大学(QUT)のビジネススクールは、オーストラリアで初めてこの「トリプルクラウン」の称号を獲得し、世界最高水準のビジネススクールとして認められています。

留学先も国際認証取得のビジネススクール

同コースに含まれる1年間の留学先は次の4つのビジネススクールから選ぶことが出来、いずれもAACSB&EQUIS認定校であることから、留学先でもQUT同等レベルのクオリティーの高いビジネス教育を受けられることが保証されています。
留学先のビジネススクール
1. Aston Business School(イギリス)
2. IESEG School of Management(フランス)
3. BI Norwegian Business School(ノルウェー)
4. Vienna University of Economics and Business(オーストリア)
これらのビジネススクールで規定のビジネスプログラムを受講し1年間の留学を終えることで、そのビジネススクールでの学位も取得することが出来ます。

専攻と将来のキャリア

同コースでは次の10の分野から専攻を選ぶことが出来ます。
 1. Accountancy(会計)
 2. Advertising(広告)
 3. Economics(経済)
 4. Finance(金融)
 5. Financial Planning(ファイナンシャル・プランニング)
 6. Human Resource Management(人事管理)
 7. International Business(国際ビジネス)
 8. Management(経営)
 9. Marketing(マーケティング)
 10. Public Relations(広報)
 11. Behavioural Economics(行動経済学)
 12. Entrepreneurship and Innovation(アントレプレナーシップとイノベーション)

選ぶ専攻に応じた将来のキャリアは次のようなものが挙げられます。
 ・Account Executive(顧客・営業担当)
 ・Accountant(会計士)
 ・Administrator(管理者)
 ・Advertising Professional(広告)
 ・Banking and Finance Professional(金融)
 ・Business Analyst(ビジネスアナリスト)
 ・Business Development Officer(ビジネスデベロッパー)
 ・Economist(経済学者)
 ・Financial Advisor/Analyst(金融アドバイザー/アナリスト)
 ・Financial Project Manager(金融プロジェクトマネージャー)
 ・Financial Risk Manager(金融リスクマネージャー)
 ・Human Resource Developer(人材デベロッパー)
 ・Human Resource Manager(人材管理)
 ・Information Officer(広報責任者)
 ・International Business Specialist(国際ビジネス専門家)
 ・Investment Manager(投資マネージャー)
 ・Manager(経営者・管理者)
 ・Market Research Manager(市場リサーチマネージャー)
 ・Marketing Officer/Manager(マーケティング)
 ・Project Developer(プロジェクトデベロッパー)
 ・Project Manager(プロジェクトマネージャー)
 ・Public Relations Officer/Consultant(広報)
 ・Statistician(統計学者)

4年間のコース構成

大学1年次
ビジネスコースの共通必修と専攻分野の基礎科目(入門)を組み合わせて学習します。専攻を決められない場合、大学1年目はビジネスコースの共通必修のみを履修して幅広くビジネスを学ぶことで大学2年次からの専攻を絞っていくことも可能。

大学2年次
大学2年次では、3年次の留学に向けて留学先の検討を始め、留学申請を行い、留学先のビジネスプログラムに応じた科目を履修します。

更にAMB390Bridging Cultures – Internationalを履修して多文化の環境でお互いを理解し、適切な行動をとるためのスキルを養うことで、3年次の留学に備えます。

大学3年次
選んだ留学先の学期に合わせて、大学3年次の途中から1年間の留学へ出発。留学先は次の3つのビジネススクールから選ぶことが出来、規定のプログラムを受講することによって学位の取得も可能。

1. Aston Business School(イギリス)
2. IESEG School of Management(フランス)
3. BI Norwegian Business School(ノルウェー)
4. Vienna University of Economics and Business(オーストリア)

大学4年次
留学先のビジネススクールからフィードバックが行われ、国際的なビジネス感覚と、異文化間における理解力と思考力がどのくらい養われのか評価されます。

帰国後QUTに戻り、最終学期では4年間の学習のまとめとして、これまでに習得したビジネス知識とスキルを実社会におけるビジネスプロジェクトへ応用し、実践します。

クイーンズランド工科大学の入学要項


日本の高校を卒業してから留学する場合、まずは付属カレッジQUT International Collegeファウンデーションコースまたはディプロマコース受講してから、大学本科へ進学します。
大学Queensland University of Technology(QUT)
コースBachelor of Business – International
入学2月、7月
期間4年
学費年間A$33,400(約3,340,000円)(2024年度)
入学条件日本の普通高校卒業の場合
《高校の成績5段階中3.0以上の場合》付属カレッジのFoundationコースを規定の成績で修了すること(大学1年次入学へ)

《高校の成績5段階中3.25以上の場合》付属カレッジのDiploma of Businessコースを規定の成績で修了すること(大学2年次編入へ)

《高校の成績5段階中4.0以上の場合》付属カレッジでの受講免除で直接大学に入学できます(IELTS 6.5以上/各6.0以上)

IBDP取得の場合
IBスコア基準:32
奨学金クイーンズランド工科大学の奨学金ページをご覧ください

重要なのは高校の成績!

オーストラリアの大学を目指す場合、出願時点で重要なのは英語力よりも高校の成績です!英語力は高校を卒業してからでも上げることが出来ますが、高校の成績は変えることが出来ません。

ファウンデーションコースなら高校のアカデミック科目すべて3.0以上、Diplomaコースなら3.25以上が入学条件です。これを目指して高校の授業もしっかり頑張りましょう。

出願に向けての準備


1. まずは英語試験を受験してください
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合は大学付属語学学校とセットでのお申込みとなります。

2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったら下記を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

《高校卒業前に出願する場合》
  • 高1〜高3一学期までの成績表(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア
  • パスポートコピー
高校の卒業証明書(日英1部ずつ)と高校の最終成績表(日英1部ずつ)は、高校卒業後に追加提出します。

《高校卒業後に出願する場合》
  • 高校の成績表(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 高校の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア
  • パスポートコピー

3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。当社にて出願手続きをスタートします。

留学相談&お問い合わせ


弊社オーストラリア留学センターは クイーンズランド工科大学を含む全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

日本に住んでいる方はもちろん、現在海外に留学中で帰国後のオーストラリア大学進学をお考えの方も、お気軽にメールまたはオンラインでご相談ください。
他国の大学と悩んでいる方は、オーストラリアの大学を選ぶ理由も是非ご参考ください。

※備考※
・本記事は2023年8月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2024年度学費をご案内しております。
・日本円は弊社が取得できる最新の送金レート(A$1=100円) で換算しており、実際はお支払い時にご利用の金融機関の為替レートが適用されます。
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号H318)
13歳でのメルボルン短期留学をきっかけに「英語」と「海外」に目覚め、その後カナダ(語学留学)とアメリカ(大学留学)にも留学。卒業後、ワーキングホリデーでオーストラリアへ再渡豪し、オーストラリア留学センターでワーペリ。帰国と同時にオーストラリア留学センター日本窓口が開設され現職へ。留学生を現地オーストラリアで「迎え入れる立場」と日本から「送り出す立場」、両側での勤務経験を通して、双方の視点からアドバイスすることを心がけています。 このカウンセラーに質問する

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