シドニー工科大学で行動経済学を学ぶ(修士課程)


経済学とは、さまざまな経済現象やその仕組みを研究する学問です。
個人の消費行動から、生産や雇用といった企業活動、また国の経済政策などまで、すべてが経済学と関わりがあります。

「行動経済学」は、「経済学」と「心理学」を合わせた学問で、20世紀後半からアメリカを中心に発展し、かなり新しい分野といえます。経済現象やその仕組みを対象に研究するという点では従来の経済学と同じですが、人間の行動の不合理性や心理的な側面に着目するという点で大きく異なります。
経済学の中にもマクロ経済、ミクロ経済、経済思想研究、といった分野があり、それらの伝統的な経済学に共通するのは、「人は感情などに振り回されず、常に正しく損得を勘定し、その結果最も利益を得られる決断をする」という想定で理論を展開しているということです。

しかし実際の人間は、そこまで合理的ではありません。常に計算通り一貫した選択をするとは限らず、そのときの状況によっては、よく考えると筋が通っていない非合理的な判断をすることも多々あります。
行動経済学では、人がどのような状況下で、どのように選択・行動し、その結果どうなるかを究明することを目的としています。

行動経済学は、近年様々な分野で活用が試みられていますが、特に効果があると考えられているのがマーケティングの分野です。
物を売るためには、顧客の心理を的確に理解し、いかに買うという選択をしてもらえるかが重要になります。このときに行動経済学の知識があれば、より選ばれやすい、顧客の心に刺さりやすい宣伝が可能になります。
また、損やリスクを回避したいという人間の心理という点から見ると、保険や金融投資といった分野とも親和性が高い分野と言えます。

シドニー工科大学で学ぶ行動経済学(修士課程)

21世紀に入ってから3人のノーベル賞受賞者を出したことでも、さらに存在感が増している行動経済学。
行動経済学のMaster Degree(修士号)を取得できるコースは、全豪でもシドニー工科大学のみ、となっています。
同大学は経済学ではQS世界大学科目別ランキング(Economics & Econometrics)において、世界103位(国内7位)と高い評価を得ている大学になります。

シドニー工科大学 行動経済学(修士課程)履修科目

シドニー工科大学行動経済学コースでは、卒業までに合計72単位を履修します。

Core Subjects (72単位)
  • Behavioural Decision Making(行動上の意思決定)3単位
  • Behavioural Game Theory(行動ゲーム理論)3単位
  • Behavioural Approach to Investment and Insurance Decisions(投資および保険の決定に対する行動的アプローチ)3単位
  • Behavioural Economics and Corporate Decision Making(行動経済学と企業の意思決定)3単位
  • Rationality and Incentives(合理性とインセンティブ)3単位
  • Game Theory and Strategic Decision Making(ゲーム理論と戦略的意思決定)3単位
  • Principle of Causal Inference(因果推論の原理)3単位
  • Trial Design(トライアルデザイン)3単位
  • Data, Algorithms and Meaning(データ、アルゴリズム、および意味)3単位
  • Behavioural Economics Research(行動経済学研究)6単位
  • Behavioural Health Economics(行動医療経済学)3単位
  • Behavioural Economics of Environment(環境の行動経済学)3単位
  • Behavioural Economics and Ethics(行動経済学と倫理)3単位
  • Mechanism Design(メカニズムデザイン)3単位
  • Choice Architecture(選択アーキテクチャ)3単位
  • Studio 1: Foundation(スタジオ1:ファンデーション)6単位
  • Data Visualisation(データの視覚化)6単位
下記から1つ選択
  • Internship Project in Behavioural Economics(行動経済学のインターンシッププロジェクト)12単位
  • または
  • Research Project in Behavioural Economics(行動経済学研究プロジェクト)12単位

シドニー工科大学(UTS)行動経済学(修士課程)入学要項


コース名Master of Behavioural Economics
期間1.5年間
入学2月
学費A$66,364/コース(約640万円)※2023年度
英語 ・IELTS Academic overall 6.5(ライティングセクション 6.0)/TOELFibt 79−93(ライティング21)

または

・UTSカレッジの進学準備英語コースAE5を規定レベルで卒業すること
出願条件 ・大学学士号保持

出願に向けての準備


1. まずは英語試験を受けましょう
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式にシドニー工科大学(UTS)への出願手続きをスタートします。

留学相談&お問い合わせ先


当社オーストラリア留学センターはシドニー工科大学を含め全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2023年7月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2023年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=97円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。



CRICOS Provider No: 00099F


「3+1 Pathway to Masters」学士号+修士号を最短4年で卒業!


ビジネス学における評価と地元企業への就職率の高さから オーストラリア国内でも評判高い 南オーストラリア州アデレードにある 南オーストラリア大学では、日本の高校卒業から 最短4年間で修士号(Master)を卒業できる 3+1 Pathway to Masters を開講しています。

オーストラリア国内でも、Master Degree まで最短のファーストトラックコースを開講している珍しいコースになります。
将来的に修士号まで履修するか?、まだわからないけど最短の修士号へのパスウェイの可能性を残しておきたい学生さんにもお勧できるパスウェイです。

3+1 Pathway to Masters とは?


南オーストラリア大学で開講している 3+1 Pathway to Masters パッケージでは、3年制の学士号を取得した後、1年間の修士号(通常は2年制)への入学許可を得ることができます。 つまり、学士号開始から、修士号を卒業まで、合計4年間で終えることができるコースとして提供しています。

通常の進学ルート Bachelor of Business (3年)を修了

Master of Management (2年)
の合計 5年間
3+1 Pathway to Masters Bachelor of Business (3年) を修了

Master of Management (1年)
の合計 4年間

3+1 Pathway to Masters の仕組み

学士2~3年次にて 選択した4つのコースまたは選択科目を 修士レベルのコースに置き換えることで、Master 修士号1年間へ進む道が開けます。 また、3+1 Pathway to Masters は、出願時からパッケージで申請することが出来ます。

[注意]3+1 Pathway to Masters では、修士課程に進むためには、学士課程の2年目終了時にGPA要件を満たす必要があります。

3+1 Pathway to Masters の メリット

3+1 Pathway to Masters を選択する上での最大のメリットは、学士号と修士号を4年間で取得することで、留学期間を短縮すること、なのですが、実際にはコレ一つではありません。
1年間短縮することと同時に、修士号の学位を得る、知識やスキルの幅を広げることで キャリアの可能性を広げることに直結し、生涯年収にも影響します。

学士号を3年間で卒業後、一定のキャリアを積んだのちに修士号を学ぶのが一般的ではありますが、早くから自身のキャリア設計と目標がはっきりしている方には、最短ルートでの修士号取得はメリットしかないと言えるのではないでしょうか。

3+1 Pathway to Masters で出願可能なコース

3+1 Pathway to Masters は Business、Communication、STEMの3つの分野からいくつかのコースが可能です。

Business

南オーストラリア大学が強みを持つのがビジネス学の分野です。
ビジネス学では企業インターンシップの可能性も考えることができますし、FASA認可ファイナンシャルプランナーを目指すこともできます。また、修士号では注目の ビジネス・アナリティクスも 3+1でパッケージすることができます。


参考:ビジネスインターンシップあり!UniSA でビジネスを学ぶ
https://www.aswho.com/unisa-business

参考:南オーストラリア大学で ビジネス・アナリティクスを学ぶ
https://www.aswho.com/unisa-business-analytics

参考:南オーストラリア大学でファイナンシャル・プランニングを学ぶ
https://www.aswho.com/unisa-financial-planning

Bachelor of Business と 3+1可能な修士号
Master of Management
Master of Management (Business Analytics)
Master of Management (Supply Chain Management)
Master of Management (Human Resource Management)
Master of Management (Marketing)
Master of Management (Advertising and Brand Management)
Master of Management (Tourism and Event Management)
Bachelor of Business (Economics, Finance and Trade) と 3+1可能な修士号
Master of Finance
Master of Finance (Financial Planning)
Bachelor of Business (Finance)と 3+1可能な修士号
Master of Professional Accounting
Bachelor of Business (Financial Planning)と 3+1可能な修士号
Master of Professional Accounting
Bachelor of Business (Innovation and Entrepreneurship)と 3+1可能な修士号
Master of Management
Bachelor of Business (Logistics and Supply Chain Management)と 3+1可能な修士号
Master of Management (Business Analytics)
Bachelor of Business (Marketing)と 3+1可能な修士号
Master of Management (Tourism and Event Management)
Bachelor of Business (Property)と 3+1可能な修士号
Master of Finance
Master of Finance (Global Investment and Trade)
Master of Finance (Financial Planning)
Bachelor of Business (Tourism and Event Management)と 3+1可能な修士号
Master of Management (Marketing)
Bachelor of Commerce (Accounting)と 3+1可能な修士号
Master of Finance (Financial Planning)
Master of Finance (Global Investment and Trade)
Master of Finance
Master of Management
Master of Management (Business Analytics)
Master of Management (Human Resource Management)
Master of Management (Tourism and Event Management)
Master of Management (Supply Chain Management)
Master of Management (Marketing)
Master of Management (Advertising and Brand Management)

Communication

2021年から新設された 3+1 Pathway to Masters のコースです。
デジタルデザイン、メディア、デジタルメディア、クリエイティブ産業におけるコミュニケーションのプロフェッショナルを目指す方には最適なパスウェイです。

Bachelor of Communication and Media と 3+1可能な修士号
Master of Communication

STEM

Engineering 工学部は、学士号が4年間となり、修士号の1年とあわせて合計5年間のコースになります。
ビジネス学と並び南オーストラリア大学が強み・得意なコースがエンジニアリング(工学)です。


Bachelor of Engineering (Honours) (Civil)
Bachelor of Engineering (Honours) (Civil and Structural)
Bachelor of Engineering (Honours) (Civil and Construction Management)
Bachelor of Engineering (Honours) (Mechanical)
Bachelor of Engineering (Honours) (Mechanical and Mechatronic)
Bachelor of Engineering (Honours) (Mechanical and Advanced Manufacturing)
Bachelor of Engineering (Honours) (Electrical and Electronic)
Bachelor of Engineering (Honours) (Electrical and Mechatronic)
と 3+1可能な修士号
Master of Engineering (Engineering Management)
Bachelor of Engineering (Honours) (Electrical and Electronic)と 3+1可能な修士号
Master of Engineering (Electrical Power)
Bachelor of Construction Management (Honours) と 3+1可能な修士号
Master of Management

日本の高校卒業からの進学ステップ

南オーストラリア大学の場合、日本の一般的な高校卒業後、ダイレクトに学部へ進学することができません。しかし、大学附属カレッジ SAIBTのDiplomaコースから2年次に編入することが可能です。
例えば、ビジネス学であれば、SAIBT Diploma of Business(1年)+Bachelor of Business (2年)+Master of Management (1年)などになります。
参考:南オーストラリア大学への進学方法
https://www.aswho.com/saibt-unisa-diploma

南オーストラリア大学の体験談

【ビジネス学 (学士号)体験談】板垣 詩織さん
自分が決めたことなら言い訳なしで最後まで頑張るしかない

【会計学(修士号)体験談】桑原 圭子さん
「何が遅いの?」その言葉が私を‘チャレンジ’させました


出願に向けての準備


1. まずは英語試験を受けましょう
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式にアデレード大学への出願手続きをスタートします。

留学相談&お問い合わせ先


当社オーストラリア留学センターは南オーストラリア大学を含む全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2021年7月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。

マッコーリー大学で学ぶアーツ



大学進学のコース決めるときに、よく聞かれるご相談の一つに「このコースは就職に役立つか?」という質問があります。

オーストラリアの大学の多くは、日本に比べ「即戦力スキル」が身に付けられると言われますが、「仕事に活かせるスキルを身につける学部」というよりは、「趣味を学ぶ学部」と見られるアーツ学部は、卒業後の就職が気になる方も多いです。

就職率の良さで定評のあるマッコーリー大学は、「アーツ学部で学んだ自分が興味を持つ分野の知識やスキルを、どう就職に活かすか?」ということを調べるため、大学のパートナー企業や公的機関などと話し合いを重ね、この数年で必須とされているスキルが変わってきていることが分かりました。

それは、「即戦力になるスキル」ではなく、「分析力、批判的思考、伝達スキル(プレゼンテーションスキル)」だったそうです。

現代の世の中では、多様なバックグラウンド、多国籍な環境などから、多角的なものの見方・考え方が大切であることは言われていますが、コミュニケーションが取れるだけでなく、みんなに効果的に伝えられるスキルが必要になっているということなのです。そして、これらのスキルは、マッコーリー大学のアーツ学部で身につける事ができます。

マッコーリー大学は、25の専攻を持つBachelor of Artsを開講しています。


目次


マッコーリー大学アーツ学部の特徴


就職に活かせるフレームワーク「アーツポートフォリオ」

マッコーリーの特徴でもある「就職率」の良さをアーツ学部でも実現するため、「eポートフォリオ」を作りました。

このフレームワークは、学生の情熱をキャリアを活かすためにはどうするか?にフォーカスして作られています。

これに沿って、自分の興味や情熱を傾けられる分野の勉強や様々な経験をしていくと、就職活動で効果的に使うことができます。

マッコーリーのBachelor of Artsは、Australian Financial Review Higher Education Awards 2020を受賞しています。



世界ランクTOP150に入る科目が学べる

マッコーリー大学のアーツ学部は、世界ランク90位*/オーストラリア国内6位に入りますが、各専攻でも世界ランクトップ150に入る学部の科目を学ぶことができます。

哲学 世界ランキング23位(QS)
言語学 世界ランキング27位(QS)
古代史 世界ランキング51-70位(QS):オーストラリアでNo1。
教育 世界ランキング69位(THE)
心理学 世界ランキング74位(QS)
考古学、英文学、地理学、コミュニケーション&メディア研究 世界ランキング150位(QS)

*Times Higher Education 2021より
※表内のQSとは「QS World University Rankings 2021」,THEとは「Times Higher Education 2021」です。

25の主専攻

下記の25主専攻から選べます。

主専攻一覧
  1. Ancient History(古代史)
  2. Anthropology(文化人類学)
  3. Applied Ethics(応用倫理)
  4. Chinese Studies(中国研究)
  5. Creative Writing(文芸)
  6. Criminology(犯罪学)
  7. Education(教育)
  8. English(イギリス研究)
  9. French and Francophone Studies(フランスとフランス語圏の研究)
  10. Gender Studies(ジェンダー研究)
  11. Geography(地理)
  12. German Studies(ドイツ研究)
  13. Indigenous Studies(先住民研究)
  14. International Relations(国際関係)
  15. Japanese Studies(日本研究)
  16. Media, Culture and Communications(メディア、文化、コミュニケーション)
  17. Modern History(近代史)
  18. Music Studies(音楽研究)
  19. Performing Arts and Entertainment Industries(舞台芸術および娯楽産業)
  20. Philosophy(哲学)(QS)
  21. Politics(政治学)
  22. Psychological Science(心理学)
  23. Social Justice(社会正義)
  24. Sociology(社会学)
  25. Spanish and Latin American Studies(スペイン語とラテンアメリカ研究)

PACEプログラムでインターンシップも経験可

マッコーリーで学士を学ぶ学生には必修として含まれているPACE。ここでは大学で学んだことをキャリアでスムーズに活かせるよう、インターンシップやコミュニティエンゲージメントなどの活動を通して、実生活での経験ができます。

最新のアーツ学部ビル

2020年にオープンをしたアーツ関連学部のビル。今までの閉鎖的な教育棟とは異なり、ガラスを豊富に使い吹き抜けがある、開放的なビルになっています。

アーツの様々な分野を学ぶ学生たちの交流ができるようにするため、アーツ系の学部を一つのビルに集約しました。



コースの構成について

eポートフォリオに沿って、プランを作成します。



Foundation Units(必修科目)

アーツの全ての学生が取得する必修科目「批判的思考」、「人文科学と世界」の2科目です。

Study Options(スタディオプション)

ファウンデーションユニット以外の「選択必修」や「フレキシブルゾーン」では、様々な組み合わせで学ぶことができます。

選択必修では、PACE(Workplace Experienceを中心とした経験中心)の選択科目1つ+International Exchangeもしくは50を超えるマイナー科目を組み合わせて取ることができます。

マイナー科目はBachelor of ArtsもしくはPsychological Scienceのマイナー科目から選択可能です。(下記の表①)

フレキシブルゾーンでは、大学内で開講している学士科目の中から、学んでみたい科目を選択できます*。

また、ダブルメジャーやマイナーを選びたい場合は、フレキシブルゾーンで選択ができます。(下記の表②)
*入学条件は満たす必要があります。

コース全体を通して、授業で扱われるReal-World Case Studiesで就職に必須のスキルを身につけることが可能です。

コースの構成

大きくコアゾーンとフレキシブルゾーンの2つから成り立っています。卒業に必要な単位は240単位です。

コア・ゾーン(必修):160単位
ファウンデーション・ユニット(必修科目):2科目
選択必修①:1科目+エクスチェンジ(International Exchange)or マイナー:4科目
キャップストーン:1科目
メジャー(主専攻):8科目
フレキシブル・ゾーン(選択):80単位
選択:8科目②

プラン例

タイプAメジャー1+インターナショナル・エクスチェンジ+メジャー2
タイプBメジャー1+インターナショナル・エクスチェンジ+マイナー1・2
タイプCメジャー1+マイナー1+様々な選択授業

タイプAの組み合わせ例

タイプA履修した科目
メジャー1教育
インターナショナル・エクスチェンジカンボジアへ
フレキシブルゾーンでメジャー2サイコロジカルサイエンス


タイプBの組み合わせ例

タイプA履修した科目
メジャー1メディア、カルチャー&コミュニケーション
インターナショナル・エクスチェンジインドへ
マイナー1・2ジェンダー学、幼児教育


タイプCの組み合わせ例

タイプC履修した科目
メジャー1考古学
マイナー古代史
様々な学部から人体生物学、ヘブライ語、解剖学、クリエイティブライディング


※科目は年ごとに変わるため、入学時にどの科目が取れるか確認が必要です。

卒業生の進路

職種 アートマネージャー
ビジネスマネージャー
振付師
コミュニケーションオフィサー
犯罪学者
起業家
歴史学者
ヒューマンリソースマネージャー
諜報部員
国際開発アドバイザー
通訳(進学後)
ジャーナリスト
法務担当者
ロビイスト
マーケティングマネージャー
マルチメディアスペシャリスト
ミュージアムオフィサー
プロジェクトマネージャー
ラジオプロデューサー
社会変革活動家
社会/市場調査員
教師(進学後)
テレビ/映画プロデューサー
翻訳者(進学後
ウェブ/ゲーム開発者
ライター
企業芸術団体
銀行
コミュニティグループ
コンサルタンシー
クリエイティブ・エージェンシー
文化遺産保護団体
金融機関
政府機関
医療機関
法律事務所
マーケティングエージェンシー
メディア・エージェンシー
多国籍企業
美術館・博物館
NGO
プロフェッショナル・サービス・オーガナイゼーション
公共サービス
規制機関
学校
中小企業
スタートアップ企業
技術・通信会社
労働組合
大学

コース詳細



コース名Bachelor of Arts
入学2月、7月
期間3年間
学費年間34,000ドル(約289万円)(2022年度)/3年間102,000ドル(約867万円)
学歴・成績高校卒業+共通テスト(WAM50相当以上)
英語IELTS6.5以上(各6.0以上)/TOEFL83(L12,R13,W21,S18)
コース詳細ページ


コースへの進学方法




日本の普通高校を卒業してからマッコーリー大学へ進学する場合、2通りの進路があります。



1. 大学へ直接入学する
下記の「成績条件のいづれか+英語力条件」を満たしていれば、直接大学に入学できます。


【成績条件1】高校卒業(GPA3.3以上)

【成績条件2】IB 24以上

【英語条件】IELTS 6.5以上(各スコア6.0以上)




2. ディプロマ経由で2年次へ編入する
マッコーリー大学の付属カレッジであるMacquarie University International College(MUIC)では英語コースとディプロマコースを開講しています。日本の高校を卒業後、まずはMUICに入学してディプロマコースを修了すると、学士コース2年次に入学できます。

※ディプロマでの受講科目は決まっており、フレキシーゾーンのスペースを使ってしまうので、必ず学びたい内容がある方はご注意下さい。



ディプロマコース(Diploma of Arts Media and Communications)入学要項
条件日本の高校卒業(GPA 3.0/5.0以上)
英語IELTS6.0以上(各5.5以上)
入学1月/3月/7月/9月
期間5ターム(10ヶ月ほど)
学費32,000ドル(約272万円)(2022年度)
大学進学条件アーツ学部(パス)

【奨学金】2022年にDiploma of Arts Media and Communicationsに入学をされる日本人国籍の方は、3,000ドルの奨学金がもらえます。







IELTSスコアが足りない場合は、英語コースからスタート

IELTSスコアが足りない場合、まずはMUICで開講している英語コースからのスタートし、ディプロマ・ダイレクト・エントリーを修了するとIELTS試験免除でディプロマコースへ進学できます。

ディプロマ・ダイレクト・エントリーコース詳細
英語IELTS5.5以上(ライティング5.5以上)
入学5月/7月/11月
期間10週間
学費入学金200ドル、学費週500ドル(2021年度)


2022年入学者向け奨学金

現在マッコーリー大学では、2022年に大学に入学をされる日本国籍の方を対象に年間5,000ドルの奨学金をオファーしています。これは合格者全員もらえる奨学金なので、出願と同時に奨学金の査定も行われ、別途申請する必要はありません。

【通常】年間34,000ドル(約289万円)(2022年)
【奨学金適用】年間29,000ドル(約247万円)


留学相談&お問い合わせ先




当社オーストラリア留学センターは現地の無料エージェントであり、マッコーリー大学を含め、全豪多数の大学の公式出願窓口となっており、ご相談~出願手続き~現地生活サポートまで無料でご利用頂けます。


お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
※備考※

・本記事は2021年7月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。

・学費は毎年改定されます。本記事では2022年度学費をご案内しております。

・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=85円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。





CRICOS Provider Number 00002J

現代の最重要インフラ「水資源」を学ぶ


現代の最重要インフラ資源は 「水」 であるということが世界の共通認識の一つです。
水道水がそのまま飲める国の一つである 日本は水のインフラ整備で世界でもトップクラスですし、年間を通して 水不足に悩むこともありませんから「水」そのものをそれほど重要なものと捉えていない人が多いかもしれません。

しかし実際には 「世界で水道水を飲める国は実は11〜15カ国しかない」ということも事実です(統計により若干変わります)。

世界の飲料水事情MAP

(出典:TripAdviserより)

水資源マネージメントとは?

安全な水を確保・管理して、確実に行きわたらせるには最先端の技術やノウハウが必要になります。
これらの開発には巨額の費用がかかりますし、人材や施設も必要ですが、何よりも「開発と運営のマネジメント技術」は 最大のテーマでもあり、もっとも高度なマネジメントが必要な分野なのです。

世界で使用される水は、農業のための灌漑用水が約7割、工業用水が約2割、生活用水が約1割と言われており、各分野での、水ビジネスにおけるマーケットは2025年には約111兆円を超す勢いで、急速に成長していると言われています。

オーストラリアで学ぶ水資源関連のコース



オーストラリアは「乾いた大陸」と称されるほど、水不足に悩む国です。
それゆえ、水資源確保と水ビジネスにおける戦略は国家をあげてのプロジェクトも多いのが特徴。特に国内だと、NSW州、VIC州、SA州と3つの州をまたぐ国内最大の河川マレー川からの水資源確保は、河川に沿って成り立つ内陸部の産業にとっては重要プロジェクトの一つです。さらに、現在は水再処理施設と海水淡水化プラントの大規模投資・開発と建設が進んでいます。

オーストラリアの大学院で 水資源管理を主に学べるコースは「留学生は対象外」または「オンラインのみ」の大学もあり、実際にオーストラリア現地のキャンパス内とフィールドワークを通して学べる大学は非常に数が少なく、現時点では 南オーストラリア州(SA州)の下記の2大学となります。



特に フリンダース大学は、「Shanghai Ranking’s Global Ranking Academic Subjects 2021」の 「Water Resource Management」分野にて 世界第17位にランクイン、同分野では世界トップに名を連ねています。
水資源管理の主コースである Water Resource Management 以外にも Groundwater Hydrology の主専攻もあり、さらに同大学のキャンパスは National Centre for Groundwater Research and Training(国立地下水研究・訓練センター)が隣接していますから、オーストラリア国内でもトップレベルの水資源分野の教育が受けることが出来ます。

大学名Flinders University(フリンダース大学)
都市アデレード
コース名Master of Science (Water Resources Management)
授業料 38,000ドル(2021年/年間)
就学期間 2年間
英語力基準 IELTS Academic Overall 6.0(Speaking と Writing 6.0 以上)以上
入学条件 同分野の学士号(工学・科学)を修了していること

大学名Flinders University(フリンダース大学)
都市アデレード
コース名Master of Science (Groundwater Hydrology)
授業料 38,000ドル(2021年/年間)
就学期間 2年間
英語力基準 IELTS Academic Overall 6.0(Speaking と Writing 6.0 以上)以上
入学条件 同分野の学士号(工学・科学)を修了していること

大学名University of South Australia(南オーストラリア大学)
都市アデレード
コース名Master of Engineering (Water Resources Management)
授業料36,900ドル(2022年/年間))
就学期間 2年間
英語力基準 IELTS Academic 6.5以上(Reading と Writing 6.0 以上)
入学時期 2月、7月
入学条件土木工学または関連分野の学士号(工学・科学)を修了していること

グリフィス大学でもWater Resources Managementコースがございますが、グリフィス大学のコースはオンラインのみとなっており、留学生が現地キャンパスで学べるコースではありません。グリフィス大学の Water Resources Management コースをオンライン受講でご希望の方は別途お問合せください。

出願に向けての準備


1. まずは英語試験を受けましょう
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式にアデレード大学への出願手続きをスタートします。

留学相談&お問い合わせ先


当社オーストラリア留学センターはフリンダース大学を含む全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2021年7月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。


シドニー工科大学で環境工学を学ぶ



人間の生活は科学技術の進歩により、便利で豊かなものになりました。環境への影響を顧みずに利便性や生産性を追い求めた人間活動の結果、その一方でさまざまな環境破壊が引き起こされ、人間の健康や生命、あるいは生態系が脅かされる事態になっています。

具体的には水や大気、土壌といった身近なものから、気候変動、生体系といった地球規模の課題、さらには放射線、水質汚染、廃棄物、騒音、エネルギー問題などが挙げられます。
こうした深刻な環境問題に対して、工学のアプローチから技術的な解決、環境を向上させる方法に取り組むのが環境工学です。

近年では持続可能な社会の実現について、グローバル規模で考えていかなくてはならない段階に入ったと言われ、研究機関や産業がさまざまな取り組みをしています。

シドニー工科大学で学ぶ環境工学(修士課程)

工学分野に強みをもつ大学

シドニー工科大学(UTS)の工学部は、QS世界大学ランキング(学部別)で120位(国内7位)にランクイン。日本では大阪大学(102位)、九州大学(156位)の工学部と同程度のランキングです。

また、 Academic Ranking of World Universities (ARWU)においては、Computer Science & Engineering部門で、世界11位(国内1位)に選ばれています。

環境工学分野でのリサーチセンター

シドニー工科大学(UTS)はCentre for Technology in Water and Wastewater(CTWW)という代替水源の分野でのリサーチセンター、そして将来のクリーン燃料、車両排出量測定、および環境除染のための新しいテクノロジーの開発を目指し、日々研究をおこなっているCenter for Greentechnlogyを有しています。
Centre for Technology in Water and Wastewater(CTWW)は、水研究の分野で世界のトップ20の大学研究センターの1つに選ばれ、 Excellence in Research for Australia(ERA)イニシアチブで、ランク4、つまり「世界標準を超える」を受賞するなど、シドニー工科大学はこの分野を牽引している大学の一つです。
同学では環境工学分野における世界トップクラスの専門家・研究者が教鞭をとっており、理論だけでなくオーストラリア最先端のリサーチセンターを通して実践的に環境問題の解決、サステナビリティーを学び、理解を深めていきます。

シドニー工科大学 環境工学(修士課程)履修科目

シドニー工科大学環境工学コースでは、卒業までに合計72単位を履修します。
廃棄物の最小化と水質管理に関する環境への人間の影響、リスクマネージメント、管理スキルなどエンジニアのプロフェッショナルとして働くたに必要となる専門的スキルをプロジェクトワークも組み合わせて学んでいきます。

Professional Engineering stream 3科目(18単位)
下記から2科目選択
  • Advanced Project Management(高度なプロジェクト管理)
  • Judgment and Decision Making(判断と意思決定)
  • Managing Projects(プロジェクトの管理)
  • Risk Management in Engineering(エンジニアリングにおけるリスク管理)
  • Systems Engineering for Managers(管理者のためのシステム工学)
下記から1科目選択
  • Applied Financial Management(応用財務管理)
  • Economic Evaluation(経済評価)
  • Leadership and Responsibility(リーダーシップと責任)
  • Quality Planning and Analysis(品質計画と分析)
  • Technology and Innovation Management(テクノロジーとイノベーションマネジメント)
  • Value Chain Engineering Systems(バリューチェーンエンジニアリングシステム)

Major choice (Engineering PG) 7科目(42単位)
Project stream
  • Engineering Project Preparation(エンジニアリングプロジェクトの準備)
  • Engineering Graduate Project(エンジニアリンググラデュエイトプロジェクト)
Environmental Engineering core
  • Advanced Water and Wastewater Treatment(高度な廃水処理)
  • Green Technologies: Water-Waste-Energy Nexus(グリーンテクノロジー:水、廃棄物、エネルギーの関係)
Environmental Engineering choice 下記から3科目選択
  • Air and Noise Pollution(大気および騒音公害)
  • Contaminated Site and Waste Remediation(汚染された場所と廃棄物の修復)
  • Decentralised Environmental Systems(分散型環境システム)
  • Geographic Information Systems(地理情報システム)
  • Industrial Water Pollution Control Engineering(工業用水質汚染防止工学)
  • Sustainable Energy Resources(持続可能なエネルギー資源)
  • Waste and Pollution Management(廃棄物と汚染の管理)

Electives (Engineering) 2科目(12単位)
工学部選択科目から2科目選択

シドニー工科大学(UTS)環境工学(修士課程)入学要項


コース名Master of Engineering(Environmental Engineering)
期間1.5年間
入学2月、8月
学費61,950ドル/コース(約526万円)※2021年度
英語 ・IELTS Academic overall 6.5(ライティングセクション 6.0)/TOELFibt 79−93(ライティング21)

または

・UTSカレッジの進学準備英語コースAE5を規定レベルで卒業すること
出願条件 ・大学学士号保持(関連学部)、25%以上科目を落としていないこと
または、関連職歴により考慮される場合あり
・工学または自然物理学の学士号保持者は、最大4科目の単位免除を受け1年で卒業できる可能性もあります

出願に向けての準備


1. まずは英語試験を受けましょう
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式にシドニー工科大学(UTS)への出願手続きをスタートします。

留学相談&お問い合わせ先


当社オーストラリア留学センターはシドニー工科大学を含め全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2021年7月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=85円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。



CRICOS Provider No: 00099F


マッコーリー大学で翻訳通訳を学ぶ


言語学分野の世界大学ランキングでは常に上位を占めるマッコーリー大学。レベルも幾つかに分かれ選択肢の幅も広い、翻訳通訳コース(大学院)をご案内を致します。


目次


マッコーリー大学の翻訳通訳コース

プロフェッショナルとしての翻訳通訳業務に関連する、理論と実践スキルの習得にフォーカスをした、オーストラリア翻訳通訳の国家資格NAATIの認定コースが6コース開講されています。

入学前に翻訳通訳適正試験がないことがマッコーリー大学のコースの特徴です。

コース名Graduate Diploma of Translating and Interpreting
取得可能資格※Certified Translator、Certified Interpreter
期間1年間
入学2月(日本語専攻の場合、科目の開講状況により7月に入学ができない可能性があります)
学費34,400ドル(2022年度)
出願条件・大学の言語関連学部で、学士課程を卒業していること、もしくは同等の資格

・IELTS6.5(全てのセクションで6.0以上)、もしくはTOEFL IBT 83 (R13,W21,L12,S18)

・英語か日本語が母国語であること
コース名Master of Translation and Interpreting Studies
取得可能資格※Certified Translator、Certified Interpreter
期間1.5年間
入学2月(日本語専攻の場合、科目の開講状況により7月に入学ができない可能性があります)
学費50,400ドル(2022年度)
出願条件・大学の言語関連学部で、学士課程を卒業していること、もしくは、下記のうち一つが当てはまること

・学士課程を卒業しており、WAM65(日本の成績で73/100)以上の成績

・翻訳通訳の資格を持っている

・翻訳通訳でのフルタイムの職歴が1年以上あること

そして

・IELTS6.5(全てのセクションで6.0以上)もしくはTOEFL IBT 83 (R13,W21,L12,S18)

・英語か日本語が母国語であること
コース名Master of Conference Interpreting
取得可能資格※Certified Translator、Certified Interpreter、Certified Conference Interpreter**
期間2年間
入学2月(日本語専攻の場合、開講状況の確認が必要)
学費67,200ドル(2022年度)
出願条件・大学の学士課程を卒業していること、もしくは、同程度の学歴でWAM65 (日本の成績で73/100)以上の成績で卒業している

・IELTS6.5(全てのセクションで6.0以上)、もしくはTOEFL IBT 83 (R13,W21,L12,S18)

・英語か日本語が母国語であること
コース名Master of Translation and Interpreting Studies(Advanced)
取得可能資格※Certified Translator、Certified Interpreter、Certified Advanced Translator**、Certified Specialist Interpreter(Legal)**、Certified Specialist Interpreter(Health)**
期間2年間
入学2月、7月
学費67,200ドル(2020年度)
出願条件・大学の学士課程を60/100以上の成績で卒業

・IELTS6.5(全てのセクションで6.0以上)、もしくはTOEFL IBT 83 (R13,W21,L12,S18)

・英語か日本語が母国語であること
コース名Master of Applied Linguistics and TESOL and Master of Translation and Interpreting Studies
取得可能資格※Certified Translator、Certified Interpreter
期間3年間
入学2月、7月
学費100,800ドル(2022年度)
出願条件・大学の言語関連学部で、学士過程を卒業していること、もしくは、言語関連のフルタイムもしくはパートタイムでの職歴が1年以上あること

・IELTS6.5(全てのセクションで6.0以上)もしくはTOEFL IBT 83 (R13,W21,L12,S18)

・英語か日本語が母国語であること
コース名Master of International Relations and Master of Translation and Interpreting Studies
取得可能資格※Certified Translator、Certified Interpreter
期間2.5年間
入学2月、7月
学費88,000ドル(2022年度)
出願条件・大学の言語関連学部のHonours、もしくはGraduate Diplomaを修了している、もしくは、下記のうち2つがあてはまること

・大学の言語関連学部の学士過程を卒業

・関連する職種での就労経験、資格、過去の就学経験があること

・大学の学士過程をWAM65(日本の成績で73/100) 以上の成績で卒業

そして

・IELTS6.5(全てのセクションで6.0以上)もしくはTOEFL IBT 83 (R13,W21,L12,S18)

・英語か日本語が母国語であること
※NAATI認定になるためには、別途Certification Testの合格が必要となります。
※Certification Test合格後、取得できる資格です。
※※NAATI受験には必須科目を受講している事が条件です。

【よく聞かれる質問】
・入学査定に職業経験は必要ありません。ただし、TESOLコースはコーススタート前に、2年以上の教授経験があることが望ましいです。
・入学前に翻訳通訳の能力テストはありません。
・Masterへの入学を希望するが成績が足りない方は、Graduate Diplomaからの入学も可能です。
・関連学部とは:言語学、翻訳通訳、教育、スピーチ&ヒアリング、言語療法学、コミュニケーション、メディア、ジャーナリズム関連学です。

マッコーリー大学のコースの特徴


翻訳通訳のコースがある校舎

日本語科は少人数制で、実践的なスキルを身につけられるよう、英語、日本語両方向に翻訳通訳ができるような練習を多く行います。

Gradaute Diploma及びMasterコースの1年目はNAATI受験のための必須科目でもある、実習科目が多く含まれており、Tutorialで学びます。

校舎には実際の通訳の方が使っているような「同時通訳ブース」で、講義の同時通訳を行う実習、プロの翻訳家が使っている翻訳ソフトを使った実習なども含まれます。

マスターレベルになると、各業界のリサーチの時間を多く取り、「それぞれの業界ではどんな言葉を使うのか」、「どんな翻訳をするべきなのか」などを研究し、より良い翻訳通訳に活かしていきます。


Tutorialのある校舎

マッコーリー大学の日本語翻訳通訳の先生の一人、デボラ先生は、日本にも長く住んだ経験のある経験豊富な先生です。先生とお話をした時に翻訳通訳コースは「英語だけでなく高い日本語力も必要」なコースとお話されていました。

デボラ先生の授業を受講した学生さんは、「デボラ先生は、同時通訳の実習の時に私達が使った日本語の単語一つ一つをとても良くチェックしてくれます。日本語ネイティブの私達が聞いておかしくない単語でも、その時々の通訳内容にあっていない不適切な単語を使ったときには”何故その単語を使ったのか?””それはプロとして正しい選択だったか?”など、ネイティブの私達でも学ぶことがたくさんある先生です」と非常に満足をされていました。

卒業後の進路

フリーでプロの翻訳・通訳家として、
・映画、本の翻訳
・国際会議の通訳など

現在の自分の職歴を活かして、
・病院、官公庁での翻訳通訳
・一般企業での通訳
・工業製品の英語パンフレット翻訳

特に、近年ではグローバル化による様々な翻訳業務の増加により、プロ向けの翻訳ソフトに入れた翻訳を、更に業界ごとのわかりやすい言葉に置き換える「プロフェッショナル翻訳」の仕事が非常に増えてきているとのことです。

体験談

キャリアアップを目標にマッコーリー大学のMaster of Translation and Interpreting Studies (Advanced)コースで学ばれた三浦知美さんが、コースについて、そして留学生活についてお話をしてくださいました。



翻訳通訳コースへのモデルケース

【ケース①】IELTS5.5(全科目5.5)の場合
英語コース → Graduate Diplomaへ入学(英語30週間+大学院1年=計1.8年)
● 英語コース(MQ付属カレッジ)
・期間:30週間(週500ドル)

・学費:15,000ドル(約128万円)

 ↓

 ↓ 大学ダイレクトエントリーコースを規定の英語力で卒業したら・・・

 ↓

● Graduate Diploma of Translating and Interpretingへ入学

・期間:1年

・学費:33,600ドル-日本国籍の方向け奨学金年間5,000ドル=28,600ドル(約244万円)

学費合計:43,600ドル(約371万円)*教材費、入学金、保険代別
【ケース②】IELTS6.5の場合
Graduate Diplomaへ入学 → Master of Advanced Translation and Interpreting Studies2年次へ編入(合計2年)
● Graduate Diploma of Translating and Interpretingへ入学

・期間:1年間

・学費:33,600ドル-日本国籍の方向け奨学金年間5,000ドル=28,500ドル(約244万円)

 ↓

 ↓ 規定の成績で卒業したら・・・

 ↓

● Master of Translation and Interpreting Studies(Advanced)の2年次へ編入

・期間:1年

・学費:33,600ドル-日本国籍の方向け奨学金年間5,000ドル=28,600ドル(約244万円)

学費合計:57,200ドル(約487万円)*教材費、入学金、保険代別

※マッコーリー大学奨学金については、こちらをご参照下さい。

留学相談&お問い合わせ先



翻訳・通訳家になりたいという方以外でも、ご自身の専門分野にプラスαのスキルを身につけたい方にもオススメのコースです。

当社オーストラリア留学センターは現地の無料エージェントであり、マッコーリー大学を含め、全豪多数の大学の公式出願窓口となっており、ご相談~出願手続き~現地生活サポートまで無料でご利用頂けます。

お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

※備考※
・本記事は2021年7月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2022年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=85円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。




CRICOS Provider Number 00002J