2026年 アデレード大学への進学方法〜基本情報〜2025年9月1日
アデレード大学への進学方法
南オーストラリア州の州都アデレードにある オーストラリアのトップ8大学（Group of 8）の1つアデレード大学(Adelaide University)。（2025年 QS World University Ranking 82位）
通常日本の普通高校を卒業して、オーストラリアの大学進学を目指すには、大学準備コースであるファウンデーションコースを経由します。特にトップ8大学（Group of 8）は、ファウンデーションは必須と言えますが、このアデレード大学では、ファウンデーション以外にも Diploma コースなどからの編入制度も多く取り入れており、トップ8大学（Group of 8）の中では、比較的進学しやすい（留学生への門戸が広い）大学の1つです。
本ページでは、学士号への進学（高校生向け）、修士号への進学（大学生・社会人向け）についてご案内します。
| 目次 |
高卒から直接、学士号進学を目指す場合
アデレード大学では、いくつかの条件のもと、日本の高校3年修了からダイレクトに学士号へ入学できるコースもあります。国際バカロレア資格(IB:International Baccalaureate)
国際バカロレア資格(IB:International Baccalaureate)をお持ちの方は、アデレード大学に直接入学を目指すこともできます。進学希望の学士号で必要な IB Finalと履修前提科目は違ってきますが、目安として人気コースの各必要スコアを抜粋します。
| Bachelor of Business | IB Final 25 以上 |
|---|---|
| Bachelor of Information Technology | IB Final 25 以上 |
| Bachelor of Computer Science | IB Final 26 以上 |
| Bachelor of Science | IB Final 25 以上 |
| Bachelor of International Relations | IB Final 26 以上 |
高校の成績 ＋ Scholastic Assessment Test (SAT)スコア
日本の高校3年修了時の成績とSAT試験のスコアの組み合わせで、進学できるコースもあります。SAT試験のスコアの目安
| Bachelor of Business | 高校の成績 ＋ SAT 1100 点以上 |
|---|---|
| Bachelor of Information Technology | 高校の成績 ＋ SAT 1100点以上 |
| Bachelor of Computer Science | 高校の成績 ＋ SAT 1130点以上 |
| Bachelor of Science | 高校の成績 ＋ SAT 1100点以上 |
| Bachelor of International Relations | 高校の成績 ＋ SAT 1130点以上 |
カプランインターナショナルカレッジ・アデレード から学士号進学
カプランインターナショナルカレッジ・アデレード （旧アデレード大学カレッジ）は、アデレード大学の提携パスウェイ校としてアデレード大学進学希望の留学生へ ファウンデーションコースとエクスプレスプレパレーションプログラム、大学2年次へ編入可能なディグリートランスファープログラム（Degree Transfer Program）を開講しています。
カプランインターナショナルカレッジ・アデレードはアデレード市内にあり、アデレード大学のキャンパスとは１ブロックほどの距離にあります。学生サポートも充実しており、勉強はもちろん、精神面や生活面等で何か不安がある場合、専門のスタッフが相談にのってくれたり、各種クラブ活動に参加をすることもできます。
カプランインターナショナルカレッジ・アデレードに進学する学生の多く(95％以上)は、アデレード大学への進学を目指しており、規定のスコアをクリアすることで、アデレード大学への入学が認められます。
Foundation、Express Preparation Program と Degree transfer program のビジネス課程の学生は カプランインターナショナルカレッジ・アデレードのキャンパスで学びますが、Computer Science、Information Technology、Science の学生は、履修科目によっては アデレード大学の各学部キャンパスにて Degree transfer program を受講します。
カプランインターナショナルカレッジ・アデレードの Foundation、Express Preparation、Degree Transfer Program の各コース詳細は以下のページからご参照ください。
アインズバリーカレッジ から学士号進学
アインズバリーカレッジ（Eynesbury College）も アデレード大学の提携パスウェイ校としてアデレード大学進学希望の留学生へファウンデーション、2年次編入のディプロマコースを開講しています。
学生サポートも充実しており、勉強はもちろん、精神面や生活面等で何か不安がある場合、専門のスタッフが相談にのってくれますし、高校2年修了から ファウンデーションに通学される18歳未満の留学生向けに アインズバリーカレッジ管理の学生寮(3食付き)もあります。
アデレード大学のキャンパスとは数ブロックほど離れていますが、キャンパスの立地条件自体はアデレード市内中心なので、生活に不便なことはありません。
アインズバリーカレッジに進学する学生の多く(90％以上)は、アデレード大学への進学を目指しており、規定のスコアをクリアすることで、アデレード大学への入学が認められます。
Foundation、Diploma コースは、アインズバリーカレッジのキャンパス内で履修します。
アインズバリーカレッジの Foundation、Diploma の各コース詳細は以下のページからご参照ください。
アデレード大学の学士号進学はどのパスウェイを利用すべきか？
上記の通り、アデレード大学への進学は、カプランインターナショナルカレッジ・アデレード（Kaplan International College Adelaide）、 アインズバリーカレッジ（Eynesbury College）の2つがあります。ファウンデーションコースは、両学校とも共通項が多いですが、2年次編入コースでは、進学できるコースが若干異なりますから、最終的なポイントは、アデレード大学の何の分野で何のコースに進学したいのか？ から確認していきましょう。
その上で、どの進学ステップで進めていけば良いのか？ ご自身の過去の成績での進路は？など、考えるべき要素が出てきます。
アデレード大学では留学生向けの奨学金も多数ありますので、こちらもあわせてご確認ください。
修士号進学を目指す場合
アデレード大学院は、学士号同様に、海外からの留学生の受け入れに積極的です。
大学院の入学条件は、学歴（日本の4年制大学で学士号を卒業）と英語力が基本となります。
ご希望の修士号によっては、英語力条件が高いコース、指定された分野の学士号を卒業していること、それに関連する職歴、GMAT等が求められる場合もあります。
例えばアデレード大学院で人気のMBA（経営学修士号）だと、職歴を求めるMBA、職歴がなくても入学できるMBAなどがあります。
また、インフォメーション・テクノロジーやコンピューターサイエンス分野だと、Master of Computer Science ではIT系学士号を終えていることが条件になりますが、Master of Information Technologyであれば卒業学部は不問だったりします。
（例）
| コース名 | 出願条件 |
|---|---|
| International Master of Business Administration | ・日本で4年制大学を卒業（学部不問） ・IELTS Academic OA 6.5（各6.0） |
| Master of Business Administration | ・日本で4年制大学を卒業（学部不問） ・職歴3年以上 ・IELTS Academic OA 7.0（各6.0） |
| Master of Information Technology（Computing and Innovation） | ・日本で4年制大学を 卒業（学部不問） ・学士号の成績条件 GPA4.5/7.0 以上 ・IELTS Academic OA 6.5（各6.0） |
| Master of Computer Science | ・日本で4年制大学を卒業(IT/Computer Science学) ・学士号の成績条件 GPA4.5/7.0 以上 ・IELTS Academic OA 6.5（各6.0） |
職歴等を問わない修士号であれば、日本の大学4年生の前期の成績がでてから出願することが可能です。
もし関連学部の学士号卒、成績条件が満たせない場合は、修士号へのパスウェイプログラムを終えることで進学できるコースもあります。以下のページもぜひご参照ください。
アデレード大学への出願に向けての準備
1. まずは英語試験を受験してください
まずはIELTS（アイエルツ）試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
| 日本英語検定協会 http://www.eiken.or.jp/ielts/ |
| JSAF http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431 |
| IDP Education https://ieltsjp.com/ |
出願には下記4点の書類をご準備ください。
|
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。当社にて出願手続きをスタートします。
当社について、安心の現地サポート
オーストラリア専門の無料留学エージェント
当社オーストラリア留学センターは、日本に東京オフィス、そしてオーストラリア国内の主要6都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、アデレード、パース)に自社の現地サポートオフィスを構え、全オフィスに日本人スタッフが常勤している唯一の日本エージェントです。
オーストラリアの主要6都市にスタッフが在住しているメリットを最大限に生かし、「現地にいるからこそわかる、本当の学校情報をそのまま皆様にお伝えする」というシンプルな方針のもと、過剰な広告や留学フェアなどといった宣伝活動を一切行わず、オーストラリアの教育機関から支払われるサポート費のみで運営しております。ですので、よくある日本の留学エージェントと違い、手続きに対する手数料やサポート料は一切必要ありません。どこよりも確実な情報をもとに、安心してご留学をお任せいただくことができます。
エージェント選びにおいて、そのエージェントから提供される情報量と質、提案力はもちろん、自分が留学する都市にそのエージェントの自社オフィスがあるのか？日本人スタッフが常勤しているのか？も重要なポイントとなります。留学はスタートしてからが本番です。留学前の準備段階において無駄なお金や時間を費やさないよう利用するエージェントはしっかり見極めて選びましょう。
豪政府認定教育カウンセラー資格
当社のカウンセラーはオーストラリア政府公認の教育カウンセラー資格PIER(Professional International Education Resources)を保持しており、オーストラリア留学のアドバイス、進学プラン提案をする上で高い専門知識を保有するプロフェッショナルであるQEAC（豪政府認定教育エージェントカウンセラー）として正規登録されております。
また、オーストラリアの各大学も認定する留学エージェントを厳選しており、近年、PIER資格を持つカウンセラーが所属していることを条件としている大学が増えています。
留学会社選びはもちろん、担当になるカウンセラーが「PIER認定のQEACに登録されているかどうか」もエージェント選びの重要なポイントです。利用するエージェント選びの基準にされると良いでしょう。
留学相談＆お問い合わせ
当社オーストラリア留学センターはアデレード大学を含め全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。
学力、英語力、希望内容、ご予算など詳しくお伺いしたうえで、おひとりおひとりに合う大学をご提案しております。
※備考※
・本記事は2025年9月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2025年度学費をご案内しております。
サイトのご利用について
当サイト記載の情報の正確性には万全を期しておりますが、当社はそれらの情報内容に関し、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。また、情報は予告なしに変更となる場合がございますので、随時ご確認ください。